こんにちは。
前回のフジイメセン「aegif男性メンバから聞いた育児休暇の話」で健康診断の結果が悲惨だったという話をしました。余りにも落ち込んだためこのまま心の引き出しにしまって忘れようと思ったのですが、やはり不安すぎて危うく健診うつになりそうでしたので、態勢をしっかり整えて再検査に行くことにしました。
色々な方からお酒でしょ!とアドバイスを頂きましたので、再検査の前3日ほど断酒をして再検査に挑みました。結果は・・・
驚くべき改善!
やっぱりお酒でした。その他多少気になる項目も残りましたが、まあ概ねOKな状況です。
今日は天気も良いし、気温もちょうどよくて気持ち良いですね。前回フジイメセンを書いた日も同じような天気だったと思いますが、気持ち一つで全然感じ方も違うものです。今日は本当に爽快です。
さて、今回は2016年4月14日21時26分に起きた熊本地震についてaegif及び私個人が行ったこと、思ったことなどを書きたいと思います。
1. マッチング寄付
まず、aegifでは熊本地震が起きた翌日(4月15日)午前にマッチング寄付の募集を開始しました。東日本大震災の時(フジイメセン「もう、震災直後ではない。歩き始めてもいい頃だ。」)も同じことをしたのですが、マッチング寄付とは会社のメンバから募金を募り、その金額と同額を会社が上乗せして募金するというものです。もちろん私もメンバとして寄付させてもらいました。
結果的には会社のメンバから256,000円の寄付が集まり、合計512,000円を寄付することができました。
急なことでしたし、募集期間が短かったのにもかかわらず当初の想定よりもたくさん募金をしてくれたaegifメンバに感謝をしています。
僕は常々、寄付はコッソリすべきで人に言うのは売名行為ないし偽善だという意見は間違いだと思っています。言いたい人は言えば良い、というか言うことで言わないよりもたくさん寄付する気になるのであれば言うべきです。逆に、周りには言いたくない人は言わなければいいだけで、各人が決めれば良いことでしょう。周りがとやかくいうことではありません。
とにかく言えることは、何もしない(できることはないので祈りますとかも含めて)人に何か文句を言われる筋合いは全くなく、どんな形であれ何か行動を起こす人というのは尊いのだと思います。
私は自分が行ったことを隠す必要はないと思っています。また、何千万、何億と寄付できる他の大企業の経営者や有名人に比べて寄付している金額は少なすぎるのかもしれないという気持ちも持っています。いずれにせよ等身大の自分を周りには伝えたいと思います。
2. ふるさと納税
私個人で熊本県にふるさと納税をしました、金額は5万円です。これは実質負担ゼロ(とは言え本来であれば何らかの返礼品がもらえたはずなので本当は返礼品の分マイナスですが)ですので、寄付しやすいのではないでしょうか。
ただ、残念だったのが熊本県はクレジットカードに対応している自治体が少ないことです。私はふるさとチョイスでふるさと納税をしているのですが、クレジットカードであればすぐにできるから簡単です。正直振込はかなり面倒なので、ふるさと納税をする対象からは外れてしまいます。
現時点では、他の自治体が寄付の代行をしており、結果としてクレジットカードの対応が増えているのが幸いです。私が寄付をしたときにはまだそのような対応が出る前でしたので、クレジットカードに対応している自治体に寄付をさせていただきました。今後クレジットカードで寄付できる自治体が増えると良いと思います。
3. Tポイントの寄付
死蔵しているTポイントを少しばかりですが寄付しました。Tポイントに限らず、結構死蔵してしまってるポイントを持っている人が多いと思います。有名なところだとTポイント以外にもJALやANAのマイル、Pontaポイント、楽天ポイントなどなど。
せっかく死蔵しているポイントがあるのであれば、今であれば1円単位で寄付できるポイントもありますのでコレを機に寄付をするのはいかがでしょうか。期限切れで消滅するポイントが少しでも有効活用できたら嬉しいですよね。しかも実質負担はゼロです。
私はANA派ですので、余っているJALのマイルを寄付しようと思いましたが、JALは500マイル単位でしか寄付できません。その点我らがANAは1マイル単位で寄付できるので使い勝手が圧倒的に良いです。その甲斐あってか、ANAの方がJALに比べて2倍以上の寄付を集めています。ただ、私にとってANAのマイルは命の次くらいに大切なものなので今回は寄付できませんでした、申し訳ありません。
4. 自粛しない
前回の東日本大震災の時もそうでしたが、こういう時世の中全般が自粛ムードになってしまうのも仕方ないかなと思います。とは言え、我々が自粛したところで何かの役に立つでしょうか?
自粛するぐらいであれば、いつも通り外に遊びにでかけて、例えば熊本産の食材を食べる、熊本産のお酒を飲むなど、他にできることはいくらでもあるはずです。私が自粛して熊本の復興が早まるのであれば、自粛することも検討の余地があるとは思いますが、実際には私が自粛しようがしまいが復興には何一つ関係ないどころか、下手をすれば経済が停滞してむしろ復興の妨げになります。
復興にマイナスになるのであれば、周りの目が気になったとしても敢えて自粛しないという強さが必要になると思います。世の中の空気が自粛ムードなので自粛をするほうが確かに安全なのかもしれませんが、私は断固自粛などはせずにいつもと同じように楽しんで生活したいと思います。
5. テレビを見ない
被災地でのTV局を始めとしてマスコミの被災地での振る舞いが問題になっています。「マスコミ 震災」で検索をすれば、現地でマスコミがいかに迷惑をかけているかという事がわかります。
これはちょっと過度に反応しすぎなのかなという気持ちもしていますが、やはり色々な情報を見ていると前回の東日本大震災の時もそうだったようですが、マスコミの振る舞いは本当にひどいようです。
私がマスコミに対してできることは余り多くありませんが、せめてもの抵抗として震災関連のTV放送は一切見ないことにしました。少しでも今のような報道ではなく、本当に意味のある報道に変わってくれる事を願って、ささやかな抵抗をしています。
今後も日本という国にいる以上、大きな地震は避けて通れないと思います。悲しいことではありますが次の大震災が起きた時の参考までに今回整理をしておき、次の震災でもまた何かできるようにしておきたいと思います。
2016年4月25日月曜日
2016年4月15日金曜日
aegif男性メンバから聞いた育児休暇の話
こんにちは。
健康診断の結果が帰ってきて、結果の悲惨さに悲嘆にくれています。外はこんなに晴れていて気持ちが良い天気なのに、私の心の中は土砂降りです。健康診断なんて受けなければ良かった。。
一応言い訳をしておくと午前中の検診の人は前日21時以降は何も食べたらダメ!と言われていたにもかかわらず、午前中と言っても11時スタートだから12時間前の23時まではいいはずと勝手にマイルールを設定した上に、23時00分じゃなく勝手に23時台に更に下方修正をして12時近くまで飲んでいました。きっと数値が悪いのはこのせいで、実際には健康ピンピンに違いないと現実歪曲空間を展開しています。
再検査に行ってつらい現実を受け入れるか、このままお花畑で幸せに(でも確実に何かを損なって)生きていくか真剣に迷っています。みなさんもどうかご自身のお体をご自愛ください。
さて、のっけから暗い雰囲気で始まってしまいましたが、このままのテンションで今回の記事を書いてしまいたいと思います。
今回のテーマはASM(All Staff Meeting)を今週やりましたので、そのことを。aegifのASMは年に2回、大体春と秋に行います。発表は私から会社全体のご報告と、各チームリーダから各チームの活動等の報告をしてもらいます。
そして、それとは別に自由に発表してもらう枠があります。過去にはIngressというゲーム(ちなみにaegifはLV16のagentを数名抱えています)の紹介、人狼の紹介、MTG(Magic the Gathering)の紹介などが行われています。
今年の自由発表枠は育児休業でした。
以前からこのブログで伝えていますが、aegifの男性メンバの育休取得率は最初の創業期と取締役を除いてここ数年100%です。現場では色々大変な調整等もありますが、子供が産まれたら育休を取るという文化は完全に根付いていると言えるでしょう。
今年に入ってから3ヶ月育休を取得して復帰したメンバがいましたので、彼の体験を元に発表をしてくれました。元々イクメン的なところとは全然遠いところにいた彼ですが、色々子育てをすることについて思う所を伝えてくれました。そんな仲で僕が一番印象に残ったのはこの言葉。
「育児の現場では自分は何も出来ず、ただただ抱っこ要員だった。」
きっとこの経験が大切なんだなと思いました。何も出来なくても、多分いるだけでいいんだと思います。子供が泣いている時に抱っこをしてくれるだけで何もないよりも助かると思いますし、1人で永遠に続くと思われる(実際にはその期間は短いようですが)赤ちゃんとの格闘の場を誰かに見てもらい、時には助けてもらう、ただ一緒に居てくれるだけでも意味があるんだろうと思います。
今よくあるイクメン話からすれば、夫が育児に「参加する」とは何事だ!とか、育児は夫婦でやっていくんだから夫も主体性をもってやるべきだ!みたいな批判はあろうかと思いますが、私としては別に夫婦で平等に育児をする家庭があっても、母親(または父親)がメインで行う家庭があっても、母親(または父親)だけが行う家庭があっても、あるいは両親よりも祖父母が中心になってやる家庭があってもいいと思います。
少なくとも外野が口出すことではありません。ただし、父親が(または母親が)育児をやりたいと思った時に、自分の意思でやれる社会、それをサポートできる会社でありたいなと思います。
今回の発表は育休を取った彼が元々イクメン風なキャラではなかっただけに、逆にとても参考になる良い発表だったなと思います。
aegifではこれからも育休を取りたいメンバが(男性でも女性でも)いつでも育休が取れる会社であるよう努力していきたいと思います。
健康診断の結果が帰ってきて、結果の悲惨さに悲嘆にくれています。外はこんなに晴れていて気持ちが良い天気なのに、私の心の中は土砂降りです。健康診断なんて受けなければ良かった。。
一応言い訳をしておくと午前中の検診の人は前日21時以降は何も食べたらダメ!と言われていたにもかかわらず、午前中と言っても11時スタートだから12時間前の23時まではいいはずと勝手にマイルールを設定した上に、23時00分じゃなく勝手に23時台に更に下方修正をして12時近くまで飲んでいました。きっと数値が悪いのはこのせいで、実際には健康ピンピンに違いないと現実歪曲空間を展開しています。
再検査に行ってつらい現実を受け入れるか、このままお花畑で幸せに(でも確実に何かを損なって)生きていくか真剣に迷っています。みなさんもどうかご自身のお体をご自愛ください。
さて、のっけから暗い雰囲気で始まってしまいましたが、このままのテンションで今回の記事を書いてしまいたいと思います。
今回のテーマはASM(All Staff Meeting)を今週やりましたので、そのことを。aegifのASMは年に2回、大体春と秋に行います。発表は私から会社全体のご報告と、各チームリーダから各チームの活動等の報告をしてもらいます。
そして、それとは別に自由に発表してもらう枠があります。過去にはIngressというゲーム(ちなみにaegifはLV16のagentを数名抱えています)の紹介、人狼の紹介、MTG(Magic the Gathering)の紹介などが行われています。
今年の自由発表枠は育児休業でした。
以前からこのブログで伝えていますが、aegifの男性メンバの育休取得率は最初の創業期と取締役を除いてここ数年100%です。現場では色々大変な調整等もありますが、子供が産まれたら育休を取るという文化は完全に根付いていると言えるでしょう。
今年に入ってから3ヶ月育休を取得して復帰したメンバがいましたので、彼の体験を元に発表をしてくれました。元々イクメン的なところとは全然遠いところにいた彼ですが、色々子育てをすることについて思う所を伝えてくれました。そんな仲で僕が一番印象に残ったのはこの言葉。
「育児の現場では自分は何も出来ず、ただただ抱っこ要員だった。」
きっとこの経験が大切なんだなと思いました。何も出来なくても、多分いるだけでいいんだと思います。子供が泣いている時に抱っこをしてくれるだけで何もないよりも助かると思いますし、1人で永遠に続くと思われる(実際にはその期間は短いようですが)赤ちゃんとの格闘の場を誰かに見てもらい、時には助けてもらう、ただ一緒に居てくれるだけでも意味があるんだろうと思います。
今よくあるイクメン話からすれば、夫が育児に「参加する」とは何事だ!とか、育児は夫婦でやっていくんだから夫も主体性をもってやるべきだ!みたいな批判はあろうかと思いますが、私としては別に夫婦で平等に育児をする家庭があっても、母親(または父親)がメインで行う家庭があっても、母親(または父親)だけが行う家庭があっても、あるいは両親よりも祖父母が中心になってやる家庭があってもいいと思います。
少なくとも外野が口出すことではありません。ただし、父親が(または母親が)育児をやりたいと思った時に、自分の意思でやれる社会、それをサポートできる会社でありたいなと思います。
今回の発表は育休を取った彼が元々イクメン風なキャラではなかっただけに、逆にとても参考になる良い発表だったなと思います。
aegifではこれからも育休を取りたいメンバが(男性でも女性でも)いつでも育休が取れる会社であるよう努力していきたいと思います。
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