2012年1月30日月曜日

チームビルディングにおけるチーム名の効用

aegifでは、基本的にはチーム名というのは社内向けで、チームのリーダが好きに名前をつけて良い事にしています。名刺やウェブサイトにチーム名を記載するわけではないので、チームのリーダがメンバ達と相談して好きな名前(ただし、公序良俗に反するものはダメですが・・・)を付けてもらいたいです。


なぜ、チームの名前を好きに付けて良いというルールにしたのかというと、少しでもチームに対する愛着を高めてもらいたいと思ったからです。私たちが会社の名前を決めた時には、自分達で考えて決めた名前が自分達の仕事で使えるんだと思い、非常に嬉しかった事を覚えています。


ナウシカでも、自信がなく子どものようだったら産まれたての巨神兵が「オーマ」という名前をもらった瞬間ちゃんとしましたよね?


そんな感じです!


もちろんチームに対する愛着を持ってもらうために、色々チーム自治を高める仕組みは他にも取り入れてますし、何か良いアイデアがあればこれからもドンドン取り入れていきたいと思っています。


実際にどういう名前が付けられているかというと、普通にオープンソースソフトウェアコンサルティングチーム(長いのでOSSチームとか呼んでいます)とかシステムコンサルティングチームとか名前が付いているのですが、中にはちょっとふざけた(?)名前を付けているチームもあります。


「Bad Brains」


私が「Bad Brainsチームね?」と聞いたら、チームを付けるのはカッコ悪いからやめてくれというリクエストがあり「Bad Brains」で確定しました。世の中には、同名のロックバンドがあるようですが、チームリーダがそのバンドが好きで、、、とかそういう事実はないと認識しております。何かで尋問されても記憶にございませんと答えるつもりです。


で、せっかくだから、他のチームとか管理部とかもブログを書けばいいんじゃないの?なんていう話をABMリーダの杉本(Cathedral Break in Actionのbloggerです)したところ閃きました。(キラリ☆彡


Bad BrainsがBlogを書くとBad Brains Blogになるから略してBBB(ビービービーまたはトリプルビー)じゃないですか。
そこで思わず叫びました、


BBB、かっこよ!


そしたらその場にいたメンバに「えっ、かっこよってなにそれ、、、(キモイ」っていう顔をされました。
ニコには「あげぽよの仲間ですか?」と言われる始末。っていうか、あげぽよを知ってるフランス人って。。。



2012年1月21日土曜日

仏作って魂入れず

aegifでは、2012年1月から新しくキャリア・パスとそれに伴う人事制度を導入しました。


今までは基本的には個々のメンバとの話合いで人事を決めており、またその内容は私の中では首尾一貫しているものでしたが、外からは分かりづらい部分も多かったと思います。


会社の規模が大きくなるにつれ、やはり「分かりづらい」という事から発生する様々な事象が大きなマイナスになってきました。ですので、そこを整理する必要が出てきたのです。


詳細な内容はここでは書きませんが、
・会社の規模を拡大する
・会社に貢献しているメンバを評価する
・個々人のキャリアに対する考え方を尊重する
・みんながチャレンジしやすい環境にする
・会社に貢献できないメンバを排除する
といったことを重視しました。


こういう事を考えながら人事制度を策定し明文化していく過程で、「ある事」に気がつきました。


「仏作って魂入れず」


キャリアパスと人事制度を明文化して文章だけを読んでみると、非常に冷たいというか、機械的というか、そういう風に感じます。自分で作っておいてなんですが(笑)


例えば「リーダは目標(チームの人数と売上)を2半期達成できないと降格になります」という項目があります。この項目の文面だけを見ると、せっかくリーダになったのに降格させれらるなんて冷たい、コワイ会社だなぁと思うと思います。


もしかしたら、こういう会社は冷たい、コワイ会社なのかもしれません。ただし、確実に言えることはリーダを降格させたいわけではありません。
私は過去に運が良く成果を出したが今は全く成果を出せてない人がずーっと同じポジションにしがみついて、若い人・新しい人達にチャンスをあげられない会社なんてイヤですし、自分だったら勤めたくありません。
そもそもリーダは立候補制になっていて、審査はありますが比較的簡単にリーダ候補になる事が出来ます(リーダになるためには目標を達成する必要があります)
一旦降格になったリーダだってそれでもう一生リーダになれないという訳ではなく、他のメンバと同じ基準で立候補する事ができます。


結局、制度(あるいは文章)という「仏」だけを作っても、どういう会社にしたいのかという「魂」を入れなければ制度というのは全く意味がなさそうです。


制度というものは判断/運用する側がどういう風に運用するのか、どういう会社にしていきたいのか、がとても大切なんだと思います。そこがブレているとマニュアル通りにやっていれば良い、書いてないことはやらない、書いてあることはどんなに現状に則していなくてもやってしまうという官僚主義になってしまいます。


新しい制度を導入したのは今年の1月からですので、こんな偉そうな事を書いていますがどうなるかわかりません(笑)


でも、少しでも良い会社にするために新しい制度を導入したという事だけは間違いありません。



2012年1月7日土曜日

安定感と少しの変化は大切だ。だから今年はちょっと攻めてみようと思う

あけましておめでとうございます。


今年になってまず最初に思ったことは、昨年あんなに大変な震災があったのに、やっぱり時間は同じように流れていて、2011年も終わるんだなということです。
3月11日の震災の直後はもうこのまま日本は崩壊してしまうのではないかという不安がありました。しかし、今となっては何事もなかったかの様に新年を迎える事ができています。もちろん震災の傷跡は癒えていませんし、これからも完全に癒えることはないとは思いますが、確実にみんなが先に進んでいるんだなという事を実感しています。


aegifとしては、昨年度から徐々に「守り主体」から「攻め主体」に切り替えていた流れを、一気に加速します。


具体的には2011年下半期から採用を強化してきました。実際に下半期には何人も入社していますし、この1月にも幹部クラスの社員が入社しました。採用面接も日々時間をかけています。
また、1月から新しい人事制度を制定し、キャリアパスを明確化しました。これによって各メンバの役割や会社が期待している事が一層明確化されましたし、各チームのリーダに事業推進の権限を大幅に付与しました。これは、「組織力」を高めることで成長を促進しようという狙いです。


話は変わりますが、今年もaegifでは年賀状は一切出しておりません。
(いただいた年賀状に関しては返信させていただいております)
昨年のブログ記事で詳しいことを書きましたが、要はECOじゃないということです。ブログを引用しますと「紙で貰った名刺を整理して、わざわざデータ化して、再度紙の年賀状に印刷して、最後にガソリンをまき散らして配送する、と考えるととても非効率だしECOじゃない」ということですね。


他には、こちらのブログで記載しましたが、会ったこともないスティーブ・ジョブズが亡くなった事で感じた事を思い出しました。こうやって1年に1回でも良いので過去のブログを見返してみるというのはいいものですね。ブログを(ちょっとだけですが)続けて書いておいてよかったなと思いました。


「私も経営者の端くれですから、いつもaegifの事業を通して社会に貢献したいと考えています。社会貢献というのはどこかに寄付したりCSRと声高に叫ぶことではなく、日常のなんでもないような事で多くのヒトを幸せにする事なんだと思っています。スティーブ・ジョブズはまさにそれをし続けてきた人なんだと、逆に言えばそれさえしっかりできていればこれだけ多くの人に幸せを与えることが出来るんだという事を教えてくれました。」


それにしても人間の行動ってのは新年を迎えたぐらいでは全く変わりません。
1月1日はお店がどこもやっていないのでコンビニ弁当を食べました。
普通に三が日から友達と飲みに行って、二日酔いになりました。
いつも通り1月4日にトレーニングに行き、今も筋肉痛です。
普段からよく行っている近所の立ち飲み屋さんにいつも通り通っています。
いつものメンバが夜会社でモンハンをやってます。


2012年になりましたが、今年も去年と余り変わらず過ぎていきそうです。
2011年は良いことも悲しい事もたくさんあったと思うのですが、ほとんど忘れてしまいました。
人間ってのは思っているよりも安定した存在みたいです。


去年と少しだけ違うのが、
新入社員が入ってきて会社が少しだけ大きくなっていること、
メンバが結婚したり子供が産まれたりしてaegifファミリが少しだけ増えていることだけですね。


今年もよろしくお願いします。