2014年10月29日水曜日

消費税増税の感触について

こんにちは。


つい最近消費税があがったなぁ・・・と思っていたら、実はもう半年以上たつんですね。月日のたつのは早いものです。10%になるのも大分先かなと思ってますがそろそろ上げるかどうかの判断もあるみたいで、きっとあっという間に10%になるんでしょうね。こんなスピードで月日がたっていくのだから、私の気持ちが10代のままアラフォーになってしまうのも仕方ないと思っているイージフのフジイです。


というわけで、今週は消費税増税について思ったことを書いてみます。


なお、消費税を上げるべき・上げるべきではないという話を書きたいのではなく、単に感じたことを書きました。決してaegifの業績が悪いから文句を言っているというわけではありませんのでご安心下さい。aegifは平常運転で今年も堅調な業績となっておりますm(_ _)m


さて、やはり一番思うのは景気が停滞してるんじゃないかということです。アベノミクスが始まって消費税が8%になる前はかなり景気が良くなった印象がありました。決して今も景気が悪いというわけではないのですが、明らかに3月までと比べて停滞しているなと感じます。


私もaegifに請求書が来た時になんかいつもより支払金額が多いなと感じます。会社側からすると実際には売上として入金される金額も消費税分多くもらっており、最終的には多くもらった分も支払った消費税額と相殺して国に納めますので実際は消費税が上がろうが下がろうが関係ないのですが支払が1円でも多いとなんかイラッとします(笑)


うちの様な法人向けの事業で実質的には支払が増えていない状況でもイラッとするのですから個人向けの事業をやっているところであれば売上数が減った、伸びが鈍化したなどの影響が確実にあるんだろうなと想像しています。個人は消費税増税分の負担増が直撃ですので。


とは言え日本の財政状態を考えると消費税を上げないままで良いのかも分かりません。上げたら景気が更に悪くなりそうだし、上げなかったら財政がいつまで持つか分からないというどっちに行っても茨の道に見えます。もちろん10%に上げたところで本当に持つのかというと微妙なところだとは思いますが。


会社経営者としては上げるべきだ!上げるべきではない!という議論をするのではなく、どっちに転んでも対応できるように対策はするものの余り気にし過ぎることもなく本来やるべきことをコツコツやるだけだなと思っているところです。



2014年10月23日木曜日

健康診断、受けっぱなしになっていませんか?

こんにちは。

10月になりました。一年も半分終わり、いよいよ後半戦に突入です。一年の後半に入ってくると健康診断の予約をしないといけないなと思います。毎年来年こそは早めに予約をしようと思って結局年度末ギリギリまで予約できないめんどくさがり屋のイージフのフジイです。予約をしたメンバに聞いたところ、施設によっては既に年度末までいっぱいとのこと。。。こういう情報が入ってくると益々面倒になって予約から遠のいてしまいますよね。

のっけから面倒な気分になってしまいました。今日は雨なので元々憂鬱なのですが、ABMも4人もいて盛況なのでテンション上げてブログを書いていきたいと思います。

というわけで、今日のテーマは健康診断です。

aegifは関東ITソフトウェア健康保険組合(以下、関東IT)に入っています。
ちなみに関東ITは、
・保険料が安い
・付加金が給付される
・保養施設等が充実している
など、とにかく関東ITはスゴイ!と一部ネット界隈で有名な健康保険組合なのです。初めて関東ITに入れた時は、あまりに嬉しくて思わずブログを書いてしまったほどです。あれからもう七年も経つと思うと感慨深いですね。

関東ITの宣伝はこの辺にしておいて(笑)、健康診断に関しても今までは特に何も考えずに関東ITのウェブサイトに書いてある健診種別を各人に選んでもらいその費用を会社が負担するという事にしていました。結果多くのメンバが健保指定ドックを受診していたように思います。私もそれを受診していました。

ところがaegifのメンバが増えてきたこともあり、メンバから健康診断についての質問やどの健診を受ければいいのかガイドラインの様なものが欲しいという要望が増えてきました。こういう状況であれば、今まで余り影響がなかったため検討してこなかったこの分野について会社としての方針を決める必要があると思い改めてきちんと検討することにしました。

結論から言えば、会社の制度としては
・基本健診とする(女性は更に婦人科健診も受けたほうが良い)
・それ以上の健診を受けたい場合には個人で受ける(基本健診分は会社負担、追加分は自己負担)
・自己負担も含めた検査の結果、再検査の必要がある場合は二次検査の費用は会社で負担する
という風に設定をしました。

aegifの場合、この手の新しい制度を設定するに当たってはざっくりとした問題意識を私から他の2名の取締役に伝えるところから始まります。今回も同様に相談をして、まずは専門分野ではないので複数の医師の友人等に確認するのが良いという事になり、各自自分たちの友人に聞くことをしました。

細かい各項目のアドバイスを聞きつつ全体の方針を確認した結果、
・基本健診で充分
・婦人科健診は受けたほうが良い
・健診も大切だけど、問題があった項目を再検査することも大切
という意見をもらい、最終的に決定しました。

特に今まで考えてもいなかった、健康診断も大切だけれども健康診断で問題があった項目を再検査することも大切という視点が目から鱗でした。そのため今回aegifでは再検査の重要性を鑑みて、再検査を促進する制度を設定しました。

今回新しい制度を設定することで、「健康診断自体は義務だから行かないといけないけれども、検査の結果引っかかったらあとは自己責任だし、再検査等に行くのも面倒だからいいや」となっていたメンバが、「引っかかって再検査に行くのは面倒だけど、会社負担だし気にはなるから再検査行ってみようかな」という風に変わってくれれば良いと思います。

新しい制度の設定によってやりたかった検査について違う考えを持つメンバもいると思いますが、限られた予算の中でメンバ全体にとってより良い健診制度になればいいなと思っています。というわけで、来年度からはしばらくはこの制度で運用してみようと思います。

2014年10月16日木曜日

レーシックやってきました

こんにちは。


自分が会社に行こうかなという日に限って雨が降ります。自宅作業するとそれこそ孤独な状態でブログを書かなくてはいけないからそっちのが辛いんです。自主的にブログ書くとか無理なのでしぶしぶ会社に来てABMをしているイージフのフジイです。しかも今日は本社のスギモトさんと二人っきり。


さて、先日レーシックをやってきましたので、その経緯を感想を書いてみたいと思います。
記事を書いている時点でレーシック2日後の状況です。


実は昔からレーシックというものの存在は知っており周りの人がやっていたりもしたのですが、私自身は手術が怖い、痛そう、失敗して後悔する人もいるらしい、まだ始まって間もない術式だから中長期的な影響について未知数、保険適用ではないので結構高い、という理由があり避けてきました。


確かにメガネやコンタクトをすれば不便とは言え、現状維持で生きて行くことができます。でも、毎朝コンタクトにするのかメガネにするのか決断をしたり、コンタクトがなくなるのを見越してネットで注文したりするのが面倒というのは間違いありません。旅行先に持っていくのを忘れないかいつも心配になります。


そんな時に親しい人がレーシックをしました。話を聞く限り、全く痛くなくあっという間に終わる、やって少ししたらメガネやコンタクトをしていた時代の事を忘れるくらい便利というか当たり前になる、という話でした。


経営者ともあろう者がこのまま現状維持でいいのか(いや良くない)と思い立ち、考え直すことにしました。To be or not to be, that is the question. メリットは明確ですので、主にデメリットについて考えました。デメリットがない、または少ないのであればやろうと。


・手術が怖い→怖いけれどもあっという間に終わるし、現に目の前にいる人は問題なく乗り越えているから自分にも出来るはず。だいたいリーマンショックよりも怖いものなんてこの世の中にはない
・痛そう→イマドキの術式は全く痛くない。全麻して欲しいけど全麻の注射の方が痛いらしい
・失敗して後悔する人もいるらしい→30人以上にヒアリングした結果みんなが満足していた。失敗する人もいると思うけれども相当レアケースらしい
・まだ始まって間もない術式だから中長期的な影響について未知数→20代前半とかならまだしもアラフォーで老い先短い事を考えたら中長期の影響とかあんまり関係なさそう。どうせ老眼もそろそろ始まるみたいだし
・保険適用ではないので結構高い→友人から医師紹介を受けて割引してもらえたのと、日々のコンタクトとかメガネのコストを考えたら経済的なモトは取れそう(割引現在価値は未考慮)


ということで、これはやるしかない!と決めました。とりわけアラフォーでレーシックをやって大満足という医師の友人の言葉がききました。しかもその友人は術後半年近く目の痛みやハローグレアなどに悩まされて辛い時期もあったけれども、それでもやって良かったと言っていました。


アラフォーでもやっていいんだあ(キラキラー


実際には8月に検査を受けてから2か月以上もウジウジ迷っていたので、そんなにキッパリ決断できたわけではありませんが(笑)


そして手術当日。電車に乗る直前まで台風で電車が遅れたり、行けなかったりしないかなぁとか淡い期待をいだいていましたが、空前の台風とか言う割には何もなく平常運行、遅れも一切なし。嬉しいような、嬉しくないような。


病院についたらあとはベルトコンベアに乗るようにあれよあれよと進んでいき、気がついたら手術台の上に寝てました。いざ手術が始まると、全く痛くない、目はほぼ何も感じない、ただ緑色の光と横で24秒ですとか言って数えている看護師さんの声だけ。24秒でフラップを作って10秒でレーザーをあてる、それを両目で2回。手術部屋にいたのは本当に5分とか10分とかで手術が終わったあとも全く痛くも痒くもありませんでした。手術中は何をされるんだろうと怖かったですが、やっぱりリーマンショックほどではありませんでした。


そして終わったあとの感想は「なにこれ手術終わった瞬間から見えるんですけどー」でした。若干ハローグレア現象はありますが、術後にも関わらずそんなに気になるほどではありません。


その後痛くなることも気分が悪くなることも全くなく1日を終え、翌日検査も問題なく終え、今に至ります。そしてとにかく見える、近くも遠くも問題なく見えまくる。自分は昔からPC画面などを1日何時間でも(平均したら12時間以上)見てきたので疲れるとか、霞むとかも一切ありません。感動と共に、そろそろ見えなかった時代の事を忘れそうです。これが親しい人が言っていた世界なんですね。現時点ではやってよかったです。


こんな偉そうな事をいいつつ、私はびびってコンプライアンス良く医者の言うことは100%聞いて防護メガネをしたり時間通り目薬をさしたりしています。きっとあと1週間はこのままでしょう。良い患者です。


<レーシックをしたのにメガネをしているシャチョウ。雨だからか格好は適当>
2014-10-15 13.22.27


「レーシック興味がある人はご紹介すると割引になるので言ってください。私にも謝礼があるのですが、謝礼が欲しいわけではないので何らかで還元いたします。」
というステマが良くあるので、皆さんも十分お気をつけ下さいm(_ _)m



2014年10月9日木曜日

Open Invention Networkに加入しました

こんにちは。


日本に帰ってきた瞬間ブログのネタに困っているイージフのフジイです。もう毎週どっか行こうかなと思いつつも、ちゃんと仕事してくれ!と本社のスギモトさんに怒られました。スギモトさんも毎週大変ですね。同情してます。


さて、先日aegifはOIN(Open Invention Network)に入りました。現在まだウェブサイトには反映されていませんが、そのうちOIN Licensees:の欄に加えられると思います。


OINについてWikipediaから引用します。



"Open Invention Network(略称OIN)はアメリカ合衆国企業コンソーシアムである。同社は特許を買収し、Linux、Linuxに関連するシステムやアプリケーションに対しその特許を主張しないことに同意した企業、個人に同社が買収した特許をロイヤルティー・フリーでライセンスする[1]



要は各企業や団体が相互に特許を認め合いつつ、特許による攻撃を主目的にしたようなパテント・トロールの活動を制限して、Linuxの発展を助けより良い環境を提供としようとするものです。


aegifはLinuxに関するビジネスを展開しているわけではありませんが、そもそもオープンソースのオープンであるという事の良さを広めようと会社を作りました。ですのでこのような活動については大賛成です。今回はたまたま誘われたということもありますが、最初からオープンな文化を持っていますので参加することにしました。


aegifの加入によってオープンソース環境の何かが変わるわけではないとは思いますが、何かの一助になればと思います。



2014年10月2日木曜日

飛行機はいつだって知らないところへ連れて行ってくれる

こんにちは。
ミャンマーでローカルのレストランに入ったところ大豪雨にみまわれて身動きの取れないイージフのフジイです。


最初は南国の雨はすごいなーなんて無邪気に構えていたのですが、店の中に浸水してきて今や水深20cmぐらいに達しました。普通に歩くとくるぶしは余裕で浸かりますし、椅子の足置きに足をかけていても濡れてしまいます。この間周りの人はみな普通に食事を続けており、騒いでる人は一人もいませんでした。私も騒いでも何もできませんので気にしないことにします。
DSC_0203


中心街から外れているので現地SIMのネットワークも繋がらないし、落ち着いてブログでも書くことにしました。明日シンガポールに行くんだけど大丈夫かな。。。音信不通になったり、帰ってこれなかったら水攻めにあってるんだなと思ってください。


さて、では本題に。


私は旅行が大好きなのですが、実のところ旅行よりも飛行機に乗ることが大好きで、更に言えば飛行機に乗ることよりもマイルについて考えている事が大好きです、本末転倒ですが。


要は、大好きなマイルを上手に貯めてそれをお得に使うために旅行をしているようなものです。ですのでどこに行きたいかよりも今ならどのフライトがマイルで取れてお得かによって行く場所や日程が決まります。


そんな不埒な思いで旅行をしているのですが、動機がなんであれ飛行機というのは望む望まないに関わらずいつも私を知らないところへ連れて行ってくれます。もちろん私が計画してますので、すべてを決めるのは私なのですが、それでもやっぱり旅行に行ったら知らない経験の連続です。


ミャンマーで大雨に降られ店が浸水してもみんな普通に食事をしていたり、バリで多くの人たちがなにもしないで家の前でボーッとしていたり、パリでみんな横断歩道を無視していたり、ニューヨークの人が白人以外には冷たかったり、バンコクが信じられないくらい臭いのにみんな普通にしてたり、マニラで交通警察に連れ去られて詐欺られそうになったり、アムステルダム中央駅の前の路上でみんな昼間からアレを警察官の前とかで巻いていたり、やっぱり日本の食事とサービスは世界最高だなと思ったり、とにかく今まで自分が当たり前だと思っていたことが、ちょっと外に出たら全然当たり前じゃないんだなというのが分かります。


実は私も会社を創業してしばらくは自分にとっての当たり前な考え方に捕らわれていました。
・毎日会社に決まった時間までに来るのが当たり前
・有休なんて滅多に取らなくて当たり前
・育休は女性だけが取って当たり前
・会社では日中ゲームをしないのが当たり前
・家庭よりも仕事を優先して当たり前
・コンサルタントなんだから毎日遅くまで仕事をして当たり前
・仕事は相手の気持ちを考えずに命令して当たり前
・利益をすべての事より優先して当たり前
などなど、挙げたらきりがありません
きっと今でも気づいていないだけで自分だけの当たり前がたくさんあるのだと思います。


しかし何のために会社をやるのかをよく考えたら、文化が共有できて結果が出てプロセスが合理的で後は少し遊びがあれば何だっていいんですよね。


色んな国の人たちは日本や日本で育った私とは全く違うやり方でしたが普通に生きていました。きっと幸せな人も(もちろん不幸な人も)日本と同様にいるんでしょう。であれば、それって私の当たり前とは違ってもいいんだよなと思うようになりました。


仕事も一緒なんだと思います。自分の変なこだわりは捨てて、何のために、と言うことだけにフォーカスして後は各自好きにやってもらえたらいいんです。大切なプリンシパルと最低限のルールさえあれば。


さて、ミャンマーの私のいるお店ですが、どうやら無事に帰れそうです。雨が落ち着いたらみんなでほうきで水をかき出していました。しかもご丁寧に上水で床を洗い流しながら。
DSC_0216 (1)

日本人の私の当たり前では最初から浸水しないようにすればいいのにと思いますが、ちょっと浸水したら笑いながらやり過ごして落ち着くまで待つというのが彼らの姿勢なんでしょう。


これはこれで気楽でいいものです。