先日、amazonでジョン・ウッド氏の「マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった」を購入しようとすると、amazonからリコメンドされた本があります。
それが、山口絵理子氏の「裸でも生きる―25歳女性起業家の号泣戦記」でした。amazonの思惑通り追加で購入してしまいました。
週末にジョン・ウッド氏の本と一緒に彼女の本やBlogなどを読み、その流れで入谷にあるマザーハウスの直営店にお邪魔してペンケースとバックを購入しました。
彼女は現在「マザーハウス」という会社を経営しており、バングラデシュでジュート製のバックを製作し日本で販売を行っています。彼女がこの事業にいきついた詳しい経緯については、こちらを参照してください。
山口さんの本を読み、日本で私より若い女性がこのような事業を展開している事に衝撃を受けました。
彼女は25歳にも関わらず、既に社会貢献まで踏み込んで事業活動を行っています。それと比較して自分は30歳にもなって、口だけ社会貢献というだけで、全く社会貢献に踏み込めていません。
本当に社会貢献出来るのかなとか、実は自分でも気付いていないだけで最後まで口だけなんではないか、という不安も感じています。
私は以前、「経営理念」というBlogで書きましたが、ペイフォワードの映画のように社会貢献を永続的につなげる仕組みとして会社が使えるのではないかと思い、aegifを設立しました。
その時に、私が思いついた社会貢献の仕組は、
①社会貢献的なビジネスを行いつつ、②利益をきちんと出して継続させていく、という当たり前のことでした。
しかし、二つのことを同時に実現するのは難しく、どんな社会貢献的なビジネスが出来るのかも分かりませんでした。そのため、まずは利益をきちんと出して継続する会社にして、そこから社会貢献的なビジネスへと展開しようと考えていました。
比較対象とするのも失礼な話かもしれませんが、マザーハウスの取り組みは最初から二つの事を同時に実現しています。また、その事業の内容も非常にシンプルなものであるというのがスゴイと思います。
改めて思います。aegifはまだまだですね。
まだまだですが、諦めるわけにはいきません。近いうちに必ず何か納得できる事を行います。そのためにも、まずは最初の考えどおり、利益をきちんと出して継続させていくことを優先させなければなりません。実際に、障害にぶつかりながらもソロリソロリと進んでいます。
でも一方で、今、何か出来ることをやろうと考えています。
とりあえず社会貢献に対して頑張っている人を応援するところから始めようと思います。