先週末、aegifの社員と家族を連れて社員旅行に行きました。
人生で初めての社員旅行です。
私が社会人になったときは、成果主義や仕事における個人主義というのがはやっていた時期だったような気がします。会社と個人の関係も希薄になっており、社員旅行などの全社的なイベントはドンドンなくなっていました。
元々私が、外資系のコンサルティングファームや監査法人といった、そういうものから遠い会社に勤めていたというのもあるとは思います。ただ、PWCコンサルティングでは新卒で入ったら海外研修が2ヶ月あり、その間の海外手当みたいなのがあったのですが、私の代からなくなりましたし、そもそもその海外研修自体も私の次の代まででなくなってしまいました。また、あずさ監査法人でも前年までは社員旅行というものがあったようですが、私の代からはなくなっていました。
そういう中で、私は社員旅行のような日本的なイベントには一定の重要性があり本当になくしてしまっていいのかな、とずっと思っていました。というのも会社の価値のうち多くは、会社にいる人とその繋がりの価値です。一人で出来る事であればわざわざ会社なんて面倒な仕組みを使う必要などありません。一人でやれば一番効率的です。そして社員旅行というものは、普段は仕事の関係だけの人たちと一緒に何泊かするという特殊なイベントです。特殊なイベントであればあるほど、普段とは違う関係を強化出来る可能性があり、そういうものはコストをかけてでも行う価値があると思います。
ですので、自分で会社を興すときには必ず社員旅行などのイベントは積極的に行おうと考えていました。
まだ1回ではありますが、今回それが実現出来た事と、任意参加であったのにも関わらず多くのメンバーが参加してくれた事が、非常に嬉しかったです。
社員旅行を行う事がいいのか悪いのか分かりません。ただ、私はこういう日本的な物は基本的に大好きですので、今後も社員旅行だけに限らず古き良き日本的な事はドンドンやっていきたいと思います。
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