こないだカラオケに行ったときにフト思いつき、坂本九の「上を向いて歩こう」を歌ってみました。
良い曲です。また機会があれば歌ってみようと思いました。
何の気なしに選曲したのですが、よく考えてみると凄い事ですよね。
私はまさにその時、半世紀近くも前に発表された曲を歌っていたわけですから。
なんとなく誤解されそうな気がしますので、事前に断っておきますが、
・こんな不景気なご時世だから前向きに生きていこうと思いました
・いつもポジティブな気持ちを持っている事は大切だと思いました
・今の自分は辛い状況ですが、コレを聞いてもうちょっとだけ頑張ってみようと思いました
などと思った訳ではありません。
この曲が発表されたのは今から48年前の1961年です。当然私は産まれているわけもなく、うちの両親もまだ子供の頃です。
また、発表した翌年には海外では「SUKIYAKI」という名前で紹介され、大ヒットを飛ばしています。
また、本人が亡くなったのが1985年ですので、本人が死んでからも既に23年も経っています。
とにかく半世紀もの間、ずっと人々の記憶に残り歌われ続けているという状態というか、時間の長さが偉大だと思います。私が生きてきた2倍近い間、人々に愛され続けている事に敬意を表します。しかも、当時の人が思い出してという訳ではなく、私のような全くその時代や本人に関係ない世代の人も歌っているわけですから。
私は以前から、自分が死んだ後にも継続していくような何か良い物を作れればと思って生きています。私の名前が残らなくても良いので、私が手がけたものであれば何でも良いです。
そういう意味で、半世紀も前から偉大な曲として多くの人に良い影響を与え続けているこの曲は、憧れの一つです。
ただ、私には音楽や文学や絵画の才能は全くありませんので、会社を興しその会社が社会に役立つ事を事業にしながら継続して行く事で、それが成し遂げられれば幸いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿