2015年12月22日火曜日

体脂肪率がどうにもならない話

こんにちは。

みなさま、毎日忘年会に励んでいますでしょうか?
当然私も連日連夜忘年会で着実にアルコールと脂肪を溜め込んでいます。毎年12月を超える度に今年も寿命を1年縮めたなと思います。みなさまもどうかご自愛下さい。

さて、以前「トレーニングに毎月10万円お金をかけて三年続けた結果」に書きましたが、その後も週2回のトレーニングを欠かさず続けているおかげか体重は自分の想定内でコントロールできています。自分でいうのもなんですが、オレってば有言実行でしかも継続力もあるし結構すごいんじゃね?なんて心の中でこっそり自画自賛していました。

ところが、最近気づいたことがありまして。
何かと言うと自分の体脂肪率です。

今まで体脂肪率は25%前後をうろちょろしていて、別に良くはないのだけれども特に意識をせずにきました。 ところが今年の10月に体脂肪率を図ったらまさかの26%over.........。25%もほめられたものではありませんが、26%を超えて27%に差し掛かるってのはパッときいただけでも焦りますよね? 焦りました、私も。ちなみに大学生の時は体脂肪率は5%未満でした。

さすがにこれはまずいと思い、心機一転体脂肪率を下げようと決意しました。うまくいけば年内に20%切っちゃったりしてムフフと思いながら。その妄想を胸に2ヶ月間炭水化物を抜いてタンパク質中心の生活に変えたり、トレーニングの負荷を高めたり、プロテインを飲んだりと色々辛い思いをしました。毎日坂道を30分〜40分歩くという運動もしました。で、2ヶ月後の11月末にいよいよ計測。楽しみです!!

27%......

減らないならまだしも、増えるってどういうことよ!? 完全に傷心のままセブへ語学留学。1週間勉強漬けだから全然歩かないだろうし、食べ物も脂っぽいものが多いだろうし、きっと体脂肪率はまた増えるんだろうな。もしかして30%を超えてたりして(自嘲)と思っていましたが、帰国後すぐに測ると今度は逆に25%になっていました。

喜んだのもつかの間、その後1週間ほどできっちり27%弱まで戻ったのが先週の話です。別に普段と変わらない生活をしているだけなんですが。

なんとか体脂肪率はできれば15%、せめて20%未満に下げたいのですが本当にお手上げの状況です。少し早いですが、来年一年の抱負はきっとこの体脂肪率を何とかするという事になりそうです。

みなさまも貯めこんだ体脂肪を減らすのは本当に大変なので、日頃から気をつけることをおすすめします。来年は体脂肪率との格闘状況をご報告したいと思います。
乞うご期待(笑)

2015年12月7日月曜日

セブに1週間語学留学に行って思ったこと

こんにちは。

いよいよ12月にもなり2015年(平成27年)が終わりそうです。ここ数年毎年思うのですが、やっと迷いなく今年が2015年(平成27年)だと言えるようになった頃にいつも1年が終わってしまう気がします。今月は迷いなく2015年(平成27年)です!といえますが、きっと来月からまたしばらく今年って何年だっけ?って迷うかと思うと面倒です。

それから恥ずかしながら人生初めてのふるさと納税をやってみました。お得な制度だなとは薄々気づいていたけれどなんとなく面倒で今まで手を出していませんでしたが、心の底から後悔しました。今までいったい幾ら分の経済的便益を失っていたのか・・・。やっぱりものぐさな情弱というのはいつの時代も徹底的に毟られるんですね。今年からは一部回収に努めたいと思います。

さて、先週ブログをお休みしたのはセブ島に一週間行っていたからです。決して現実逃避したわけではなく、aegifメンバが休職してセブの英会話学校に留学していましたので、セブの英会話学校の視察やメンバの様子伺いも兼ねて自分も1週間体験してみることにしました。

このくっそ忙しい時期に何やってるんだという意見もあるとは思いますが(自分自身もそう思い後悔しました)、行くと決めた時は夏ぐらいだったのですごく暇だったんですよね ・・・。12月に弊社メンバも卒業してしまうので12月しか行くタイミングなかったですし。

セブに語学留学して思ったことを今日は書いてみたいと思います。今回語学留学は初めてですので他の国などとは比較できないのが残念です。

1. 強制的に英語を勉強させられるし、他にやることもないので日本より勉強に集中できる
セブって海!っていうイメージだと思いますが、本当に海と小さなカジノだけしかないのですぐやることがなくなります。日本だと他に楽しいことがいっぱいあるのでその中から勉強の時間を捻出するのは厳しいのですが、やることがないので英語の勉強でもするかという気持ちに自然になります。

2. 生徒は日本人だらけなので日本語が公用語

これは良い点でも悪い点でもありますが、英語力に自信がない人は周りに日本人が多いので安心感はあります。一方で英語だけの事を考えるとやはり日本人同士は日本語で話してしまいますので学習効率は悪いと思います。かくいう私も英語力はたいしたことありませんが、海外によく行くこともあり完全に日本人がいない環境のほうがつらくはありますが英語の勉強にはなったのかなと思いました。

3. 途上国なのでインフラをはじめ日常生活がつらい
これは部屋がホテルか寮なのかや金額にもよるとは思いますが、全体的に部屋やトイレは汚いですし、シャワーも温度や水量などがいまいちなことが多いです。私はアジアも結構行きますし、汚いところも結構行きますので結構耐性はある方だと思いますが、それでも最初はちょっときつかったです。とは言え1週間もするとある程度慣れる事ができました。

一番きついのは空気かもしれません。恐らく自動車の排ガス規制などが緩いせいだと思うのですが、通り沿いを歩くと喉がやられます。1週間でもきつかったですし、長期滞在している人は喉をやられてる人もいました。呼吸器系が弱い人は避けたほうが良いかもしれません。

あと治安はマニラに比べるとかなり良いです。流しのタクシーに乗ってもボラれることはまずありません(乗る前にいくらか交渉されることはありますが)。

4. 物価はやっぱり安いが...

物価は確かに安いです、現地の人と同じ生活をするのであれば。一方で電子機器など輸入品は日本よりも高いですし、日本と同じクオリティのレストランなどは結局かなりの値段がします。マッサージも安いのですが人による当たり外れも非常に多く、日本にいてサービスを受けるときはこれぐらい当たり前!という感覚で行くと面食らいます。とにかく日本にいるイメージで安いんだ!と思っていくと失敗するので良いサービスを受けられたらラッキーぐらいの気持ちで行くのが良いと思います。

また、アジアは大体そうだと思うのですが案外食事は美味しいです。またセブには日本人もたくさんいるため日本食のレストランも結構あり、味もそこそこ食べられます。また、本格的なイタリアンや割と美味しいピザのお店もあり、案外バリエーションは多いと感じました。もしセブの美味しいレストランを知りたければ言ってください。

5. 最後に

自分がもう一度セブに語学留学に行くかと言えば、条件によってはありだと思っています。つまり1週間程度の短期でリゾートに遊びに行くがてら昼間にやることも余りないし英語力が少しでも上がればいいなというぐらいで行くのであればありだと思います。実際私もまた行きたいです。

一方で英語をガッツリ勉強してしっかり英語力を高めたいのであれば、やはりアメリカかカナダの英会話学校で日本人が全然いない所に行くかなと思います。もちろんそちらのが金額もかかりますし、各人の英語力などによっても状況は変わってきますので、あくまでも私の状況、英語力であればということです。

参考にしてみてください。

2015年11月16日月曜日

フランスで起きたテロについて思ったこと

こんにちは。

しばらく雨が続いていましたが、今日は雨はやんでいます。また気温もかなり温かい気がします。昼間温かいのですがどうせ夜は寒くなるので服装を悩みます。
きっとこんな小さなことで悩める日本に住んでいる自分は幸せものなんでしょうね。

さて、今週はパリで同時多発テロがありました。テロというのは日本人の私には余り身近には感じられないのですが、パリという私が何回も行ったことのある場所でそれが起きたのだという事を考えると本当に恐ろしい事だなと思います。このテロに直面したパリの方々の気持ちを考えると悲しい気持ちになると同時にテロリスト達に対して強い怒りを感じます。

とは言え一方でフランスを始め欧米諸国はISILに対して毎日何十回も空爆をしています。欧米諸国の武力行使は正義で、ISILの武力行使は悪であると断じてしまえば簡単なんだとは思いますが、世界の中での相対的な正義というものは大変難しく、行き過ぎた正義というのはおそらくどんな時でも全体的には間違っているのかもしれないと思いました。

今回の件は欧米諸国を中心とした価値観とイスラム組織(の一部かもしれませんが)との間での戦争の一環なんだと思うと、どちらかだけの肩を持つのは難しいです。ただ戦争というものが絶対的に悪なんだという事を強く思います。一方で人類有史で戦争がない時代などほとんどないと思いますのでこれが人間の性なのかと思うとどうすることも出来ない無力感も感じます。

私にはフランスに住んでいるフランス人の友達がいますし、aegifにはフランス人のメンバがいます。他にも中国人やイスラエル人やアメリカ人の友達など様々な国籍の友人もいます。僕は各国の価値観に対して賛成しようとは思いませんが、各友人に対しては国籍は関係なく応援したいと思います。

今回の件でFacebookのプロフィール写真をフランス国旗に変えるという機能が実装されましたが自分はその機能は使わないことにしました。以前アメリカでLGBTの権利が認められた時も同様の機能が実装されましたが、その時私はLGBTの権利を応援したいと思いその機能を1日利用しました。

フランスとISILの戦争においてどちらかを応援したいとは思いませんが、フランスの友人にはいつまでも味方でありたいと思います。

私にできることは自分の家族や友人や会社のメンバを大切にして、この相対的な世界の中で自分が正しいと思う生き方をすることだけです。

今回の件から私が考えないといけないことは、もし東京でテロが起きたらaegifの社長としてどう対処すべきかということだと思いました。aegifメンバの安否確認、aegifメンバおよび関係者へのオフィス解放、(必要に応じて)オフィス近隣に住むメンバの自宅解放依頼、行政からの指示の通知と遵守などでしょうか。

こういうことは起きてほしくありませんが、今回の件を見て日本でもいつこのようなテロが起きてもおかしくないんだなという気持ちを強く持ちました。実際にテロが起きた時のために動揺せず生存確率を少しでも高めるための心の準備をいつもしておくことが私の最も大切な役割なのかもしれません。

2015年11月9日月曜日

aegifが「男性のほぼ全員が育児休暇を取得する」と朝日新聞の朝刊に紹介されました

こんにちは。

微妙にモヤモヤした天気が続いてます。私は天気にものすごく影響を受けるので、特に雨の日は一日中閉店という気持ちでテンションがあがりません。かと言って晴れの日がテンションMax!というわけでもないので、単に朝が嫌いなだけかもしれませんが。

今日は久しぶりに以前ブログでご紹介したアルス南青山におじゃましてドロップと一緒にABMしています。新しいメニューが出ていないかなと思っていたら案の定、夏限定だった鬼おろし冷やし和え麺が定番メニュー化していたのと、黒だれ煮干しつけ麺が新たに加わっていました。さすがにそうめんは終了していました。

他のメニューは全部食べているので黒だれ煮干しつけ麺を実食。最初スープが本当に真っ黒で驚きました。私は基本的に煮干系ラーメンが嫌いなのですが(なら頼むなよっていう話ですがw)お出汁がしっかり効いていて美味しかったです。強いて言えば塩分強めなのでお蕎麦のように麺の全てをスープにつけないで食べるのが正解かもしれません。

さて、今週のブログはイージフフェロー野口のブログ記事が11月3日(火)の朝日新聞朝刊16面に掲載されましたのでそちらをご紹介したいと思います。朝日新聞デジタルのリンクはこちらから。

野口はイージフ創業メンバの一人で当時は主にIFRSを中心とする会計コンサルタントとして活躍していました。その後2回の育休を経て現在は彼女の夫の転勤に伴いアムステルダムに住んでいる二児の母親です。現在はイージフフェローとして海外からIFRSに関するブログと、子育てを中心とした新しいライフスタイルについてのブログで情報発信をしてくれています。

新聞記事に紹介された内容はaegifの「男性のほぼ全員が育児休暇を取得する」ことと、それに伴い野口が「短期間でも赤ちゃん優先の生活を経験することで「赤ちゃんをめぐる家庭や会社や、社会そのものが変わるかもしれない」と考えるようになった」ことです。

この「ほぼ」全員というのは取締役は育児休暇を取っていないからで、取締役を除いた男性社員だけに限ればここ数年100%取得しています。

2年前のフジイメセン「aegifが子供世代のために行っているコト」という記事にも書きましたが2012年だけで4人の男性社員が育児休暇を取ってますし、最近で言えば今年も1名、来年1月から取得することが決まっているメンバも1名います。さらに言えば育児休暇の話ではありませんが大学院に行きたいから休職、ワーキングホリデーに行きたいから時短、海外に語学留学したいから休職というメンバもいます。

また今年6月のフジイメセン「育児休業を取りたい人が取りたい時に取れる社会」で書いたことの再掲になってしまいますが私は育児休暇を男女ともに自由に取れるようにすることは大切だと思っています。というのは、男性でも女性でも、育児休暇を取りたい人も取りたくない人も、自分の意思にもとづいて育児休暇を取得するかしないか決められる会社の方がカッコいいと思うし、ひいては社会全体がそういう風潮になればいいなと思っているからです。

きっとみんながそういう意識になれば、育児休暇が取れないような会社はドンドン淘汰されていってみんながもっと幸せになる、逆に言えば育児休暇ぐらい当たり前に取れる会社でなければ残っていけなくなるのではないかと思っているからです。

2015年11月2日月曜日

ハロウィンを楽しんではいけないのか?

こんにちは。

ここ数日まるで冬のように寒いですね。暑いのは嫌いですが、寒いのも大嫌いです。先週はABMなのにマカロンと一緒になぜか高田馬場のとんかつ屋さんに行ってしまい、ブログが書けなくて反省しています。六本木からランチで行くのはちょっと遠かったし、全くブログが書ける雰囲気ではありませんでしたが、自分が日本で一番おいしいと思っているとんかつ屋さんに行けたのでよしとしました。マカロンも感動してたし。

にしてもマカロンも先週はブログ書けなかったんだろうな、と思っていたらしっかり書いていてビックリしました。さすがです。今週は反省を示すためにもちゃんとブログが書けそうなヒルズ内のカフェにお邪魔しています。雨で外に出られなかっただけという説もありますが。

さて、今日の記事はハロウィンについて思ったことを書きたいと思います。

イージフではここ数年有志数名(とは言え最初から参加者はドロップとフランス人だけですが・・・)でオフィスで仮装をして写真を撮っています。私の仮装のレベルの低さはまあ置いておくとしてフランス人の仮装レベルの高さとドロップさんの身を挺した仮装プレイは毎年見ものです。今年30歳になったドロップさんは不思議の国のアリスの仮装をしてくれました。ちなみに本当のアリスの年齢は7歳と半分だそうです。。

私は家を出るときから仮装をしていましたが、いくら六本木とはいえ日中歩いている人で仮装をしている人は全くいません。仮装のレベルの低さもあいまって通行人の目線が辛く、逃げるようにオフィスに駆け込みました。オフィスに入ってもaegifメンバに完全に無視され更に傷を負ったことも今となっては良い思い出です。

私の考えでは仮装したい人は勝手にやって楽しめばいいし、仮装をしない人たちも別にノリが悪いとは思いません。みんなそれぞれハロウィンとの(に限らず物事との)距離感や楽しみ方があっていいと思うからです。その中で一緒の価値観をもって楽しめる人たちと楽しめばいいんじゃないでしょうか。

そんな中、ハロウィンで盛り上がってバカじゃないの?みたいな言説があることは残念だなと思います。

別に人が楽しむものだからどう参加してもいいし、自分が参加しないのであれば斜め上の方から生暖かい目で見ているだけでいいのに、わざわざ批判をして水を差す必要はないでしょう。バレンタインだって、クリスマスだって、新年だって、盆踊りだって日本人なりにアレンジして楽しいイベントになっています。

もちろん渋谷が喧騒だとか、ゴミで汚れるとか、そういう問題はあります。自分もこの1週間で2回夜の渋谷へ行きましたが正直めちゃくちゃ怖かったです。いつオヤジ狩りに会うのか、いつ喧嘩に巻き込まれるのかとビクビクしながら歩いていましたが、明るく人がいるところを歩いている分には大丈夫でした。

ともかく色々やってみて分かることもあると思うし、ゴミの問題なども今回はボランティアの方が翌日清掃されるなどそれはそれでハロウィンの新しい楽しみ方の一つになっています。

例えば六本木では去年から子どもたちもハロウィンに参加できるようにと六本木商店街の方が中心となって日中にパレードをするというイベントが始まりました。私は観客として参加しましたが、子どもも大人も(中には乳幼児も!)一緒になってパレードに参加していてとても楽しそうでした。

誰だって最初から全てが上手く行くことなんてないのだから、徐々にみんなが学んで一緒にスマートなイベントにしていけばいいのではないでしょうか。

というわけで私は来年も大いにハロウィンを楽しみたいと思います。

2015年10月19日月曜日

「コスパ」が良いという言葉の気持ち悪さ

こんにちは。

10月も中旬になるとすっかり涼しくなって、私もついに出かけるときはシャツの上に上着を羽織るようになりました。でもそんな日に限って暑かかったり。つまり今日なんですが(笑)

さて、今日のテーマは「コスパ」ということについて思ったことがあるので書いてみたいと思います。 コスパというのは言うまでもなくコストパフォーマンスの略です。私もよくコスパが良い、悪いという言葉を使うのですが、この言葉はよくよく注意して使わないと危険な要素を含んでいると思いましたので、自戒の念も含めてブログの記事にしておこうと思いました。

そもそもコスパが良いといった時は、コストに比べてパフォーマンスが高いという事を意味します。では何をもってパフォーマンスが高いと決めるのでしょうか。ある人にとってはパフォーマンスが高いものもあるし、同じものでも別の人にはパフォーマンスが低いものもあるでしょう。

例えば、お腹を満たす事だけを考えたら吉野家などの牛丼はお腹いっぱいになるにもかかわらずコストは400円もかかりません。では、世の中で数あるランチの中で吉野家が一番コスパが良くて、それ以外はコスパが悪いかと言われたら違和感を覚える人が多いのではないでしょうか。少なくとも自分は吉野家のコスパが一番良いとは思いません。

価格は確かに安いのでコストは低いと思いますが、それに見合ったパフォーマンスが他のものに比べて特に高いかと言われるとそうは思いません。もちろんどうしても牛丼が食べたい時には吉野家に行くこともあります。その時はコスパが良いから行くわけではなく、コスパに関係なくその時吉野家が食べたいから行くわけです。

逆に東京で私が一番好きなお寿司屋さんは一人25,000円以上しますがコスパが良いと思います。確かに価格は高いですが、それ以上のパフォーマンスがあると私は思いますし、反対にもっと安いすしざんまいに行くよりもコスパは良いと私は思います。もちろんそのようなお寿司屋さんはコスパが悪くてすしざんまいの方がコスパが良いと思う人もいるでしょう。

つまりコスパというのは多分に個人の価値観を含んだ概念なので人によって重視するものが違う以上、他人と何かを比較する基準になり得ないということです。もちろん私の中であるものと別のものを比べるときには重要な基準として利用できますが、それは私という同じ価値観の中での話だからです。他にも私の中だけではなく価値観の近い人同士、例えば親兄弟、夫婦、子供、友人などの間でも重要な基準として利用可能だと思います。

そういう事を前提に考えると自分以外の人にコスパが良い、悪い、という話をしたり、場合によってはそれを強要するというのは、図らずも他人に自分の価値観を押し付けていることに他なりません。ハッキリ言って他人の価値観を押し付けられると不愉快ですよね(笑)。

自分はこういうものがコスパが良い/悪いと思ってるという風に相手に自分を理解してもらうツールとしてコスパを利用するのは良いと思いますが、当然これがコスパが良い/悪いよねという話は基本的にはNGだと思います。

特に最近は金銭面だけのメリットを捉えてコスパが良いとかコスパが悪いとか論じる風潮を感じていてなんとも言えない気持ち悪さを感じます。専業主婦はコスパが悪いとか、結婚はコスパが悪いとか、子供を持つことはコスパが悪いとかです。

当たり前の話かもしれませんが、世の中の出来事はコスパだけでは測れないし、コスパというのは万国共通の概念ではない、むしろすごく狭い世界でしか通用しない概念でしかないということです。

2015年10月5日月曜日

沖縄社員旅行を直前に中止した理由

こんにちは。
今日も以前ブログでご紹介したアルス南青山でABMを行っています。今日はしょうがと九条ねぎの煮麺を食べてみましたが相変わらず美味しいです。夏の限定メニューが終わってしまって現在4つしかメニューがないので、早く秋(か冬?)の限定メニューでも出ないかなと思っています。

今回は今年の社員旅行の話です。

aegifの社員旅行をよく知らない方に簡単にご紹介しますと、2008年から毎年1回社員旅行を実施しています。特徴としては任意参加、家族や友人など各aegifメンバにつき1名まで同伴OK(費用は会社負担)、現地では一緒に晩ごはんを食べる事以外すべて自由、子供がいても参加しやすい近距離と飛行機で行かないといけないような遠距離の場所に毎年交互に行くというものです。ちなみに去年は千葉県館山のオーベルジュに行きました(去年の記事はこちら)。例年参加してくれるメンバも多く概ね7割くらいのメンバが参加してくれています。

そして今年はaegif創業10年目!(9周年)という事もあり、沖縄に行くことになっていました。沖縄中部のホテルに宿泊する予定だったので今まで行ったことのない美ら海水族館でも行こうかしら、ムフフなんて思ったり。

結論から言うと台風のため中止!
中止を決定したのは自分なのですが、辛い決断でした。

出発日前日のお昼すぎくらいに旅行会社から帰りの便が欠航になって予定日に東京に帰れない可能性が高いという連絡がありました。その時点では帰れないということは確定ではなく、あくまでも可能性の問題だったのですが、色々考えた結果中止することにしました。

中止の連絡を各メンバにしたところ判断結果は妥当だという理解はしてもらいつつ、家で子供が大暴れ、なぜか大人の奥さんが激おこなどのリアクションをもらいました。台風のためやむを得ない決断だとはいえ申し訳なかったと思います。

前置きが長くなりましたが私がどう考えて中止の決断をしたのかを書こうと思います。

予定日に帰れないと次の日の仕事に差し支える

なんとも当たり前の理由ですが、まずはこれを考えました。今回は2泊3日ということでただでさえ月曜日をお休みしなければなりません。その上更に追加で休むというのは問題無いメンバもいますが、やはりクライアントにご迷惑をかけてしまいます。

実際に過去私も台風のため沖縄で足止めをくらい、3泊4日が7泊8日になった記憶が・・・。その時はしばらくお休みをとっている時だったので問題ありませんでしたが、台風のせいでフライトが飛ばないというのは現実にある話だと実感しています。

ちなみにaegifメンバの中に今年4回も沖縄にチャレンジした結果、1回も沖縄に行けなかったという台風ガイがいました。今回うちの社員旅行が中止になったのは彼のせいかも(笑)。

台風の沖縄に行っても楽しくない

仮に飛行機が帰ってこれたとして、本当にそんなに激しい台風の中無理をして沖縄に行っても楽しめるのかということも考えました。以前私が食らった時は中部と南部をつなぐ幹線道路が水没?のため通行止めになっていて移動できない上に、町の中を出歩くことすら大変でお店もお休みの所が多かったです。

仮に中部のホテルまで辿りつけたとしてもホテルから一歩も出られない、海はもちろんのこと屋外プールにも入れないという可能性が高い状況ですから東京からの移動が辛いだけでなんでこんな所来ちゃったんだろうとなる人もいるでしょう。少なくとも私は間違いなくそうなります。

災害に巻き込まれる可能性

aegifの社員旅行は家族も同伴OKなので毎回小さな子供の参加者が多いです。そんな時に全く楽しめない可能性が高い沖縄に行って、そういった子どもたちが災害に巻き込まれたら本当にそれが正しい決断だったと自信を持って言えるのかと考えました。

もちろん生きていればリスクはつきものですし、今回の旅行に限らずどんな時でも災害に巻き込まれる可能性はあります。危険が少しでもあればダメだなんて言ってしまったらそもそも生きていけません。

しかし、今回の旅行はリスクが相当高い割に、リターンが低い可能性が極めて高いのでこのリスクを取るべきではないと考えました。
 
結果上記理由により今回の社員旅行は中止することにしました。aegifの8年に及ぶ社員旅行史の中で初めてのことです。代わりと言ってはなんですが当日バスを手配して日帰りの初島ツアーを企画しました。決定をしたのが夜遅くになってしまっていましたし、メンバの心が折れていたため残念ながら参加してくれた人は少数でした。かくいう私も参加しませんでしたし。

さて、肝心の沖縄フライトですが後日確認したところ那覇往復ともに多少の遅延はあったようですがほぼ定刻通りに飛んでいました。一方で宮古便と石垣便は全便欠航でしたので、台風のルートがちょっとずれたようです。とは言え少しの差でしょうが。

現地の台風や雨の状況がどうだったかわかりませんが、帰りのフライトがきちんと飛んでいたという話を聞いた今でも社員旅行を中止にした自分の判断は間違っていなかったと思います。おそらく同じ状況が今後起きても同じ判断をすると思います。

今回の件について代替案の検討をもっと早めて中止と同時に代替案の提示ができれば良かったというのが反省です。これは次回同じような事があれば活かしたいですね。

2015年9月24日木曜日

All Staff Meeting 2015 Summerをやりました!

こんにちは。

みなさんシルバーウィークはいかがお過ごしだったでしょうか。今年のようにちょうど被らずに土日を含めて5連休になるのは6年に1回しかないようです。木金と有給休暇を使えば9連休でした。私自身は有給は使わずに今日は通常運転です。

以前「フジイメセン的お盆休みの過ごし方」でも書きましたが、世間がお休みの時は何もかも高くて混んでるので出かけないようにしています。今回も自宅界隈でぶらぶらしたり、友達と会ったりして過ごしていました。東京に居たらいたで、やはり東京にいる友達同士久しぶりの交流ができたりして楽しいものです。

先週、半期に一回のAll Staff Meeting(以下、ASM)を実施しました。この会はaegifを設立してから定期的に実施しており、今回は各チームの半期の報告や自由発表などをLT形式で5分間発表してもらいました。

自由発表の枠は本当にどんな内容でもOKで、今回は自身のPJTの振り返りといった真面目な内容、6月に子供が産まれた社員が育休を取って行った子育ての内容や現在社内の一部メンバ間で流行っている(?)マジック・ザ・ギャザリングというカードゲームの紹介などがありました。以前には人狼の紹介やモテ講座(笑)をしてくれたメンバもいました。

ASMは普段コンサルティングワークという仕事柄、クライアントサイドに常駐することが多かったり、チームが異なるとなかなか会う機会がないメンバ同士が実際に顔を合わせることで各チームの活動を共有してお互いの情報交換を図りつつ、 交流を深めようと言う趣旨のもと開催しています。そのため、aegifの活動としては珍しく全員原則参加という形で運営しています。

忙しいPJTワークの中、年2回とは言え平日夜に集まるというのは大変だとは思いますが、その趣旨に理解を示してくれ毎回高い出席率で参加してくれているメンバには大変感謝をしています。

私自身この集まりは大変意義があると思っていますので形式や開催方法は変わるかもしれませんが、今後も続けていきたいと思います。

2015年9月14日月曜日

六本木(乃木坂)に美味しい◯◯のお店を発見!

こんにちは。

9月も半分過ぎましたがみなさんいかがお過ごしですか。まだたまーに蒸し暑い日もありますが概ね涼しい日が続いてるような気がします。例年秋が短い!と思っていましたが、今年の秋は十分な長さがありそうですね。

さて、タイトルで煽り過ぎた感は否めませんが、夏と言えばみなさんは何を一番食べましたでしょうか?私が毎年夏に一番食べるものと言えば・・・

そうめん!

みなさんがそうめんを食べる時は適当にスーパーでディスプレイに置いてあるそうめんとめんつゆを買ってきて、そうめんの裏に書いてあるレシピ通りに適当に作って食べているのではないでしょうか?

人によっては氷の上に乗せたり、水の中で浸したり・・・。
想像するだけでみなさんの地味で貧しいそうめんライフが目に浮かぶようです。
(味は変えずに食べ方だけをダイナミックにしたい方はこちらを参考にしてください。)

私の場合、そうめんのつゆは出汁づくりから始まります。余裕がある時はかつお節削り器で節を削る所から。つゆの味付けは出汁と醤油とみりんのバランスだけで十分美味しく、めんつゆなどは甘くてとても食べられたものではありません。

次に麺。
そうめんは基本的にのびやすいので水分のあるものに長い間晒すのはもってのほかです。氷水の中に浸して提供するなんていうことは問題外ですが、氷の上に敷いて出すというのも話になりません。どうしても氷の上に置いて冷やしたいのであれば水が浸透しないようにしたスダレと使うとか、面倒であればラップ(食べづらそうですが)を氷との間に敷くとかぐらいはしてもらいたいものです。

正しい麺の提供方法は茹で上がったそうめんを一口ぐらいの量に取り分けて、箸で取りやすいようにくるっと巻いて大皿の上に並べます。こちらの写真の盛り方が100点です。

茹で時間も1分30秒〜2分と書いてあるかと思いますがそれだと長過ぎます。私の場合は42秒ぐらいが最適な茹で加減で、いつもストップウォッチを使って時間を測っています。そして使用する麺は特級揖保乃糸。通常の揖保乃糸と比べて多少高い(6把で580円ぐらい)ですが、きちんと茹でられた時の歯ごたえ、コシ、喉越し共に全く違います。

ここまで読んだ方はまず間違いなくめんどくせー、こいつには絶対そうめん作ってあげたくないわー、と思ったことでしょう。誰にそうめんの話をしてもそう言われますが、ぶっちゃけ自分でもめんどくせーな思います。とは言え、騙されたと思って上記の通り一回やってみてください。本当においしいので。

その上でタイトルに戻ります。
私はこれだけそうめんにこだわって生きてきましたが、今までお店で美味しいそうめんというものに出会ったことがありませんでした。今回、初めてお店でこれは美味い!と思えるそうめんに出会いましたのでご紹介しておきます。しかも私が今まで邪道としてきた氷水(正確にはだし汁)の中にそうめんを浸している状態で提供されているにもかかわらずです。

お店の名前はアルス南青山。他にラーメンメニューもありますので色々試してみてください。とは言え初めて行った方は他のメニューなど目にくれずに(他のメニューも美味しいのですが)確実に冷やしそうめんをオーダーしてください。いつまで冷やしそうめんをやっているのかわかりませんのでもしなかったらラーメンか煮麺を注文しましょう。普通盛り880円、大盛り+120円です。

今後もあなたが素敵なそうめん愛好家たらんことを。

2015年9月7日月曜日

港区の制度融資にすごいのが!

こんにちは。

前回エアコンつけっぱなしに関する電気代の記事を書いたあと涼しくなって一旦エアコンを消したのですが、また暑くなってきました。仕方ないので再度エアコン24時間つけっぱなし生活を継続しています。エアコン使わないほうが電気代が安いのは間違いないので、記事を書き終わった今となっては早く涼しくなってもらいたいものです。

さて、今日は今後aegifの資金調達戦略を考える上で情報収集をしていたところ、aegifでは活用できませんでしたが、対象となる企業にとってはとても有利なものがありましたので紹介したいと思います。

緊急支援融資(セーフティネット5号)

内容としては、
・対象企業は中小企業者=資本金1,000万円以下または従業員100人(小売業・卸売業・サービス業は30人)以下の企業
・貸付金利は0.1%
・貸付上限は2000万円
・返済期間は最長7年(運転資金)
・中小企業庁が定める指定業種に属する事業を行っていること
・最近3か月間の売上高等が前年同期比5%以上減少していること
などなどです。詳しくは中小企業庁のウェブサイトも参考にしてください。

この制度自体はかなり昔からあってaegifも何年か前にお世話になっているのですが、今回改めて色々調べたところまだ制度としては生きており新規に募集もしているようです。売上減少の基準は申し込む時期の前の3ヶ月(しかも経理の締めの状況に応じてある程度柔軟に決められる)でいいので基準に該当しやすいと思います。

自社の試算表を見て数字的に合致しそうで、かつ指定業種に入りそうないし入るかどうか分からないという時はぜひ区役所に電話をかけて直接相談してみるのが良いと思います、

今回aegifでも再度こちらを活用しようかなと思ったのですが、指定業種が以前より大分狭くなっているため活用することができませんでした。自社が指定業種に該当する中小企業者にとってみれば金利が0.1%というのはほとんどないにも等しいので利用する価値はあるのではないでしょうか。

また指定業種も3ヶ月に1回程度見直されるようなので、今該当しなくてもたまに覗いてみてもいいかもしれません。ちなみに次回は9月末ぐらいに見直しがあるみたいです。

なお、aegifでは定期的に資金調達について検討しています。決して今資金に困っているというわけではございませんのでご安心ください(笑)

2015年8月31日月曜日

1ヶ月間エアコンをつけっぱなしにしてみた

こんにちは。

お盆あたりまでは毎日とてつもなく暑かったですが、今度はいっきに寒くなって最近は10月中旬の気温だとか。間がないのが最近の流行りなんでしょうか。8月なのにハーフパンツを履いていたらなんか季節外れな人みたいに見られた気がして恥ずかしかったです。そろそろ季節を先取りして薄手のコートでも着てみようかしら。

さて、今週のテーマはちょっと前まで話題だった?エアコンはこまめに消したほうがいいのか、つけっぱなしのほうがいいのか論争について実際に検証してみましたので、そちらについて書いてみたいと思います。もうすっかり寒くなってしまいましたので今となっては皆さんあまり興味ないかもしれませんが。

電気ではないのですが同じような話で、お風呂の水を貯めておいて沸かし直す派と新たに入れなおす派のどちらが安いのかという論争があるようにこの手の話にはどちらの派閥も説得力があってなかなか判断ができません。

ちなみにお風呂に関しては水を入れっぱなしにして放置しておくのは湿気も気になるし、シャワーの水が湯船に入るのを気にするのもいやなのでお得かどうかは別にして毎回入ったらすぐ湯船の水は抜くようにしています。

というわけで、リビングのエアコン1基を1ヶ月つけっぱなしにするという実験を実際にやってみました。期間は7月21日〜8月19日まで。まさに東京が一番暑い時期です。

部屋の状況によって電気代もだいぶ変わってくるのでまずは前提条件になりそうな事を書いておきます。

<リビングの状況>
・LDK合計で21〜22畳
・エアコンは2007年製の埋込み式
・リビング1面概ね高さ2.5メートル×幅6メートルが全部窓
・窓は強化ガラスの2重ガラス。防音はかなり良いので保温も良い方なのではないか
・カーテンはつけていない

<エアコンの設定>
・自動運転
・設定温度は標準
・外出時も含め24時間×30日連続稼働
・本当に暑い時に2基目のエアコンをちょっとだけつけたりしたこともある

正直言うと1ヶ月の間ずっとビビりまくってました。以前別のマンションで床暖房を同様につけっぱなしにしていたら電気とガスあわせて5万円ぐらい行ったことがあったので・・・。

とは言え24時間エアコンをつけっぱなしにして帰ってきた時に家が涼しいというのは本当に快適です。快適に過ごせて実は電気代もそこまでかからないのであれば24時間つけっぱなしにしたいし、何よりエアコンをつけたり消したりといった煩わしさから解放されます。外に出かけた時に毎回エアコン消したっけ?と確認しなくてよいですし、エアコンをつけっぱなしで外出してしまった時のあの後味の悪さも味わう必要もありません。1秒毎にお金が蒸発しているようなあの感覚です。

それではみなさんおまちかねの結論を。

こちらは東京電力のでんき家計簿からもってきた画像です。真ん中のオレンジの横棒が私の使用量で、上の緑の横棒が省エネが上手な家庭の使用量、下の灰色の横棒が契約容量が同じ一般的な家庭の使用量です。

どうでしょうか?

24時間エアコンつけっぱなしという割によく似たご家庭よりも使用量が少ないですよね。これだけでエアコンをつけっぱなしの方がお得!というつもりはもちろんありませんが、エアコンつけっぱなしにしてもそんなにひどいことにはならない(むしろ一般的な家庭の使用量よりも少ない!)という事がわかりました。

電気料金の案内が来た時はものすごくドキドキしましたが、平和な結果に終わってひと安心しました。

ちなみに電気の契約容量は10KVA、料金は19,562円(消費税込み)でした。電気の契約容量って普通アンペアじゃないの?と思っていましたがどうやらアンペアで契約するのは60Aまででそれを超えるとKVAの契約になるみたいです。まあ10KVAはざっくり100Aぐらいの感じでしょうか。自分は物理とか詳しくないのでご容赦ください。基本料金もそんな感じになってます。

なおこの月の前の月は気温も違いますしエアコンもつけっぱなしではなかったので条件は全然違いますが大体16,500円でした、参考まで。

自分のようなものぐさな人だけではなく一般的な家庭にとってもエアコンつけっぱなしというのも選択肢としてはありなのではないかと思いました。

私は今年の冬も、来年の夏も同じようにエアコンつけっぱなしにしようと思います。皆様も自宅の条件に応じて試してみたください。条件によって電気料金は全然違うらしいので万が一エアコンつけっぱなしで高額請求が来ても自己責任でお願いします(笑)

2015年8月18日火曜日

フジイメセン的お盆休みの過ごし方

こんにちは。

先週は世間一般的にはお盆休みだったかと思います。aegifでは会社としては特にお盆休みや夏休みなどは設定しておらず、お盆休みを取りたいメンバは有給休暇を自由に使ってお休みをとっています。さすがに普段よりは休暇を取るメンバは多く、オフィスもいつもよりはガランとしています。

私自身はわざわざ公共交通機関などが高くて混む時期に出かけなくてもいいのにと思ってはいるものの、一方でお盆休みに実家で親族で集まりたい、お盆休みは宗教的な意味で実家に帰りたいというニーズもあるでしょうから、aegifではいつからいつまでが「お盆休み」という風に日程を決めずに、各自が自由に休みたい時期を選択できるようにしています。

それにして通勤時間などもそうなのですが、多くの会社が8月13日〜16日という日程を決めてお盆休みとしてしまうから電車も道路も飛行機も全部混んで不便な思いをしないといけないわけで、なんで幅を決めて例えば7月〜9月の間に数日間という風にしないのかなと不思議です。

すべての会社が自由な時期にお休みをとれるのであれば、例えば○○家では7月に集まろうとか、△△家では9月に集まろうとか、お盆の時期が宗教的に意味があるのでその時期に休もうとか自由に休暇を設定できてお金も掛かりませんし混雑にもならず効率的だと思います。

世の中の人がどうしてもお盆の時期に集まらなければならないわけではないでしょうから、どれぐらいの比率でその時期に集まらなければならない人がいるのか分かりませんが少なくとも100%ではないので今よりは効率的になることは間違いないでしょう。

また、現状ここまでお盆にお休みが集中して飛行機も新幹線もホテルも全てが高くて混んでいる状況にも関わらずわざわざ旅行に行くというのはお金持ちであれば別ですが、そうでない人にとっては相当無駄ではないかと思います。少なくとも私はそんな無駄なお金と労力がかかるような事はしたくはありません。

というわけで私はわざわざ高くて混んでいるこの時期は普段と全く変わらずどこに行くわけでもなく自宅周辺で過ごしています。

そうやって都心にいますとお盆休みで閉まっているお店があったりといった不便もありますが、一方で普段は割と混んでいるお店も空いていることもありますし、また道も空いていたりして便利な面もあります。

みなさんも来年からお盆はいつも通り出勤して空いている都心を楽しむという過ごし方はいかがでしょうか。

そもそも私の場合は実家もすぐ近くなので混雑云々とか関係なく実家に帰れば!?ということなのでしょうが、近いといつでも帰れるのでついつい。。。

2015年8月10日月曜日

大切な人とはどんな時でも一緒にいたい

こんにちは。

観測史上最長の猛暑日が続いていましたが、今日は少し涼しくて過ごしやすいです。まだ早いですがもう秋の足あとが聞こえてきそうです。暑い時は本当に辛くて早く夏終わってくれと思いますが、反対に少し涼しくなると暑い夏が恋しくなるという、人間っていうのは本当にワガママですね。とは言えあとは夏の消化試合のように涼しくなったね〜と言って過ごしたいものです。

さて、先日25名という大所帯で友人たちと「柳家」という岐阜の郷土料理のお店に行きました。その席で話題にのぼったことについて思うことがありましたので、そちらをブログの記事にしたいと思います。

一緒にいるべき人とはどんな時でも一緒にいたい

aegifでは選択肢が多いことが良いことだと思っていますので 、私はそう思うということであって、全てのメンバ、全ての人が私の考え通りに考えるべきだと思っているわけではありません。

例えば日本だと当たり前のように行われている単身赴任ですが、本人の意思に反して、あるいは本人の意思を半ば強要して家族や一緒にいるべき人と引き離してしまうのはどんな時でも良くないのではないかということです。更に言えば単身赴任に限らず一緒にいたいと思っている人が一緒にいられないという状況になることが全般的に正しいことだとは思えないということです。

もちろん単身赴任制度などの人事権は日本の終身雇用制度のバーターとして認められている事ですので根本的に解決して制度的な整合を取ろうと思うと物凄い幅広い分野について議論しなくてはいけなくなってしまいます。しかし、そんな議論をする前にまず直感的に考えてみてください。

仕事は大切です。生活をしなくてはいけないですし、自己実現という面もあります。でも何のための生活か、本当に仕事だけ優先していればそれで幸せになれるのか、あなたの自己実現の中には仕事のことしか含まれていないのか考えてみる価値があるのではないでしょうか。

自分が一緒にいたいと思う人と一緒にいたいと思う時に一緒にいられないような会社や制度や状況ってなんなのでしょうか。そんなものが本当に大切で一緒にいたいと思った気持ちを犠牲にしてまで守ることなのでしょうか。

私を含めて一般的な日本人は一緒にいるべき人たちが一緒にいない、という事のリスクを軽く見過ぎてるのではないかと感じました。一緒にいたい人と一緒にいないというリスクはそのリスクが顕在化したら全てが根本的に変わってしまうぐらい重要な要素なのではないかと言うことです。

そのリスクを過小評価してしまえば、正しい結論にたどり着くことはできません。そのリスクをきちんと評価して、一緒にいるのか、いないのか決断すべきだと思います。

そのことをよく考えた結果、私であれば仮に仕事を辞めることになったとしても、自分が思っているキャリアを歩めなかったとしても一緒にいられる様な選択肢を選ぶと思います。念のためですが、女性が仕事をやめて家庭に入るべきという様な昭和の価値観が正しいと言っているわけではありません。そういう意味で男性も女性も関係ありません。

その上でaegifだったらどうするかなと考えました。単身赴任してでもやりたい事を優先したい人もいると思います。反対に私のようにどんな時でも一緒にいるべきだと考える人もいます。 

今までそういうメンバがいたことはありませんが、こういう話があるけどどうだろうか?と本人に聞きます。本人はその話を特にデメリットなく断れる状況であるということが大前提です。 

本人に決めてもらい、その決定を尊重したいと思います。

2015年7月28日火曜日

みんな一度は都心に住むべきだ

こんにちは。

ここ数日本格的に暑くなってきて、どうやら今週が今年一番の暑さになる可能性が高いようです。皆さんも熱中症にならないように気をつけてください。特に身体に悪いという理由でエアコンを付けないという人も多いと思いますが、熱中症は夜寝ている時にもなります。最悪の場合寝ている間に熱中症で死んでしまうという事例もあるようなので、どちらが身体に悪いのか、健康のためにエアコンを控えて熱中症で死んだら本末転倒ですよね。

ちなみに私は暑いのが苦手なので24時間エアコンをつけっぱなしにしています。エアコンや住環境によっては24時間つけっぱなしのほうが電気代が安い可能性があるとのことでそれを盲信することにしています。

自分への言い訳は得意なんです、いろいろ。

さて、実は最近会社の近所に引っ越しました。改めて会社の近所に住んでみて、というか都心に住んでみて、やっぱり都心に住むのが色んな意味で良いなと思ったので今日はそのことを書きたいと思います。

もちろん予算や家族や子供にとっての住環境も場所を選ぶにはあたって重要な要素だと思いますので、必ずしも誰にとっても都心に住むという選択肢が良いわけではありません。一方で、都心に住むということはそれはそれで良い点があると思いますので参考になればと思います。

郊外に住んでいて一番億劫だったのがやはり電車です。例えば郊外からの通勤ラッシュは殺人的ですし、毎日必ず終電何時だろう気にしなければなりません。終電がある時間であっても終電に近くなればなるほど電車は混みますから今日は何時に帰るべきかを必ず考えなければなりません、どんなに楽しい時でも。私の場合は毎日21時過ぎぐらいには終電が気になってそわそわしだしていました。ノーマル帰宅ルートだと23時に恵比寿が終電だったので本当に辛かったです・・・。

その結果どうなるかというと、やはり人付き合いは悪くならざるを得ません。ちょっとの差だし、当たり前の話ではあるのですが、人との交流のハードルが少しでも下がることによって色々な機会に恵まれるのだなという事を改めて思いました。

わざわざ遠くまで出かけたり、人と会った後に長い時間電車に乗って帰るのは大変です。実際に郊外にいるときは人から誘われることも激減しましたし、逆に誘われても終電等の事を考えると大変だからと私のほうが躊躇する事も増えました。

改めて今までは少しだと思っていたこの差は実際の生活や行動に大きな差をつけるということを学びました。私の仕事が経営者だからというのもあるのかもしれませんが誰にとっても人との繋がりは特に大切だと思います。

家賃を少しケチって遠くに住むぐらいだったら、少し狭くても、少し高くても都心に住むという経験を一度はしてみるのをオススメします。

そういう私の考えもあり aegif では会社のメンバが六本木ヒルズオフィスの近くに住むことを推奨しています。具体的にはご近所手当という制度によってメンバの金銭的負担を少しでも軽くできれば良いと思っています。

この制度は会社から直線距離で2km以内に住んでいるメンバに会社までの通勤交通費として月2万円を支給するというものです。会社からすれば遠くに住んでいるメンバに電車代を払うのも、近所に住んでいるメンバに交通費相当として2万円支給するのもコスト的には同じです。

会社にとっても損はなく、利用するメンバにとってもメリットがある制度です。もちろん取締役はこの制度の対象外ですので、私が自分にメリットがあるからこの制度を作ったというわけではありません(笑)

2015年7月6日月曜日

全メンバとの半期に一度の面談

こんにちは。

今日は雨ですが美味しいパスタのお店を発見したのでそちらでABMを開催することにしました。普段だったら割と混んでいるお店なのでPCを広げるのはどうかなと思っていたのですが、幸い雨だったこともあり今日は空いています。雨の日を狙って敢えて混んでいる敷居が高い店にチャレンジするのはありかもしれません。

そういえば友人が台風の時に普段予約が簡単に取れないようなお店に電話してキャンセル出てないか聞いてみると言っており、なるほどなと思ったことを思い出します。お店の近くに住んでいる人しかできない芸当です、試してみてはいかがでしょうか。

さていよいよ6月も終了して7月に入りました。aegifは12月決算ですのでちょうど上半期が終了したところです。半年の間に良いことも悪いことも色々ありましたが、私にとって一番大きなイベントと言えば役員面談です。これはaegifメンバ全員と一人ずつ面談をして仕事全般のことやプライベートのこと(仕事に関する事に限ります)などを話し合う場です。

普段仕事上の評価などは各部門のリーダと行っており個別の仕事に関しては役員面談ですることは余りありません。それよりも例えば子供が産まれるので育休を取りたいといった相談や、ワーキングホリデーに行きたいから1年間休職したい、海外に語学留学に行きたいから1年間休職したい、大学院に行きたいから時短にして欲しいといった話をします。

他にも色んなことに対する会社の(主に私の)考え方を聞かれたり、例えば給与や賞与の話をしたりと様々です。面談と言うと上司が部下に対して割と一方的に色々言う、みたいな事をイメージされる方もいらっしゃると思いますがaegifは逆の場合も多いです。社長の私に厳しい質問がビシバシ浴びせられる(そしてたまに自分の後ろにいると思っていた取締役からも切られる)こともあります。もちろん私の方から厳しいことを言わなければならない時もあります。

普段から顔を合わせるメンバもいて話自体はいつでもできるのですが、必ず各人と面談をする場を設けるということでそこでしか聞けないような話を聞くこともでき、割と時間を取る活動ではありますがこういう場はあったほうが良いなと思っています。

この様な面談はメンバの数が何人になるまで出来るのだろうか、と思うことがあります。例えば100人とかになったらどうだろうか、などです。とは言え今のところその心配はなさそうですし、出来る限り、意味があると思える限りは続けていきたいと思っています。


2015年6月29日月曜日

ビジネスコンサルティング研修

こんにちは。
いよいよ6月も終わるということは一年も半年終了です。光陰矢の如しとは思いつつ公私ともにこの半年の間色々な事がありましたし、7月以降も色んな事が目白押しです。そう言えば例の男性社員ですが無事子供が産まれたようでお祝い等のコメントが週末にも関わらず社内のコミュニケーションツールを賑わせていました。みんな暇なんでしょうか、って自分もですが。ともかく無事に産まれて何よりでした。予定通り今週から育休スタートするようです。

先日aegifのビジネス・コンサルティング部門で研修を行いました。残念ながら上記男性社員は参加できませんでしたがその他のメンバは参加してもらい午前中の講習から実際に手を動かす演習、そして午後は各メンバのPJTについてプレゼンをしてもらい、PJT中の課題や問題点とその対処法やどうすればよかったかについて皆で議論をしました。

私もご意見番?として参加させてもらいましたが、中々みんなが集まってPJTの事を議論したり、現場の状況を共有できる機会はありませんので非常に楽しく有意義な研修でした。

aegifのビジネス・コンサルティング部門では年に2回、1回は日帰り、もう1回はメンバの懇親も含めて1泊2日でビジネス・コンサルティング研修を行っています。これとは別に毎月1回メンバが集まって情報や課題の共有やアドバイスをする場を設けております。もちろんそれ以外にも必要に応じて相談に乗るような場があります。

また、オープンソース・コンサルティング年に1回は泊まりがけで開発合宿を行っているのと定期的にaegifで扱っているオープンソース・ソフトウェアや技術に関して勉強会を実施しています。

コンサルティング会社に限りませんが社員の能力UPというのはどの会社にとっても重要な課題です。どういう研修が効果的なのか、研修をどういう風に行えば効果的なのか、いつも考えつつも正解には辿りつけていません。ともかく試行錯誤しながらもとにかく行動するということしかないのかなと今は思っています。

2015年6月16日火曜日

六本木ステーキ戦争をフジイメセンで斬る!

こんにちは。

知る人ぞ知るなのかもしれませんが、今六本木ではステーキ戦争が起きています。私の認識では「いきなり!ステーキ」を皮切りに高級店からカジュアルなステーキ屋さんまで急に六本木にステーキ店がたくさんオープンしたなという印象です。

ざっと挙げるだけで
1. いきなり!ステーキ
2. ザ・ステーキ六本木
3. THE29KITCHEN
4. PONDO-YA
などなどです。それ以外にも高級店ではウルフギャング・ステーキハウス(ウルフギャング・パックではないので注意)やBLTなどができました。

出回ってるお店の感想記事ではなかなか実態はわからずに皆さんが間違ったお店に行ってしまう可能性もあると思いますので、ここはほぼ全てオープンと同時に全部おさえた私の出番かなと思い筆を取ることにしました。かなり辛口コメントも書いてしまうと思いますが、あくまでも私の超個人的な意見ということでご容赦ください。

というわけで最近オープンした上記4つのお店について順番に書いてみたいと思います。 

1.いきなり!ステーキ六本木店

こちらのお店は最初にグラム◯円のステーキの売り方を広めたことと、ステーキという割と今までは高級と考えられていた料理を立ち食いで安価に提供したという方法が当時としては斬新だったかなと思います。一方でお肉のクオリティはお値段なりでまあ食べられる、どうしてもステーキがたくさん食べたくてしかも他にお店がなければ行くかも?といったレベルです。

こちらの良い点は2点あります。まず一点目はランチが安いということです。

ランチはステーキ300gライス付1,200円(税別)、ハンバーグ300gライス付1,050円(税別)とかなり安い金額で食べることができてお得です。味は上記通りですがこのボリュームを考えるとお得感はあります。

一方で夜はライスもついていないですし、300gお願いしても「ちょっと多めに切ってしまうかもしれませんがいいですか?」と聞かれて思わず「はい」とか言ってしまうと350gとか400gとか切られます。当然切られた分のお金を払わされますし、ってか300gって言ってるのに350gとかなるのはおかしいだろ!と突っ込みを入れそうになったのは私だけではないでしょう。せめて±10%、できれば±5%ぐらいの範囲内で切れ、と。しかも数字を下回ることは絶対にないという徹底ぶりです。というわけで夜行くのはオススメできません。気をつけてください。

二点目は肉マイレージシステムが面白いということです。

お肉を1g食べると1肉マイレージ貯まります。これが累計3,001肉マイレージを超えるとゴールド会員に、20,001肉マイレージを超えるとプラチナ会員になりそれぞれメリットがあります。特にプラチナへの道は険しいですがアルコールも含めて全てのドリンクが毎回1杯無料になるのは大きいですね。

ちなみにaegifでは私と副社長がゴールド会員で、どうやら副社長はプラチナ会員を目指して修行中の様です。今のところ10,000肉マイレージぐらいだとかなんとか。実は僕はゴールド会員になった瞬間に行くのをやめて、結局ゴールド会員になってから一回も行っていないという本末転倒ぶりなのは内緒です。

なお、ランチでも1g=1肉マイレージなので最もNM単価(肉マイレージ単価=1肉マイレージ貯めるためにいくらかかるか)がもっとも良いのはランチライムのハンバーグです。NM単価は3.78円になりますのでNM単価重視のNM修行僧の方々には最適なメニューです。ただしお昼だとハンバーグはすぐに売り切れてしまうので注意してください。

全然関係ありませんが私のSFC修行が気になる方はこちらを参照ください。
社長になって以来の辛い状況 〜SFC修行・準備編〜
宮古島に三回も行ってしてきました☆ミ 〜SFC修行・初体験編〜
誰だよ、シンガポールが良いって言ったヤツ(*´Д`) 〜SFC修行・聖地巡礼編〜
そして伝説へ… 〜SFC修行・解脱編〜」

2. ザ・ステーキ六本木 
3. THE29KITCHEN

はい。すいません。決してdisりたいわけではないのですが行く必要はありません。この後ご紹介するPONDO−YAと比較して行くメリットが一つもないからです。値段も味も他の2店舗に勝てる要素がありません。お肉の味は多少いきなり!ステーキよりましか、好みの問題かぐらいのものです。絶賛している記事もあるので色々な好みもあるとは思いますが、私にとっては全く行く価値のない店でした。 

4. PONDO-YA

六本木ステーキ戦争の覇者はここで決まりです。というかここができる前はどこも50歩100歩だったので私もわざわざブログ記事にしようとは思っていなかったのですが、ここができた事で思わず筆を取る気になってしまいました。

このお店の良い所はとにかくお肉もハンバーグも美味しい!という事に尽きます。そして値段も決して高くはないということでもあります。多少ボリュームは少なめなのですがハンバーグ100gライス付990円(税別)から、ハンバーグ80g+ステーキ100gライス付1,570円(税別)まで何種類かメニューが選びます。年齢かもしれませんがそんなにおいしくないお肉をたくさん食べるよりも美味しいお肉を普通の量食べたほうが幸せです。

また夜のメニューもハンバーグは1g5.5円(税別)〜、ステーキは1g10円(税別)〜頼めますのでクオリティを考えたら他のお店は勝負になりません。またお昼でボリュームが足りない方はお昼でも夜のメニューが頼めます。夜のメニューはライス等別ですので炭水化物ダイエット中の私はステーキ100g+ハンバーグ150gだけを頼んで1,875円(税別)というメニューをお昼から頼むことも多いです。

また、お店の雰囲気もオシャレなカフェのようですので女性客も多いです。難点と言えばやっぱりわかっている人はわかっているらしくオープンしてまだ1か月程度しかたっていないにも関わらずランチタイムは時間によって並んでいることです。ここで紹介してしまうともしかしたら行列が増えてしまうかもしれないと思いつつも、どうせならみなさんに美味しいお店でステーキを食べてもらいたいという思いで紹介することにしました。 

結論:ランチもディナーも六本木でカジュアルにステーキを食べたいならPONDO-YA一択。どうしてもランチで大量のお肉を安く食べたいならいきなり!ステーキもあり。 

・番外編
ハンバーガーが美味しいお店として以前「六本木おすすめランチ ベスト5」でご紹介したミッドタウンの地下にあるベーカーバウンスですが、実はステーキも結構美味しいので興味がある方は試してみてください。味付けがしっかりした感じのステーキなのでステーキ本来の美味しさという意味ではやはりPONDO−YAに軍配があがります。

2015年6月11日木曜日

育児休業を取りたい人が取りたい時に取れる社会

こんにちは。

世の中では男性の育児休業取得が声高に騒がれています。その一方で現実は掛け声だけに終わっていて実際の取得率は散々たる状況のようです。厚生労働省がまとめた「平成25年度雇用均等基本調査」の結果の速報版(事業所調査)によると平成25年度の男性育児休業取得率は2.03%だそうです。

育児休業の取得率は女性76.3%、男性2.03%~25年度・雇用均等基本調査結果速報~

2.03%という数字を見て、思ったより男性でも育児休業を取得していると思う方もいるでしょうし、たった2.03%しかいないのかと思う方もいると思います。私は後者です。

ちなみにaegifメンバで言うと会社設立して10年間で女性メンバの育児休業取得率は100%、男性メンバの育児休業取得率も詳しく計算していませんがかなりの確率でみんな育児休業を取っています。少なくともここ数年は男性メンバの育児休業取得率は100%だと思います。実際に今月子供が生まれる予定の男性メンバも7月から育児休業を取得する事になっています。

もちろん育児休業取得と言っても1年以上も完全にお休みするというメンバはいません。みんな1か月〜数ヶ月お休みをしたり、完全に休むのではなく週半分の勤務などのメンバもおり、各メンバの希望に応じて休み方をある程度選べるようにしています。

他のメンバも子供が産まれるメンバがいるとみんな当該メンバが育児休業を取るという事を前提に計画を組んだり仕事の段取りを組んだりします。そのため大企業によくあるような制度はあるけれども使いづらいという事は一切ありません。2012年1月20日のフジイメセンの記事にも書きましたがまさに「仏作って魂入れず」ということで、制度だけあっても制度の趣旨をみんなで理解して運用できなければ意味がないのです。

正直に言ってしまうと、私が子供好きだというわけではありません。男性は必ず育児休業を取るべきだ!などと思ってはいませんし、思ったこともありません。

しかし一方で育児休業を取りたいと思った時に女性は育児休業を取るのが当たり前(逆に取らないとおかしい)、男性は育児休業を取るなんて考えられないという風に空気で決めつけられて選択肢がないという事は窮屈ですし、そのような社会に私は住みたいと思いません。育児休業を取りたくない女性だって、育児休業を取りたい男性だって同じようにいてもいいのではないでしょうか。

aegifが育児休業を自由に取れるように気をつけているのはこういうことからです。育児休業を取りたい人が取りたい時に自由に取れる社会のほうがそうではない社会よりも寛容で社会全体の幸せの総量はきっと多いはずだと確信しています。

2015年6月4日木曜日

第一印象が悪ければそこで試合終了

こんにちは。

個人的な話なのですが今年の夏辺りに引っ越しをしようと思っています。そのため色んな不動産屋さんに電話をしているのですが、電話をしている中で改めて思ったことを今日は書いてみたいと思います。 

電話でも第一印象は大切

当たり前の話すぎるのですが改めて自分で色々な人に電話をしたり会ったりしてみて思いました。初めて電話をする人の声が落ち着いていて、言葉遣いも丁寧で、知性を感じられる話し方をする人には安心して物件案内を任せられる気がします。反対に慌ただしく、言葉遣いが雑で、頭が悪そうな話し方をする人には電話の時点ですらやはりお願いするのはやめようかなという気持ちになります。

私自身、正直電話に限らずこの第一印象は非常に苦手なことを理解しており、ダメなものはダメと割り切って特に意識していなかったのですが、今回の件を踏まえてもしかしたら自分の想像以上にダメなことなのかもしれないと改めて思い直しました。

今まで私も外ヅラばかり気にしてついつい中身がおろそかになってしまうということは一番恥ずかしいことだから意図的に余り気を使わないようにしてきたところがあります。でも今回の件で反省します。 

第一印象が悪いと仕事ぶりに辿り着く前に試合終了

仕事ぶりがとても大切だということには間違いないのですが、とは言えそもそも仕事ぶりを見てもらうことができなければそもそも試合終了、というか試合すらできないということになりかねません。たとえあなたが試合を諦めていなかったとしても、こればかりは安西先生にもどうしようもないのではないでしょうか。

自分がどう思われるかは自分ではコントロールできませんが、自分がどう思われたいからどう振る舞うかは(その結果相手がどう思うかは別として)コントロールできます。その結果、今までは自分が多分思われているだろうイメージと自分が意識して振舞っていたことがマッチしてるのかなと思っていましたが、自分が多分思われているだろうイメージが自分の想像以上に悪い場合はこのマイナスの差分自分がどう振る舞うかをコントロールしなければいけません。

まさに間もなく40にもなるにもかかわらずこんな初歩的すぎることに今まで気が付かなかったことを恥ずかしく思いつつ、まだ不惑の年ではないからマシな方かなとか自己防衛したりして毎日を過ごしています。これからちょっと気をつけて生きていきます。認識できないことは変えられないけれども、意識して認識できれば変えられる可能性はあるからです。

こんな当たり前すぎる話ではありますが、改めて自分が思っているよりも第一印象の影響力というのは大きいのだと思いましたので、自分への反省の意味も含めて記事にしておきたいと思います。

2015年5月30日土曜日

フジイメセン的博多グルメランキング TOP5

こんにちは。

私は博多が大好きで、実は今年になってからプライベートで既に3回も行っています。東京生まれ東京育ちの上、東京至上主義の私ですが正直博多なら移住できるレベルです。今回はシンガポール在住の友達(日本人)が博多に行ってみたいというので先週末に彼を案内するためだけに今年4回目の博多に行ってきました。

先週末博多に行ってきたからというわけではありませんが、彼以外にも博多の美味しいお店を教えてくれ!とか博多を案内して欲しい!というリクエストがとても多いので、せっかくですので博多の美味しいお店をランキング形式でご紹介したいと思います。あくまでもフジイメセンなので私個人の好みであることをご了承ください。

なお、博多はお魚が美味しいのでお寿司がメインの一つなのですが、お寿司をランキングに入れてしまうとランキングが寿司だらけになってしまいそうなので今回は思い切ってお寿司は外してみたいと思います。希望があればそのうち博多×お寿司のランキングをやってみます。 

第5位 かわ屋

名前の通り焼き鳥の皮が美味しいお店。自分は焼き鳥の皮は好きではないので、美味しいという評判を聞きつつも半信半疑(というか美味しくないことを確認しに)で行きました。予約の電話をした所「皮が残り5本しかありませんが大丈夫ですか?」とのこと。「皮を5本も食べるのかよ普通、一本というか一欠片で充分だわ」と思いつつも一本100円だしとりあえず5本押さえてお店に行きました。

さっそく実食。
2015-03-24 22.55.13

なにこれ?皮なのに皮じゃないみたい!
何言ってるか全く意味が分からないと思いますが、皮なのにあの嫌な脂っこさがなく、カリカリして香ばしいんです。

5本じゃ足りない・・・。
最初は5本も食べれるかよと思っていたのが嘘のようにあっという間に食べきってしまいました。

今まで心から美味しいと思える鳥皮は横浜の里葉亭だけだと思っていましたが、これからは里葉亭とかわ屋の二店舗になりました。というか皮に関しては里葉亭よりも美味しい。ちなみに皮以外はそこまででもないかと思います、まずいというわけではなく普通ということです。

僕が次回行くときはピンポイントに皮だけを前菜的に食べて他のお店に行きます。そういう意味では里葉亭はレバとつくね以外は完璧に美味しいので焼き鳥全体を楽しむなら里葉亭がオススメです。とは言えかわ屋は安いのでお財布にも優しくて、おいしい皮も食べられるステキなお店です。 

第4位 たんか

肉食男子、肉食女子のみなさんお待ちかね。博多は魚が美味しいのは間違いありませんが、このお店のサガリ串とタン串は絶品です。しかも目一杯食べても一人 4,000円行くか行かないかという良心的なお値段。また定休日なしで毎日深夜3時までやっているので、飲んだあとにシメのラーメンのかわりにシメのタン串をしに行くのに最適でしょう。あるいはつまんない合コンで食事もまずくて最悪!なんていう時にさっさと切り上げてたんかで反省会&お口直しというのも正しい使い方かもしれません。

普通タンとかサガリって高いイメージだと思いますし、私もそう思っていました。一方で万が一安いお店があったとしたらほぼ100%間違いなくまずい。ところがここはシメで行くなら一人2,000円ぐらいしかかからないにもかかわらず、タンもサガリもうまいという信じられないお店です。

安すぎて逆にお店の経営が心配になりますが、いつもかなり混んでいるので杞憂でしょう。博多でシメのラーメンに行く人は素人です、太るし。玄人さんのシメはタンパク質を摂取しにたんかのタン串で決まり。自分はやったことありませんが。 

第3位 せいもん払い

博多の魚は全体的に美味しいのですが、その中でも飛び抜けて美味しいお店。お魚で有名な居酒屋的なお店にもいくつか行きました、有名なところでは稚加榮きはるなどなど。確かにどれも美味しいのですが感動はありませんでした。博多の居酒屋も美味しいけどやっぱり寿司屋には敵わないのかな?と思っていたところ、感動レベルで美味しいお店を発見しました。それがせいもん払いです。

2015-05-23 20.40.27
焦りすぎて写真取る前に一部食べてしまいました・・・。
呼子のイカ刺しです。「呼子は佐賀県なので福岡が美味しいのではなく佐賀が美味しいのだ!」という佐賀県民の友人から猛烈アピールがありましたので紹介だけしておきます。私としては美味しければ佐賀でも福岡でもどっちでもいいのですが何だか必死過ぎたので。

イカっておいしいと思ったことがほぼないんですよね。なんだかヌチャヌチャしてて食感もよくないし、かみ切れないし。しかしこのイカを食べて反省。イカってこんなに美味しかったんだ、と。とにかく歯で噛んだ時の感触が最高に気持がいいんです。部位によって固め、柔らかめ、吸盤が口の中にくっつくなどそれぞれ楽しむことができました。塩で食べても醤油でも食べても最高です。

今までイカ嫌いとか言っててごめんなさい。これからは美味しいイカは好きですと訂正してお詫びします。刺し身、煮物、焼き物、全部試しましたがどれも非常に美味しい。イカ以外は感動とまでは行かないけれども週に1回は行っても良いレベルです。そのハイレベルの魚介類の中でも本当に感動したのがこちら。

値段も二人で12,000円ぐらいでした。博多価格にすると高いですけど、東京でこのクオリティのものを食べようとしたら値段を想像するだけで恐ろしくて震えてしまうことを考えると納得のお値段です。

予約がいっぱいでも当日並ぶ用の席も確保されていますので安心です。名前を書いて軽く近所の中洲散策をして戻ってきたらちょうど良いぐらいかと思います。 

第2位 天ぷらのひらお

でた、ひらお!
博多民のソウルフードと名高い天ぷらのひらおです。まさかの720円で信じられないくらい美味しい天ぷらが食べられます。これ東京で食べたら普通に何千円とかしててもおかしくないレベルだと思います。

しかも無料でイカの塩辛(柚子入り)が食べ放題。このさっぱりしたイカの塩辛を天ぷらの合間の口直しに入れることによっていつまでもさっぱり天ぷらを食べることができます。天ぷらに柚子入りの塩辛が合うという事を発見した人は天才だと思う。

彼女がランチに天ぷらのひらおに一緒に行ってくれなかったらそれだけで別れます、絶対。外見だけを重視して本質を分かってくれない人に違いないからです。一方でそんな外見重視な女性と付き合えるのかという問題もありますが今回は紙面の都合上割愛いたします。

もし東京に天ぷらのひらおがあったら絶対週に1回はランチで行くと思います。ちなみにこの日も自分たちが12時過ぎにお店に入るときには30人ぐらい並んでいたのですが、食べ終わって出たら行列が倍くらいになっていました。東京民だけではないんですね、ひらおが大好きなのは。 

第1位 もつ幸

博多の人は東京でこんなにもつ鍋が流行っていたなんてことはきっと知らないでしょう。僕も昔は偉そうに東京のあそこのもつ鍋屋さんがおいしいとか、あそこはイマイチだとか論評していました。今はそんな時代が懐かしいです。若かったな、と。今は全く東京でもつ鍋を食べなくなりました。なぜか?

もつ幸が美味しすぎるから。
2015-01-27 19.49.48

そう、博多のもつ幸が美味しすぎて東京のもつ鍋が食べられなくなりました。博多の他のもつ鍋屋さんにも行きましたがもつ幸が自分の中では一番です。2名だと予約できないから並ばないといけないし、お店は狭いし、絵的に地味だし、やや店内が汚いカジュアルだしとマイナス面もたくさんあるのですが、それでも敢えてもつ幸を第1位としたいと思います。フジイメセン的に人を選ぶお店、という意味でも。

もつ幸のもつ鍋を食べて一番最初に思うことはもつってこんなにさっぱり食べれるんだという事です。普段はあんなに脂っぽいもつがまるで飲み物のように胃の中に吸い込まれていきます。自分が今まで食べていたのはもつ鍋ではなかった、もつ鍋「風」だったと言わざるを得ない。

もつ鍋があんまり好きじゃないかもという人もチャンスがあればチャレンジしてみてください。ここでダメならもう一生もつ鍋は食べなくてもOKです。

値段はもつ鍋の割にそこそこ高く二人で10,000円は軽く超えてきます。普通にこの値段だったらオイオイと思いますが、ここのクオリティを考えると納得の金額です。

というわけで今回はちょっと気持ちが入りすぎて大分長くなってしまいました。博多を案内して欲しい人はいつでも私に言ってください。私の気が向いて予定があえばいつでもご案内します。ただ2回に1回はもつ幸に行きますけど。

2015年5月14日木曜日

I'll be back!

こんにちは。

今週のフジイメセンではGWに行ったサンノゼとサンフランシスコで感じたことをまとめ的に書きたいと思います。前回のフジイメセン「スタンフォードからこんにちは。」では初めてサンノゼに降り立った時の感想を書きましたので、今回は日本に帰ってきた今の目線で振り返って書いてみます。 

思ったより英語できてる!が、本格的に話すとなるとまだまだ。

まずは自分の英語力についてです。海外旅行には結構行っており今までも最低限のコミュニケーションは取れていましたが、内容的に聞き取れていたのは本当に最低限だったという事と、こちらが話す時には基本的に全部単語の組み合わせでした。例えば水が欲しいなんていう時は "water, please" だけ、みたいな感じです。

それが今回の旅行では相手の話している内容がいつもよりもしっかり聞き取れているだけではなく自分で伝えたいことを文章にすることができました。例えば先ほどと同じ例で言えば、"Could I have a water?" や "I'd like to have a water." などなど。これだけ見れば当たり前すぎでしょ、、、と思われる方も多いと思いますが文法として理解していて紙に書いてあれば当たり前のようにわかることでもいざ口に出して話すとなるとなかなか出て来ないものです。

今回の旅行ではこの手のフレーズがいくつも自然にサラッと出てきて自分でも感動しました。やっぱり頑張れば成果が出るんだな、と。

一方でネイティブが遠慮ないスピードで話したり、ゆっくり話してもらってもちょっと込み入った話になるとやはり聞き取れません。自分でも少し込み入った事を説明しようと思うと日本語で言いたいことの1/10ぐらいに省略しなければしなければならず、とてももどかしい思いを何回もしました。

確実に成果は出ていますので自分がやってきたことに自信を持ちつつ、今後も英語の勉強を継続しなければ話にならないということを実感できました。 

スタンフォードにいる人はみんな自由だった


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スタンフォードでは私の先輩がGSB(スタンフォード大学のMBAの名称)に所属していることもあり、GSBに留学している日本人の方を中心としたBBQに何回か呼んで頂きました。私の中でMBA留学生というのは基本的に単身者で、寝る間も惜しんで毎日勉強しており食べ物もイマイチだから栄養も取れておらず顔色も悪いという印象でした。

ところが蓋をあけてみてビックリ、GSBの中でもエグゼクティブ向けのコースだからという事もあると思いますが家族揃って留学している人が多く驚きました。社費留学で来ている方以外にも会社と貯金を投げ打って(場合によってはローンを組んで)留学されている方もいました。

また年齢層も幅広く中には50歳近い方もいました。何かを学んで行動するのに遅すぎるのはないということを改めて感じました。自分の英語学習開始も遅くないはず!?(願望)

その他にも子供と一緒に留学をしている女性もいました。彼女の旦那さんは日本でお留守番という完全に想定外の状況です。本当に多様なやり方があるのだなと目からウロコです。前々回のフジイメセン「新入社員がGWにやっておくべき2つのこと」の中で常識を疑えというような事を書いておきながら、まだ自分が常識に囚われているなと認識できました。世の中って本当に色々な人がいますね。

そして皆さんに共通して言えることは、みなさん生き生きとして年齢よりも若く見える方ばかりでした。毎日とても楽しく充実しているようです。 

サンフランシスコのシーフードは美味しい!

今まで魚というのは日本が圧倒的に一番美味しくて、他の国(特にアメリカ)は話にならないという先入観を持っていましたが今回完全にその考えが間違いだったと改めます。サンフランシスコのシーフードはどこで食べても本当においしい。特にクラムチャウダーは絶品でした。

その中でも Hog island Oyster co. というレストランのチャウダーは本当に美味しかった。人生で今まで食べたチャウダーの中で最も美味しかったのは間違いないし、逆に今まで自分が食べていたチャウダーとは一体なんだったのかと本気で思いました。
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このお店はオイスターも美味しかったのですが、オイスターはやはり日本の岩牡蠣のほうが上だなと思いました。とにかくサンフランシスコに行った時には必ずシーフードを食べつつ、Hogでチャウダーを食べてください。

他にもロブスターやカニなど色々食べましたが、全てのお店でシーフードが美味しかったです。生魚だけはほとんど提供されなかったのでそこはやはり日本の底力ですね。

・・・

最終日まさかのサンノゼ発成田便がキャンセルされて27時間遅延になった時はどうなるかと思いましたが、今思えばいい思い出です。こんな事滅多にないだろうし、ってかあったら困るし。

というわけでスタンフォードでほぼ毎日相手をしてくれて、サンフランシスコまでわざわざ食事をするために来てくれて、更には寮に一泊させてくれた先輩には大感謝をしています。ありがとうございました。

2015年5月1日金曜日

スタンフォードからこんにちは。

Hello. How are you?
I'm very good!

先ほどサンノゼに着きました。
スタンフォード大学前のブルーボトルコーヒーでランチをしながらドヤ顔でブログを書いています。日本では並びすぎてまだ行ったこともないし行く気もないブルーボトルコーヒですが、並ばずに入れるしせっかく本場っぽいところに来たので単なるミーハー心でお店に入りました。よく分からないのでとりあえずコーヒーとサンドイッチを頼んだところ2,000円近くかかりました。やっぱり情弱はいつでもどこでも毟られるんですね、勉強になります。



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こちらは日本と同じ位の気温だと聞いていましたが、完全に夏です。東京から一足先に夏に来た気がして嬉しいのですが、半袖を持ってこなかったのが悔やまれます。

サンノゼはアメリカ西海岸にありますので、ハワイほどとまではいきませんが想像より大分近かったです。以前NYに行った時はフライトで14時間ぐらいかかりましたが、9時間くらいで着きました。東海岸と西海岸で5時間も違うというのは東京から沖縄が2.5時間であることを考えるとアメリカというのは本当に大きな国です。また、ANAの直行便は夕方出て昼前に着くので体的にも大分楽です。

ところで、今日はスタンフォード大学で安部首相がスピーチをするそうです。スタンフォード大学に留学している先輩が僕の名前も登録しようと尽力してくれたのですが、スタンフォード大学のIDを持っているメンバでないと参加できないとのことでとても残念です。電子マネーのiDなら持っているのですが・・・。

安倍首相の米国議会のでのスピーチはかなり評判が良いようで、私も全て読みましたが素晴らしい内容です。まだ読んでいない人は日本の代表がアメリカで何を話したのかを知るために全文を読んでください。TVなどのマスコミの報道は変な所だけを切り出したりしますので正確な情報を得るのには向いていません。

ブルーボトルコーヒーに入る前にスタンフォードの前やパロアルト界隈を軽く散策したのですが少し外れると閑静な住宅街があるにもかかわらず中心地は程よく発展しており大変良い場所だなと思いました。東京やNYとは違って高い建物もなく開放感があり、とても住みやすそうです。

店員さんを始めとした街を歩いている人も大らかな雰囲気を醸し出しています。とは言えハワイの様なリゾート的な開放感ともまた違っていますね。なんと言うか日常の中にある開放感というかそんな感じです。強いて言えばオランダのアムステルダムに雰囲気が近い気がしました、完全に個人的な意見ですが。

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こういう自由な雰囲気から世界に出て行くようなIT企業がたくさんうまれるんですね。自由な環境から自由な発想がうまれるのでしょうか。

自分もいつも自由でありたいものです。

2015年4月28日火曜日

新入社員がGWにやっておくべき2つのこと

こんにちは。

前回は台湾で風邪を引いた上に、少し良くなったか?と思った頃に調子に乗って日本で胃腸炎になってしまいました。まさに泣き面に蜂です。胃腸炎は何とか快復しましたが風邪はだらだら継続中です。病気の最中に別の病気にかかり、更にその別の病気が治ってもまだ最初の病気が進行中というのは考えただけで具合が悪くなりそうです。

それにしてもこんな時期に風邪を引くなんてついてないなと思っていたのですが、周りを見回すと結構風邪を引いている人が多くてびっくりしました。やっぱり自分の身にふりかかると周りが良く見えるみたいです。というわけで皆様もどうかご自愛下さい。

いよいよGWが始まりますね。私はと言えば一人でサンノゼ(SJC)とサンフランシスコ(SFO)に行って、スタンフォードに留学しているあずさ監査法人時代の先輩にお会いしたり、appleやgoogleやFBの本社を見に行ったり、ナパバレーのワイナリーで美味しいワインでも試飲してこようかと思っています。SFCもSJCも行ったことがないので楽しみです。

特にSJCはANAが去年から直行便を出してくれた事もあり、ANA派の自分としてはぜひ行かないと行けない場所の一つでした。とは言え、フライトはマイルで取りましたのでANA自体には3万円強しか払えませんが・・・。SFCさまさまです。

さて、新入社員の方々は怒涛の社会人生活が1か月過ぎ、そろそろ4月病も終わって5月病にかかりつつある方も多いと思いますがいかがお過ごしでしょうか。5月病になりきってしまう前にGW中に必ずやっておいて欲しい事が2つあります。GW中も仕事が、という方もいるとは思いますが30分程度の事です。 

1. 2005年スタンフォード大学卒業式のスティーブ・ジョブズ氏のスピーチを聞く

スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版

はい、ベタですいません。
皆さん、さすがにこの動画はもう見たと思いますが、万が一見ていない人はこれを機に、既に見た人も改めて見てみてください。スピーチの最後にある "Stay Hungry, Stay Foolish" がとても有名ですが、それ以外にも「点と点を繋ぐ」「好きなことを仕事にする」「自分が本当になりたいものになる」など素晴らしい言葉にあふれています。

どの話でもどの言葉でも良いと思いますが、自分の生き方や人生の考え方の参考になる言葉がたくさん詰まっていますから自分なりに解釈して自分のものにしてください。ちなみに私は「他人の人生を生きるな("don't waste it living someone else's life")」という言葉をとても大切にしています。

他人の評価を気にしたり、他人に気に入られようとしたり、他人が持っているものを欲しがったり、他人が持っていないものを自慢したりということは、それはつまり他人の人生を生きている事に他なりません。他の人は関係なく自分が本当に欲しい物や事のために自分は生きていきたいと思います。

ですので "Stay Hungry, Stay Foolish" については特に思い入れはありません。「スティーブ・ジョブズ氏が "Stay Hungry, Stay Foolish" と言ったから自分も "Stay Hungry, Stay Foolish" だ!」となってしまったらそれこそ他人の人生を生きているという事になってしまいます。

この動画は自分が生きている状況やステージによって全然違うメッセージを私達に与えてくれると思いますので、自分の人生を振り返ったり大きな決断をする度に見ることをオススメします。 

2. 平成26年度近畿大学卒業式の堀江貴文氏のスピーチを聞く

これも最近バズってますので見ている方も多いかもしれません。
こちらの動画は今後日本で何が起きているのかという視点で聞くことをオススメします。

グローバル化等によって今までレールだと思っていた事がドンドンなくなってしまい、自分たちで情報を集めて、考えて、そして行動しなければいけない時代に突入しているということです。常識と思っていたものが次々となくなっていって、そもそも常識自体を疑っていかなければならないということです。

常識というのは元々何らかの事象や事実があってそれが積み重なって出来上がったものです。その元々の事象や事実がなくなったら当然常識というのはなくならなければなりませんが、人は一回できた習慣は変えられません。だから毎回毎回本当に今自分が常識だと思っているこの事は正しいのか、と自問自答する姿勢が大切です。

かくいう私も常識に囚われ過ぎてるなぁ、、と思い反省することは多いです。しかし、常識が常識ではないかもしれないと思い日々生きていくこととそうではなく生きていくことはきっと長い目でみたら結果が違うだろうと思い日々気をつけています。

「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。」

この言葉を説得力を持って言う事ができるのは様々な経験を乗り越えて今を生きている堀江貴文氏だからだなと思いました。

2つ合わせて30分ぐらいの動画ですので、動画を見つつ自分を見つめなおす時間を作ってください。

2015年4月9日木曜日

直接資料にあたって真偽のほどを確かめる事の大切さ

こんにちは。

先週春めいてきたとフジイメセンで書いたばかりですが、今週はずっと天気も悪く今日にいたってはまるで真冬の様な気温です。六本木ヒルズのオフィスからはチラッチラッと雪が見えていましたし、会社のメンバ曰く埼玉でも千葉でも雪が降っていたようです。寒いのは本当に嫌いなので早く暖かくなってもらいたいものです。

さて、先週は主に新卒社員向けに「自分のお金を何に使うべきか?」という記事を書きましたが、今週も先週に続きネットで話題になっていた記事を見て思ったことを新卒社員向けに書いてみたいと思います。とは言え、このテーマは結構いい年した年配の方々でも出来ていない人が多いと思いますので、自分も含め何歳になっても注意が必要です。

平成26年度 教養学部学位記伝達式 式辞

東京大学教養学部長石井君(私が卒業した大学では教える側も教わる側も人の名前は全て君付けでした)の式辞です。ちなみに、東京大学がこの手の事を書いたりすると「さすが"最高学府"!」みたいな反応があちこちでありますが、最高学府というのは一般的には大学のことです。つまり東大だろうが、慶應だろうが、◯◯大学であれば全て最高学府ですので注意をしてください。

内容としては、1964年の東京大学総長大河内一男君が語ったとされる「肥った豚よりも痩せたソクラテスになれ」という言葉に関する3つの大きな間違いや誤解について触れつつ、直接資料にあたって真偽のほどを確かめる事の大切さを語っています。

最後は彼が好きな言葉であるニーチェの『ツァラトゥストゥラ』に出てくる言葉「きみは、きみ自身の炎のなかで、自分を焼きつくそうと欲しなくてはならない。きみがまず灰になっていなかったら、どうしてきみは新しくなることができよう!」に触れ、この言葉も本当にニーチェの『ツァラトゥストゥラ』に出てくるかどうかを確認して下さい、と〆ています。

最初から途中の話の展開、そして最後の落ちまでさすが「最高学府」の教養学部長になられただけあるなと感心する文章でした。皆さん必ず原文を読んで下さい。

私はこの式辞について何一つ反論もなく同意しており、また自分も普段から気をつけている事でもあります。例えばFaceBookで、どう見ても眉唾な情報が安易にシェアされたり、コメントされたりして拡散しています。WHOがこう言っていたから危険!と煽っておいて、元のWHOの記事を探しても出てこないというような事です。これはFaceBookが悪いのではなく、使う側の問題です。

かく言う私も全く身に覚えがないわけではありません。過去にうっかりこのような眉唾な情報を拡散するお手伝いをしてしまったこともあり深く反省した事が何回もありますし、今後も注意はしていても思わず騙されてしまうこともあると思います。とは言え、気をつけているのと気をつけていないのでは全然違いますので、普段から注意しています。

そして今回この式辞に追加して私が伝えたいことは、注意しなくてはならないのはネットだけではないということです。現実世界の友人知人の話、店員さんから聞いた話、何気なく書いてある看板やポスターなどの情報、場合によっては書籍に書いてある情報など、どんな情報でもその情報を伝えた人に悪意があるか悪意がないか関係なく間違っている可能性があるということです。

もちろん毎回全部直接資料にあたっていては大変すぎて時間がいくらあっても足りません。物事の重要性や自分なりの真実に対する勘みたいなものを養っておく必要があります。普段から気をつけていればこの情報はちょっとおかしい気がするから気をつけて調べようとか、これは多分大丈夫そうだとか、ある程度わかるようになるでしょう。

私が経営者という特殊な立場だから(余談ですが実は来月で社長として丸10年が経ち、11年目を迎えます)と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、関係ありません。もちろん私の立場上万が一間違った情報で動いてしまったらaegifとaegifメンバに迷惑がかかるため特に慎重になるというのはありますが、経営者という立場でなくても十分注意してしすぎる事はありません。

例えば海外旅行によく行く方は、店員さんや警察官に平気で間違った事を教わった経験はあると思います。その時に単に店員さんや警察官に言われたからそれを信じるのか、最初からそういうこともあると思って事前に調べておいたり、その後裏を取る努力をしたりという事で状況は大きく変わります。

他にも日本の携帯電話販売会社の店員にプランや契約内容について間違った事を言われた、あるいは間違った事は言われていないけれども有用な情報を教えてもらえなかったなどと言ったこともあると思います。証券会社から絶対に儲かる!と言ってかわされたら大きく損したとか、不動産会社の営業の人のいうことを信じたら失敗したという話も聞いたことがあるのではないでしょうか。

また、友達に聞いた話が本人も勘違いしていて間違っていたとか、知人に安くて美味しいと教えてもらったお店が行ってみたら高くてまずかったとか例をあげたらきりがありません。この様な情報を教えてくれるのはありがたいことですし、そもそも教えてもらえなければ一生知らなかった事もあると思いますので聞くこと自体は積極的に行うべきですが、自分の中で正否を判断する気持ちを忘れてはいけないということです。

とは言え、余り行き過ぎてしまうと軽く人間不信になったり、世の中の事を全て信じられなくなってしまうので注意が必要です。目の前の事を確認などせずに信じてしまいたいという欲求を抑えつつ、必要な元情報の確認を必ずする習慣をつけてください。習慣化してしまえばそんなに手間なことでもなくなります。

みんなが間違った情報の拡散に手を貸さないようになれば、世の中は今よりも少しだけ良くなるのではないでしょうか。

2015年4月2日木曜日

自分のお金を何に投資すべきか?

Spring has come.

4月になっていよいよ春めいて来ました。昨年の4月最初のブログは敢えて新入社員のネタを外して花見の記事を来ました。そして翌週からいくつか新入社員向けの記事を書きましたが、今年はABMと4月1日が重なったこともあり最初から新入社員ネタでいってみたいと思います。

参考までに昨年度の新入社員向けのフジイメセンは以下の4つです。ランチの話は関係ないかと思いますが、、、まだ読んでいないかたはきちんと復習しておいてください。
研修期間は徹夜しよう!
やっぱり、新入社員へのアドバイスなんて必要なかった
転職先は給料だけで決めていい
六本木おすすめランチ ベスト5

今週は「堀江貴文氏が失業者を擁護するジャーナリストを一喝「完全に自己責任じゃん」」というトピックニュースを読んで新社会人向けに思ったことを、いつも通りあまり記事の内容とは関係なく書いてみたいと思います。

この記事の内容は要は
「稼いでたときに、つまり『r』に、どんどん(お金を)入れれば良かったんですよ」
「r」とは、経済学者トマ・ピケティ氏の提唱する資本主義の方程式「r(資本収益率)>g(経済成長率)」の「r」のことだ。ピケティ氏は、資本主義社会では、労働から得られる所得「g」より、株や不動産収入など、資本による収益 「r」が上回ることを指摘している。
という事です。この内容に対して私は概ね反論の余地がなく自分自身も耳が痛い状況なのですが、一方で特に新入社員を始めとする若い世代の人たちには間違ったメッセージになってしまうおそれがあります。

つまり、若いうちに毎月1万円や2万円をコツコツ貯金や投資をしていれば、それは何だかとても良いことをしている模範的な若者という風に見えると思いますが実際には必ずしもそうではないということです。 

株や不動産収入など資本による収益だけが投資ではない

「投資」というと株や不動産やFXなどの資本を形成するものを考えると思いますが、このような投資だけが「投資」ではありません。特に若い世代の人たちにとって一番効率の良い「投資」は間違いなく自分への投資です。資産形成のためや特に目的もなく毎月1万円や2万円貯金や投資をするぐらいであれば、毎月それだけ本を買って読んだり、何らかの勉強をするために専門学校やスクールに通ったり、あるいは見聞を広げるための旅行に使った方が良いのです。

もちろん、あるタイミングで自分に投資するよりも資産形成のために投資したほうが効率良くなる瞬間がきます。その時が来るまで少なくとも20代のうちはとにかく自分に投資する事に心がけたほうが間違いなく効率的です。これは完全に私の個人的な感覚に過ぎませんが35歳ぐらいが自己投資から投資へ切り替えるターニングポイントなのではないかと感じています。 

投資と消費は違う

そうなると今度は何でもかんでも自分の好きなように使うのが自分への投資という勘違いをしてしまうかもしれません。しかしこれは違います。ここが難しいところなのですが、自分への投資と単なる消費は違います。なんでもかんでも自分への投資というレッテルを貼ってお金を使えばいいわけではありません。

さらに難しい点は、では投資と消費の違いはなんなのかという事について一律の基準がないということです。人によって何がムダかという基準は違いますので、ある人にとってはムダな消費でも、別の人にとってはとても意義のある自分への投資になる事もあります。

一つだけ言えることは単なる自分への言い訳(これは消費じゃなくて投資だから使っちゃっていいはずだ・・・)にならず、きちんとこれは自分への投資なんだと言える基準や哲学をしっかり持つことがとても大切です。 

時間は大切

最後になりましたが時間は大切です。
何を当たり前の事を言っているのだと皆さん思ったと思いますが、ここで言いたいことは自分で稼いで自分への投資をする資金を貯める時間を節約しても構わないということです。言い換えれば、借金をしてでも自分への投資を優先すべきだということです。

これはみんなにオススメ出来る方法ではありませんが、お金のリテラシーが高く投資と消費について自分の考えがしっかり確立している人であれば今手元にあるお金だけが自己投資に回せるお金ではありません。借金をしてでも自己投資にまわすべきです。

例えば奨学金を受けて大学に通うなんていう事は典型的なこの例だと思いますし、他にもローンを組んで専門学校に通うといったことや、極端に言えばお金を借りて世界を回るということも人によっては意味があります。

例えば世界を回るための100万円を貯めるために月2万円づつ貯金したら4年も掛かってしまいます。4年も時間が経ってしまえば自分を取り巻く環境も自分の感性も変わってしまい、最高のタイミングを逃してしまう可能性が高いです。こういう時は私であれば自信を持って100万円の借金をして自分への投資に回します。

こうやって借金ができてしまったとしても、上にも書いた通り35歳前後までに完済して、それ以降はその前までの自分への投資であがったはずの自分の労働から得られる所得で株や不動産収入などの投資に励めばいいのだと思います。

借金してでも自己投資した方が良いという話は少し過激でしたが、ちょうど初任給を貰う前のこの時期はみなさんも今後貰っていく給料をどのように「投資」と消費に回していくか考える良いタイミングになるのではないでしょうか。

2015年3月19日木曜日

未来は不安だけれども

こんにちは。

つい最近まで毎日寒くて凍えていた気がしましたが、すっかり暖かくなりました。先週はちょうどマレーシアに行っていて久しぶりに半袖半ズボンで過ごしたり、プールに入れたりして幸せでしたが、日本もすっかり暖かくなってきたのでこの調子で三寒四温などと言わずに一気に暖かくなってもらいたいものです。

先日、友人がFBでおすすめしていた「なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?」(松村嘉浩)という本を読みましたので、それを読んで思ったことを書いてみたいと思います。

この書籍の内容を結論から言ってしまうと、みんなが漠然と不安な理由は、まったく新しい時代にいるのに今までどおりに生きようとする既得権益層が世の中を歪めているから、という話になります。

私達の父親くらいの世代が若いことは将来は希望に満ち溢れていたというような話をよく聞きます。将来に不安を持つよりも希望を持つことができたし、そういう人も多かったようです。

しかし私も含めて私の世代や下の世代は将来に不安を持っている人が圧倒的多数だと思います。不安な要素をあげればきりがありません。例えば、
・少子化で人口が減少していく
・景気も今まで良くなったことは一度もないし将来も暗い
・年金も今言われているように貰えない
・消費税は上がることはあれ下がることはない
・原発の問題も未解決で進まない
などなどです。さらにそれに対して的確な対処がなされているとは思えない上に、既得権益が強すぎて今後も改善されていく見込みが全く見えません。社会を上から俯瞰して見れば本当に暗くなることばっかりだなと私も思っています。 

ダメなものをいくらダメと言っても仕方ない

実際の所、私達が暗くなったって今の状況が改善するわけではありません。誰かが世の中を不安のない世界にしてくれることもないし、戦争や国がデフォルトでもしない限り既得権益層がいなくなることもありません。どうせ生きていかなければいけないのだからダメな事よりも良い事に着目したほうが幸せな気持ちになれるのではないかと思います。

上から見てダメだと思ったら、今度は下から見てみれば良いこともたくさんあります。 

現代に生まれて良かった

私は50年前に生まれるのと現代に生まれるのであれば、間違いなく現代に生まれてよかったと思っています。

50年前はこんなにどこでも便利なインターネットは使えませんでしたし、一人が何台もPCを持てるような状況ではありませんでした。私の中学生の時ですらHDDなどない本当に簡単なことしかできないPCが平気で40万や50万円もしました。今からほんの20数年前の話です。今であれば全てが揃っているPCが10万円やせいぜい15万円も出せば買えてしまいます。

音楽を聞くのにも、本を買うのにもわざわざお店に出向いて探したり、在庫を取り寄せたりしなければいけませんでしたが、今であればボタンひとつで一瞬で購入することができます。

また、大学生の頃に大学で使う教科書などの紙媒体が多すぎてなんとか電子化できないかと家の中でLANを組んだり、スキャナを買ったりして色々試したことがありますが、当時は電子化は実現できませんでした。何がボトルネックだったかというとストレージです。教科書のスキャンデータを保存するHDDが高すぎて大学生には不可能でした。今からほんの15年前の話です。今ではストレージの問題はほぼないと言ってしまったも構いません。Dropboxに年間1万円を払えば1TBもの容量をネットワーク上で使えるようになるわけです。

その後、社会人になりたての時に全てのメールやカレンダをPDAで管理しようとした事があります。お金も手間もかかりましたが結局満足した同期しか出来ませんでした。今からほんの10年前の話です。それが今ではスマートフォン一つで電話、メール、カレンダはもちろんの事、ゲーム、音楽、本、勉強、インターネットなどなどありとあらゆることが簡単にしかも低コストで出来てしまいます。私の英語学習もスマートフォンに音声データを入れられるので助かっています。

こうやって振り返ると当時はあの手この手で苦労して出来なかったことが、今では簡単に出来てしまうということに感動します。 

自分たちの新しいルールで楽しむ

将来は不安に違いないのですが、逆に今までに出来るようになった事を考えたら楽しい気分になれますし、きっと将来も同じように出来ることが増えていって楽しいんだと思います。もちろん昔は当たり前に出来たことが将来はできなくなるということも増えると思いますが、単にルールが変わって楽しみ方が変わったと思えばいいだけです。

昔はこうだったあーだったと考えるのではなく新しいルールに則った新しい自分なりの楽しみ方を探し出せば良いと思います。どうせ生きていくのならば出来ないことを考えて落ち込むよりも、出来るようになったことを考えて毎日楽しんだ方が良いですよね。

2015年3月5日木曜日

aegif英語学習日記その2 - 2015年02月 -

こんにちは。


2015年も2ヶ月が終わり、3月に入りました。ついでに私の英語学習期間も3か月たちました。当初の見積では3ヶ月もたてばかなり英語力も上昇しておりペラペラとは言いませんがニュースぐらいは大体聞き取れて、話もそこそこできているイメージでしたが、現時点では計画と現実の差が日々広がっている状況です。やり始めて分かりましたが、これはもしかしたらライフワークになるぐらい大きなプロジェクトなのかもしれません。


「aegif英語学習日記 - 2014年12月 -」の記事はこちら。


また、自分としてはそれなりに勉強しているつもりですが、どうしても流されることもあります。最初は英語学習は単なるスキル習得のためだと思っていましたが、3か月経った今ではこれは自分との闘いなんだなと考えを改めました。そういう意味では英語学習は座禅の様な精神修養の一種なんだろうなと感じています。とにかく今は成果も見えず伸び悩んでいると感じています。


こうやって毎日英語に取り組んでいると公認会計士受験生時代を思い出します。当時、公認会計士の受験をしようと思いたち2000年3月に勉強を始めてから9月ぐらいまでは新しい簡単な事をやるだけでしたので楽しく、模試の成績もそれなりに取れていました。


ところが10月をすぎると応用編に入って全く点数がとれなくなりました、それこそ200点満点で50点とか60点とか。その後も2001年4月くらいまで同じような成績を毎回取り続けていました。半年以上もの間、毎回50点60点という結果をもらい続ける事はそれだけで精神的にかなり来ます、このままやってても意味あるのかな、どうせ最後合格できないのだったら外資系コンサルティング会社に内定ももらっているし早い所勉強をやめてしまった方の良いのではないかと毎日思っていました。


とは言え学生で他にやることもありませんし、一回決めたことを途中で投げ出すのはイヤでしたのでめげずに勉強を続けていました。その時私は全く思っていませんでしたが、今となれば私はこういう事をコツコツ地味に続けるのは得意なようです。


結果5月くらいから急に成績が上がり始め模試を受ける度に80点、120点、160点と成績があがっていき、最終的にはその年の8月の試験で恐らく成績上位で合格することが出来ました。


今の自分は多分ずーっと50点とか60点ぐらいをウロウロしていた時期と同じなんだろうなと思っています、というか思いたいです。その時の勉強のコツは、
・簡単な事を何回も何回も繰り返す
・合格した時の事を過剰に妄想する
・イヤになったら休む、でも辞めない
の3つです。ですので英語の勉強にもこの3つを当てはめて、勉強を続けていきたいと思います。


というわけでこの3か月やってきたことを載せておきます。


1. 速読英単語(リーディング/リスニング)


リスニング3回、文章を見てリスニング1回、精読、音声のスピードを変えて音読10回、文章を見ないでシャドーイング2回を毎日2Unitやり、全部で2周しました。正直効果があるのかは分かりませんが、なんとなく聞こえるようになった気がするのと、英語の音を発音するのが楽になりました。また、文章を見ると多分こういう風にリエゾンするのかなぁというのもいくつかわかるようになった気がします。


2. 毎日の英単語(単語)


単語を覚えるのではなく塊(書籍の中ではクラスターと言っています)で覚えます。単語自体は簡単なのですがクラスターで覚えるので英会話の時に役に立ちそうだなと思っています。復習を6回やれと書いてあるので地味にやっており、やっと半分くらい終わりました。


3. English Grammar in Use(文法)


以前ブログで書いたものと同じです。


4. 英会話スクール(会話)


やはり会話をするには英会話スクールが一番良いかなと思います。週1とかだと余り効果がないと思いますので、可能な限り(極端な事を言えば毎日でも)通える時には通うようにしています。話せるようになっている気はしませんが、一応初級クラスから中級クラスに上がりましたし英語を話すということに対する抵抗感はなくなったと思います。


今後の検討事項としては以下の点を考えています。
・速読英単語の後にどの教材に進むべきか
・語彙数を増やすために単語帳で勉強するべきか、長文等で自然に覚えるべきか
・もっと早く英文を読むためにどういうトレーニングをすべきか
・TOEICやTOEFLなどの試験を受けるべきか
・日常英会話だけではなくビジネス英会話を始めるべきか


乞うご期待。



2015年2月26日木曜日

aegif 9th Anniversary Partyに参加頂いてありがとうございます

こんにちは。

2月ももう終わりそうです。既に2か月以上英語の勉強をしているのにもかかわらず全く進歩している気がしません。2か月があと5回過ぎたら今年が終わってしまうと思って欝になってるイージフのフジイです。これ本当は無理ゲーなんじゃないかという思いを日々強めています。私に会っても間違っても英語の上達の話にはふれないように。英語勉強しててスゴイですね!と成果ではなくプロセスだけを褒めてください。よろしくお願いします。

さて、先週の木曜日2月19日にaegif 9th Anniversary Partyを行いました。会社の本当の創立記念日は2月22日なのですが、あいにく22日は週末ですし、金曜日よりも木曜日の方が参加しやすいのではないかと思い、あえて木曜日に開催することにしました。

結果としてはたくさんの方に参加していただけとても嬉しいです。本当にありがとうございました。aegifメンバの参加が25名弱で、外部からも100名弱参加していただけました。

忙しい12月という時期ではなく、2月という割と時間に余裕がある時期に開催できたのは良かったと思います。参加登録して頂いた方のうち、実際に来て頂いた人の比率もいつもより高かったです。

第1回のパーティの時、今から9年前ですが、は恐らく来て頂いた方はせいぜい20〜30人だったと思います。そこから比べると今は何倍もの方に参加して頂けています。1年1年はそんなに意識しないで過ごしてきましたがこうやって改めて比較して考えると知らぬ間に色々な繋がりが広がっていたんだなと思います。

継続は力なり、といいますが本当ですね。特別な事をしなくても真面目に生きてコツコツやってるだけでも誰か見てくれている人はいるんだなと改めて感じました。

私はと言えばとにかく色んな方とお話をしたり、仕事やプライベートで関係ありそうな方々を少しでも多く色んな人にご紹介したいと思い奔走しておりました。気がついたら写真を撮るのを忘れており、本当は今日のブログに載せたかったのですが一枚もありません。料理は今年も全く食べられませんでした(笑)

最初の頃は本当に皆さんとお話をするだけで必死で、他の事は一切考えられず私が招待したにもかかわらず全く話が出来ない人も結構いたという事もありました。しかし人間は成長するもので、充分とは言えないもののある程度余裕を持って多くの人と話をする事ができるようになったと思います。

社長挨拶がグダグダというのは最初から全く成長していませんが・・・。aegifメンバからも「普段ブログで書いているような事を言えばいいのに全く中身がなかったですね(冷笑)」と厳しい突っ込みが。精進します。

今年を1年無事に乗り切れば来年はいよいよ10周年です。来年はどんな景色が見えているのか、今から楽しみです。

2015年2月19日木曜日

現実にいつも怯えながら、でも最後まで自分の好きにやる

こんにちは。


先週祝日だったので、ブログをおやすみしてお久しぶりです。今日のABMはスギモトさんと二人だけです。明日創立記念パーティで忙しいのでマカロンさんにはABMの相手をしてもらえなかったイージフのフジイです。詳しくは来週書きたいと思いますが、今回のパーティは想像よりも多くの方に参加いただけそうです。aegifメンバもほとんど参加しますので、ぜひメンバも交えて皆さんと交流できればなと思います。


さて、というわけで今週の本題に入りたいと思います。


現実を直視しながら理想を持ち続けることの難しさ、人生の「賞味期限」


というブログをメタップスの佐藤社長が書いていてバズっているようです。直接の面識はなく六本木のawabarでたまに見かける程度ですが28歳とは思えないその慧眼には感服しています。


全体的に私が普段から思っていることをそのまま文章にされており、経営者っていうのは年齢関係なく同じような事を考えているんだなと思いました。特に最初が外貨を稼ぐって・・・、どこかのシャチョウが最近ブログで書いていましたね(笑)。その中でいくつか自分が経営者として感じたことを書いてみたいと思います。


現実を直視しながら理想を持ち続けることの難しさ」


まずはホントこれに尽きます。この言葉は身にしみました。10年も会社の経営者をやっていると理想は分かるんだけど現実はこうでしょ、というような考え方になりがちです。かと言って理想がなければそもそもなんで今この会社をやってるんだっけ?となってしまいます。単なる惰性なのであればさっさと会社なんてやめた方がいいのは間違いありません。


しかし、日々迫ってくるのは現実だけなわけです。現実の連続、理想が入る隙間なんて全然ないどころか日々理想なんてものは擦り減っていきます。理想は絶えず自分で無理にでも膨らませ続けなければいけません。これが本当に難しい。


会社としてすぐ稼げる割の良い仕事が来ているのにそれを断って結果が出るかどうか分からない投資にリソースを回さなければならない時、会社としてメンバの労働環境を守るために取引をお断りする時、会社の事業を集中するために会計事業を縮小する事を決めた時、どれも苦しい決断でした。


特に会計事業を縮小した時には当時在籍した会計士のメンバ2人に会計士として働いてもらうことができなくなったと伝え、結果二人とも会社を去って行きました。一緒に働いてた仲間が去る時はaegifと自分を否定され見限られたような気がして、本当に悲しい気持ちになります。これは今でも変わりません。


一方で現実を見ないで単に理想だけを掲げてあるべき事を話すことがいかに簡単か。こうあるべきだ、こうしたいと言って誰かを批判するだけで、自分は行動しなくていいわけですから。逆に現実だけ見ていれば、今できそうな事だけをやっていればいいのでこれはこれで楽です。何も新しいことに挑戦しなくても良く、不安になることもありません。


こうしたい、こうあるべきだ、という理想と現実の間には大抵大きな、しかもすぐには埋められないGAPがあって、それをどうにか一歩ずつ埋めていくんだけど、決してそこが埋まることはありません。なぜ理想通りいかないのか、嘘つきなのかという様な批判を浴びつつ、一方で現実にはしっかり目をやって一歩ずつ確実に進めていかないといけないのは本当に大変なことだと痛感しています。


私の場合は、現実にいつも怯えながら、でも最後まで自分の好きにやる、と対処しています。いつも何があっても死ぬことはないと自分に言い聞かせています。でも、理想を追う時と理想を諦めても現実を重視する時のバランスが難しくいつも失敗しながら進んでいます。


「できる事の少なさに対する絶望」


学生の時や社会人の最初の頃は自分たちが見えてる世界が狭かったり、そもそも自分たちができることしか親や上司から与えられてなかったんだと思います。そのため、自分たちが見えてる範囲内のできる事というのは結構多いと勘違いをしていました。


私は大手企業には4年ぐらいしか勤めていないのでそれ以降の事は分かりませんが、もしかしたらそういう環境にいればある程度経験年数を積んでも同じようにできる事は結構多いという感覚を持てていたのかもしれません。


しかし、会社を作って暫くすると自分ができる事はなんて少ないんだろうと実感します。とにかく知らないことが多いし、自分の能力の限界も感じます。会社の設立登記一つも満足にできないですし、どこに営業すればいいかも分からないし、営業に行っても何をすればいいのか分からない、いざ契約となっても契約書をどうするんだということから分かりませんでした。文房具一つ頼み方もわからないですし、PCだってどれを買ってどういうセットアップをすればいいかも分かりません。


今まで大手企業に勤めている時には気が付きませんでしたが、色んな人が私が当たり前だと思っていたけれども見えてなかった事をやっていたんだなと気付かされました。


あんなに何でもできると思っていた自分の事を恥ずかしく思いつつも、できることが少なすぎて落ち込みました。世の中に自分なんていてもいなくてもあんまり変わらないということも分かりました。


私はひと通り激しく落ち込んだ後に、開き直ることにしました。できないものはできないんだから仕方ないですし、自分ができない事に落ち込むよりも自分ができる事を見つけたり自分が少しでも達成してきたことを喜んだほうが楽しいと思います。


今も日々できないことがドンドン見つかっている状況ですが気にしないように努めています。できる事、してきた事もドンドン増えているし、今日できなかったことが明日できるようになっていればそれはそれで幸せな事だなと思ったからです。


「損得で考えると損する」


逆説的なのですが損得で考えると損するというのは経営者として実感できます。正確には損得「だけ」で考えると損するという事なんだと思います。何かを決める時に必ず損得は重要なインプットの一つとして考慮しますが、最終的には損得だけではなくなぜ我々がそれをやるのかと言ったストーリ、自分の信念、チームとの相性など他の要素も大切です。


得をするために損得だけでは考えないという事ですので、決して清廉潔白で偽善的な話をしたいわけではありません。先ほどの理想と現実の話ではありませんが、現実としてお金が企業にとって最も大切な要素の一つであることは間違いありません。


また、これは経営者特有の難しさだと思うのですが損得といった時に会社の損得と個人の損得があり、短期的にはそれが相反することが多いという事に注意が必要です。この点について予め色んな状況に応じたシミュレーションをしておくことと、最初からその切り分けに関するルールを作ってその通り運用していくということが有効なのかなと思います。


というわけで今回のブログは以上になります。英語に関しては「昨日」から一歩も進んでる気がしません。今は成果が目に見えてないだけで目に見えないところではきっと進歩しているはずと自分に言い聞かせて頑張りたいと思います。思い込みの強さも自分の良い所だと思うので。


 



2015年2月5日木曜日

aegif英語学習日記 - 2014年12月 -

Hello, how are you?
I'm fine, thank you.
How about you?


今年英語の勉強をしようという話をした瞬間すっかりかぶれているイージフのフジイです。とは言えまだ使えるのは中学1年の最初レベルですが。中高(予備校)大学と11年も何やっていたのか自分でも不思議です。これでも一応慶應義塾大学の文系学部卒でTOIECも710点なのですが・・・。現実逃避したい気持ちをおさえて頑張ってブログに向き合っている所です。今日は珍しくスギモトさんもいますし。


I wish I were a bird.


新年のご挨拶で今年の抱負として今年中に英語をなんとかする!と決めました。そこで定期的に英語学習の進捗、成果や感想を書いてみたいと思います。今回は昨年12月の感想を書きたいと思います。


英語を勉強しよう!と思ってまずぶち当たった壁は何を勉強すればいいのかという所からです。留学、スクール、独学という所から始まり、どのスクールがいいのか、どの書籍がいいのかという事も分かりません。


やむを得ず情報収集から始めましたが、とにかく人によってサイトによって書いてあることが全然違う上に色んな流派がありすぎてそもそもこれから始めようという人には全く分からない状況です。どれかを信じればいいのだと思うのですが、そもそも出来ない人にそれを判断することが不可能です。大体こんだけ書いてあっても日本人の大多数は英語出来ないわけですからそもそも情報自体が眉唾なわけです。


仕方ないので自分が納得感できるやり方を色々試してみて、これは合いそうだと思ったものを決めて後はひたすらそれをやるという方法を取ることにしました。とりあえず気になった本を買う、という作戦です。お陰様で家には20冊以上の英語関係の本が書棚の肥やしになっています。ほとんど読んでいない本ばかりですが。。。


その中で去年12月に自分が良いなと思って選んだ方法をいくつか上げてみたいと思います。


その1. 一億人の英文法(文法)


世の中的に最初は文法から入るのが良いらしいというのが多数派のようです。フォレストの様なしっかりした文法書をやった方がいいよっていう説もありましたがインターネット上では少数派で、会話中心に考えるなら一億人の英文法がいいよっていう説が多数派のようでした。というわけでとりあえずこちらの書籍を勉強することに。内容的には中学〜高校で学習した事ですし、文法書はしっかり読むというよりもさらっと何回か読んで後で気になった時にもう1回見るのが良いということでしたので、その通りやってみました。


まずのっけから衝撃。普通最初はS+Vとかの五文型から入りますよね?この本には一切五文型というものが出てきません。また、動詞や前置詞や副詞も文章と言うよりもイラストが多用されていました。イマドキの英文法も進んでいるんだなと思いました、良いか悪いかは分かりませんが売れているっていう事はアリなんでしょう。


この文法書の効果があったかどうかはまだ分かりませんが、2週間ぐらいでさらっと3周ぐらい読んでみました。今でも時々参考になることがあるのでまあやって良かったのかなと思っています。


その2. English Grammar in Use(文法)


一億人の英文法だけでもいいかなと思ったのですが、海外の子供がやる英語の文法ドリルのようなものが評判が良かったので見てみました。こちらはアプリがありますのでスマートフォンでできます。通勤時間の暇な電車の中でやるのがいいなと思いやり始めることにしました。


全部で142ユニットもあって1日1ユニットできるかできないかなので全然終わっていませんが文法用語の英単語が分かったり、日本の文法書よりもわかりやすい部分があったり、また短文をたくさん読むので初心者に取ってはリーディングの訓練にもなるなと思い割と気に入っています。


その3. えいぽんたん(英単語)


ドリコムが作っているソーシャル機能が若干ついている英単語学習ゲームです。英単語を単語だけで覚えても余り意味ないという説があり実際私もそう思うのですがこちらは単語を覚えるというよりもゲームがメインでついでに英単語も少し覚えられればいいなと思い始めました。


各レベルに100単語、レベルが全部で41あるのですがゲームが得意な私はあっという間にLv41まで上げてしまいもうやることがない状況になってしましました。正直4,100単語全部覚えたかと言われると自信ありませんが、楽しくできましたし、たまに覚えている単語やえいぱんたんでやった!という単語にも出くわしますので意味はあったのかなと思います。一時期は熱中して時間があるときはずーっとえいぽんたんをやってました。最近は触っていませんが取っ付き易いアプリだったなと思います。


その4. 速読英単語(主にリスニングと音読)


はい、受験生の定番、速読英単語です。今更感たっぷりですよね、私もそう思いました。ただ、速読英単語の単語帳としての評判は正直かなりイマイチなのですが、別売りのCDを使ったリスニング、音読、リーディング素材としては秀逸という評判が多かったのでやってみることにしました。また、特に大学受験用の書籍は競争も激しいしよく出来ているものが多いらしいです。


速読英単語は単に読んだり覚えたりするのではなく(むしろ単語を覚える意味では全く使っていません)、リスニングを強化するのと音読をして口を慣らすためにやっています。


正直これが効果あるのか分からないのですが、1回始めた以上はしっかりやろうという最初のポリシーに従って迷いながらも2周目に突入しています。そう言われると確かにちょっと英語が聞き取りやすくなっているような気も・・・。完全に気のせいの可能性も高いのですが。


その5. 英語耳(スピーキングとリスニング)


Amazon書籍ページ記載の内容
「ネイティブ並の発音と、字幕なしで洋画を見られるリスニング力を同時に身につけられる。「効果があった!」という声多数の奇跡のレッスン。レッスンが大幅進化。CD音声も刷新・強化。女声/男声&歌入り。」


いやー、これ怪しいですよね(笑)。正直私もこれは相当怪しいと思っています。とは言えなぜこの本を始めたのかというと著者のいうことを真に受けたわけではありません。そんなに簡単にネイティブ並の発音と、字幕なしで洋画を見られるリスニング力が身につけられたら世界で英語に困る人はいないはずです。


とは言え私は発音記号が正しく読めなかったのと、発音記号に紐付いた口の状態が分からなかったのでこの本を勉強することにしました。実際にこの本で発音記号を学習してから辞書を引いて発音記号を見ればなんとなく発音は分かるようになりました。自分がその通り発音できるわけではありませんが。


そういう意味では最初にやっておいてよかったなと思っています。著者曰く100回繰り返せという話ですのでまだ道半ばではありますが。


12月中は上の5つを中心に勉強していました。1月からは他の物を始めたりもしていますのでそちらのご紹介と、勉強に関する戦略というか私が考えていう事などを書いてみたいと思います。



2015年1月15日木曜日

aegif 9th Anniversary Party 開催決定!

こんにちは。


2015年も既に4%過ぎましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか。4%が25回繰り返されると100%です。そう考えると1年なんてあっという間ですね。2015年があと56%(14回)経過すると38になるイージフのフジイです。40までもう少しですね・・・。


って書いて、ホンシャのスギモトさんから去年のこのネタやったでしょ!と怒られました。仕事にかまけてABMに参加しないくせに口うるさい人です。


さて、去年の12月のメセン「クリスマスパーティ2014」で書きましたが、2月に "aegif 9th Anniversary Party" を開催することを正式に決定しました。イージフを設立したのが2006年2月22日ですので、2月22日前後の平日ということで2月19日に開催することにしました。概要を転載しておきます。


まだ招待されてないけど行きたい!興味ある!!という方は1月31日までに私かお近くのaegifメンバにお声がけください。


よろしくお願いします。


<イージフ創業9周年記念>


『 aegif 9th Anniversary Party 』開催のお知らせ

aegif は来る平成27年2月22日に創業9周年を迎えることになりました。
これもひとえに皆様のご支援の賜物と深く感謝いたしております。

つきましては、下記の通りアニバーサリーパーティを開催いたします。

日頃メンバーがお世話になっている方々をオフィスにお招きし皆でワイワイできればいいなと思っております。

ご多忙中のところ誠に恐縮ではございますが、
ご家族・ご友人等お誘い合わせのうえお越しいただけますと幸いです。

★━━イベント概要━━★

日程:2015年2月19日(木)
時間:19:00~22:00(* 時間内は入退場自由)
会場:aegif オフィス(六本木ヒルズ森タワー34F)
アクセス:http://www.roppongihills.com/guide/access/
参加費:3000円
形式:フリーフード(立食)、フリードリンク(アルコール含)
ドレスコード:カジュアル



2015年1月10日土曜日

2015年度の抱負

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

いつもは「あけおめ!」なのですが、アラフォーが「あけおめ!」って痛々しいよな、、と思い心を改めたイージフのフジイです。昨年末のブログで「来年は何か自分にとってもチャレンジングな事を行って成果を出したいと思います。」という宣言をしましたので早速新年からチャレンジしてきました。
2015-01-07 14.02.45

・・・
年末のブログと何も変わっていないって?

よく見てください、全く違います。というのも去年の写真はめぐじろう、今年は聖地三田本店です。三田本店のが量が更にボリューミーなんです!(麺少なめにしてしまいましたが)ちなみにマカロンとドロップも一緒です。ドロップのブログはこちら

というわけで気を取り直して本題に入りたいと思います。新年最初のブログですので2015年の簡単な抱負について書きたいと思います。

まず会社に関してですが、外貨を稼げるようなサービスを展開する準備をしたいと思っています。詳しくは後日別の記事として書こうと思いますが、グローバル化という積極的な理由ではなくて日本沈没という消極的な理由で、「世界」からは逃げられないと感じています。色んな経営者がグローバル化!という話をしていましたが、積極的な理由で私が選べるのであればやり過ごそうと思っていました。ですが、日本沈没という消極的な理由をやり過ごすことはできません。世界第2位の経済大国だったかつての日本が懐かしいですが。

とは言え、すぐに外貨を稼ぐと言っても簡単にできることではありませんので来年は中長期的に外貨を稼いでいくための足がかりとする1年にしたいと思います。具体的には海外向けのソフトウェアやサービス(今もCmisSyncなど一部は展開しておりますが)を提供する、aegifメンバの英語力を高める、日本人以外の採用(今も日本以外に2カ国のメンバがいますがみんな日本語が堪能です)を増やすなどなどです。

これに関してはこうしたい、できたらいいな、ではなくて出来ないと中長期的には死んでしまうというレベルだと思いますので切実です。

次に個人についてですが、上記会社の目標にも通じますが私個人の英語力をなんとかしたいです。目標としては年内に外国人の英語をある程度聞き取り、自分の言いたいことをセンテンス(単語ではなく!)で伝えることができるようになることです。

今までは本気で自分たち世代ぐらいまでは何とか英語なしで逃げきれるはずと思っていましたが、やっぱり無理っぽいです。私もまだ37歳でこれから普通に生きていればあと40年、働いている期間だけでも多分30年以上はあると思います。この期間を英語なしで逃げ切る方が英語を修得するよりも大分大変だと思い腹を括りました。これもできるかな?やれればいいな?ということではなく、やらなければ今までと同じようには生きていけないという意味で深刻です。

英語で夢を見る、なんて夢のある話ですね。