2008年2月1日金曜日

お世話になった先輩

先日公認会計士三田会に行ってきました。
これは毎年恒例で行われる、慶應出身の会計士による新人歓迎会です。



普段余りご縁がないのですが、あずさ監査法人時代に一番お世話になった先輩が今年の世話人をしていましたので、これは是非お会いせねばと思い、参加しました。



実は、この先輩は私があずさ監査法人を辞めようと思ったきっかけの一つとなった方です。



当時、いつか自分で起業すると思っていましたが、具体的な策があるわけでもなく悶々と仕事をしていました。
そんなある日、とあるクライアントでその先輩と仕事を一緒にする機会に恵まれました。先輩の仕事っぷりは口では色々言いながら、意気込みが私とは全く異なります。私は、それを目の当たりにして、どこまでいっても先輩と同じ様に監査法人の仕事に打ち込めるようにはならないな、と思ってしまいました。
しかも、私が仕事に打ち込めずにいることで、自分が辛いだけではなく、お世話になった先輩にもご迷惑をかけてしまいます。それもまた自分にとっては辛いことでした。自分の事であれば自分が我慢すればいいけれど、自分の事で人にまで迷惑をかけてしまうのは本意ではありません。
これはいかんと思い、自分のやるべき道を探し、一生懸命仕事を出来る環境を見つけなければならないと思いました。



今回、久しぶりに先輩にお会いして、まだまだ成果を出せてはいませんが、一生懸命仕事をしていると自信を持って言うことが出来ました。先輩も私の姿を見て、喜んで応援してくれました。
本当に嬉しかったです。
今後も精進を続け、先輩に誇りに思ってもらえるような人間になりたいと思います。



こういうことがモチベーションになって、益々私は頑張れます。
改めて、私という個人は、他の人との関係によって成り立っている、という事を実感し、私という個人と繋がってくれている他の人に感謝しなければと、思いました。



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