2015年3月19日木曜日

未来は不安だけれども

こんにちは。

つい最近まで毎日寒くて凍えていた気がしましたが、すっかり暖かくなりました。先週はちょうどマレーシアに行っていて久しぶりに半袖半ズボンで過ごしたり、プールに入れたりして幸せでしたが、日本もすっかり暖かくなってきたのでこの調子で三寒四温などと言わずに一気に暖かくなってもらいたいものです。

先日、友人がFBでおすすめしていた「なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?」(松村嘉浩)という本を読みましたので、それを読んで思ったことを書いてみたいと思います。

この書籍の内容を結論から言ってしまうと、みんなが漠然と不安な理由は、まったく新しい時代にいるのに今までどおりに生きようとする既得権益層が世の中を歪めているから、という話になります。

私達の父親くらいの世代が若いことは将来は希望に満ち溢れていたというような話をよく聞きます。将来に不安を持つよりも希望を持つことができたし、そういう人も多かったようです。

しかし私も含めて私の世代や下の世代は将来に不安を持っている人が圧倒的多数だと思います。不安な要素をあげればきりがありません。例えば、
・少子化で人口が減少していく
・景気も今まで良くなったことは一度もないし将来も暗い
・年金も今言われているように貰えない
・消費税は上がることはあれ下がることはない
・原発の問題も未解決で進まない
などなどです。さらにそれに対して的確な対処がなされているとは思えない上に、既得権益が強すぎて今後も改善されていく見込みが全く見えません。社会を上から俯瞰して見れば本当に暗くなることばっかりだなと私も思っています。 

ダメなものをいくらダメと言っても仕方ない

実際の所、私達が暗くなったって今の状況が改善するわけではありません。誰かが世の中を不安のない世界にしてくれることもないし、戦争や国がデフォルトでもしない限り既得権益層がいなくなることもありません。どうせ生きていかなければいけないのだからダメな事よりも良い事に着目したほうが幸せな気持ちになれるのではないかと思います。

上から見てダメだと思ったら、今度は下から見てみれば良いこともたくさんあります。 

現代に生まれて良かった

私は50年前に生まれるのと現代に生まれるのであれば、間違いなく現代に生まれてよかったと思っています。

50年前はこんなにどこでも便利なインターネットは使えませんでしたし、一人が何台もPCを持てるような状況ではありませんでした。私の中学生の時ですらHDDなどない本当に簡単なことしかできないPCが平気で40万や50万円もしました。今からほんの20数年前の話です。今であれば全てが揃っているPCが10万円やせいぜい15万円も出せば買えてしまいます。

音楽を聞くのにも、本を買うのにもわざわざお店に出向いて探したり、在庫を取り寄せたりしなければいけませんでしたが、今であればボタンひとつで一瞬で購入することができます。

また、大学生の頃に大学で使う教科書などの紙媒体が多すぎてなんとか電子化できないかと家の中でLANを組んだり、スキャナを買ったりして色々試したことがありますが、当時は電子化は実現できませんでした。何がボトルネックだったかというとストレージです。教科書のスキャンデータを保存するHDDが高すぎて大学生には不可能でした。今からほんの15年前の話です。今ではストレージの問題はほぼないと言ってしまったも構いません。Dropboxに年間1万円を払えば1TBもの容量をネットワーク上で使えるようになるわけです。

その後、社会人になりたての時に全てのメールやカレンダをPDAで管理しようとした事があります。お金も手間もかかりましたが結局満足した同期しか出来ませんでした。今からほんの10年前の話です。それが今ではスマートフォン一つで電話、メール、カレンダはもちろんの事、ゲーム、音楽、本、勉強、インターネットなどなどありとあらゆることが簡単にしかも低コストで出来てしまいます。私の英語学習もスマートフォンに音声データを入れられるので助かっています。

こうやって振り返ると当時はあの手この手で苦労して出来なかったことが、今では簡単に出来てしまうということに感動します。 

自分たちの新しいルールで楽しむ

将来は不安に違いないのですが、逆に今までに出来るようになった事を考えたら楽しい気分になれますし、きっと将来も同じように出来ることが増えていって楽しいんだと思います。もちろん昔は当たり前に出来たことが将来はできなくなるということも増えると思いますが、単にルールが変わって楽しみ方が変わったと思えばいいだけです。

昔はこうだったあーだったと考えるのではなく新しいルールに則った新しい自分なりの楽しみ方を探し出せば良いと思います。どうせ生きていくのならば出来ないことを考えて落ち込むよりも、出来るようになったことを考えて毎日楽しんだ方が良いですよね。

2015年3月5日木曜日

aegif英語学習日記その2 - 2015年02月 -

こんにちは。


2015年も2ヶ月が終わり、3月に入りました。ついでに私の英語学習期間も3か月たちました。当初の見積では3ヶ月もたてばかなり英語力も上昇しておりペラペラとは言いませんがニュースぐらいは大体聞き取れて、話もそこそこできているイメージでしたが、現時点では計画と現実の差が日々広がっている状況です。やり始めて分かりましたが、これはもしかしたらライフワークになるぐらい大きなプロジェクトなのかもしれません。


「aegif英語学習日記 - 2014年12月 -」の記事はこちら。


また、自分としてはそれなりに勉強しているつもりですが、どうしても流されることもあります。最初は英語学習は単なるスキル習得のためだと思っていましたが、3か月経った今ではこれは自分との闘いなんだなと考えを改めました。そういう意味では英語学習は座禅の様な精神修養の一種なんだろうなと感じています。とにかく今は成果も見えず伸び悩んでいると感じています。


こうやって毎日英語に取り組んでいると公認会計士受験生時代を思い出します。当時、公認会計士の受験をしようと思いたち2000年3月に勉強を始めてから9月ぐらいまでは新しい簡単な事をやるだけでしたので楽しく、模試の成績もそれなりに取れていました。


ところが10月をすぎると応用編に入って全く点数がとれなくなりました、それこそ200点満点で50点とか60点とか。その後も2001年4月くらいまで同じような成績を毎回取り続けていました。半年以上もの間、毎回50点60点という結果をもらい続ける事はそれだけで精神的にかなり来ます、このままやってても意味あるのかな、どうせ最後合格できないのだったら外資系コンサルティング会社に内定ももらっているし早い所勉強をやめてしまった方の良いのではないかと毎日思っていました。


とは言え学生で他にやることもありませんし、一回決めたことを途中で投げ出すのはイヤでしたのでめげずに勉強を続けていました。その時私は全く思っていませんでしたが、今となれば私はこういう事をコツコツ地味に続けるのは得意なようです。


結果5月くらいから急に成績が上がり始め模試を受ける度に80点、120点、160点と成績があがっていき、最終的にはその年の8月の試験で恐らく成績上位で合格することが出来ました。


今の自分は多分ずーっと50点とか60点ぐらいをウロウロしていた時期と同じなんだろうなと思っています、というか思いたいです。その時の勉強のコツは、
・簡単な事を何回も何回も繰り返す
・合格した時の事を過剰に妄想する
・イヤになったら休む、でも辞めない
の3つです。ですので英語の勉強にもこの3つを当てはめて、勉強を続けていきたいと思います。


というわけでこの3か月やってきたことを載せておきます。


1. 速読英単語(リーディング/リスニング)


リスニング3回、文章を見てリスニング1回、精読、音声のスピードを変えて音読10回、文章を見ないでシャドーイング2回を毎日2Unitやり、全部で2周しました。正直効果があるのかは分かりませんが、なんとなく聞こえるようになった気がするのと、英語の音を発音するのが楽になりました。また、文章を見ると多分こういう風にリエゾンするのかなぁというのもいくつかわかるようになった気がします。


2. 毎日の英単語(単語)


単語を覚えるのではなく塊(書籍の中ではクラスターと言っています)で覚えます。単語自体は簡単なのですがクラスターで覚えるので英会話の時に役に立ちそうだなと思っています。復習を6回やれと書いてあるので地味にやっており、やっと半分くらい終わりました。


3. English Grammar in Use(文法)


以前ブログで書いたものと同じです。


4. 英会話スクール(会話)


やはり会話をするには英会話スクールが一番良いかなと思います。週1とかだと余り効果がないと思いますので、可能な限り(極端な事を言えば毎日でも)通える時には通うようにしています。話せるようになっている気はしませんが、一応初級クラスから中級クラスに上がりましたし英語を話すということに対する抵抗感はなくなったと思います。


今後の検討事項としては以下の点を考えています。
・速読英単語の後にどの教材に進むべきか
・語彙数を増やすために単語帳で勉強するべきか、長文等で自然に覚えるべきか
・もっと早く英文を読むためにどういうトレーニングをすべきか
・TOEICやTOEFLなどの試験を受けるべきか
・日常英会話だけではなくビジネス英会話を始めるべきか


乞うご期待。