2014年12月25日木曜日

皇紀2674年をふりかえって

こんにちは。

いよいよ皇紀2674年も最後のブログです。今日はホンシャのスギモトさんもいないし、マカロンもいないしでABMが開催されませんでしたが、今年最後ということもあり渋々一人でブログを書いているイージフのフジイです。先週サボっちゃったし...(ABMがなかったせいで私は悪くありませんが)

全然関係ありませんが今日はクリスマスなんですね。そういえば去年のクリスマスは「めぐじろう」に並んでたなぁなどと懐かしく思い出しました。今年は「豚星。」一辺倒で全然めぐじろうにはいってないのを今思い出しました。どうでもいい情報ですが。
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さて、皇紀2674年も最後ですので、ざっくりと今年を振り返ってみたいと思います。今思い返してみると去年に比べると落ち着いた一年、というか落ち着きを取り戻す一年だったなぁというのが感想です。とは言え私を直接ご存知の方には去年がそもそも色々ありすぎでしょ!と突っ込みをいれられそうですが。。。

仕事に関して一番大きいできごとはLiferayのアジアで2番め、日本ではじめてのプラチナパートナーになった事です。お陰様で今年も順調にLiferayのビジネスは伸びており来年も楽しみです。また、地味にではありますがaegifメンバの数と業績も過去最高を更新しました。まだまだ弱小企業であることには変わりありませんがリーマン・ショック、東日本大震災などを乗り越えて少しづつ、しかし着実に成長しています。

仕事で嫌なことがあったりなど日常茶飯事ですが、喉元過ぎれば熱さを忘れます。今となれば良い思い出かなと思いますし、逆にそういう事から逃げずに乗り越えてきたから今があるのかなと思えばアリかなと思う様にしています。

続いてプライベートに関してですが、小さな話とは言え週2の辛いトレーニングジムを継続することができたのは自分にとって多少の自信につながっている気がします。なんとなく身体は健康な気がします、財布は確実に軽くなってますが。

また、大学卒業以来会っていなかったゼミの同級生に、しかも海外で2人も会えたのはうれしかったですね。自分達の世界が広がっているのだと思います。その証左というわけではありませんが、今年は今まで行ったことのなかった国に3箇所も行けましたし、国内・海外あわせて旅行にも20回以上行ったと思います。

最初にも書きましたが今年は新しい生活に慣れて安定するのに時間を使う一年でしたので、新しい事を始める事は余り出来なかったように思います。やっと1年経って新しい生活にも慣れてきましたので、来年は何か自分にとってもチャレンジングな事を行って成果を出したいと思います。

みなさんの皇紀2674年はいかがでしたか?
せっかくなので1年を振り返ってみてください。

2014年12月11日木曜日

クリスマスパーティ2014!

こんにちは。

2014年ももう終わりですね。皆様いかがお過ごしだったでしょうか。

私といえばやっと最近平成26年という年号に違和感を覚えなくなってきたと思ったらもう平成27年。きっと来月からまた「平成26年だっけ、27年だっけ」という勘違いをしばらくやることになると思うと面倒です。いっそのこと元号はなくして西暦かむしろ皇紀に統一してほしいものです。

というわけで皇紀2674年12月も相変わらず毎日平和に過ごしているイージフのフジイです。先週お休みだったと心配していた皆様方、ご安心ください。

12月といえば、毎年恒例のaegifオフィスを開放したクリスマスパーティの時期ですね。毎年100名以上の方が参加して頂いています。手前味噌ではありますがかなり盛況に開催させていただいていました。

去年まで8回開催してきたクリスマスパーティですが、いろいろ考えた結果今年は開催しないことにしました。

そもそもなんでオフィスを開放したクリスマスパーティをやっていたかと言うと、元々は取引先やaegifメンバの友人、知人、元同僚にaegifのオフィスを見てもらって各メンバの友達たちを紹介しようという趣旨でした。せっかくだから12月にやるのが参加してくれる人も多そうだし、12月は仕事にも余力があったのでパーティを行いaegifをご紹介するのに都合がよいのではないかと考えました。

その後恒例という形でずっと12月で続けてきたのですが、
・12月は来ていただく方が忙しいので、むしろ人を呼びづらい
・社員の人数が増えたこともあり準備をしてくれるバックオフィスのメンバが特に12月は忙しく対応が厳しい
・毎年同じコンセプトなのでマンネリ化していた
という理由から今年はクリスマスの時期にパーティをやることは中止しました。

当初は12月の金曜日にやっていたのですが、他の予定と被って来られない人が多いということで金曜日以外の平日に日程を変更したり、社員の増加に伴う仕事量が増えてバックオフィスのメンバによる対応が厳しくなりパーティ用のアルバイトを雇って対応したりしてきました。

しかし、よく考えればそもそも色んな人に来てもらいたいという理由で決めた時期ですし、aegifメンバと友人たちに楽しんでもらおうとパーティを始めたのにバックオフィスのメンバに多大な負担をかけてしまうのであれば本末転倒です。そこまでして「恒例」にこだわって12月に開催する必要はありません。というわけで今年からは12月のクリスマスパーティは中止します。そして今後は、 

2月に創立記念パーティを開催します!

aegifの創立記念日は2006年2月22日です。来年の2月22日前後にコンセプトも少し変えて創立記念パーティをやりたいと思います。ちょうど来年は10期目、9周年です。再来年の10周年記念パーティに向けての予行演習という意味も含めて気持ちを新たに開催したいと思います。年が明けましたら皆さんにご案内いたしますので、ご興味がある方はぜひご参加ください。

(ここだけの話aegifのクリスマスパーティでは私が知っている限り数組がご成婚しています)

2014年11月26日水曜日

スピーチが上手になるためには?

こんにちは。

先週末関西に行っていましたイージフのフジイです。せっかくの機会だから関西の有名店にいくつか訪問してみようと思い、神戸の「カセント」、芦屋の「あ〜ぼん」などに行ってきました。味も美味しいし雰囲気も良いのですが、やっぱり東京はスゴイなと改めて思ってしまいました。こういうレベルのお店があちこちたくさんあるからです。

個人的に一番良かったのは八尾で発見したとんかつ屋さんです。「釜揚うどん一忠」までうどんを食べに行こうと八尾駅から歩いていた所ものスゴイ行列になっていたのでうどんを食べたあと連食しました。これが大正解!今まで食べたとんかつ屋さんの中で一二を争うほど美味しかったです。八尾に「マンジェ」あり、皆さんも関西に行ったらわざわざでも行く価値があると思います。お昼連食でとんかつを食べたあとによる串揚げというコンボは結構きつかったですが・・・。

こういう出会があるから地方都市は楽しいんですよね。また関西まで遊びにいきたいと思います。

さて、今回関西に行ったのはaegifメンバの結婚式に呼ばれたからです。段々アラフォーにもなってくると結婚式にただ呼ばれるだけではなく、主賓として挨拶を求められたり乾杯の合図を求められたりするものなのですが、今回は副社長の石井が挨拶を行いました。というのも元々結婚式を行ったメンバは石井の大学時代からの後輩だったためです。お陰様で私は平和な気持ちで結婚式を祝うことに集中することが出来ました。

結婚式の挨拶をお願いされるというのは光栄な気持ちがある反面、自分の挨拶によって人の幸せがかかっている、場合によってはぶち壊しになってしまうかもしれない、という意味でとても責任重大なことだと思います。依頼されたからには絶対に結婚式の雰囲気に合った良い挨拶をしたいものです。

ということは上手にスピーチができるようになっている必要があります。

そのためには自分でスピーチを行って、その後人のスピーチを見て、また自分でスピーチを行って・・・ということを繰り返すだけです。継続は力なり、スピーチに王道なし。

自分で結婚式の挨拶をする前までは他人の挨拶を見ていても、単にうまい、下手、面白い、つまらない、話が長いなどと言った感想しか持つことが出来なかったのですが自分が経験をしているとこういう言い方はいいなとか、ダメだなとか、こういう話をいれると面白くなるのかとか、こういう話は言っている本人は楽しいと思っているのだろうけれどもこっちには伝わってこないな、という自分がやるとしたらという視点に立って聞くことが出来ます。

また、挨拶をしている人の苦労や大変さが分かるので終わった後に心からお疲れ様!気持ちは伝わったと思うよ!!と思うようになりました。やっぱりなんでも自分の身に置き換えて人のを聞いてみないとダメなんですよね。

最初から上手に出来なくても大丈夫です。少しづつ前に進めれば。

2014年11月20日木曜日

ビジネスコンサルティング合宿行ってきました〜

こんにちは。


先週末すっかり風邪を引いてしまいました。元々体調が余り良くなかったのもありますが睡眠環境が良くない事がありcatch a cold. とは言えBKは風邪ひかないと言いますから、BKじゃなくて良かったと安心しているイージフのフジイです。


睡眠環境が良くないのは六本木で夜な夜なウェーイ!、ではなくコンサルティング合宿に行ったためです。一晩外で寝ただけで風邪をひいてしまうなんてジムに通ってる意味があるんでしょうか。きっとまだ精霊から人間になりきれてないんですね。森の精霊が風邪をひくのか知りませんが・・・。


というわけで、今日はaegif初のビジネス・コンサルティング合宿について書いてみたいと思います。


オープンソース・コンサルティングチームでは今まで開発合宿なるものを何回かやっています。私は参加したことがないのですが、合宿して色々開発したり、ゲームをしたりするみたいです。どうやらゲームがメインらしいというのは内緒です、自分は参加したことがないのであくまでも噂ですが。


今回はビジネス・コンサルティング合宿です。私を始め取締役全員とビジネス・コンサルティング業務に関わるメンバは原則として全員参加してもらいました。もちろん中には家族の入院等によって参加できないメンバもいましたがほとんどのメンバが参加してくれました。


研修内容は若手向けにコンサルティングとは何か?と言うプロフェッショナルマインド講義から始まり、各自がアサインされていたプロジェクトの反省点や気付きなどをプレゼンテーションするプロジェクトの発表、最後は1日かけてQuestetra(クラウド型ワークフロー)をクライアントに提案するという演習を行いました。


今回ビジネスコンサルタント向けの研修を初めてしかも泊まりがけで行ったのですが非常に有意義だったのではないかと感じています。もちろんこの手の研修は主催者側は有意義だったという風にバイアスがかかりやすいというのは理解していますが、それでもまたやっても良いと思うものでした。


若手のメンバは日々プロジェクトに追われて中々新しい事をピックアップする機会がないと思いますが、かなり基本的な所から最後は経験豊富なメンバとチームを組んで一緒にプレゼンをするという高度なところまで学習する機会があったと思います。経験豊富なメンバも忘れていた事を改めて思い出す機会になったり、人に教えることが一番勉強になると言うように若手のメンバに教えることで改めて自分で考えて勉強になったと思います。もちろん我々取締役も講師をしたり、都度フォローを入れたり、突っ込みを入れたり、議論に加わったりしました。


また、今回は合宿ということで普段とは違い研修しかやることがない環境を敢えて作りました。内容だけで言えば別に泊まりにしなくてもできたと思いますが、泊まることで質や集中度というのも飛躍的に高まったと思います。


今後は1年に1回は合宿形式で、1年に1回は通常の日帰り形式で研修を企画していきたいと思います。



2014年11月13日木曜日

トレーニングに毎月10万円お金をかけて三年続けた結果

こんにちは。


先週ブログをお休みしてしまいましたイージフのフジイです。先週ブログをお休みした理由は決してホンシャのスギモトサンが忙しくてABMが開催されなかったためではありません。本当はハロウィンのネタでも書こうかなという気持ちだけは強く持っていました。結果的に持っていただけになってしまいましたが。


2週連続で書かないとブログ更新が本当に止まってしまうので(公認会計士受験生時代に授業を2週連続で休んで引退しそうになった苦い記憶があります)頑張って書きたいと思います。継続は力なり。


さて、今日は3年前に書いた「トレーニングは毎月10万円かけてでもしろ!」の途中経過を書いてみたいと思います。トレーニングを始めたのが2011年の6月で、途中骨折して半年ほどブランクがありますので、このブログを書いている時点でジムに丸3年通っていることになります。最近2年は大体週2回通っています。ちなみに私が通っているのはヒルズから歩いてすぐの所にある「MEXTR」というパーソナルトレーニング専門のジムです。


経営者にとって大切なことの一つはどんな時でもぶれない精神力です。とは言え、体力が無かったり身体が弱っていたりしたらどうしても精神力もぶれてきます。そこで、体力をつけて健康を維持することはぶれない精神力を持つためにもとても大切なことです。


とは言え、体力をつけるためには運動するしかありません。運動が好きだったり習慣になっている人には信じられないかもしれませんが、世の中には運動する事が罰ゲームとしか思えないと真剣に考えるインドア派という人たちがいます。


インドア派は、
・週末などお休みの日に一日中玄関から一歩も出ないでゲームしたり映画を見たりしても全く苦痛ではない
・ゲームをしすぎて疲れたーってなったあとに身体を動かしたくなることがない
・そういう時はゲームから映画やアニメにシフトするか寝るだけで、決してストレッチなども行わない
というような人達です。


こんなインドア派の私としては正直言って体力をつけるとか無理ゲーでしかありません。とは言え、経営者として体力と健康の大切さは肌でひしひしと感じています。こういう時にどうすればいいのか・・・


お金で解決!(笑)


これにつきます、シャチョウらしいですし。つまりパーソナルトレーナをつけるということです。パーソナルトレーナをつけることによってどういう運動をすればいいのか、負荷はどの程度が適切なのか、どれくらいのペースで通ったらいいのかを考えなくてすみます。あとはベルトコンベアに乗った半製品のように何も考えずにジムに行き、養鶏場の鶏のように何も考えずにトレーナのいいなりになっていればいいだけです。また、ウェイトトレーニングなどの場合重りをつけたり外したりといった準備作業から解放されるというのも地味に嬉しいです。


前置きが長くなってしまいましたがジムを三年間やってみた実感です。


1. 体重が増えなくなった
ジムに通う前は毎年のように体重が増え続けていました。実際にジムに通う直前には1年間で8キロも増えました。ジムに通い始めてからは途中1〜2キロぐらいの増減はありますが、ピーク時よりも△4キロを三年間維持できています。特に食事資源をしたりはしていませんので、毎日好きなものを食べて好きなモノを飲める生活は楽しく、逆に飲み過ぎて体を壊さないように気をつけないといけないほどです。


2. ウォーターサーバの水を交換できるようになった
色々な人に聞くと逆に驚かれるのですが、ジムに通う前まではウォーターサーバの水を交換できませんでした。ウォーターサーバの水は1ガロン(約19キロ)もありますので、持ち上げるだけでもかなりの力がいります。ましてや持ち上げてあの狭い穴に突っ込むとか、以前は想像しただけで腰痛になりそうでした。今は楽々とは言いませんが、途中床に置いたり持ち替えたりすることもなく自然に交換する事ができるようになりました。


3. トレーナをつけるとジムをサボらなくなる
インドア派はとにかく運動がしたくないので頭脳を最大限活かして今日ジムに行かなくても良い理由を考えるものです。この力を他の事に活かしたらきっと新規事業の一つや二つは軽く出来てしまうと思います。前日まではジムに行く気はまだあるのですが、当日になった瞬間とにかくジムに行きたくなくなるものです。これが単に自分がその日に行こうと決めただけでトレーナなしのジムに行くのであれば簡単にお休みできるのですが、トレーナを雇っているとなると別です。なぜなら大抵のジムでは当日キャンセルは100%キャンセル料が取られるからです、ヘタしたら1万円とか。さすがに1万円をドブに捨てるのは切なすぎるので渋々ジムに行くことになります、なぜ昨日キャンセルしなかったのかについて後悔しながら。


4. ジムに行くと何だか自信がつく気がする
ジムに行くと何だか自分ができるヤツになった気がします。多分完全に気のせいだと思いますが、こんなのは思ったもの勝ちです。また、ジムに通い続けられるオレすげーみたいなのも正直あります。実際にジム後などの飲み会でドヤ顔をしながらジムに通い続けてるオレすげーという自慢話をしてうざがられるなんていう事もしょっちゅうです。逆にジムをサボってしまった後のあのクズクズしさたるや。オレは自分で行くと決めたジムも行けない生きている価値のないクズでしかないという精神的なダメージの上に1万円という物理的なダメージを同時に負います。そういう意味では諸刃の剣かもしれません。


5. おなかの脂肪は相変わらず。いや、むしろ増えているような。
もっとパキッとした体つきになって当然お腹も凹む(どころかシックスパックも夢じゃない)と思っていましたが全く変わりません。ジムの名誉のために補足しておきますと、そういう体つきになるためにはつらい食事制限も合わせてしなければならないそうです。私の場合最初からそこまではしたくありませんので体重が増えてないだけでよしとしています。


自分はトレーナ付きジムを3年間続けてきました。3年たった今でも毎回毎回めんどくせー、いきたくねー、なにか理由をつけてキャンセルしてー(例えば台風で学校が休みにならないか期待する子供のように)と考えています。残念ながらそんなことは滅多にありません。


私的にはお金もたくさん払っているし意味がある(はず)、健康になっている(はず)、寿命ものびている(はず)と良い事ずくめだと思っていますが、客観的な意見をあのマカロンさんから聞いてみたいと思います。マカロンさんの感想はCTRL +A「【フジイメセン連動】トレーニングに毎月10万円でもお金をかけて三年続ける社長をそばで見守った結果」を御覧ください・・・。



2014年10月29日水曜日

消費税増税の感触について

こんにちは。


つい最近消費税があがったなぁ・・・と思っていたら、実はもう半年以上たつんですね。月日のたつのは早いものです。10%になるのも大分先かなと思ってますがそろそろ上げるかどうかの判断もあるみたいで、きっとあっという間に10%になるんでしょうね。こんなスピードで月日がたっていくのだから、私の気持ちが10代のままアラフォーになってしまうのも仕方ないと思っているイージフのフジイです。


というわけで、今週は消費税増税について思ったことを書いてみます。


なお、消費税を上げるべき・上げるべきではないという話を書きたいのではなく、単に感じたことを書きました。決してaegifの業績が悪いから文句を言っているというわけではありませんのでご安心下さい。aegifは平常運転で今年も堅調な業績となっておりますm(_ _)m


さて、やはり一番思うのは景気が停滞してるんじゃないかということです。アベノミクスが始まって消費税が8%になる前はかなり景気が良くなった印象がありました。決して今も景気が悪いというわけではないのですが、明らかに3月までと比べて停滞しているなと感じます。


私もaegifに請求書が来た時になんかいつもより支払金額が多いなと感じます。会社側からすると実際には売上として入金される金額も消費税分多くもらっており、最終的には多くもらった分も支払った消費税額と相殺して国に納めますので実際は消費税が上がろうが下がろうが関係ないのですが支払が1円でも多いとなんかイラッとします(笑)


うちの様な法人向けの事業で実質的には支払が増えていない状況でもイラッとするのですから個人向けの事業をやっているところであれば売上数が減った、伸びが鈍化したなどの影響が確実にあるんだろうなと想像しています。個人は消費税増税分の負担増が直撃ですので。


とは言え日本の財政状態を考えると消費税を上げないままで良いのかも分かりません。上げたら景気が更に悪くなりそうだし、上げなかったら財政がいつまで持つか分からないというどっちに行っても茨の道に見えます。もちろん10%に上げたところで本当に持つのかというと微妙なところだとは思いますが。


会社経営者としては上げるべきだ!上げるべきではない!という議論をするのではなく、どっちに転んでも対応できるように対策はするものの余り気にし過ぎることもなく本来やるべきことをコツコツやるだけだなと思っているところです。



2014年10月23日木曜日

健康診断、受けっぱなしになっていませんか?

こんにちは。

10月になりました。一年も半分終わり、いよいよ後半戦に突入です。一年の後半に入ってくると健康診断の予約をしないといけないなと思います。毎年来年こそは早めに予約をしようと思って結局年度末ギリギリまで予約できないめんどくさがり屋のイージフのフジイです。予約をしたメンバに聞いたところ、施設によっては既に年度末までいっぱいとのこと。。。こういう情報が入ってくると益々面倒になって予約から遠のいてしまいますよね。

のっけから面倒な気分になってしまいました。今日は雨なので元々憂鬱なのですが、ABMも4人もいて盛況なのでテンション上げてブログを書いていきたいと思います。

というわけで、今日のテーマは健康診断です。

aegifは関東ITソフトウェア健康保険組合(以下、関東IT)に入っています。
ちなみに関東ITは、
・保険料が安い
・付加金が給付される
・保養施設等が充実している
など、とにかく関東ITはスゴイ!と一部ネット界隈で有名な健康保険組合なのです。初めて関東ITに入れた時は、あまりに嬉しくて思わずブログを書いてしまったほどです。あれからもう七年も経つと思うと感慨深いですね。

関東ITの宣伝はこの辺にしておいて(笑)、健康診断に関しても今までは特に何も考えずに関東ITのウェブサイトに書いてある健診種別を各人に選んでもらいその費用を会社が負担するという事にしていました。結果多くのメンバが健保指定ドックを受診していたように思います。私もそれを受診していました。

ところがaegifのメンバが増えてきたこともあり、メンバから健康診断についての質問やどの健診を受ければいいのかガイドラインの様なものが欲しいという要望が増えてきました。こういう状況であれば、今まで余り影響がなかったため検討してこなかったこの分野について会社としての方針を決める必要があると思い改めてきちんと検討することにしました。

結論から言えば、会社の制度としては
・基本健診とする(女性は更に婦人科健診も受けたほうが良い)
・それ以上の健診を受けたい場合には個人で受ける(基本健診分は会社負担、追加分は自己負担)
・自己負担も含めた検査の結果、再検査の必要がある場合は二次検査の費用は会社で負担する
という風に設定をしました。

aegifの場合、この手の新しい制度を設定するに当たってはざっくりとした問題意識を私から他の2名の取締役に伝えるところから始まります。今回も同様に相談をして、まずは専門分野ではないので複数の医師の友人等に確認するのが良いという事になり、各自自分たちの友人に聞くことをしました。

細かい各項目のアドバイスを聞きつつ全体の方針を確認した結果、
・基本健診で充分
・婦人科健診は受けたほうが良い
・健診も大切だけど、問題があった項目を再検査することも大切
という意見をもらい、最終的に決定しました。

特に今まで考えてもいなかった、健康診断も大切だけれども健康診断で問題があった項目を再検査することも大切という視点が目から鱗でした。そのため今回aegifでは再検査の重要性を鑑みて、再検査を促進する制度を設定しました。

今回新しい制度を設定することで、「健康診断自体は義務だから行かないといけないけれども、検査の結果引っかかったらあとは自己責任だし、再検査等に行くのも面倒だからいいや」となっていたメンバが、「引っかかって再検査に行くのは面倒だけど、会社負担だし気にはなるから再検査行ってみようかな」という風に変わってくれれば良いと思います。

新しい制度の設定によってやりたかった検査について違う考えを持つメンバもいると思いますが、限られた予算の中でメンバ全体にとってより良い健診制度になればいいなと思っています。というわけで、来年度からはしばらくはこの制度で運用してみようと思います。

2014年10月16日木曜日

レーシックやってきました

こんにちは。


自分が会社に行こうかなという日に限って雨が降ります。自宅作業するとそれこそ孤独な状態でブログを書かなくてはいけないからそっちのが辛いんです。自主的にブログ書くとか無理なのでしぶしぶ会社に来てABMをしているイージフのフジイです。しかも今日は本社のスギモトさんと二人っきり。


さて、先日レーシックをやってきましたので、その経緯を感想を書いてみたいと思います。
記事を書いている時点でレーシック2日後の状況です。


実は昔からレーシックというものの存在は知っており周りの人がやっていたりもしたのですが、私自身は手術が怖い、痛そう、失敗して後悔する人もいるらしい、まだ始まって間もない術式だから中長期的な影響について未知数、保険適用ではないので結構高い、という理由があり避けてきました。


確かにメガネやコンタクトをすれば不便とは言え、現状維持で生きて行くことができます。でも、毎朝コンタクトにするのかメガネにするのか決断をしたり、コンタクトがなくなるのを見越してネットで注文したりするのが面倒というのは間違いありません。旅行先に持っていくのを忘れないかいつも心配になります。


そんな時に親しい人がレーシックをしました。話を聞く限り、全く痛くなくあっという間に終わる、やって少ししたらメガネやコンタクトをしていた時代の事を忘れるくらい便利というか当たり前になる、という話でした。


経営者ともあろう者がこのまま現状維持でいいのか(いや良くない)と思い立ち、考え直すことにしました。To be or not to be, that is the question. メリットは明確ですので、主にデメリットについて考えました。デメリットがない、または少ないのであればやろうと。


・手術が怖い→怖いけれどもあっという間に終わるし、現に目の前にいる人は問題なく乗り越えているから自分にも出来るはず。だいたいリーマンショックよりも怖いものなんてこの世の中にはない
・痛そう→イマドキの術式は全く痛くない。全麻して欲しいけど全麻の注射の方が痛いらしい
・失敗して後悔する人もいるらしい→30人以上にヒアリングした結果みんなが満足していた。失敗する人もいると思うけれども相当レアケースらしい
・まだ始まって間もない術式だから中長期的な影響について未知数→20代前半とかならまだしもアラフォーで老い先短い事を考えたら中長期の影響とかあんまり関係なさそう。どうせ老眼もそろそろ始まるみたいだし
・保険適用ではないので結構高い→友人から医師紹介を受けて割引してもらえたのと、日々のコンタクトとかメガネのコストを考えたら経済的なモトは取れそう(割引現在価値は未考慮)


ということで、これはやるしかない!と決めました。とりわけアラフォーでレーシックをやって大満足という医師の友人の言葉がききました。しかもその友人は術後半年近く目の痛みやハローグレアなどに悩まされて辛い時期もあったけれども、それでもやって良かったと言っていました。


アラフォーでもやっていいんだあ(キラキラー


実際には8月に検査を受けてから2か月以上もウジウジ迷っていたので、そんなにキッパリ決断できたわけではありませんが(笑)


そして手術当日。電車に乗る直前まで台風で電車が遅れたり、行けなかったりしないかなぁとか淡い期待をいだいていましたが、空前の台風とか言う割には何もなく平常運行、遅れも一切なし。嬉しいような、嬉しくないような。


病院についたらあとはベルトコンベアに乗るようにあれよあれよと進んでいき、気がついたら手術台の上に寝てました。いざ手術が始まると、全く痛くない、目はほぼ何も感じない、ただ緑色の光と横で24秒ですとか言って数えている看護師さんの声だけ。24秒でフラップを作って10秒でレーザーをあてる、それを両目で2回。手術部屋にいたのは本当に5分とか10分とかで手術が終わったあとも全く痛くも痒くもありませんでした。手術中は何をされるんだろうと怖かったですが、やっぱりリーマンショックほどではありませんでした。


そして終わったあとの感想は「なにこれ手術終わった瞬間から見えるんですけどー」でした。若干ハローグレア現象はありますが、術後にも関わらずそんなに気になるほどではありません。


その後痛くなることも気分が悪くなることも全くなく1日を終え、翌日検査も問題なく終え、今に至ります。そしてとにかく見える、近くも遠くも問題なく見えまくる。自分は昔からPC画面などを1日何時間でも(平均したら12時間以上)見てきたので疲れるとか、霞むとかも一切ありません。感動と共に、そろそろ見えなかった時代の事を忘れそうです。これが親しい人が言っていた世界なんですね。現時点ではやってよかったです。


こんな偉そうな事をいいつつ、私はびびってコンプライアンス良く医者の言うことは100%聞いて防護メガネをしたり時間通り目薬をさしたりしています。きっとあと1週間はこのままでしょう。良い患者です。


<レーシックをしたのにメガネをしているシャチョウ。雨だからか格好は適当>
2014-10-15 13.22.27


「レーシック興味がある人はご紹介すると割引になるので言ってください。私にも謝礼があるのですが、謝礼が欲しいわけではないので何らかで還元いたします。」
というステマが良くあるので、皆さんも十分お気をつけ下さいm(_ _)m



2014年10月9日木曜日

Open Invention Networkに加入しました

こんにちは。


日本に帰ってきた瞬間ブログのネタに困っているイージフのフジイです。もう毎週どっか行こうかなと思いつつも、ちゃんと仕事してくれ!と本社のスギモトさんに怒られました。スギモトさんも毎週大変ですね。同情してます。


さて、先日aegifはOIN(Open Invention Network)に入りました。現在まだウェブサイトには反映されていませんが、そのうちOIN Licensees:の欄に加えられると思います。


OINについてWikipediaから引用します。



"Open Invention Network(略称OIN)はアメリカ合衆国企業コンソーシアムである。同社は特許を買収し、Linux、Linuxに関連するシステムやアプリケーションに対しその特許を主張しないことに同意した企業、個人に同社が買収した特許をロイヤルティー・フリーでライセンスする[1]



要は各企業や団体が相互に特許を認め合いつつ、特許による攻撃を主目的にしたようなパテント・トロールの活動を制限して、Linuxの発展を助けより良い環境を提供としようとするものです。


aegifはLinuxに関するビジネスを展開しているわけではありませんが、そもそもオープンソースのオープンであるという事の良さを広めようと会社を作りました。ですのでこのような活動については大賛成です。今回はたまたま誘われたということもありますが、最初からオープンな文化を持っていますので参加することにしました。


aegifの加入によってオープンソース環境の何かが変わるわけではないとは思いますが、何かの一助になればと思います。



2014年10月2日木曜日

飛行機はいつだって知らないところへ連れて行ってくれる

こんにちは。
ミャンマーでローカルのレストランに入ったところ大豪雨にみまわれて身動きの取れないイージフのフジイです。


最初は南国の雨はすごいなーなんて無邪気に構えていたのですが、店の中に浸水してきて今や水深20cmぐらいに達しました。普通に歩くとくるぶしは余裕で浸かりますし、椅子の足置きに足をかけていても濡れてしまいます。この間周りの人はみな普通に食事を続けており、騒いでる人は一人もいませんでした。私も騒いでも何もできませんので気にしないことにします。
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中心街から外れているので現地SIMのネットワークも繋がらないし、落ち着いてブログでも書くことにしました。明日シンガポールに行くんだけど大丈夫かな。。。音信不通になったり、帰ってこれなかったら水攻めにあってるんだなと思ってください。


さて、では本題に。


私は旅行が大好きなのですが、実のところ旅行よりも飛行機に乗ることが大好きで、更に言えば飛行機に乗ることよりもマイルについて考えている事が大好きです、本末転倒ですが。


要は、大好きなマイルを上手に貯めてそれをお得に使うために旅行をしているようなものです。ですのでどこに行きたいかよりも今ならどのフライトがマイルで取れてお得かによって行く場所や日程が決まります。


そんな不埒な思いで旅行をしているのですが、動機がなんであれ飛行機というのは望む望まないに関わらずいつも私を知らないところへ連れて行ってくれます。もちろん私が計画してますので、すべてを決めるのは私なのですが、それでもやっぱり旅行に行ったら知らない経験の連続です。


ミャンマーで大雨に降られ店が浸水してもみんな普通に食事をしていたり、バリで多くの人たちがなにもしないで家の前でボーッとしていたり、パリでみんな横断歩道を無視していたり、ニューヨークの人が白人以外には冷たかったり、バンコクが信じられないくらい臭いのにみんな普通にしてたり、マニラで交通警察に連れ去られて詐欺られそうになったり、アムステルダム中央駅の前の路上でみんな昼間からアレを警察官の前とかで巻いていたり、やっぱり日本の食事とサービスは世界最高だなと思ったり、とにかく今まで自分が当たり前だと思っていたことが、ちょっと外に出たら全然当たり前じゃないんだなというのが分かります。


実は私も会社を創業してしばらくは自分にとっての当たり前な考え方に捕らわれていました。
・毎日会社に決まった時間までに来るのが当たり前
・有休なんて滅多に取らなくて当たり前
・育休は女性だけが取って当たり前
・会社では日中ゲームをしないのが当たり前
・家庭よりも仕事を優先して当たり前
・コンサルタントなんだから毎日遅くまで仕事をして当たり前
・仕事は相手の気持ちを考えずに命令して当たり前
・利益をすべての事より優先して当たり前
などなど、挙げたらきりがありません
きっと今でも気づいていないだけで自分だけの当たり前がたくさんあるのだと思います。


しかし何のために会社をやるのかをよく考えたら、文化が共有できて結果が出てプロセスが合理的で後は少し遊びがあれば何だっていいんですよね。


色んな国の人たちは日本や日本で育った私とは全く違うやり方でしたが普通に生きていました。きっと幸せな人も(もちろん不幸な人も)日本と同様にいるんでしょう。であれば、それって私の当たり前とは違ってもいいんだよなと思うようになりました。


仕事も一緒なんだと思います。自分の変なこだわりは捨てて、何のために、と言うことだけにフォーカスして後は各自好きにやってもらえたらいいんです。大切なプリンシパルと最低限のルールさえあれば。


さて、ミャンマーの私のいるお店ですが、どうやら無事に帰れそうです。雨が落ち着いたらみんなでほうきで水をかき出していました。しかもご丁寧に上水で床を洗い流しながら。
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日本人の私の当たり前では最初から浸水しないようにすればいいのにと思いますが、ちょっと浸水したら笑いながらやり過ごして落ち着くまで待つというのが彼らの姿勢なんでしょう。


これはこれで気楽でいいものです。



2014年9月25日木曜日

リーマンショックの時に起きたことから学んだこと

こんにちは。

先日、日本に帰ってきました。ハワイに行く前の日本は夏、ハワイも夏だったのに帰ってきたら日本はすっかり寒く秋になっちゃっててテンションがただ下がり中のイージフのフジイです。色が白すぎるので勘違いされがちですが私は夏生まれの獅子座です。今日のABMも寒いから、、とか、休暇明けで、、とか言ってキャンセルしようとしましたが本社のスギモトサンによって阻止されました。平常運転です。

さて、今日はちょっと時間が経ってしまいましたが「リーマンショックの時にaegifに起きたことから学んだこと」について書いてみたいと思います。

未読の方はこちらを先にお読みいただくことをオススメします。
リーマンショックの時にaegifに起きたこと(前編)
リーマンショックの時にaegifに起きたこと(中編)
リーマンショックの時にaegifに起きたこと(後編) 

・あきらめたらそこで試合終了だよっていうのは本当

あきらめたらそこで試合終了だよ」ということは、裏を返せばあきらめなければ試合は終わらないということです。スポーツの試合では時間制限がありますが、人生では時間制限がありませんので自分が諦めない限り試合は終わらない=勝負の行方は分からないということです。

リーマンショックが起こる前後の7ヶ月間は毎日ほとんど眠れなかったという話をしました。この時自分はこのまま頑張れば会社がなんとかなって上手くいくとは全く思っていませんでした。将来は全く見えない中、傷が大きくなる前に会社を畳むか、合法的な手段を尽くして倒産するまで続けるかを考えた結果、今畳んでも損害は余り変わらないし、であれば倒産するまで頑張ろうと決めただけです、あきらめたくないから。将来が見えていたから頑張れたわけではありません。

あそこであきらめていたら後は粛々と会社を清算して本当に試合終了になっていたと思います。 

・意外になんとかなる

そう決めたからには、恥ずかしい行動はしたくありませんでした。決めたのにやっぱり辛いからと言って逃げるのは絶対にイヤでした。後から人に聞かれたときに、会社を潰してしまったことは申し訳ないという事は変わらないにしても、正々堂々とやるべき事をやってこれ以上できまないぐらい頑張りましたと説明をしたかったのです。

その結果、たまたまではありますが運良く生き延びれました。その時一番思ったことは先が全く見えなくて苦しかったけれども、頑張ってれば意外になんとかなるもんだなという事です。あまり楽観しすぎてもいけませんが、悲観しすぎて諦めてしまうのも良くないのだなと学びました。

頭の良い人であればあるほど、きっと考えて先が見えない事があれば諦めてしまうと思いますが、先が見えなくてもとにかくやっていれば何とかなるものなんですね。もちろん、闇雲に何でも頑張れという訳ではありません。意外になんとかなるかもしれないから先は見えなくてもやってみよう、頑張ってみようという事が大切な時もあります。それを知っているか、知らないかは人生で大切な決断を迫られた時に大きな違いが出るのだと思います。

意外になんとかなるもんだよと無駄にポジティブに考える事は大切です。 

・苦しいことを乗り越えた過去の経験は無駄ではなかった

今回のリーマンショック前後だけではなく、自分の人生で苦しいことは何回かありました。もちろん今回のリーマンショック前後の話が人生で最大の苦しみではあることは間違いありませんが、そういう苦しいことが起きて、なんとかしようと試行錯誤して、よく分からないまま乗り越えたという経験が人生で何回かあります。

リーマン前後の7ヶ月の間もずっと思っていました。苦しい状況がそのうち終わるなんて全然思えないけれど、過去を振り返ってみると今までも苦しいことは乗り越えられた。だから、今の苦しいことも絶対に乗り越えられるに違いない、と。さらに父親の教えがこの考えを補強してくれました。

今思えば、私に対する苦しいことという試練は年を負うごとに増していると思います。きっと神様は人が乗り越えられるか乗り越えられないかギリギリの試練を課して、人が成長する機会をくれているのだなと思っています。お陰様で私もそうやっていくつかの苦しい試練を乗り越えることによって、少々苦しいことは何とも思わなくなりました。

苦しいことが起きても感謝しろ、とまでは言いませんがきっとこれも何かの意味があるんだなと思えば多少気が楽になります。 

・持つべきものは共通の価値観を共有できる仲間

7ヶ月の間、不幸中の幸いだったのが他の取締役2名に相談できたということです。下手したらここで金の切れ目が縁の切れ目と言わんばかりに揉めたり離れていったりという事はよくある話だと思います。幸いな事にaegifでは一切そんなことはなく取締役は全員自分たちの問題として考えてくれました。

更に言えば会社を作ってから今日このブログを書いているこの瞬間まで、我々がこういう話で揉めたことは1回もありません。お互い考えを言い白熱した議論やメールのやり取りはしょっちゅうしていますが、物別れした事は一度もありません。

正直言えば我々が特に仲が良いかというと、友人という意味ではそんなことはないと思います。オフの日に一緒にどこかに行ったり、平日でも2人ないし3人で飲みに行ったことなどは私の記憶にある限り創業してからは一度もないのではないでしょうか。みんな家族の有無、自分のやりたい事、時間の使い方がバラバラですので、無理に一緒に活動する必要がないわけです。副社長の石井とはFacebookでフレンドになったのもつい最近のことです。

取締役以外のメンバもリーマンショックの前後をはじめ今までとても良く頑張ってくれていると感謝しています。とは言え、立場として会社に何かあった時には一緒に具体的な責任を取ってくれるメンバが2名もいるということは本当にありがたい話だなと思います。

喜びを人に分かつと喜びは二倍になり、苦しみを人に分かつと苦しみは半分になる』というドイツの詩人ティートゲの言葉は本当ですね。 

・自分の直感を信じる

リーマンショック前にオフィス移転したり、人を採用したことはaegifにとって良かったと私は思っています。もちろん今だから、苦しい時期を乗り越えて喉元過ぎれば熱さ忘れる状況の今だから言えることなのかもしれません。しかし、直感的に投資すべきだと思ったあの時でなければあの投資はできませんでした。もし直感に従わなければ結果的に今生き残れていたか分かりません。その後も苦しい時期は何回かあったからです。

もちろん1年遅れればオフィスの賃料は半額近くまで下がってましたので1年待つのが正解という考え方も出来ると思います。ただ、1年後のそんな経済状況の時にオフィス移転できたかと言えば疑問です。また、新メンバもあの時だから採用できたんだと思います。経済状況が苦しくなっていたら私の採用意欲は低かったでしょうし、候補者ももう少し今いる会社で様子を見ようとなっていたはずです。また、オフィスの移転が採用に寄与した効果もあると思います。

リーマンショック後も同じモチベーション、同じ体制で安定してサービスを提供し続けられたのはあの時の決断があったからというのは間違いありません。

これからも私は自分の直感を信じていこうと思います。それが一番上手く行く方法だと思うのもありますが、もし上手く行かなかったとしても自分の直感を信じて上手くいかない方が納得できるからです。

自分の直感を信じる、結局はそれが一番大切なのかもしれません。

2014年9月18日木曜日

長期休暇をしっかり取るためには?

先週に引き続き今週もハワイからブログを更新したいと思います。
「いつまでハワイいるんだ!」という読者の方もいると思いますが安心して下さい。明日から日本で仕事かーと思いテンションがただ下がり中のイージフのフジイです。今回のハワイは8泊10日ですが、あっという間ですね。本当に旅行ってのはいつもあっという間に終わってしまうなと改めて思っているところです。今日はハワイでのんびり8日間過ごして思ったことを書きたいと思います。


長期休暇はしっかりと取らないとダメ!


日本の一般的な会社ですと長期休暇を取りたいと言いづらい雰囲気があると思います。しかし、それでも強い気持ちできちんと長期休暇を取るべきです。休暇は人から「頂く」ものではなく、自分から「取る」ものです。仕事への配慮はもちろん必要ですが、仕事ばかり優先で全く長期休暇が取れないという状況は早々に改めましょう。


長期休暇を取ることによってストレス解消やリフレッシュができ、その後の仕事に対するモチベーション向上に繋がります。また、それだけではなく1年間を振り返ったり、反省したり、将来の事を考えたり、新しいことを考えたり、現地の友達に会って話を聞いたり、とにかく日常から離れて自分を見つめなおす事が出来ます。長い人生ですからたまにはゆっくりと立ち止まって自分に向き合う時間は必要です。そうやって毎年少しづつ自分を見つめなおすことで自分の人生を軌道修正したり、自分でコントロールしたりできるのです。


<ブログ書いてます。日本で書くより海外で書くほうがテンションもあがります。カカアコ・キッチンでロコモコを食べたあと>
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ちなみに今回私は1週間ほどの休暇を取りましたが、年に何回か気が向いた時に休暇を取って旅行に行っています。今年もパリ、クロアチア、台湾、上海、ハワイと色々旅行しました。来月もミャンマー/シンガポールに行きます。行きすぎだろ!というツッコミもあるとは思いますが、海外でゆっくりした時間を過ごすことが私にってもひいては私の仕事にとっても必要だと思っています。


前回のメセンにも書きましたが、私は海外でも必ずネットワークに繋がってメールなどのメッセージのチェックは欠かしません。ですのでそういう意味では純粋に休暇というものは取ったことがありませんが私にとってはこの休暇スタイルが一番性に合っています。経営者としてはむしろ完全に会社の情報からシャットダウンされている方が不安です。


aegifはコンサルティング会社ですので、なかなか夏休みのような決まった時期に休暇を取れるメンバばかりではありませんが、ほとんどのメンバがPJT明けなどに1週間以上の休暇を取っています。長い人だと連続して3〜4週間ぐらいの休暇を取っており、それを承認しない人も責める人も邪魔する人もいません。むしろそんな人がいたら周りからブーイングで逆にaegifには居づらいと思います。みんなせっかく空いた仕事の合間ぐらいしっかり休ませてあげたいという気持ちで協力しています。


もし自分が勤めている会社で長期休暇が取れない環境であればみなさんがすることは簡単です。休暇一つ満足に取らせてもらえないようなイケテナイ会社はさっさと辞めて(若い方は転職できるスキルなどが身につくまでと割りきって)、自分のペースで仕事をできる会社に転職して下さい。そんな勤めている人を大切にしないような会社にいても幸せにはなれません。


aegifではPJTの合間などに長期の休暇を取りたい方をいつでも募集しています。
参考までにaegifの採用ページのリンクを貼っておきます(笑)
http://aegif.jp/jobs/guideline.html



2014年9月10日水曜日

すぐ出来る事は後回しにしない!

こんにちは。


今週もいつもどおりABMの日がやって来ました。私の中でも毎週水曜日は完全にブログの日(内容チェックなどによって公開は木曜や金曜になることが多いですが)として定着してきました。良い傾向です、多分。


さて、本人の職種や仕事内容によりますがaegifでは必ずしもオフィスに来ないで家やコワーキングスペースで仕事をすることを認めています。もちろん海外でも問題ありません。というわけで今ハワイにいるイージフのフジイです。せっかくなのでハワイからブログを書いたら面白かもしれない!と思いましたので、チャレンジしてみたいと思います。


今やネットワークとPCさえあれば世界中のどこにいようが場所など関係なく仕事ができるという凄い時代です。そう言えば以前aegifのフランス人メンバがイギリスでaegifの仕事をしていたことがあったなぁとか思い出しました。イギリスでフランス人が日本の仕事をするとか、よくわからないけれども何か胸熱な感じ。


<ワイキキのビーチ沿い。お弁当はステーキシャックというお店のステーキ&チキン弁当。持ち前の英語力?(笑)を発揮してなぜか定員さんに気に入られ、最後はFrend!とか言われ握手を2回も求められる。でも言われたことの20%ぐらいしか理解できてない・・・>
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今日はネット上で気になった記事があったのでそれを読んで思った事について書いてみたいと思います。


『2分ルール』で「ぐずぐず」をなおし、新しい習慣をつくる方法


内容としては主に以下の3点です。
・2分でやれることは、今すぐやる
・新しい習慣を始めるときは、2分以内の習慣にする
・2分でやれないことが残ったら、まず放置すべきものを選んでわきによける


私の感覚でも仕事が遅い人はすぐやれる事をすぐやらないで貯めてしまっている事が多いです。結果タスク管理が複雑になったり、抜け漏れが多く発生していたり、とにかく頼んでも中々仕事の結果が出ないので後工程に重大な悪影響を及ぼしている事が多いと思います。


例えばメールですが、見たけれども返信は後にするのではなく見た時にそのまま返信してしまえばいいわけです。私の体感では90%以上のメールはその場で済ましてしまえばすぐ終わるような内容だと思います。すぐ済ますことができるメールをどんどん処理することによって本当に時間をかけないといけないメールが残りますので、却って大切なメールにより多くの時間を掛けることができるようになるのです。


私の場合は経営者という立場で判断を求められる事が多い、裏を返せば私が判断をしないと後工程に進めずaegif全体のスピードが落ちてしまいます。つまりいかに私の判断スピードをあげるかという事が会社全体のスピードや生産性をあげる上で大切なことになります。


私の判断するという仕事に関して普段から心がけていることは以下の3つです。
1. 判断の依頼を常に待ち構える
2. 迅速に判断する
3. 判断の結果をすぐに伝える


この3つについて詳しく説明していきたいと思います。


1. 判断の依頼を常に待ち構える


私はPCの前に座っている時には必ずメーラ、メッセージツール、社内SNS等の連絡が来るツールを立ち上げています。自動的に新しいメッセージ等が来たらアナウンスするようになっていますので、とにかくメッセージが来たら見逃さないように常に待ち構えるいるわけです。


また、PCの前に座っていない時もスマートフォンなどを耐えずチェックして判断依頼が来ていないか、何かトラブルが起きていないかなどについていつもチェックをしています。食事をしているとき、飲んでいるとき、ジムでトレーニングをしているとき、夜家にいるとき、休暇のときなどあらゆる時に待ち構えて対応できるようにしています。もちろん会食等で相手がいる場合は自分や相手がトイレに行く時など相手に失礼にならないように気をつけています。


特に旅行中などは海外でもドコモのスマートフォンをSIMロック解除して現地のプリペイドSIMを購入し、必ずスマートフォンでネットワークが繋がるようにしています。海外の場合時差がありますのでライムラグが生じますが、それでもほとんどのことは数時間の差で対応できるように待ち構えています。海外パケホーダイを使うと1日2,980円かかりますが現地のSIMを買えば安く済みます。例えば今ハワイで使っているAT&Tのサービスは5GB/30日のデータ通信でテザリングも出来てたった50ドルです。


2. 迅速に判断する


これは一言で言えば正解などない状況で本当にこれでいいのだろうかと思う不安をいかに振り払うかということに尽きると思います。私は普段から判断をするための材料を集めたり、事前に検討したり、迷うような内容が発生した場合どういう風に決めるか自分なりのルールや哲学を明確化したり、そういう作業に時間を使っています。


また、aegifは私も含め3名の取締役がいますから他の2名に頻繁に相談をしています。相談は今まさに必要とされている判断に関する事もありますし、そもそもの考え方としてこういう風なのはどうだろうかといった抽象的なものもあります。幸い他の2名も早くレスポンスをくれますので考えを整理するのに本当に助かっています。


間違えてほしくないのは、この相談というのは決して判断を投げる、自分で決めるのが辛いから多数決に持って行くということではありません。最終的に判断をして決めるのはどこまで行っても私ということに変わりはなく、その最終判断を出すために自分だけでは思いつかなかった視点や判断基準などを確認するために行っています。


最後は自分が判断するんだという逃げない気持ちを持つことで自分の覚悟も決まるので判断することに慣れますし、その結果判断するスピードも上がっていくのです。


3. 判断の結果をすぐ伝える


これは最初にも書きましたが、とにかくすぐに処理できるものはすぐに処理する、出来ないものはとりあえず置いておいてしっかり考える、ただしその場合でもしっかり考えるから時間を貰いたい旨を相手に伝える、ということを徹底する事が大切です。「1. 判断の依頼を常に待ち構える」「2. 迅速に判断する」の両方がしっかりできていればこの項目はそんなに難しいものではありません。メッセージを書く手間を厭わないだけです。


私の場合は個人的に電話がキライというのもありますが、基本的にコミュニケーションはメッセージなどのテキスト媒体の事が多いです。ですので、電話や会話で判断するということは余り多くありません。もちろんそういう事がないわけではありませんが、そういう場合でも可能な限り後でメッセージに残す様にしています。やはり会話ですと言った言わないや、そもそも前提や状況が上手に伝わってないなどがあるからです。


さて、いかがでしたでしょうか。私の場合はやや特殊な例かもしれませんが、これは仕事だけではなくプライベートにおいて物事を進めていく上で役にたつ考え方だと思いますので参考にして下さい。



2014年9月4日木曜日

Liferay CEOと会食してきました

フジイメセンは毎週更新することを目標にしているのですが、先週はお休みしてしまいました。リーマンショック前後の話が好評だったので調子に乗ってフジイメセンの更新を休んだ、というわけでは決してなく体調不良で会社を休んでいたイージフのフジイです。だったら違う日に書けよという意見もあると思いますが、ABMがないと書けるわけありません。No ABM, No フジイメセン.


さて、前回の記事の最後に「次回はリーマンショックの時にaegifに起きたことから学んだことを書いてみたい」と書いておいてなんですが、今回は先日Liferay CEOのBryan Cheungさんがaegifがプラチナパートナーになったお祝いをして頂きましたのでそちらを記事にしたいと思います。


まず大前提ですがイマドキの経営者のくせに私は英語がほぼ出来ません。英語を聞くのはもちろんのこと、話すのも単語を羅列するレベルです。文章にならない。海外旅行に行く機会は多いのですが、海外旅行だと大体身振り手振りと単語だけでなんとかなっちゃうんですよね。その結果、英語が出来るようになればいいなとは思いつつも色んな優先順位とか労力とかを考えた結果来世に回すことにしています。


そういう状況で海外の方とビジネスミーティングの上に会食。
ビジネスミーティングでは仕事の状況説明や要望などを双方伝え合います。そういう状況ですから通常の英語だけではなく、例えば経営者としての専門用語が必要であったり、交渉やプレゼンテーションを行ったり、会議での発言や理解など相手を納得させたり、通常の英会話よりも難易度の高い英語が必要になります。もう一般的な日本人の方々ならおわかりだと思いますがその日が来るまでの2週間ぐらいは本当に気が重いものでした。English コワイ。


というわけでいよいよ当日。
場所はアメリカンクラブです。オフィスからものすごく近所にある(タクシーで初乗りでした)にも関わらず今までの人生で無縁な場所です。タクシーから降りた瞬間にみんな英語で話をしています。真っ先にここは日本じゃないの!?と思い、この瞬間おうちに帰りたくなりました。すれ違う人も、ロビーにいる人も、とにかくみんな英語で話をしている。いや、アメリカンクラブっていうぐらいだから当たり前の話ですし、想定はしていたのですが、実際に直面すると思わずグッと来ます。海外だったら別になんとも思わないのですが、ここは日本(のはず)と思う気持ちが心を弱くしてるのでしょうか。


そしてビジネスミーティング開始。
実はBryanさんとお会いするのは初めてではなく、数年前に彼が訪日した際にも会食させていただきました。数年前と会ったときと印象は変わりませんでした。ビジネスミーティングが始まる前はドキドキしていましたが、最初に雑談をお互いしましたので大分緊張も取れました。日本人同士でもやはり最初は雑談をしてお互い和むというのは重要だと思うのですが、これは万国共通ですね。


その後本題に入ったところで私はここ数年のaegifでのLiferayの業績の推移や状況について説明しました。拙い英語でしかも余り文章になっておらず単語を羅列する感じになってしまいましたが、他のメンバのヘルプとBryanさんが粘り強く聞いてくれたので最後まで説明することができました。続いてLiferay社の近況や今後のプラン、日本におけるマーケティングの状況、aegifからの要望などをお互いざっくばらんに話し合いました。


そして会食へ。
ここからはaegifのCertified Developerの7名(CTOの石井もその一人です)とLiferay Japanのメンバが加わって総勢20名弱になりました。aegifはAPACで2番目、当然日本では初めてかつ唯一のプラチナパートナーですから日本でLiferayに関わっているメンバがほとんど集まったことになります。日本でLiferayを頑張ってやっている人がこれだけいるんだなと思うと、aegifがLiferayの取扱を始めた頃はLiferay Japanもなくaegifのメンバ数人だけだった事を考えると自分のことのように嬉しくなります。


これはLiferayとビジネスをしていて思うのですが、Liferay Japanも含めてLiferayは本当に一緒に仕事をしていて気持ちの良い相手です。オープンソースのオープンで自由でシェアする感覚をそのまま地で行っている感じです。Bryanさんと話をしていて同じ印象を持ちました。やはりCEOの雰囲気が会社の雰囲気につながるのですね。彼もaegifに対して同じ印象を持ってくれているようでカルチャーが一緒だと仰っていました。きっと私も普段から同じように思って会社経営をしているのが出ているのだと思います。また私と同年齢ですので、その辺りでなんとなく親近感を持てるのかもしれません。


<会食の様子。なぜ口が開いているのだろうか...左からBryan Cheungさん、Liferay Japan社長のBrian Endoさん、私、aegif加納>


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Liferayの方々も楽しんでいただけたようで一次会終了後みんなで二次会に行き、かなり遅い時間まで一緒に飲んでいました。前半はほとんど私がBryanさんと話をしていたため、他の会社のメンバーと交流してもらいました。aegifメンバをBryanさんに紹介できて本当によかったと思います。


今回私の形になってない英語(主に単語)を駆使してBryanさんと一生懸命話をしました。唯一英語に関して私が良い所といえば、ダメな英語でも恥ずかしがらずに良く話すということだと思っているのですが、その長所を最大限活かして色々とコミュニケーションが取れたと思います。旅行の時だけではなく、ビジネスの場でも自分の長所を発揮して上手く行きました。こんな私に対して一生懸命聞いたり、話したり、Liferay Japanの方が通訳したりして頂きました。ありがとうございます。


英語は流暢に話せるに越したことはありませんが、たとえビジネスの場でも「ダメな英語でも恥ずかしがらずに良く話すということ」が有効なんだと思いました。コミュニケーションというのは言葉だけではなく、その時の気持ちや想いをなんとかして伝えたいという姿勢も含まれています。一生懸命あなたに伝えたい、という姿勢は必ず相手に伝わります。言葉はあくまでもツールに過ぎませんので、どう話すかよりも何を話すか、更に言えばどういう気持で話すかが最も大切なんでしょう。


私の様に英語が得意でない方も得意ではないから話さないのではなく、得意ではないから仕方ないと開き直って色々話してみてはいかがでしょうか。以外に何とかなってしまうものです。


というわけで、これからもLiferayプラチナパートナーとして、今以上にLiferayを広げていきます。



2014年8月21日木曜日

リーマンショックの時にaegifに起きたこと(後編)

前回フジイメセン「リーマンショックの時にaegifに起きたこと(中編)」に引き続き、2008年のリーマンショック前後にaegifで起こったことと少しだけ私の事を書いてみたいと思います。

リーマン・ショックの時にaegifに起きたこと(前編)」はこちら。 

たとえ潰れるとしてもやるべき事を全てやってから

そういう精神状況の中で日々過ごしてはいましたが、一方で絶対に最後まで諦めたくないという気持ちは強く持っていました。もし最終的にaegifが倒産してしまったとしても今出来る事をしないで終わることは恥ずかしいことだと思ったからです。

過去の意思決定は変えられませんが、今からやることは変えられます。 変えられる事を変えずに後で後悔するのは絶対にイヤでした。それに、aegifに来てくれたメンバのキャリアに傷をつけてしまうとしても、自分が出来ることを全てやった上でなければ人として説明がつきません。

7ヶ月間、他の取締役にはいつも泣き言ばかり言っていましたが取締役以外のメンバには余裕を持って振舞っていました。どんなに失注を繰り返しても、その時私達に出来ることは新たに提案し続ける事だけです。半年後、一年後に受注するために今は種まきの時期だと自分を言い聞かせてコツコツ提案を続けていました。不安がる他のメンバにもそう伝え続けました。 

父の教え

それから今にも心が折れそうな私を支えていてくれたことがあります。それは父の教えです。私の父は年商300億円前後の中小企業のサラリーマンでしたが、最終的にはその会社の社長を数年間していました。雇われとは言え経営者ですから経営者の考えの様なものをよく私に話してくれていました。とは言え、私はその時学生でしたのでいつも同じ話しばかりで退屈だななんて思いながら聞いていました。
"人生はロープを登っている様なものだから、嵐の時でも決して手を離してはいけない。そういう時は登らなくてもいいからとにかくその場に留まって嵐が通りすぎていくの待ちなさい。そして嵐が過ぎたらまた登り始めれば良い。"
 一回手を離してしまうと落ちてしまいますからまた登り始めた場所に戻るのは大変です。それどころか一回落ちてしまえば落下する速度はドンドン加速していきますので落ちるのを止めるだけでも一苦労です。であれば、その場で何もできなくてもいいからとにかく維持するだけでも意味があるということです。

私は2008年の間ずっと、今がその嵐の時でとても苦しくて手を離してしまいたいのだけれどもここで何とか耐えて維持するだけでも意味があるんだと思っていました。普段は父の教えや父の言ったことなどを意識することなどありませんし、むしろ前時代の話だから今は違うんだと思っていましたが、この父の教えのお陰でリーマンショック前後の7ヶ月に心を折らずに耐えられたのだと思い感謝をしています。 

資金不足にどう対応するのか

お金が本当に無くなった時にどうするか。
入ってくる金額は簡単に増やすことはできませんから、どこから支払を止めるかというシミュレーションを繰り返していました。一番最初に支払を止めたのは役員報酬です。当然私はゼロにして最終的には実家に居候すればいいやと思っていましたが、妻子がいる取締役もいますし生きていくために役員報酬ゼロというわけにはいきません。私はみんなにどれぐらいまでだったら耐えられるか確認してもらいました。

ある取締役は専業主婦の奥さんと子どもがいるにも関わらず役員報酬半分であれば切り詰めれば生活できるし半年間はゼロでも大丈夫という話をしてくれました。他の取締役は妻子がいる取締役の方が生活が大変だろうから独身の自分の分を削ってでもそちらに回してくれという話をしてくれました。

結果的にまずは7月から全員の役員報酬を半額にして、その後の状況次第で更にカットするという判断に落ち着きました。役員報酬をカットできるうちはまずは役員報酬をカットし切って、それでもどうしようもなければ次のステップに進もうと。結果的にはこれ以上役員報酬をカットをすることはありませんでしたが、その時は先のことも分かりませんし今後の更なる役員報酬カットは避けられないと考えていました。この時の事は今でもはっきり覚えており、一言も文句も言わず当然のこととして対応してくれた取締役には本当に感謝をしています。 

これで生き延びられる

提案して失注して、また提案してまた失注してを7ヶ月間ずっと繰り返していました。とにかく出来ることは提案をすることだけですから失注してもめげずに提案を繰り返しました。そしてついに待ちに待ったその日が来ました。そう、7ヶ月ぶりの新規案件の受注です。

この時は受注の嬉しさよりも、これで暫く生き延びれるという安堵感の方が大きかったです。10月も赤字だったら通期で赤字に突入、すなわち余力はもうほとんどないという状況に追い詰められていたからです。この案件のお陰で10月は単月で赤字ではあるけれどもほぼトントンという所まで持って行けました。

不思議なもので一件決まりだすと、堰を切ったように受注が続きます。あれよあれよとどんどん受注して、気がついたら第4四半期は第3四半期の1.5倍の業績になっていました。当然11月以降は単月黒字転換をして2008年も無事通期黒字で終えることができました

aegif創業以来最も倒産に近づいた危機を事業の縮小も従業員のリストラも給与カットも遅配もオフィス移転も外部への支払滞留も危ないお金を借りることも一切なく無事乗り越えることができた瞬間でした。

・・・

これでリーマンショックの時にaegifに起きたことは全てです。当初の想定とは異なり三回にもわたる長文になってしまいました。最後まで読んでいただいてありがとうございます。起きたことは以上ですが、次回はリーマンショックの時にaegifに起きたことから学んだことを書いてみたいと思います。

2014年8月14日木曜日

リーマンショックの時にaegifに起きたこと(中編)

前回のフジイメセン「リーマンショックの時にaegifに起きたこと(前編)」に引き続き、2008年のリーマンショック前後にaegifで起こったことと少しだけ私の事を書いてみたいと思います。 

最後の上り坂

2008年になっても絶好調は続きました。好調すぎて人員が足りずにみんなパンパンでPJTを行っています。4月以降順次新メンバが入ってくることは決まっていたので3ヶ月後のメンバ不足は緩和されるはずなのですが、とにかく目先の3ヶ月を乗り越えられるかが心配でした。

業績もうなぎのぼりでしたので、このまま1年たったら一体どれだけ儲かるんだろうとほくそ笑んでいました。来年の税金をきちんと支払えるのかなとか、各メンバにインセンティブをどれだけ出せるかなとか、年末の賞与(aegifの役員賞与は業績次第で年1回です)で何買おうかなとか、調子乗って六本木ヒルズレジデンスに引っ越しちゃったりしてなどなど、とにかくとらぬ狸の皮算用で完全に浮かれきっていました。

一方で4月1日から数名の新しいメンバが入ってくることが分かっていたため2月ぐらいから新規案件の提案やリソースリクエストへの応募をしていたのですがうまく決まりません。この頃から何となく世の中の潮目が変わってまずい事になりつつあるのではないかという雰囲気は感じていましたが、とにかく目先のPJTを何とかする事が第一優先でしたので気にする余裕はありませんでした。

そして、なんとか第1四半期(aegifは12月決算ですので第1四半期は1月〜3月になります)を乗り越えて無事4月を迎え、新メンバが数名入社しました。引き合いが減っていたり第1四半期に上手く案件が決まらなかった事による一抹の不安は覚えつつ、よーしこれでまたたくさん提案できるぞと張り切っていました。きっと、みんな第1四半期が忙しすぎて先の事が考えられないに違いないと無邪気に思っていました。

今から思えば当たり前の事なのですが大企業(aegifは大企業向けのITや経営のコンサルティングサービスがメインです)は3月決算の会社が多いので、予算の関係上、状況が変わるのは新年度に入った4月以降になります。そのため4月以降の案件が決まらないのは大企業が世の中の景況感を見て慎重になっている事が原因なのです。決して忙しすぎて先のことを考えられないからではありません。 

崖から転落

4月になっても新規の仕事が全く受注できません。少し減ったというレベルではなく、それこそ文字通り1つも新規の案件が受注できなくなってしまったのです。もちろん、前期から続いている仕事は引き続きやっていたので売上がゼロという事ではありませんが、継続していた仕事も順次ドンドン終わっていきます。正直あれ?あれれ?という感じで新規案件の失注や継続案件の終了の報告を日々受けていました。

一方で、人件費やオフィス家賃などの固定費は以前と比べて1.5倍になっておりこれから売上を上げないといけない時期です。これからという時なのに売上は上がるどころか崖から転げ落ちるように下がっていきました。実際に数字にはっきりと当時の状況が顕れています。2008年第1四半期は前年同期と比べて売上が3倍以上になっていたにも関わらず、第2四半期は第1四半期と比べて約半分です。

たった3ヶ月の間に売上が半分というのは普通に考えたら一発で死ねるレベルです。aegifはその時まだ3期目で蓄えなどはほとんどありません。むしろ、オフィス移転の敷金等で全部吐き出したあと固定費は1.5倍になっており資金調達しようにも時期が時期なだけに銀行や投資家などが資金を出せる状況ではないというわけです。しかも7月1日になればまた新メンバが何人か入社して固定費が増えます。

その後第3四半期に入っても状況は悪化する一方でした。売上は下がる一方、単月赤字の金額も毎月増えていきます。何ら回復の兆しなどなく、とにかく崖から転げ落ちるのをじっと見ていなければならない毎日でした。そしてついにその日が来ました。 

リーマン・ブラザーズ倒産

2008年9月15日。
リーマン・ブラザーズ倒産のニュースが世界を駆け巡りました。aegifはリーマン・ブラザーズの一つ下のフロアにオフィスを構えていましたので会社のメンバが報道関係者にリーマン関係者と間違えられてインタビューされそうになるという事もありました。aegifのメンバはラフな格好をしている事が多いので、リーマン関係者ではないというのもわかりそうなもんですが。とにかく、こんな近い場所でこんな事が起きるなんてaegifの未来を占っているようだなと思いました。

その後もaegifは順調に単月赤字を続けた結果、第3四半期終了時点で第1四半期で稼いだ利益を全て吐き出し、いよいよ10月も赤字であれば通期で赤字という状況まで追い込まれました。設立して間もないaegifには余力なんてのは全くありませんので通期で赤字=お金がない=倒産なわけです。

私も毎日朝起きるのもつらい、会社に行くのもつらい、生きているのもつらい、どこかに逃げてしまいたいという日々でした。毎日案件の失注と終了の事や会社の売上と赤字の事を考えると夜寝られません。やっと寝付けたとしても胃が痛くなって朝4時ぐらいに目が覚めてしまいます。さらに、布団から出るとつらい現実が待っているため布団からも中々出られませんでした。こういう状況が7ヶ月も続いて私自身精神的にかなり参っていました。

このままいったら会社は近いうちに潰れて、せっかくaegifに来てくれたメンバのキャリアに傷をつけてしまうと思うと本当に申し訳ない気持ちでした。メンバのほとんどは日本を代表するような大企業でのキャリアをなげうってaegifに参加してくれていたからです。

また、なんでこんなタイミングでリーマンショックが来るのか、なんで去年オフィス移転を決めてしまったのか、どこで間違えてしまったのかということを堂々巡りの様に毎日毎日考えていました。

リーマンショックの時にaegifに起きたこと(後編)」に続く...

2014年8月7日木曜日

リーマンショックの時にaegifに起きたこと(前編)

先日レーシックの検査に行ったところ、先生から老眼の話をされました。「え!?、もう老眼なんですか?」と聞いたところ、笑いながら「その年で老眼の人はいませんよ。早くても40歳、遅ければ45歳ぐらいだから安心して下さい!」と言われ、オイオイあと5年ぐらいしかねーじゃねーか・・・と思い、ちょっとブルーになったイージフのフジイです。年取ると段々昔話が増えるとかいうし、いやですね、ほんと。

さて、先日「30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由」(杉本 宏之著)を読んで、ふと自分とaegifのリーマンショックの時の事を思い出しました。当時のaegifのオフィスはリーマンブラザース日本法人の1F下のフロアでしたし(笑)。

あの時は本当にやばかった。
とにかく本当に運が良かったとしか思えない。せっかくなのでリーマンショック前後にaegifで起こったことと私の事を少しだけ書いてみたいと思います。

今思い返しても、なぜリーマンショックの間に事業を縮小せず、リストラも一切せず、オフィスの移転もせずに普通に生き残ることができたのか分かりません。私の精神状況も追い詰められていましたし、会社の業績も悪化の一途でした。

杉本さんの本を読んで、規模は違いますので精神的なプレッシャも違うとは思いますが、経営者として当時の精神的にキツイ状況は心から分かります。今は再度起業して復活されたという事のようですので、お話をしたことはありませんが心から良かったなと思います。 

順風満帆

2007年秋。
2006年にaegifの会社を設立して1年半。事業は絶好調に伸びていました。何も営業をしなくてもお客さんから引き合いがドンドン来て、ほとんどをお断りするという状況です。営業などは一切しないで大手のコンサルティング会社のパートナ企業としてその企業から割の良く面白そうな仕事をドンドン受注していました。

メンバーが足りない。
その時点で社員の数は10人にも満たない小さな会社ですが、物凄い勢いで仕事の依頼だけは来ており、その時の10倍や20倍のメンバーがいても回せるぐらいの状況でした。私自身もせっかく頂ける依頼は少しでもお役にたちたいという気持ちが強く、クライアントワークを100%の稼働率でこなしながら、aegifの仕事もしていました。実際、起業してから3年ぐらいは平日も土日も夜までほとんど休みなく働いていました。

とにかく拡大したい。
そのためには採用をドンドンしないといけません。とは言え、誰でも良いというわけではなく良い人を採用しなければならない。日々どうやったら良い人を採用できるのか、そんなことばかり考えていました。 

六本木ヒルズにオフィスを構える

そんな時、オフィス更新の話が来ました。その時のオフィスには何の不満もなかったので基本的に移転するつもりはなかったのですが、せっかくの機会なので色々見てみようかという気持ちになり、お世話になっている仲介業者さんに物件のリストアップをお願いしました。

その物件リストの中に六本木ヒルズが。

最初は「え?まさか?!」という気持ちだったのですが、色々その時の状況でシミュレーションをすると財務的には厳しさはあるもののその時の業績を考えると不可能ではありませんでした。むしろ、オフィス移転によって応募者やクライアントに向けても良い効果がでれば一層成長を加速できるかもしれません。

しかも何より他の同レベルのオフィスに比べて条件がとても良かったのです。とにかくどうやったら良い人を採用できるのかを日々考えていた我々にはとても魅力的な話だと思えました。

少し話がそれますが「なんでヒルズなんですか?」とヒルズ族的な視点で聞かれることがあるのですが、大規模で有名なオフィスで一番条件が良かったのが六本木ヒルズだったのです。もし丸ビルやミッドタウンが同様の条件であればそちらに入ったはずです。

会社にとって重要な決断をするときはいつも取締役の3人で相談をします。大体こういう時は副社長の石井が止める役割をするのですが、この時ばかりは彼も止めませんでした。むしろ会社を作って2年も経たないうちにレンタルオフィス等ではなく正式に六本木ヒルズにオフィスを借りられるかもしれないという可能性に3人でワクワクしていました。そして、正式に申込をして、審査が行われ、無事審査を通りました。その瞬間は本当に嬉しかった。これでaegifもちょっとは世の中に認められた存在になった気がしたからです。 

順調な採用

同時期、積極的に採用活動も行っていた効果が出ており、順調に内定を重ねていました。主にメンバの友人や後輩中心だったのですぐの入社とは行かず、大体3か月〜半年後に入社してくれるメンバがどんどん増えていました。結果その時在籍していたメンバと同じ人数のメンバが2008年7月1日までに入社してくれる事になりました。

オフィスをヒルズに移転する事がきまり、メンバも採用も順調で、更に業績も相変わらず絶好調でした。その時自分は事業なんて簡単だな、もしかして自分は経営の才能があるのかもと、バカみたいに勘違いしていました。

そして2008年1月7日のaegif新年会にて、意気揚々で会社のメンバに六本木ヒルズにオフィスを移転する事を伝えました。みんなでやってきたaegifという会社が順調に成長しているんだという気持ちを伝えました。その時に、あるメンバから言われた一言を今でも覚えています。

「六本木ヒルズへのオフィス移転は確かに凄いことだと思いますが、大丈夫ですか?」

私はメンバー達に財務的に業績的にも大丈夫という説明をしました。この言葉がまさかその先の事を占う一言だったとは。実際にその頃、世界のニュースでサブプライムローンが危ないかもしれないという話があって、実際にBNPパリバ傘下のファンドが資産凍結したなどのニュースを聞いて注意をしていましたが、自分たちにはそんなに大きな影響はなさそうだとタカをくくっていました。何せ目の前の業績が絶好調だったわけですから。

この言葉をこの時もっときちんと聞いていれば、その後の1年間で起こることをもっと上手に乗り切れたのではないかと今でも思います。

リーマンショックの時にaegifに起きたこと(中編)」に続く...

2014年7月31日木曜日

流動性の高さが人材価値を上げる?

世の中は夏休みに突入したらしく、六本木ヒルズも物凄い人ごみです。ヒルズの集客的には成功してるんだと思うのですが、ヒルズで働く立場としては、お店や電車やエレベーターやありとあらゆるものが混んでいて大変です。今日もABMの場所を探すのに大変でした。毛利サルバトーレ クオモもいつもは13時には大体空いてるのに、今日は長蛇の列・・・。虎ノ門ヒルズだったら場所的に寂れてそう子ども連れが来なそうだからオフィス移転もありなのかという考えが一瞬頭をよぎっているイージフのフジイです。暑さで思わず不謹慎な発言をしてしまいました。悪いのは全部この気候のせいなので皆さんスルーして下さい。


さて、今週もネットで気になった記事がありました。
今日のテーマはこちらを読んで自分が思ったことを書いてみたいと思います。


流動性の高さが人材価値を上げる


ちなみに私は新卒最初の会社を入社10か月で辞めたのを皮切りに4年間の間に3社も転職をして、最終的には自分の納得の行く職場は自分で創るしかないなと思い起業して今に至ります。逆に起業して9年間は辞めようと思ったことは1度もありません。「あ、これは潰れるかも?!」と思ったことは何回かありますが(笑)


要は私は流動性が高い時も経験してるし、流動性が低い時も経験している人材なのではないかと思います。


流動性を高めても人材価値は高まらない


どんどん流動性を高めて転職をしていく事で人材価値が高まるという考え方は自分の感覚とは違います。人材価値を高めるためには人材価値を高める努力をする必要があるだけで、流動性を高める努力をする必要はありません。


私の例で言えば、以前「転職先は給料だけで決めていい」で書きましたが転職する際には給料だけを基準に転職先を選んでいましたから当然年収は上がりました。ただそれは単に労働市場の需給の中で自分がたまたま年収が高くなる所を探したというだけで、自分の人材価値は全く関係なかったと思います。その4年間で私の人材価値は確実に高まっていたと思いますが、転職することが自分の人材価値を高めたという実感は全くありません。転職は単に同じものをより高く買ってくれる所に売ったというだけです。


皆さんが自分の人材価値を高めたいのであれば、流動性を高める努力をするのは間違っています。人材価値を高めるためには流動性を高める以外の事を考えなければいけません。もちろん、人材価値が高まった結果、流動性が高まって転職したという事はありますが、この関係を間違えて転職を繰り返した後で後悔しても遅いので注意が必要です。


会社の枠に囚われない、自分だけのキャリアを築きあげる


では、人材価値を高めるためにはどうすればいいのか?
私は会社の枠に囚われず、自分の考えたキャリアを築く事ができる仕事を主体的に選択していければ、自然と人材価値は高まっていくのではないかと考えています。


自分の仕事を選択できるのであれば、別に同じ会社にずーっといようが、途中で何回転職をしようが関係ありません。例えば、世界的に有名な経営者であったGEの元CEOのジェック・ウェルチさんは新卒から最後までGEに勤め続けました。もちろん他にも同じように一生一社で働いていても人材価値の高い人はいくらでもいます。私も自分の性格やライフスタイル合わなかったから転職しましたが、4年間ずっと同じ会社で働いていても多分結果は同じだったと思います。


当時の私の人材価値が上がっていったのは若かったからというのが一番大きな理由だとは思いますが、それだけではなく何をやるべきか、なぜやるべきか、どこでやるべきか、どうやるべきかと言ったことを毎日考え悩みながら仕事をし、生きていたからです。自分の仕事を選択できないのであればいつでも会社を辞めて自分の仕事を選択できる場所に行く覚悟を持ちつつ、自分の仕事を選択できるのであれば同じ会社にずっと勤める、そういう姿勢が自分の人材価値を高める最良の方法だと思います。


もちろん、いつでも自分で仕事を選択できるというわけではないでしょうから、そういう意識を持ち、場合によっては会社以外の仕事を持って自分だけのキャリアを築きあげていくことが大切です。


福利厚生、会社の安定「感」などに惑わされてはいけません。福利厚生だっていつどうなるか分かりませんし、会社の安定感も幻想です。どんな大企業だっていつまで会社があるか分かりませんし、会社があったとしても自分がいつかリストラにあわないとも限りません。例えばちょっと頭に思い浮かぶ企業を挙げるだけでJAL、リーマンブラザーズ、山一證券、日本長期信用銀行、日債銀、拓銀、シティーグループ、エンロン、GMなどなどいくらでも出てきます。これらの会社が倒産するなんていうことはその会社が倒産するまでは誰も想像できなかったことだと思います。


こうやって考えてみると自分で考えて、自分で選択するということが今まで以上に必要となっている事が分かります。よく言われることではありますが、良い(と世間的には言われている)大学に入って良い(と世間的には言われている)会社に入っていれば自然と人材価値も上がって幸せな人生を送れるということはなさそうです。


aegifでは、自分で自分の生き方、働き方を選択するという事を重視しています。
みなさんも自分の人材価値をどうあげていくか考えてみてください。



2014年7月24日木曜日

バックオフィスを侮ってはいけない

前回の「個人的全日本うどんランキングベスト5」が好評で気分がいいです。以前書いた「六本木おすすめランチ ベスト5」もそうですが、やっぱり食べ物系の記事は反応が良くて、私に求められてるのはシャチョウとしての小難しい話じゃなくて単にグルメなんだなという気持ちを新たにしたイージフのフジイです。シャチョウ辞めたらグルメブログのライターでも目指そうかな。とは言え、今週もグルメネタだとブログ責任者の杉本さんに怒られそうなので、おとなしく真面目なネタにしておいてやりましょう(ドヤッ


さて、先日飲み会の席で管理業務が疎かになっていて会社の数字が全然分からないみたいな話をしていました。普段あまり意識することはないのですが、確かに社長の私が公認会計士だということもありaegifは内部統制、業務の効率性、スピード共にかなりレベルが高いです。


勘違いして欲しくないのは、会社にとって最も重要な事はバックオフィスではありません。営業部隊やコンサルティング部隊あっての会社でありaegifです。私の体感で言うと7割くらいはフロントが重要だと思っています。とは言え、裏を返せばバックオフィスも3割ぐらいの割合で重要なのです。


バックオフィスが駄目だったときの事を考えてみてください。
・数字が出てくるのが遅すぎて毎月の数字が把握できない
・そもそも管理会計の様なものは一切ない
・クライアント先への請求漏れが多くてせっかく売りあげても回収出来ていない
・入金額の相違を後から気がつく
・社会保険料が合わない
・バックオフィスに業務をお願いしても時間がかかりすぎる
などなど


こんな状況では良い会社経営なんてできるわけありませんし、フロントのメンバが売ってきた売上げも回収できません。売上げは代金を全額回収してはじめて意味があります。大きな会社でもこう言うことがしっかりと出来ていない会社というのは結構多いものですが、aegifではこう言った事はありません。例えば売掛金の例では過去9年間に1回たりとも1円たりとも回収できなかったことはありません。


日々、大きな問題になる前に何か気がついたらすぐに改善して対応しています。もちろん、Ctrl+A でおなじみのマカロンとドロップの協力のお陰であるのは間違いないですね。


バックオフィスを侮っている経営者の会社では、バックオフィスの効率化というとよく人員削減的な話になると思いますが、大体こういうケースは間違っています。かと言ってなんでもかんでもバックオフィスが手厚くやってしまえばコストが掛かりすぎてしまいます。人員はなるべく増やさずに効率化と業務の絞り込みを行いつつ、本当に足りないという風になるまえには適切に人員を追加しないといけません。バックオフィスのメンバでやるべき作業と外注先を使うべき業務との切り分けも大切です。


特に誰かが抜けてしまうともう回らない、ある程度はやむを得ませんが属人的な作業が多い、バックオフィスのメンバが残業続き、というような場合は注意が必要です。私の考えではその状況は現時点では業務は回っているかもしれませんが、本当に足りない状況だという認識です。


バックオフィスのメンバは会社を支えているフロントのメンバに感謝をして、フロントのメンバはバックオフィスのメンバのお陰で効率よく日々の業務が行えている事を感謝しないといけません。お互いの職務への敬意があれば改善の提案や改善への対応も上手く回っていきます。なんでもかんでも決めたことを杓子定規にやるバックオフィスであってはいけないし、無茶な対応を迫るフロントオフィスであってもいけません。状況に応じて臨機応変に相手の立場に立って自分たちの頭で考える姿勢が必要です。


aegifはこれから人員の拡大も踏まえてさらに難しい状況になっていく予定ですので、現状に満足せずにバックオフィスのレベルを下げずに拡大していきたいと思います。



2014年7月17日木曜日

個人的全日本うどんランキングベスト5

前回の記事がaegif過去最高のPVを記録したイージフのフジイです。ランチの記事どころかマカロンの記事のPVをも超えたというのは人生ではじめてで、今でも信じられない気持ちです。勢いのあるバズっている記事に乗っかると楽な事を覚えてしまいました。こうやってドンドン堕落していきそうな自分が怖いです。 

うどん好き!

というわけで今日は個人的全日本うどんランキングを発表したいと思います。というのも、先週末1泊2日でうどんを食べるためだけに香川に行っていたからです。運転とうどん食べるのと寝ることだけしかやってません。ここだけの話、私は食べログ全日本うどんランキングトップ20のうち18店舗は既に訪問済みなくらいうどんが大好きです。食べログのランキング()とか言うとなんだかそれを盲信しているみたいで恥ずかしいのですが(笑)

うどんの種類も問いません。コシのある讃岐うどんも、細麺の稲庭うどんも、コシがなくモチモチしている博多のうどんも、全部大好きです。日本っていうのはうどんにもこんなにバリエーションがあって本当に良い国ですね。日本人に産まれて本当に良かったとうどんを食べるたびに思います。

第5位 一福(香川)
こちらはさぬきうどんの硬くてコシがある麺なのですが、なんと細麺です。さぬきっていう太麺という印象だったので、一福を食べた時は衝撃的でした。細麺なのにコシがある、っていうか硬い、でも全然食べづらくない、というか細い麺とのバランスが最高!っていう感じでした。かけ汁も麺を邪魔する事なく出汁がしっかり聞いて美味しかったです。いわゆるさぬきうどんではありませんが、そのバランスは絶妙です。ちょっと違うさぬきうどんを食べたいと思ったときには立ち寄ってみてください。

第4位 おにやんま(東京)
おにやんまは五反田駅前の高架下にある立ち食いうどんのお店です。最近では東品川と新橋にも支店ができたみたいですが私がいつも行っているのは五反田です。このお店はいわゆるさぬきうどんで東京の便利な場所にあるにも関わらず卒なくおいしいです。私はわざわざおにやんまに行くためだけにランチで五反田と六本木を往復することもあるくらいです。

オススメのトッピングはとりてんなのですが、たまには大海老天(海老天ではないので要注意)もいいかもしれません。つけ汁とぷりぷりした大海老天という組み合わせで食べると幸せな気持ちにさせてくれます。ちなみに、ガナッシュが退職するときに最後のランチは何がいいか聞いたところ、おにやんまの大海老天うどんと答えていたのを昨日の様に思い出します。

このお店が素晴らしいのは味だけではありません。まず営業時間。平日は7:00~翌4:00まで、土日祝日は7:00~24:00までという年中無休&深夜までやっています。飲んだあとの締めにラーメンとかやっちゃってる人はラーメンをうどんに変えるだけでダイエットになりそうです。

それからなによりオペレーション。店外の券売機で食券を購入すると自動的に店内に通知されるようでとにかく効率がいいんです。普段余り出ないトッピング(大海老など)は食券が出てきてから揚げますのでいつでも揚げたてが食べられます。また、立ち食いということもありとにかく回転が早いので多少人が並んでいても待ち時間はほとんどありません。

立ち食いなんて「えー」と思っている方も、騙されたと思って行ってみてください。美味しいうどんを物凄い効率的なオペレーションで、しかも深夜まで食べられるなんて世界でも東京だけじゃないでしょうか。

第3位 恵味うどん(福岡)
福岡のうどんってのはなんであんなにゴボ天が美味しいんですかね。東京ではゴボ天なんてあってもなくても良いレベルの物しか出て来ない気がしますが、福岡で食べるゴボ天はどこでも美味しいです。友人曰く、福岡は水が超軟水だからと言っていました。真偽の程は確認していませんが、ともかくゴボ天の味が違いすぎるのは事実です。

というわけで、恵味うどんのゴボ天も絶品です。ゴボ天を頼むと別皿でしかも筏の様な形に揚げてあるゴボ天が出てきます。とにかくこのゴボ天は程良く牛蒡の土臭い香りが残っていてバランスが素晴らしいです。最初はサクサクで食べつつ、途中でかけ汁の中に入れてふやけたところを食べてと色んな楽しみ方をして下さい。私はゴボ天なんて世の中には必要ないとずーっと思っていたのですが、こちらのお店でゴボ天を食べてからなんて自分はバカだったんだと反省し、今では最も重要なうどんのトッピングの一つであると考え方を改めました。

麺はいわゆる博多スタイルのもちもちしてコシがないタイプです。とにかく繊細で美味しい。柚子が風味づけで入っていたり、麺もモチモチした歯ごたえが心地良くて本当にたまらない感覚です。ゴボ天がなかったとしてもこちらのうどんは食べる価値があります。特に女性は好きなタイプのうどんなんじゃないかと思います。

第2位 岡北(京都)
京都の平安神宮の先にあるうどん屋さんです。岡北の隣には山元麺蔵という京都でも超有名なうどん屋さんがあっていつも物凄い行列を作っていますが、山元麺蔵は味的には普通なので間違えないようにして下さい。

岡北の名物は天とじうどんです。天ぷら2本上に玉子とじがかかったうどんで、とにかく出汁がしっかり利いていて、上品なお味。思わず汁も全部飲んでしまいました。関東者の勝手な思い込みですが、本当に京都な味。お店の雰囲気も京都っぽく、落ち着いた雰囲気です。

ここのお店はうどんだけじゃありません。とにかく冷緑茶が美味しい。お茶の専門店ならまだしも、普通の飲食店でこんな美味しい冷緑茶が無料で出てくるお店ははじめてです。美味しいお茶が飲めて、うどんも絶品、そこまで並んでいないのでオススメです。

第1位 谷川米穀店(香川)
香川の山奥にある米屋さん。米穀取扱事業者の許可証がお店に掲示されてました。なんで米屋がうどんをやっていて、しかもこんなに美味しいのか全く分かりませんが、香川県ですからきっとうどんに関してはなんでもありなんでしょう。

お店に入ると150円でうどん小1玉を購入し、あとは汁とかそういうものはなく醤油をかけてうどんだけを食べるだけ。とてつもなくシンプルですが、シンプルだからこそ一番おいしいうどんに相応しいでしょう。

うどんも美味しいのですが、このお店が素晴らしいのは置いてある青唐辛子です。うどんに青唐が合うって誰が発見したんでしょうか。青唐とうどんと生卵の組み合わせが神がかり的すぎる。お店滞在時間3分のために30分以上並んだ甲斐がありました。香川に住んでたらうどん屋さん巡りとかする必要がないので、このお店で何杯も食べられるのに・・・と思ってお店を出ました。5玉はいけそう。

いつか谷川米穀店でお腹いっぱい食べるのが私の夢です。

<テンションが上がり過ぎて髪型が!>
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いかがでしょうか。うどんって地味な食べ物と思われがちですが奥が深いです。
皆さんのMy Best Udon Restaurantを教えてください。

2014年7月10日木曜日

だれだって自分のやるべき事はきちんとできる

体重がヤバい事になっててダイエットしようとしてるにランチに行くとついつい美味しそうな(デブ好みの)メニューを頼んでしまい自己嫌悪に陥ることが多いイージフのフジイです。今日もサラダランチを頼むつもりが、何をどう間違ったのかステーキ丼を頼んでしまい呆然としているところです。ダイエットが成功しないとそれこそ本当に成人病で来世にいってしまうかもしれませんから、来世に回すわけにもいきません。もうこうなったらピザですら野菜というアメリカに現実逃避したいです。でも、今日はABMで特別な日だから仕方ない!!

・・・。

さて、気をとりなおして本題に入りたいと思います。最近気になった記事があり、私も思うところがあってコメントをつけてFacebookでシェアした所、なんと過去最高のいいね!をもらいましたのでそれについて書いてみたいと思います。それにしても、自分の誕生日や懇親のネタよりもただのシェアの方がたくさんいいね!が付くというのは一抹の虚しさが残りました。とは言え、ブログのネタが一つ見つかったからよしとしますか。

いつの時代もやるヤツはやるし、やらないヤツはやらない。

このブログを書いている方の他の記事もいくつか拝見しましたが、若くて言うことも厳しいけれども決して嫌味ではなく真っ直ぐでとても好感の持てる人だなと思いました。さすがはサイバーエージェント、良い人材がたくさんいるんですね。 

周りの人がやろうがやらなかろうが自分は関係ない

「何かをやりたいと思った人の98%は実行しないんです。」
これは私の体感としてとてもしっくりきます。いや、もしかしたら実行する人はもっと少ないかもしれません。一方で、1〜2%というのは割合だけ見たら少ないのですがその中では強い人がいっぱいいるので結局その中での勝負は凄い大変なんですよね。

どうせ自分がやる人だったら自然とやる人が周りに集まってきて競争になるので、そこで一生懸命切磋琢磨しながら頑張り続けるしかないわけです。他の98%の事なんて考える暇もなく、ひたすらその時自分が出来る最良の事をやるだけです。その中でいかに戦っていくかだけを考えて、その結果勝ったり負けたりしたことを糧にまた次も同じように淡々と戦い続けるだけです。

私も昔は「やるやる!」っていっているけど結局やらない人の言葉を信じて期待を裏切られたり、話が違うと思ってイライラしたことが多かったです。今となっては懐かしい話ですが。その後社会勉強を重ね、周りは関係ない自分がやるべき事をやるだけという事が分かってから周りの言葉に振り回されずに楽になりました。周りの人も別に悪意があるわけではなく、簡単に出来るならやりたいなぁぐらいの感覚だと思いますので、それを間に受けてしまった私も悪いでしょう。 

みんな自分のやるべき事はしっかりやる

だれだって何もやらないわけではなくて、必ずみんな自分がやるべき何かはやっています。例えば若い頃から起業したいと言い続けていたが、結局家庭ができて家庭のために定年まで勤め上げたという人がいたとします。この人は起業という意味では口だけでやらない人だったかもしれませんが、その反面定年まで40年も働き続けて自分の家族を守って養うという自分しかできない事をやり通して結果を出したわけです。

これってとても立派な事じゃないでしょうか?

人間は欲深い生き物ですから、やりたい事、実現したい事が際限なく出てきます。欲望に限界はないので、できたらいいなという事はほぼ無限にあるのに対して、欲望を実現するためのリソースである時間、お金、気力は残念ながら有限です。ですので、みんな自分が本当にやりたい事、やって成果が出れば心から満足出来ることを見つけるまでは、自分のリソースを全部出さないのだと思います。

そして、私はそれでいいと思います。
いつも色んなことにやりたい!と言っていたとしても、それをそのままやらなくてもいいんです。間違ったバスに乗って間違った場所に行って最初にいる地点に戻ってくる事すら大変な状況に陥るぐらいだったらしっかりバス停で一本待つという決断をした方が良い時もあります。それであとであのバスに乗ればよかったー、あのバスに乗る気だったんだけどなー、ってちょっと愚痴って我慢してればいいわけです。

人によってリソースの量が違うので、他の人がアレもコレもといっぱい出来たって気にする必要はありません。自分のリソースの範囲内で目一杯やれれば人の幸福なんてそうかわるわけではありませんから。

というわけで、私もダイエットはうまくやれていませんが、イージフのフジイとして自分のやるべき事、できる事を今まで通り淡々とやり続けていきたいと思います。今まで9年もやり続ける事ができましたので、これから先もやり続ける事ができるでしょう。

2014年7月3日木曜日

Forbes JAPAN創刊披露パーティに行ってきました

先日Forbes JAPAN創刊披露パーティに招待されました。こういうパーティに招待されるだけで、自分もそこにいる有名人(三木谷さんとか出井さんとか)と同じ様なセレブになれた気がしてしまったイージフのフジイです。


パーティの会場はホテルオークラ東京別館B2F「アスコットホール」でした。昔ホテルオークラ別館の近くにオフィスを構えていたのを懐かしく思い出します。2006年2月に創業して半年後の2006年9月から六本木ヒルズに移転する2008年4月まで神谷町の城山トラストの前のビルにオフィスを構えていました。当時はいつかは城山トラストみたいな立派なビルにオフィスを構えるんだ!と思っていましたが、そのいつかはたった1.5年であっという間に実現してしまいました。念ずれば通ずと言いますが本当ですね。まあ、その直後リーマンショックからの世界的金融危機に襲われたり、東日本の震災に見舞われたり、散々な目にあったので本当にそれで良かったのかと言われると微妙ですが。。


さて、こういう時にまず困るのが何を着ていくかです。本来であれば事前によく確認しておけばよかったのですが、雑誌の創刊パーティだからそこまで堅い服装じゃないだろうと勝手に思い込み、ビジネスカジュアルの中でも柔らかめな格好をして家を出てしまいました。雑誌と言っても固いビジネス誌というのがすっかり頭から抜け落ちてました。


オフィスについてからメンバに指摘をされ確認をしたところ「ビジネスアタイア」との記載が。なにこれ、強そう。はじめて聞く単語です。調べてみたところ「学会や会議の後のディナーやパーティなどではリラックスした雰囲気の中でもクリーンで洗練された節度を感じさせるスタイル」だそうです。要は普通のスーツよりはフォーマルだが、タキシードや蝶ネクタイほどは固くないという意味だそうです。


自分はジャケットの中はTシャツというラフな格好でしたので、招待してくれた方に自分の格好の写真を送って確認をした結果、ネクタイをしていれば大丈夫とのお言葉をいただきました。早速六本木ヒルズのエストネーションに駆け込み、襟付きのシャツとネクタイを購入してなんとか事無きを得ました。パーティ怖い。
余談ですが、以前は5%オフだったエストネーションのヒルズワーカー向け割引制度が消費税UPの影響か7%に増えていたのはちょっと嬉しかったです。


<なんとか服装を取り繕ってセレブ気取りのシャチョウ。周りはみんな普通にスーツ>
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経営者中心ということで年齢層は高めで全体的にラグジュアリーな雰囲気でした。司会に平井理央さんが来ていたのが印象的でした。


途中、前の方で偉い人達が固い話をしていましたが、普通にフォーブスおよびフォーブスジャパンがいかに素晴らしいかという内容で個人的に興味のある話はありませんでした。最後、フォーブスジャパンの社長(一番右)、フォーブス本体の社長(真ん中)、アジア部門の責任者(一番左)が壇上に上がって写真撮影タイムに突入していたので、私も1枚パチリ。海外のエリートはみんな体型管理をきちんとしているという話を聞きますが、実際は違うのでしょうか・・・。


<壇上でフォトシューティング(と言うらしい)中の写真>
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出てくる料理やお酒もお固いビジネス系雑誌のパーティだけあって豪華な感じ。ちなみに、出てきたシャンパンはベル・エポックだったと思います。虎ノ門ヒルズのオープニングセレモニーではローラン・ペリエでしたので、気合入ってるなぁという印象です。もちろん、美味しく頂きました。


<なんとなくオトナの香り>
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私自身はこの手の雑誌はほとんど読みませんが今なら創刊記念キャンペーンで年間購読料が50%オフなので興味がある方はお得なんじゃないかなと思います。


aegifでやるとすればもっと違う形になると思いますが、ビジネスパーティについて勉強になりました。いつかはaegifでも何らかの面白いビジネスパーティができるようになりたいものです。



2014年6月26日木曜日

社員旅行2014 〜はじめてのオトナのオーベルジュ。でも、貸切だから12歳未満でも大丈夫!〜

先日、社員旅行に行ってきました。今年でなんと7回目!
毎年今年はどこ行こうかな〜なんて考えたら自然ともう7回目になっちゃいました。そりゃ歳も取ってアラフォーにもなるわけだとなんだか感慨深いようなさみしいような気持ちがちょっとだけよぎってしまったイージフのフジイです。過ぎてしまった40年弱よりも、これから多分来るであろう40年弱の事を考えて力強く生きていきたいと思います。


さて、過去の社員旅行の記事はこちらから。
第1回:社員旅行2008(千葉県鋸南町)
第2回:社員旅行2009(軽井沢)
第3回:社員旅行2010(水上温泉)
第4回:社員旅行2011(屋久島)
第5回:社員旅行2012(鎌倉)
第6回:社員旅行2013 〜北の国から〜(北海道美瑛)


7回目の今年は館山のオーパ・ヴィラージュというオーベルジュを貸切ました。
今年も家族の突然の体調不良などで急に参加できなくなったメンバ等が10名近くいましたが、それでも全社員の7割ぐらいのメンバが参加してくれました。例年の事ですがイージフの社員旅行参加率は任意にも関わらず結構高いです。イベントはみんなで盛り上がらないと楽しくないので、参加してもらったメンバのみんなには感謝をしています。


なぜ参加率が高いのか、イージフの社員旅行はいくつか面白い特徴があるので、それも踏まえて社員旅行2014を紹介していきたいと思います。


1. 同伴1名までは会社負担
家族の分まで会社が負担しますという所はまだあると思いますが、イージフでは友達もOKです。ちなみに今回は同伴2名以上の場合の子供の分も会社負担にしています。参加者の中にはイージフとは全然関係ないのに毎年参加しているメンバの友人や、屋久島での泊まりこみ登山のために最初と最後しか会わなかった社員の友達などもいて、わいわい楽しくやっています。


社員旅行で家族や友達が集まると、会社以外の各メンバのコミュニティとの交流ができます。家族や友人達に面白い会社だと思って貰えたり、また、各メンバの家族同士が交流することでメンバの大切な人達がイージフや同僚に対して親近感を持ってもらえれば、メンバ本人も仕事がしやすくなるんじゃないかなと考えています。


2. 参加は任意
イケてない会社によくありがちな社員旅行に行くと面倒な飲み会に参加して上司をよいしょしないといけない、参加しないと村八分にされる雰囲気があるといったことは一切ありません。


3.夕食さえ一緒に食べれば後は自由
行きも帰りも完全に自由なので、みんな思い思いの活動をしています。私も単独行動でサンセットブリーズ保田に行ってスカッシュをしたり、美味しい切通というお寿司屋さんや打墨庵加瀬という蕎麦屋さんに行ったり、最初から最後まで自由に過ごしていました。他のメンバは鴨川シーワールドやマザー牧場に行った人が多かったみたいですが、中には海釣りに行った人やサイクリングを楽しんだ人もいたようです。


<周りと交流することなく子供を押しのけて2つしかないハンモックを独占するシャチョウ>
2014-06-21 17.58.59


とは言え、逆に自由すぎるので運転できないメンバとかは現地まで公共交通機関で行くのが辛かったというのもあるようです。その件についてはこちら


4. 参加したい人のためにちゃんと二次会が用意されている
とは言え、もうちょっとみんなで飲みたい!なんていうニーズもあります。参加したい人が気楽に参加して思い思いの話をしたり、遊んだり出来るように二次会の場所とお酒を用意しています。今年は普通に飲んで話をするグループとみんなでカードゲームをするグループに分かれて、二次会、三次会と盛り上がっていました。結局カードゲームのグループは2時過ぎまで遊んでいたようです。この二次会もなんだかんだで多くのメンバが参加してくれ、毎年盛り上がっています。


5. 車で行ける近距離と飛行機や新幹線でないと行けない遠距離の場所に交互に行く
近距離だと子どもがいる家族は参加しやすいけれども魅力的な場所は少ない、遠距離だと子どもがいる家族は参加しづらいけど魅力的な場所が多い、というジレンマがあります。魅力的な場所が多いからと言って毎年遠い場所を選んでいたら家族連れは参加できない、逆に近場だけだったらわざわざ社員旅行で行く必要がないとなってしまいます。どちらかに偏ってしまうとどうせ社員旅行は自分たちには関係ないというメンバが増えてしまい、社員旅行自体が冷めたイベントになってしまいます。結果参加率がさがってしまえばせっかくの社員旅行も台無しです。


また、近場の時も単に家族が参加しやすいから近場というだけではなく、社員旅行ならではの仕掛けがあった方が楽しいでしょう。例えば、子供連れでは絶対行けないようなフレンチのお店や大人向けの落ち着いた宿などを貸切れば、子どもがいるのでそういう場所には普段行けない夫婦は嬉しいでしょうし、また雰囲気が良いところであれば子どもがいなくても行ってみたいと思うのではないかと思います。


<オーパ・ヴィラージュは12歳未満の子供は禁止です>
2014-06-22 11.03.23


どうでしょうか?


なんか良い会社っぽいですよね(笑)
実際に良い会社なんですよ!


来年はイージフ10期目という事とちょうど遠距離の年ということもあり、イージフ社員旅行初の海外!も視野に入れてどこにいくか考えたいと思います。今から来年の社員旅行が楽しみです♬



2014年6月19日木曜日

コンサルタントとしての意識の大切さ

こんにちは。雨が大嫌いな事で有名な株式会社イージフのフジイです。
梅雨の時期はテンションが下がってブログを書かなくてもいいんじゃないかと思いましたが、ブログの前にテンションが下がるのはいつものことでしょ!とか杉本にツッコまれそうなので大人しく書くことにします。

なんで今日は書かなくてもいいかもという理由を考えるためには頭が働くのに、そのエネルギーがブログを書く方には向かないんでしょうね。ともかく、ブログについては来世で頑張る事にします。

さて、今日は経営コンサルタントにとって大切な意識について書いてみたいと思います。
読者の方の中にはなんでイージフのフジイさんがコンサルタントについて書くのか、さらに言えばそもそもaegifが何の会社か良く分からないという人も多いと思いますが、aegifは経営コンサルティングの会社ですので、私は経営コンサルティング会社の社長だったんですね、実は。

経営コンサルタントはWikipediaの説明を見ると、この様に説明されています。
「顧客企業や経営者から依頼を受けて、経営上の問題を解決するための支援を行う。」
「一般的には、観察・整理・構成・分析・指導・プレゼンテーションに関する高い能力が必要」

確かにこの説明とおり、ある程度地頭が良い人が、努力によって観察・整理・構成・分析・指導・プレゼンテーション能力(=以下、「スキル」と呼びます)を身につけて、はじめて優秀なコンサルタントになれるという世界観は表面的には間違っていません。特に若手のコンサルタントは、地頭は生まれつきで仕方ないので(とは言えロジカル・シンキングとかは習慣の部分もありますのでそういう本を読んだりといった努力はすると思いますが)、とにかくスキルを高める事に注力して努力していることだと思います。

では、スキルだけある程度高ければそれで優秀なコンサルタントと言えるのでしょうか?

結論から言えばそうではありません。
もちろんスキルがなければそもそもコンサルタントとして成立しませんから、ある程度のスキルは重要ですし、そのための努力はしなければいけません。

しかし、一方でコンサルタントはクライアントからの依頼によって、クライアントのためにやる仕事です。このクライアントのためにやるというのは、決してクライアントの言うとおりに、言われたことだけをやるという事だけではありません。それであればわざわざコンサルタントに頼む必要などなく、自社で若手の社員を雇って指示すればいいだけです。

優秀なコンサルタントはクライアントの立場に立って、クライアントが本当に必要としてることをクライアントの先回りをして考えておく、準備をしておく、議論してクライアントの考えを深める、という「意識」が重要になります。言われたことをやるだけではなく、クライアントの一歩も二歩も先まで考えを巡らせて先手を打っていく、そういう事が大切なわけです。

そういう意識が持てるようになると、クライアントから意見を求められたり、バイネームで依頼が来たりして、フィーも上がります。高いスキルがあったとしても、単に言われたことをでやるというだけではいつまでも単なるスタッフの域を出ません。

しかも、優秀なコンサルタントとして成長していけば、自然にクライアントや周りのメンバから信頼されるようになり、また自分の能力を最大限に発揮できる状況は本当に楽しいです。

若いうちはスキルや経験不足があるので目先の仕事をこなすのにいっぱいいっぱいで上手にできないとは思いますが、クライアントの一歩前をいつも意識しながら仕事をしていた人とそうでない人は大きな差がついているはずです。

コンサルタントであろうという人は、必ずそういう意識をもって日々の仕事を行ってください。

2014年6月12日木曜日

そんな「仕事と家庭の両立」なんてやめてしまえ!

先日虎ノ門ヒルズのオープニングセレモニーに行ってきましたイージフのフジイです。レセプションの受付からも森ビルの虎ノ門ヒルズへの意気込みが感じられました。
2014-06-10 15.23.16
(人多すぎでしょ・・・)


あと、良いシャンパンが振舞われていましたので昼シャン決めてきましたよ。美味しすぎたのでついつい調子に乗っておかわりしまくってしまい、その後かなりきつかったです(笑)


全体的な印象としては六本木ヒルズや他の大型ビルと変わらない印象でしたが、公開されていたオフィスからの眺望は正直aegifのオフィスの方がイケてました。aegifすげー。


さて、本題に入りたいと思います。


先日、Chikirinさんのブログ「仕事と家庭の両立なんて、目指すのやめたらどう?」を読みました。本当にこんな無理な事をやっている、やろうとしている人がいるんですね。そもそも、小さな子どもが二人いて、その子供を置いて母親が単身赴任をするって、どんな罰ゲームなんだと思いました。わざわざChikirinさんがブログにするぐらいですから、これが世の中的には当たり前な考えなんでしょうか。正直、僕には信じられません。それでも「両立」したい!という人がいれば頑張ればいいとは思いますが。。


もちろん、母親が仕事を優先するなんてけしからん!なんていう話ではありません。個人は父親だろうが母親だろうが家族が離れ離れにならなくても良いように考えるべきだし、会社も社会もそう考えるべきです。個人にはみんなライフイベントがあって、死ぬまでずーっと継続的に同じ様に働き続ける事はできないという事をみんなは受け入れるべきです。


「会社を辞めたら、同じレベルの報酬がもらえ、同じレベルのチャレンジと成長機会が得られる仕事には、もう二度と就くことができない」なんて事が多くの人や企業の中で当たり前になっている考えは改めるべきだと思います。みんな個人ではそうだよなぁ・・・と思っている人は多いと思います。しかし、社会でこういう考えになってしまうということは他人にはこういう考えを強要してる/したいって事なんだと思います。仕事だから仕方ないという理由で。


aegifではそんな事は全くありません。


aegifでは、途中で会社をやめようが、会社を長期休職しようが関係ありません。通年で中途採用をしていますのでその時の状況に応じて採用します。一回aegifで働いていたメンバであればそのスキルや人となりは分かっていますので通常は圧倒的に採用されやすくなると思います、もちろん以前と同様のポジションで。また、長期休職も同様です。仕事というものは水物ですので完全に同じ仕事に復帰できるかは分かりませんが、少なくとも同じレベルの職位に戻ることはできます。


実際に、大学院に行きたいと言って2年間時短で働いてその後普通に復職した社員もいますし、海外にワーキングホリデーに行っている社員もいますし、男女共に育休をしっかり取って普通に復職している社員も何人もいます。


なぜ、そうするのか?


私が人がいいからではありません。
もし、自分がそういう立場に立たされたときにそんな会社だったらさっさと辞めて他所に行ってしまうからです。そんな会社で働きたくないですし、ましてや自分はそんなダサい会社は作りたくありません。


というわけで、事例づくりも含めて一緒にカッコイイ会社を作ってくれる仲間を募集しております。



2014年6月5日木曜日

全社員と面談しますッ!

先日ディズニー史上最高の興行収入を更新中のアナと雪の女王を見て来ました。「あな」を変換すると一番最初にANAの会員番号が予測変換で出てきました。マカロンに見せたら爆笑して絶対記事で書いてください!といわれました。マカロンだったら多分こういうことからもマジックブログが書けるんでしょうが、私はせいぜいブログの枕に書くぐらいしかできませんでした。


さて、aegifは12月決算ですので、1月〜6月を上半期、7月〜12月を下半期として全社員と役員面談をしています。5月が終わって梅雨が始まると、そろそろ面談の季節だなぁという感じがします。というわけで、今日は面談について書いてみたいと思います。


役員面談を全社員と行うのは、やはりメンバ一人ひとりが思っていることをしっかり聞きたいからということが大きいです。今の規模であれば1ヶ月ぐらいはかかりますがまだ全員と面談をすることが可能ですので時間をかけてでも行うようにしています。と同時に、今の2倍の規模になったらさすがに無理なのでどうすべきかなとも考えています。


aegifのメンバは毎年半期ごとにチームリーダ(以下、TL)面談と、役員面談の2つの面談を行います。TL面談では半期の仕事っぷりのフィードバックや、そのメンバのスキル評価が行われます。TL面談結果は役員面談の前に我々に共有されて、スキル評価の結果による昇格/維持/降格についての申請があります。


役員面談ではTLからの申請内容を慎重に吟味した結果と内容を各メンバに伝える以外に、インセンティブ賞与についての説明、会社全体の業績や他部門の状況の共有、仕事以外について本人の希望(実際に、男性社員から育児休暇を取りたい、大学院に進学したい、ワーキングホリデーに行きたいなどのリクエストが出て実現しています)についての相談、その他質疑応答など会社に対する不満、要望、改善策等について一緒に議論します。


面談の結果、出てきた議題については対応できないことも多いのですが、面談起点で改善されたことが多いのも事実です。そういう意味ではaegifは上下関係なく話がしやすい環境だと思います。


面談の場で昇格/昇給/インセンティブ賞与などの良い話をできるととても嬉しいのですが、面談ですので厳しい話をしなければいけないことも多いです。厳しい話をしなければいけないときはとてもつらいですね。別に個人的に何か恨みなどがあるわけでもないですし、そもそも人を不快にさせることなどしたくありません。こういう時には経営者というのは因果な商売だなと思います。会社全体のため、本人のために避けて通ることは出来ないのでそういう話をしなければならないときは腹をくくって冷静に話すようにしています。


とは言え、メンバーが優秀なので厳しい話になることはほとんどありません。



2014年6月2日月曜日

CmisSync for Macのβ版出ました!

ブログ記事をUPしてもUPしてもマカロンのPVに勝てないので、いっそのことフジイメセンあらためマカロンメセンにして毎週書いてもらったほうがみんなの満足度が高いんじゃないかと、ブログ責任者のモティに言ったらまた怒らました。株式会社イージフのフジイです。

さて、今日は自社製品の宣伝をしたいと思います。
2014年5月29日にCmisSync for Macのβ版がリリースになりました。
今までWindows版しかなかったのですが、今日からはMacユーザの方にもご利用いただけます!

CmisSyncのウェブサイトはこちら

CmisSyncの説明を簡単にさせていただきますと、CMIS規格に準拠したECMと、ローカルPCとの間でファイルを同期できるツールです。さらーに簡単に言えば、Dropboxの同期先を自分の会社のサーバにできるアプリです。ECMとか普通の人が個人で使ったりしていないと思いますので、簡単に試せないかもしれませんが、「自宅のファイルサーバにCMIS準拠のECM入れてたわー」っていう人がいたら(いるか?w)、試してみてください。「自宅にECM導入しようと思ってたんだけどいいのないかなー?」っていう人がいたら(いるか?ww)、ちょうどオープンソースECMのNemakiWareがありますのでそちらのインストールからやってみてください。

DropBoxは便利なので仕事で使いたいのだけれども、セキュリティの観点等から企業で当たり前の様に使うのは問題あり、なんて時にCmisSyncがあれば問題解決です。CMIS規格に準拠してるECMを保存先に指定すれば、DropBoxと同じように自動的に同期をしてくれます。

今回のリリースとは関係ありませんが、CmisSyncのFacebookページをいいね!して、このリンク( https://www.facebook.com/CmisSync/app_568769286522257 )から登録してもらえると抽選で5名の方に「Alfresco CMIS」のeBookを差し上げます。どしどしご応募下さい!

AlfrescoもCMISに準拠していますので、CmisSyncをつなぐことができますよ〜。

2014年5月22日木曜日

眠たければ寝ればいい。

先週書いた「六本木おすすめランチ ベスト5」のPVが最近書いた記事の中で一番高かったので、もうグルメブログにしちゃおうか?!って相談したら、ブログ責任者の杉本に社長らしい記事書けと怒られたことで有名なイージフの藤井です。


結局みんな美味しい物に興味があるんですよね。しかも、美味しいところの紹介ならばいくらでもネタあるのに...でも、めげずに社長らしい記事を書いていきたいと思います。


さて、今週話題になったニュースで「増加中「昼寝制度」導入企業の狙い」というのがありました。
以前フジイメセン「Strategic Power Napが社会を変える!」で書きましたが、aegifでは設立した当初から昼寝に限らず、眠くなったら寝てもいいという「文化」がありますので、昼寝「制度」の導入企業という意味で言えば、aegifは該当しないと思います。わざわざ制度にしていないのは、当たり前の事すぎてわざわざ制度にする必要がないからです。


aegifでは、午前中に寝てる人はさすがに余りいませんが、お昼を食べた後、おやつの時間の後、夕方などなど、みな思い思いの時間に仮眠を取っています。昼寝の場所も普通にデスクで寝てるメンバもいれば、多目的スペースの畳の上で寝てる人もいます。ご丁寧に畳の上には睡眠用まくらなどもいくつか置いてあるぐらいで、個人的に今度はタオルケットでも持ってこようかなと思っているところです。


しかも畳スペースはオフィスの窓際という最高の立地にあります。34Fから東京タワーやミッドタウンなどのステキな景色を見ながらゴロンとなって仕事をしたり、青空を見ながら寝たりすることができるんです。自分で言うのもなんですが最高ですね!


そもそも、なんで昼寝OKな文化になっているのかと言えば、眠すぎてふらふらしたり、どうしようもなくてトイレで寝たりするのは非効率です。眠い時にはどうやったって仕事の効率なんて上がらないし、やる気もでないし、本当につらいです。それをちょっと15分とか30分とか寝るだけでスッキリしてコッチの世界に返ってこられるわけで、普通に考えたら昼寝を禁止する理由なんてありません。


それでもこういう記事になるぐらいですから一般的には、仕事中に昼寝をしてはいけない、みたいな風潮があるんじゃないかなと思います。きっと、エライおじさん達が仕事中に居眠りするなんてけしからん!なんて思っているせいなんでしょう。休み時間なのに昼寝してたら怒られたなんていう意味不明な話も聞いたことありますし、世の中って本当に意味不明な事が横行しているようです。当然aegifではそんなエライおじさんはいませんので、みんな眠たい時にはしっかり寝て、効率的に仕事をしています。


そういう伝統的に「正しい」とされている非合理的な文化や習慣にはとらわれずに、本当に意味のあることを迅速に選択・実行できるというのが我々の様な新しい会社の良い所ですし、aegifはそういう会社です。昼寝に限らず、なんとなく雰囲気で非合理的だけどやっているみたいな事はやりませんし、逆に常識ではそんなことしないでしょという事でもそれが意味のあることであればやっています。伝統的な風習や習慣にはとらわれず、自分たちで新しい「文化」を作っていく気概を持っていると自負しています。


会社が成長してもこの気概を忘れること事がなければいいですね。
少なくとも私が社長のうちは大丈夫だと思いますが(笑)



2014年5月15日木曜日

六本木おすすめランチ ベスト5

恒例の新入社員シリーズ第4弾!(笑)

新入社員のみなさんも入社して1ヶ月半たちました。そろそろ、会社にも慣れてきて、仕事にも余裕が出てきたのではないでしょうか。そうするとやっぱり気になりますよね。 

今日のランチはどこにいくか!?

というわけで、今回は私の個人的にオススメな六本木ヒルズ界隈のランチスポットをランキング形式でご紹介したいと思います。本当はこの5つ以外にもオススメなお店はいっぱいあるのですが、今回は泣く泣く5つにしぼりました。乞うご期待。 

第5位 ル・ブルギニオン

六本木のテレ朝通りにあるフレンチのお店です。コースは3つぐらいありますが、そもそもポーションが多いので一番安いコースで十分です。それ以上だとおそらく食べきれません。料理はランチにも関わらずかなり本格的です。ただ、本格的な故か、バターをかなり多用しているので人によっては食べて暫くしたあとに胸焼けしてしまうかもしれません。それでもまた行きたくなるお店です。

夜は普通に一人◯万円の世界ですが、実はランチはそこまででもありません。とは言え2,500円ぐらいしますので、普段使いにはできません。研修が終わったときにみんなでパーッと行きたいとか、PJTの打ち上げでとか、特別な日に行くという使い方がいいと思います。

また、お店の雰囲気もオシャな感じなので、同期や友達と女子会ランチをするには最適かと。女子会どこでやろうか?なんて話になったときにここのお店を紹介できたら一目置かれる気がします(女子会に行ったことはないので想像で書いています(笑))。ただ、間違っても夜行かないように気をつけてください。

お店に行くときは事前に予約した方が良いと思います。 

第4位 ベイカーバウンス

ミッドタウンの地下にあるハンバーガ屋さんです。自分の中では3大バーガの一つで、他にも五反田のフランクリン・アベニュー(ちなみにここはデリバリもしてくれるので、五反田の近所にいる人はぜひ試してください)、人形町のブラザーズが美味しいですね。フランクリン・アベニューはお上品な味わい、ブラザーズはワイルドなうまさ、ベイカーバウンスはお上品さとワイルドさのバランスが絶妙です。本店は三軒茶屋ですので、一回行ってみたいと思っている所です。

個人的には、ベーコンエッグバーガにチーズトッピングが一番好きなのですが、たまにはアボカドを乗せてみてもいいかも。テイクアウトしてミッドタウン内のテーブルで食べてもいいですし、外の檜町公園で食べてもいいですね。新入社員の方はなかなか難しいかもしれませんが、うちのような会社であればビール飲みながらっていうのも最高です。

こちらのお店は大体待たずに入れることが多いと思います、テイクアウトもありますし。 

第3位 三河屋

西麻布の揚げ物屋さんです。メニューにはいくつか書いていますが、ミックスがオススメです。メンチカツ、ハムカツ、チキンカツ、コロッケが全部入っていて1,000円にも関わらずご飯もおかわりし放題。とにかく量が多いです。また、お店の人が東京のおふくろさんみたいな感じで食べろ食べろと勧めてくれます。なんていい人なんだろう、ちょっとお腹が苦しいけど。。。ともかくお腹が空いて、なんぼでも食べられるけど、そんなに予算もないというときに最適です。

お店は昭和初期(もしかしたら大正とかかも)からやっている超老舗で、当時の西麻布界隈の写真などが店内に貼ってあったりして、それを見るだけで楽しいです。2年目になったときに次の新入社員を連れて行ってビックリさせる(フーハラにならないように気をつけてください)、などといった使い方もできますし使い道は多いですね。平日のお昼しかやっていないのが玉に瑕ですが。

お店自体も混んでいますし、ご飯がなくなってしまうと終了なので遅くとも13時よりは前に行く事をオススメします。またお店の前で結構並んでますが、回転自体は早いのでそこまで長時間待つことはないでしょう。 

第2位 すし通

六本木ヒルズから西麻布交差点方面に少し行ったところにあるお寿司屋さんです。こちらのお店は夜は超がつくほど高級店で、お昼もお寿司を食べようと思うと最低4,000円〜とか結構なお値段です。ところが、ランチに限り1,500円で焼魚/煮魚定食というのをやっていて、こちらがものすごくお得なんです。そのうち夜もいってみたいですけどね。

煮魚定食は1種類、焼魚定食は3種類の魚がついた上に小鉢が6つ付いてきます。煮魚も焼魚もすべて美味しいのは間違いないのですが、とにかくこの小鉢が絶品です。正直この小鉢だけでも1,500円の価値があるかもっていうぐらいの代物で、お店によっては小鉢の中味をメインっぽい感じにして1,500円ぐらいで出しているお店はたくさんありそう。

ご飯はおかわり1杯100円なのが残念ですが、これまた美味しい。有料と分かっていてもついついおかわりしてしまい、大体2杯〜3杯食べてしまいます。なんでこんなに焼魚とご飯っていうのは合うんですかね。

お店自体は混んでいるし、ランチ自体の営業時間が短いのですが、11時45分ぐらいに行けば大体入れるので、どうしても行きたいときは早めに行きましょう。 

第1位 GORI 西麻布

こちらは西麻布にあるお肉がとてつもなく美味しいビストロです。夜は牛肉メインのお店なのですが、ランチタイムは豚肉やパスタやサラダなどをやっています。そのなかでも特に絶品なのが豚肉のソテー(名前はちょっと違うかもしれません)です。値段は1,000円にも関わらず、豚肉がジューシーでおいしい上にボリュームも満点。女性の場合、全部食べきれないかもしれません。

夜はお酒も飲めば普通に1人10,000円とかするお店なのですが、豚肉とは言え1000円で楽しめるとは、ランチ恐るべし。牛肉を食べようと思うと一気に値段が3,000円に。。。なので、お昼は豚肉にしておきましょう。3,000円出すんだったら、夜行ったほうが良いと思います。

GORIは他にもパスタランチ、サラダランチがありますので週に2回とか通ってもいいレベルです。実際に自分も最低週1ぐらいのペースで通ってましたし、昼夜と連チャンしたこともあります。騙されたと思って行ってみてください。お店は割と混んでいるので早めの時間に行くか、ちょっと時間の余裕を持って行くのが良いと思います。

いかがでしたか。
他にもオススメのお店はたくさんあって、そもそも5つに絞るのは大変でした。本当は紹介したいお店は他にもあるのですが、また別の機会にしたいと思います。ランチを楽しむことは仕事を楽しく効率的にするためにも必要だと思うので、毎日コンビニとか、ファーストフードとか、適当に済ますのではなく、ちょっとこだわってみたらいかがでしょうか。

2014年5月8日木曜日

転職先は給料だけで決めていい

やっぱり、新入社員へのアドバイスなんて必要なかった」の記事をUPしたところ、編集者の友人から「転職先の選定基準が書かれてたらより流れよく読める」というアドバイスを頂きましたので、その解答になっているかは分かりませんが当時の私がどうやって転職先を決めたのかをご紹介したいと思います。

当時私が転職先を選ぶに当たっては、自分で起業するという事につながるような経営に関する仕事がいいと漠然と考えていました。なので、経営コンサルタントも経営っぽいし、監査法人も数字の事を見るから経営っぽい、金融関係もお金の事を扱って経営っぽい、経営企画部とか部署名に経営がついてるから経営っぽいなど、その程度の基準です。他にもなんとなくやりたい事もあるけど、お給料の事も無視できないし、労働時間もどの程度がいいのか、こんな漠然とした気持ちで転職先を選ぼうと思っても選べるわけがありません。 

転職先を給料だけで決めてみよう

それであれば、どうせお金はいくらあったって困らないし、どんな転職をする時だって給料の事を考えないことはありません。転職先を選ぶ時に給料が大切な基準の一つになることは間違いないわけですから、そっちの方向に目一杯振ってみようと思いました。他のことはお金をたくさん稼げるようになってから考えればいいやと考えたのです。当たり前のことですが、違法なことや反社会的な事は論外です。親兄弟に迷惑はかけたくありません。

万が一、給料が同じぐらいだったら時間の拘束が少ないところにしようと考えました。これも、総額が一緒であれば時間が短いほうが時間単価が高いからです。一応監査法人に転職するときは、それ以外にも公認会計士第三次試験の試験要件を満たしやすいということを重視しましたが、それでも結局監査法人が一番条件が良かったです。

こうして2社目、3社目と1円でも給料が高い会社に転職していった結果、最終的には20代半ばの若造としては破格と言ってもいいぐらいの給料をもらうことができました。自分で言うのもなんですが、2005年前後という景気の良い時期だった事もありますが、正直貰いすぎだな・・・と思っていました。でも、そのお陰でわかったことがあります。 

お給料をたくさんもらっても幸せになれない

まず、お金の稼ぎ方がある程度分かりました。お金を稼ぐ事に対して自分で出来ることがある(もちろん簡単ではありませんが)と思うことができました。お金に対して、どこからか湧いてくるものを単に貰うだけではなくて、自分で能動的に獲得しに行けば成果がでるんだという事がわかったのは大きな経験だったと思います。

次に、お金というのはとても重要な基準だと思っていたのが間違いで、自分にとってそこまで大切な基準ではないという事が分かりました。これじゃないなーっていう感覚です。偽善ぶるわけでもありませんが、実際のところお金をたくさんもらうよりも誰かに喜んでもらうほうが自分は楽しいんです。

そうすると自分の中でのお給料との付き合い方が決まります。またお給料を稼げるようになる過程で、自分のやりたい事や労働時間への考え方、できること・できないこと、などが明確になっていきます。

お金じゃ幸せになれないというのが本当の意味でわかったのは、一番最初にお給料をたくさんもらう事だけを基準にして転職先を選んだからです。曖昧な基準のまま、お給料も重要だしなぁ、、ぐらいであれば分からなかった事だと思います。

仕事はお給料だけではない。
逆説的ですがそれを実感するためにも、若くて転職を考えている人はお給料だけを基準に転職先を選んでみるのはいかがでしょうかッ!

2014年5月1日木曜日

オレか二郎か、二郎かオレか

(タイトルは本文とは余り関係ありません)


オバマ大統領が次郎に行って二郎さんのお寿司を食べたとかいうのが最近は世間を騒がせていますが、今日はその次郎ではなく、私の中で最近の大ニュースだった二郎の話をしたいと思います。


ラーメンじゃない、二郎という食べ物


私の母校の慶應の側にとても有名なラーメン屋さん(便宜上ラーメンとさせていただきます)があります。ラーメン二郎三田本店です。
・注文するのに呪文が必要(トッピングのパターンが多いので呪文の様に聞こえる)
・ラーメンじゃない、二郎という食べ物(太麺すぎるのでラーメンと言うのは憚られる)
・モップの柄でスープをまぜている(ただの噂で真偽の程は確かではない)
・1食で男性1日分のカロリーを摂取できる(一節によれば小で一杯1600kcalとか)
・オレか二郎か、二郎かオレか(食べた後苦しすぎるため、体の中の物が全て二郎なんじゃないかと錯覚する現象。aegif CTOの言葉)
などなど。この手の話をあげたらネタに事欠かないのが二郎です。


二郎系は専門用語が多くて分かりづらいと思いますので「ジロリアンが使うコールや用語のまとめ」を一読しておくことをオススメします。


実は私もジロリアンなのですが、お恥ずかしい事に在学中に行ったことはありませんでした。同級生に大ダブルをペロリと食べる猛者がいて何回か誘われたのですが、なぜか二郎とは距離をおいていました。


ジロリアン誕生


そんな私が二郎デビューしたのは、社会人になってからです。たまたまその時中目黒に良く行くことがあったので大学時代から気になってることもあり、試しに行ってみることにしました。二郎界において目黒店は量が少なくて、豚肉が安定しない(脂身ばっかりの時がある)というので、そこまで評判は高くないのですが、それでも自分には衝撃的なビジュアル、味、そしてなによりボリュームでした。


「二郎は3回行け」という格言があります。最初は美味しいと思わなくても3回食べるとハマってしまう。逆に言えば3回も食べられる様な人は大体好きという意味のようです。そんな中、自分は最初の1回からとても美味しく食べることができ、はまってしまいました。


なぜ、学生時代の4年間を二郎なしで過ごしてしまったのか、大Wをペロリと食べる友達がいたのに一緒にいかなかったのか、いくら後悔しても後悔しきれません。あの当時に戻れるなら引きずってでも二郎に連れていきます、入学式の日に。


その後は目黒店に通いつつ、聖地やメッカと呼ばれる三田本店や行った先々の支店の開拓をしていました。今のところ行ったことのある二郎グループのお店は全部15店舗ぐらいだと思います。また二郎以外にも、二郎インスパイア系というジャンルもあり、こちらのお店もそれなりに開拓をしていました。二郎インスパイア系というのは、二郎ではないが二郎っぽい食べ物を出すお店の事をいいます。私の経験では二郎インスパイア系は大体美味しくないというのが結論でした。


二郎を3食連続で食べた(夜→翌日昼→翌日夜)次の日に何食連続で行けるかと想像しただけで気持ち悪くなったとか、間違って大豚を頼んで1日中苦しんで病院に行きそうになったとか、ニンニク入れすぎて次の日ずっと下痢だったとか、懐かしい思い出がたくさんあります。


二郎インスパイア系なのに!?


そんななか、先日私のジロリアン人生に衝撃的な事件が起きました。
完璧な二郎を発見してしまったのです、しかも二郎インスパイア系で。


2014-04-28 16.31.29
その名も「豚星。」。東横線・白楽駅の神奈川大学入口の交差点にあります。
横浜界隈の二郎のレベルの高さは異常。


二郎といえば全体としては美味しいものの麺の固さに不満があったり、豚の安定度・柔らかさ・しょっぱさに問題があったり、スープの味付けが自分の好みじゃなかったりと中々バランスが悪いんです。上の写真を見てもらえれば分かると思いますが、バランスとは無縁のビジュアルですよね?


ところがこちらのお店は全部が完璧。そのなかでも特に豚はおいしすぎて全く隙が見当たりません。美味しすぎるのでおみやげチャーシュー(500g1000円)を買って帰りましたが、改めて家で食べても変わらぬ美味しさです。麺が固すぎず柔らかすぎず、スープは麺や野菜を絡めて食べるのに調度良いカラさ(飲むのはカラすぎて無理)、野菜は適度にシャキシャキして豚との組み合わせが最高、味玉も大体いらないことが多いのですがちょうど良く味がしみてていい塩梅でした。


二郎と出会ってから10年以上経つ私ですが、こんな衝撃を受ける二郎に出会えるとは、しかもインスパイア系で。色んな意味でなかなか通うというわけには行きませんが、機会をみてまた行きたいと思います。


三種の神器


ここまで読んで行きたくなった人もいるかと思います。このお店に限らず二郎系を始めて食べる人に必ず持って行ってもらいたいものが3つあります。


スマフォ
本でもOKです。大体二郎はかなり並びます。支店でも有名どころであれば最低30分、本店だと2時間待ちというのもザラです。その間時間をつぶす物がないとつらすぎます。しかも想像よりも時間が長い事も多いので、万が一に備えて予備のバッテリーは持って行きましょう。iPhoneの人は携帯充電器がオススメです。


ウーロン茶
二郎のあのボリューム、油、濃い味です。途中で何回かなんでオレこんなに頑張ってるんだろう・・・、と気持ちが落ちる瞬間が必ずあります。そういう時に水だけで凌ぐのはつらいもの。口の中をさっぱりさせて気分転換が出来るウーロン茶が必須です。ちなみにめぐ二郎の脇の自販機は全部ウーロン茶な程なのですが、場所によっては売ってないところもありますので事前に準備しておきましょう。


ポケットティッシュ
そもそも汁物の上に、どんぶりから溢れんばかりに入っていますので丼を触ると手に汁が付きます。脂っぽいのですぐに拭きたくても台を拭く汚そうな雑巾しか置いてありません。また、食べていくにつれ口の周りもベタベタしてきます。ただでさえ量が多く丼に集中しないといけないのに、こんな状況では集中できず、ひいては完食できないなんて事にも。ちなみに、二郎で完食できないというのはそれはもう下手したら出禁を食らってもおかしくないぐらい失礼な事なのです。そんな事態にならないようにポケットティッシュは絶対持っていきましょう。


リスク無くして成長なし


自分は色々な所に食べ歩いて開拓するのが好きなのですが、いつも悩む事があります。というのは、行ったことのないお店を開拓するのはリスクが高い、という事です。もう既に知っている美味しいお店に行けばリスクはなく、満足した物を食べること事ができます。


でも、それでは成長できません。そこまでで打ち止めです。ひば二郎、さく二郎、神保町二郎で満足してそこでリスクを取ることをやめていたら今回このお店には出会えませんでした。美味しいお店もたくさん知っているのにそれに満足せずに新しいお店を開拓する姿勢だけが、自分を新たなステキなお店に連れていってくれるんですね。


この法則は仕事でも何でも一緒だと思います。
何歳になっても失敗を恐れず新しいものに挑戦できる人でありたいと思います。



2014年4月24日木曜日

なぜ、教師は息子の入学式に出席するために担任を務める1年生の入学式を欠席してはいけないのか。

先日あるニュースがネット上を駆け巡りました。

担任、息子の入学式へ…高校教諭勤務先を欠席、教育長が異例の注意


要は、50代の女性教諭が長男が通う別の高校の入学式に出席するため担任を務める1年生の入学式を欠席していたことに対して、保護者や教育委員会が問題視して注意をしたというものです。
どうやら、教員の責任感、倫理観、モラル、聖職者としての振る舞いみたいなものに相応しくないというのがその理由のようです。

 

私の意見は、上記内容とは全く異なります。

 

結論から言えば、この女性教諭は(仮に男性教諭だったとしても)何も間違ったことをしておらず、二つの意味で責められる筋合いはないと考えています。

1. 責められるとすれば女性教諭本人ではなく、学校という組織とその長である校長。

 

この女性教諭は高校の入学式を休むことを事前に上長等に相談をして承認を得ています。学校側としては今年は担任を外すなどの対応を検討したと思いますが、結果的にこの女性教諭に今年の新入生の担任を任せたわけです。さらに、新入生の入学式でも校長が欠席理由を紹介し、お詫びの文章を事前に作成して生徒に配りました。

女性教諭は被雇用者として所定の手続きに従って有休を申請し、それが認められたので有休を取得しただけです。仕事への影響をなるべく少なくするために必要な措置も事前に取っていました。

2. 個人の選択の自由が認められない、あるいは大きく制限されている社会よりも選択肢が最大限認められている社会のほうがみんな幸せ。

では、その女性教諭の上司が承認しなければ良かったのでしょうか。もしそうだとすれば世の中の多くの上司はとりあえず考えるのも面倒だし、責任はなるべく回避したいので基本は承認しないという方向性になってしまいます。

家族という最も大切な人の大切な日に、何を優先するかという選択権は本人にあるべきです。他の人には分からない「個人的な事情」もあるでしょう。もちろん、例えば国防などの場合においては個人の都合よりも仕事を優先すべきだと思いますが、そういう場合でもなるべく範囲を限定した上で、法律等で内容を明確にし、就職する前に本人の了解を取った上で行われるべきだと思います。

仕事よりも家庭を優先して休みたい人は休めばいいし、やはり従来型の聖職者としてのプライドや教員の責任感を優先して休みたくない人は休まなければ良くて、どっちが正しいというものではありません。さらに言えば、こういうものは本人からは言い出しづらいことが多いと思いますので、周りから率先して聞いてあげる、休みやすい雰囲気を作ってあげる、そもそも気にしない文化である方がみんな幸せになれるのではないでしょうか。

世の中でブラック企業がどうのとか、日本人の有給消化率が世界で一番低いからブラック国家だとか、色々言われていますが、この女性教諭の問題と何が違うのでしょうか。みんなの意識を変えて、むしろ休みたいけれども言い出しづらそうにしている同僚や部下に対して、周りから休んだら?と提案できるような社会であればこういう問題も自動的に減っていくのではないでしょうか。

この話に関係して、私の子供の時の話を思い出しました。

 

私は中学受験をして、東京都国立市にある桐朋という東京都23区外では割と有名な進学校に進学しました。私の母親は私を桐朋に入れるために小学校4年生の時から毎日の様に遠くの塾まで送り迎えをし、塾で食べる晩ご飯用のお弁当を作ってくれて、受験に役立ちそうなイベントがあるとどんな苦労も厭わずに参加して情報収集をしてくれていました。入学試験の申込をするときも、早く申しこめば筆記試験と面接が1日で終わるというので、申込開始日の始発の電車で出かけていました。何年間にも渡り、その苦労は本当に大変だったと思います。

そんな「個人的な事情」がありましたから、彼女は桐朋中学の入学式に参加することを本当に楽しみにしていました。私の母は教職ではありませんでしたので、入学式は何も考えずに参加する事ができましたが、仮に母親が教職だっとしても何よりも優先して入学式に参加したと思います。私はそんな母親には入学式に参加してもらいたかったですし、彼女も参加できてとても幸せだったはずです。

今回の件に限らず、どの家庭にもなぜそうしたいのか「個人的な事情」があると思います。そういう「個人的な事情」をどう取り扱うのかについて、その個人に選択権があり周りもその「個人的な事情」に寛容な世界のほうが、みんな幸せになれるのではないかと思うのです。


2014年4月17日木曜日

やっぱり、新入社員へのアドバイスなんて必要なかった

先週「研修期間は徹夜しよう!」なんていういかにも新入社員に良い事言っためんどくさい上司風の記事を書いておいてなんですが、タイトルの様な趣旨のブログ記事を見て(どの記事が忘れてしまったので、発見したら後でリンク追加します)自分もそうだったなと思い、今日はその事について書いてみようと思います。

自分も新入社員の時に色んな先輩や上司からオトナのアドバイスをもらった気がします。でも、そういうアドバイスって必要だったかなと思うと、正直言って別にあってもなくてもどっちでもいいぐらいの物だったと思います。アドバイスをしてくれようという気持ちが嬉しかったのが半分、そんなことは自分で適当に考えてやるからと思っていたのが半分です。今になって改めて思いますが、結局必要な事は必要になった時に自然に身につくものです。

そんな事に耳を傾けるよりも、周りから何を言われようが同調圧力に負けずに自分がやりたい事や勝手に自分が決めた自分がやるべき事を一生懸命やっていればそれで十分なんです。

私は新卒でPWCコンサルティング(今は買収されて日本IBMになっています)に入社しました。当時自分はいつか起業したいと思っていましたが特にアイデアがあるわけではありませんでした。起業したいけれども、具体的に何かアイデアがあるわけではない。典型的な自意識()だけが高くてダメな新入社員だったと思います。

そういう調子だったので最初の会社の研修や仕事も自分がやりたくないことややるべきでないと自分で勝手に判断したことは最小限しかやりませんでした。それでも一応会計士の資格は持っており普通の人よりは会計知識も多少はあったため重宝される場面もありました。

結果、周りをちょっと小馬鹿にしたような嫌な社会人1年生と周りの目には写ったと思いますし、実際そうでした。今から考えたら一番使いたく無いタイプの新卒社員ですよね。今の自分でも昔の自分は採用しません。

そんな調子だと悩みはなさそうですが、実際には自分はこのままで本当にいいのだろうかといつも悩んでました。毎日毎日、心の底からやりたい事、やるべきな事なんて本当にこの世の中にあるのだろうか不安で不安で仕方なかったです。

そうやって悩んでいたままなんとなく仕事を続けていましたが、やっぱり自分がいるべきなのはここではない思ったのですぐに辞めました。入社して10か月目の事です。

そして次は朝日監査法人(現在は名前が変わってあずさ監査法人になっています)に入社しました。監査法人でも同じです。自分がやってもいいかなと思ったことは一生懸命やり、そうではないことは最小限しかやりませんでした。当然上司、先輩、同僚から良い印象など貰えるわけもなく、当時は法人内で動物園と言われていたような新入社員失格の烙印を押されたメンバが集まるチームの配属でした。でも別に監査法人内で何十年も我慢して昇進することが自分のやりたいことではなかったので、そのこと自体は全く意に介しませんでした。

でも、監査法人でもずっと悩んでいました。

公認会計士は試験に受かっても2年の実務経験がないと正式に認められないので渋々何年か働いていましたが、実務経験の要件を満たした瞬間にやめました。その時「若者はなぜ3年で辞めるのか?」という本が流行っていて、3年も長すぎるわ!と思った記憶があります。その後、同じようなスタンスでもう1社行きましたが同じことです。その間もずっとこのままでいいんだろうかと悩んでいました。

そうこうしていたら28歳の時に突然開眼というかタイミングが来たんですね。そこからは仲間が集まって資金も集まってやる事業の内容も決まってとトントン拍子で進んでいきました。今まで会社員時代はイヤだったすべてのことがイヤじゃなくなって、今まで悩んでいたのが嘘のように解決して本当にスッキリしたのを鮮明に覚えています。

今までの社会人生活を振り返ってみると、やりたくない事や自分で勝手に自分がやるべきではないと決めた事は徹底してやらないようにしてきました。その結果、苦労した部分もあり、なんでもっと我慢出来ないんだろうと自分で凹んだ事もあり、そのことで随分悩みました。ただ、最後に本当にスッキリ解決したことを考えれば、今まで自分の思うようにやって良かったと思うし、そうすることが当時はその中身がまだ何かも全く分かっていなかった、やりたい事とやるべき事に繋がったんだろうなと思います。

今なら2005年にスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学でした卒業式でのスピーチの事が少しだけ分かります。

 「他の誰かの人生を生きて無駄にしてはいけない。」

スタバでMac開いてドヤ顔してるノマド()ぐらいの今更感はありますが、やはりその内容はとても参考になりますので、今すぐ時間を作って見てください。

誰だって自分の好きなようにやっちゃっていいんです。

2014年4月9日水曜日

研修期間は徹夜しよう!

先週は新入社員入社の時期という事で色んな経営者が新入社員に向けてという様なブログを書いていました。その内容は新入社員に感銘を与えたり、炎上したりしていたようです。私はもう数年新聞を読んでいませんが、必ず朝早く来て日経新聞を読め!みたいなブログもありました。フジイメセンでは、流行に流されずに新入社員向けのテーマはスルーして、花見のネタで対抗しておきました。いつも通り敢えて空気を読まずに平常運転です。

さて、新入社員のみなさんも入社から1週間経って今まさに研修期間の真っ最中なのではないかと思います。先週ぐらいまでは名刺交換や挨拶の仕方など簡単な研修が中心だったのが、今週は色々考えて上手に報告しないといけないというような難しい研修が増えてきている頃ではないでしょうか。

何もかも始めてのことばかりで、どうしたら良いか分からないうちに時間だけが過ぎていく・・・という事が増えてくると思います。その結果、もう徹夜して対応するしかない orz... ってなってしまう人もいるのではないでしょうか。

自分もコンサルティングベーシックという研修の時に一度だけ徹夜をしました。この研修は1週間かけてグループでセブンイレブンを同業他社と比較して分析して経営改善策をプレゼンするという内容でした。よりによって業界の雄、しかもこっちは社会に出て間もない学生です。全くどうすればいいのか検討がつきませんでしたし、当時はネット情報も今ほど溢れていませんから、インターネットを調べてもそんなに多くの情報があるわけではありません。とにかく、財務諸表や会社のウェブサイトとにらめっこしながらなんとか最終的なプレゼンをまとめなければなりません。

当然、終わらないし、目処も立たないし、どうしていいか分からないから徹夜するしかないと思っていました。実際徹夜してみたところ、深夜は頭も働かないしダルイのでダラダラして時間ばっかり過ぎていきます。翌日も多少の仮眠を研修施設でとったとはいえ、朝起きた瞬間からその日(その週も!)負け戦が確定してるような状況でした。

仕事というのはその日だけではなくて次の日以降もずっと続くんですね。よっぽど強靭な精神力と底なしの体力がある人は別ですが、普通の人は仕事で徹夜は絶対にしない方がいいんです。どれぐらい効率が落ちるか、心と体に負担があるのかを知るためには、失敗しても問題が少なく、次の日以降に重要な仕事がない研修期間に試しておく事が今後数十年と続く社会人生活のために良い経験になります。

ちなみに、私は研修期間に一度だけ徹夜をして本当に非効率だと懲りたので、社会人になってから仕事で一度も徹夜はしたことはありません。

というわけで、研修期間「は」徹夜して、本番になったら何があっても徹夜をしないようにしましょう。今やろうしているそのやり方を自分はこの後30年間続けられるのか、絶えずそれを考えながら仕事を進めるようにして下さい。

明日のために敢えてしっかり寝る勇気を持ちましょう。

2014年4月4日金曜日

花見2014

先週末の29日に花見を行いました。


毎年の花見は六本木ヒルズの側で主に出前とかスーパーで出来合いの物を買ってやるのですが、今年はちょっと趣向を変えてBBQっぽい感じにしてみました。
桜の有無よりもBBQ会場であることを重視したので、今度は逆に桜が近くにないっていう状況でしたが、ちょっと行けば桜も咲いていたのでよしとしましょう。


正直、マカロンブログ「2分で萌える!ゆるふわバーベキューのすすめ」のレベルが高すぎて同じネタで書くことのハードルの高さを感じましたが、空気読まずにこのまま行きます!


<花見2014の様子>
2014-03-29 14.04.59

今回の花見の趣旨を変えてみた理由は、花見も家族で参加しやすいイベントにする♬という事です。というのも今までのaegifの花見というのは、平日の夜集まってみんなでgdgd飲むというものでした。


そうすると、
・3月末か4月初の夜だから寒い
・遅めの時間に集まって飲むのは家族は参加しづらい
・夜桜はキレイだけどたまにはお昼の桜もみたい
ってなっちゃうんですよね。


なので、今年は試しに子供も参加しやすいお昼にした上で、せっかくなので場が盛り上がりそうなBBQを絡めてみました。その分、サクラが頭上にないという状況になってしまいましたが・・・。


結果的には、家族で参加してくれた人が多く、子どもが全部で7人も参加してくれました。
子どもが熱を出してしまい参加できなかったメンバを考えると当初の目的は達したのではないかと思います。単純に寒くないっていうだけでも、子供と関係のないメンバは良かったと思いますし。


ちなみに、上記写真は子どもが一人しか写っていませんが、他の子は大人たちと一緒に別の場所で遊んでいました。決して捏造ではありませんのでご安心下さい(笑)。


今回の花見BBQは子供も楽しめるように通常のBBQメニュー以外にもハンバーガーを作ったり、参鶏湯を作ってみたり、スペアリブがあったり、お米を炊いてくれたりと色々手が込んでいましたし、「同僚Kさんがいなかった」こともあり準備がとても大変だったようです。マカロンとドロップを中心に手伝ってくれたメンバには負担をかけてしまったなと申し訳ない気持ちになりつつも、楽しい会にするように努力をしてくれて感謝をしています。


余談ですが、私も一番大変で最後に残してました(とマカロンが気を使って言ってくれた)大物のお肉のカットを頑張ってやってみました。少しは役に立てたかなと思いますがどうでしょうか。


自分はインドア派なのでアウトドア派の真骨頂とも言えるBBQをした事はあまり記憶にありませんが、以外にアウトドア派も楽しいかもと不覚にも思ってしまいました。それも下準備を全部してくれたマカロンとドロップのお陰なのですが。


来年どういう風にやろうかなぁと思いつつ、今年の花見は終わりました。
花見が終わっても次のイベントが来月には待ってますから、休む間もなく次の準備を始めたいと思います。



2014年3月28日金曜日

aegif blogger meeting : reboot

こんにちは。
ブログが書けないことで有名なaegif社長の藤井健一郎です。


気持ちとしてはいつも書こう、書こうと思っているのですが、明日から本気出す!とか自分に言い訳をしていつまでも全然書けないままでした。まるで「俺はまだ本気出してないだけ」を地で行ってるみたいですよね。同じアラフォーですし。。


去年のこれぐらいの時期にブログを活性化する(そして自分のモチベーションも上げる)ために、ブログ1本を1口として抽選方式で毎月景品を出す方式を行ったりしていたのですが、結局囚人のジレンマに陥ってしまいみんなでブログをあんまり書かない(意図してそうなったわけではないのですが...)という方向性になってしまいました。本当に人間ってのはインセンティブの虜です(笑)


というわけで、今年は初心に帰ってブログを定期的に書く!という意味も込めてABMを復活させることにしました。rebootを付けて再生感を出してみました。


ABM rebootの会場は六本木ヒルズ側の「FRIJOLES」というブリトーのお店です。ここはお店の外のテラス的な所で食べられるのでこれからの時期は最高です。


<ABM rebootの様子>
2014-03-28 13.19.27


写真を拡大していただければ分かるかもしれませんが、手元のCORONAが写ってますね。aegifはクルマを運転することも基本的にはありませんから、仕事に支障をきたさない限り多少のアルコールは飲んでも構いません(クライアント先にいる時はクライアントのルールに合わせます)。もちろん、社長の自分だけ、とかそいういう訳ではなく、自分の判断で各自決めています。もちろん、逆に強制的に飲ませたりとかそういう事はありませんのでご安心を。


自分のペースで自分が最も効率が上がる方法で仕事をしても良い、お酒の話に限ったことではなく、こういう文化がaegifのいいところだと思っています。


これから毎週の「ように」ブログUPしますから楽しみにしていて下さい!