2015年8月31日月曜日

1ヶ月間エアコンをつけっぱなしにしてみた

こんにちは。

お盆あたりまでは毎日とてつもなく暑かったですが、今度はいっきに寒くなって最近は10月中旬の気温だとか。間がないのが最近の流行りなんでしょうか。8月なのにハーフパンツを履いていたらなんか季節外れな人みたいに見られた気がして恥ずかしかったです。そろそろ季節を先取りして薄手のコートでも着てみようかしら。

さて、今週のテーマはちょっと前まで話題だった?エアコンはこまめに消したほうがいいのか、つけっぱなしのほうがいいのか論争について実際に検証してみましたので、そちらについて書いてみたいと思います。もうすっかり寒くなってしまいましたので今となっては皆さんあまり興味ないかもしれませんが。

電気ではないのですが同じような話で、お風呂の水を貯めておいて沸かし直す派と新たに入れなおす派のどちらが安いのかという論争があるようにこの手の話にはどちらの派閥も説得力があってなかなか判断ができません。

ちなみにお風呂に関しては水を入れっぱなしにして放置しておくのは湿気も気になるし、シャワーの水が湯船に入るのを気にするのもいやなのでお得かどうかは別にして毎回入ったらすぐ湯船の水は抜くようにしています。

というわけで、リビングのエアコン1基を1ヶ月つけっぱなしにするという実験を実際にやってみました。期間は7月21日〜8月19日まで。まさに東京が一番暑い時期です。

部屋の状況によって電気代もだいぶ変わってくるのでまずは前提条件になりそうな事を書いておきます。

<リビングの状況>
・LDK合計で21〜22畳
・エアコンは2007年製の埋込み式
・リビング1面概ね高さ2.5メートル×幅6メートルが全部窓
・窓は強化ガラスの2重ガラス。防音はかなり良いので保温も良い方なのではないか
・カーテンはつけていない

<エアコンの設定>
・自動運転
・設定温度は標準
・外出時も含め24時間×30日連続稼働
・本当に暑い時に2基目のエアコンをちょっとだけつけたりしたこともある

正直言うと1ヶ月の間ずっとビビりまくってました。以前別のマンションで床暖房を同様につけっぱなしにしていたら電気とガスあわせて5万円ぐらい行ったことがあったので・・・。

とは言え24時間エアコンをつけっぱなしにして帰ってきた時に家が涼しいというのは本当に快適です。快適に過ごせて実は電気代もそこまでかからないのであれば24時間つけっぱなしにしたいし、何よりエアコンをつけたり消したりといった煩わしさから解放されます。外に出かけた時に毎回エアコン消したっけ?と確認しなくてよいですし、エアコンをつけっぱなしで外出してしまった時のあの後味の悪さも味わう必要もありません。1秒毎にお金が蒸発しているようなあの感覚です。

それではみなさんおまちかねの結論を。

こちらは東京電力のでんき家計簿からもってきた画像です。真ん中のオレンジの横棒が私の使用量で、上の緑の横棒が省エネが上手な家庭の使用量、下の灰色の横棒が契約容量が同じ一般的な家庭の使用量です。

どうでしょうか?

24時間エアコンつけっぱなしという割によく似たご家庭よりも使用量が少ないですよね。これだけでエアコンをつけっぱなしの方がお得!というつもりはもちろんありませんが、エアコンつけっぱなしにしてもそんなにひどいことにはならない(むしろ一般的な家庭の使用量よりも少ない!)という事がわかりました。

電気料金の案内が来た時はものすごくドキドキしましたが、平和な結果に終わってひと安心しました。

ちなみに電気の契約容量は10KVA、料金は19,562円(消費税込み)でした。電気の契約容量って普通アンペアじゃないの?と思っていましたがどうやらアンペアで契約するのは60Aまででそれを超えるとKVAの契約になるみたいです。まあ10KVAはざっくり100Aぐらいの感じでしょうか。自分は物理とか詳しくないのでご容赦ください。基本料金もそんな感じになってます。

なおこの月の前の月は気温も違いますしエアコンもつけっぱなしではなかったので条件は全然違いますが大体16,500円でした、参考まで。

自分のようなものぐさな人だけではなく一般的な家庭にとってもエアコンつけっぱなしというのも選択肢としてはありなのではないかと思いました。

私は今年の冬も、来年の夏も同じようにエアコンつけっぱなしにしようと思います。皆様も自宅の条件に応じて試してみたください。条件によって電気料金は全然違うらしいので万が一エアコンつけっぱなしで高額請求が来ても自己責任でお願いします(笑)

2015年8月18日火曜日

フジイメセン的お盆休みの過ごし方

こんにちは。

先週は世間一般的にはお盆休みだったかと思います。aegifでは会社としては特にお盆休みや夏休みなどは設定しておらず、お盆休みを取りたいメンバは有給休暇を自由に使ってお休みをとっています。さすがに普段よりは休暇を取るメンバは多く、オフィスもいつもよりはガランとしています。

私自身はわざわざ公共交通機関などが高くて混む時期に出かけなくてもいいのにと思ってはいるものの、一方でお盆休みに実家で親族で集まりたい、お盆休みは宗教的な意味で実家に帰りたいというニーズもあるでしょうから、aegifではいつからいつまでが「お盆休み」という風に日程を決めずに、各自が自由に休みたい時期を選択できるようにしています。

それにして通勤時間などもそうなのですが、多くの会社が8月13日〜16日という日程を決めてお盆休みとしてしまうから電車も道路も飛行機も全部混んで不便な思いをしないといけないわけで、なんで幅を決めて例えば7月〜9月の間に数日間という風にしないのかなと不思議です。

すべての会社が自由な時期にお休みをとれるのであれば、例えば○○家では7月に集まろうとか、△△家では9月に集まろうとか、お盆の時期が宗教的に意味があるのでその時期に休もうとか自由に休暇を設定できてお金も掛かりませんし混雑にもならず効率的だと思います。

世の中の人がどうしてもお盆の時期に集まらなければならないわけではないでしょうから、どれぐらいの比率でその時期に集まらなければならない人がいるのか分かりませんが少なくとも100%ではないので今よりは効率的になることは間違いないでしょう。

また、現状ここまでお盆にお休みが集中して飛行機も新幹線もホテルも全てが高くて混んでいる状況にも関わらずわざわざ旅行に行くというのはお金持ちであれば別ですが、そうでない人にとっては相当無駄ではないかと思います。少なくとも私はそんな無駄なお金と労力がかかるような事はしたくはありません。

というわけで私はわざわざ高くて混んでいるこの時期は普段と全く変わらずどこに行くわけでもなく自宅周辺で過ごしています。

そうやって都心にいますとお盆休みで閉まっているお店があったりといった不便もありますが、一方で普段は割と混んでいるお店も空いていることもありますし、また道も空いていたりして便利な面もあります。

みなさんも来年からお盆はいつも通り出勤して空いている都心を楽しむという過ごし方はいかがでしょうか。

そもそも私の場合は実家もすぐ近くなので混雑云々とか関係なく実家に帰れば!?ということなのでしょうが、近いといつでも帰れるのでついつい。。。

2015年8月10日月曜日

大切な人とはどんな時でも一緒にいたい

こんにちは。

観測史上最長の猛暑日が続いていましたが、今日は少し涼しくて過ごしやすいです。まだ早いですがもう秋の足あとが聞こえてきそうです。暑い時は本当に辛くて早く夏終わってくれと思いますが、反対に少し涼しくなると暑い夏が恋しくなるという、人間っていうのは本当にワガママですね。とは言えあとは夏の消化試合のように涼しくなったね〜と言って過ごしたいものです。

さて、先日25名という大所帯で友人たちと「柳家」という岐阜の郷土料理のお店に行きました。その席で話題にのぼったことについて思うことがありましたので、そちらをブログの記事にしたいと思います。

一緒にいるべき人とはどんな時でも一緒にいたい

aegifでは選択肢が多いことが良いことだと思っていますので 、私はそう思うということであって、全てのメンバ、全ての人が私の考え通りに考えるべきだと思っているわけではありません。

例えば日本だと当たり前のように行われている単身赴任ですが、本人の意思に反して、あるいは本人の意思を半ば強要して家族や一緒にいるべき人と引き離してしまうのはどんな時でも良くないのではないかということです。更に言えば単身赴任に限らず一緒にいたいと思っている人が一緒にいられないという状況になることが全般的に正しいことだとは思えないということです。

もちろん単身赴任制度などの人事権は日本の終身雇用制度のバーターとして認められている事ですので根本的に解決して制度的な整合を取ろうと思うと物凄い幅広い分野について議論しなくてはいけなくなってしまいます。しかし、そんな議論をする前にまず直感的に考えてみてください。

仕事は大切です。生活をしなくてはいけないですし、自己実現という面もあります。でも何のための生活か、本当に仕事だけ優先していればそれで幸せになれるのか、あなたの自己実現の中には仕事のことしか含まれていないのか考えてみる価値があるのではないでしょうか。

自分が一緒にいたいと思う人と一緒にいたいと思う時に一緒にいられないような会社や制度や状況ってなんなのでしょうか。そんなものが本当に大切で一緒にいたいと思った気持ちを犠牲にしてまで守ることなのでしょうか。

私を含めて一般的な日本人は一緒にいるべき人たちが一緒にいない、という事のリスクを軽く見過ぎてるのではないかと感じました。一緒にいたい人と一緒にいないというリスクはそのリスクが顕在化したら全てが根本的に変わってしまうぐらい重要な要素なのではないかと言うことです。

そのリスクを過小評価してしまえば、正しい結論にたどり着くことはできません。そのリスクをきちんと評価して、一緒にいるのか、いないのか決断すべきだと思います。

そのことをよく考えた結果、私であれば仮に仕事を辞めることになったとしても、自分が思っているキャリアを歩めなかったとしても一緒にいられる様な選択肢を選ぶと思います。念のためですが、女性が仕事をやめて家庭に入るべきという様な昭和の価値観が正しいと言っているわけではありません。そういう意味で男性も女性も関係ありません。

その上でaegifだったらどうするかなと考えました。単身赴任してでもやりたい事を優先したい人もいると思います。反対に私のようにどんな時でも一緒にいるべきだと考える人もいます。 

今までそういうメンバがいたことはありませんが、こういう話があるけどどうだろうか?と本人に聞きます。本人はその話を特にデメリットなく断れる状況であるということが大前提です。 

本人に決めてもらい、その決定を尊重したいと思います。