2008年4月1日火曜日

英語の壁

私の人生は、いつも英語の壁に遮られています。



中学校から英語の勉強を始めて、会社の研修で海外に2ヶ月も行ったりもしました。しかし、中学校からずっと、英語は苦手なままです。1回も英語に関して自信を持てたことがありません。



仕事でも、IFRS(国際会計基準)などは日本語訳で対応したり、英語サイトは翻訳サイトで対応したり、それでもダメなときは英語のできるメンバーに確認したりと、なんとか誤魔化してきました。しかし、最近徐々になんだか誤魔化しきれないと感じますし、英語が出来ないことの閉塞感を強く感じるようになってきました。



直接的な理由で言えば、
1.インターネットを活用した情報収集を行う上で、最後は必ず英語のページで止まってしまう
2.在外子会社の取締役会は全て英語であり、思った意見がなかなか言えない
3.国際会計基準の原文を読みたい
等があります。



英語!と聞いただけで腰が引けて身構えてしまうというのも何とかしたいですし、英語版のWikipediaをストレスなく読んだり、スティーブジョブズのプレゼンを聞いて勉強したりしたいです。



長期的な視点で考えると、今後世界へ事業を展開していくにあたり、私が英語が出来ないことによって様々な限界が生まれてしまう事は確実です。



経営者の想像できないことは、企業が実現出来るわけがありません。大企業ならともかく中小零細企業なら間違いありません。
私には、英語の壁がない世界が想像できません。もちろん、なんとなく平面的な世界は想像できますが、英語の壁がないことで広がる立体的で鮮やかな世界は全く想像できません。



英語さえ出来れば人生バラ色で、何もしなくても可能性が広がるという風に考えているわけではありません。英語が出来ることで取れる可能性があるはずなのに、その可能性を選択するどころか、その可能性の存在すら認識できないという状況を何とかしたいだけです。存在すら認識できないという事は、そこから得られるかも知れないリターンも、そこに潜んでいるかも知れないリスクも評価することができないという事です。怖いですね。



私がもっと年を取っていたらその世界はaegifの次の経営者に譲っても良いと思うのですが、まだ30歳です。もう少し時間がありそうです。最終的にはダメだったとしても、ここで挑戦してみてもバチは当らないでしょう。
別にネイティブのようにペラペラ喋れる必要はありません。単に、英語の壁がない世界が明確に想像できるようになる程度でよいのですから、きっとそんなに敷居は高くないでしょう。



まずは英語の玄関を叩くべく、TOEICに挑戦しようと思います。
TOEICでいいスコアを取っても英語が出来たとは言えない、というのは全く持って仰る通りですが取っ掛かりです。ここをクリアして少しでも自信をつけて、本格的に英語の壁に挑戦します。



まあ、いざというときには履歴書の賑やかしぐらいにはなるでしょう。(笑)
弊社の英語が出来るメンバー達の最後尾くらいには付いていける様になりたいですね。



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