2012年5月31日木曜日

(´∀`∩)↑age↑で仕事をするために

今日は、ミッドタウン・ガーデン前のオープンテラスでABMをやっています。
ミッドタウン・ガーデンは特にこの季節は気持ちが良く、今日はBaker Bounceのサンドウィッチをほおばりつつ、ブログを書いています。


やっぱり、1日のうちにこういう優雅な気持ちになる事は大切だなと改めて思っているところですので、どうやって仕事における上がり感を演出するかについて考えてみたいと思います。


まずは、昼シャンをキメてみたらどうでしょうか。


え?
昼シャンが何か分からない?


昼シャンというのは昼間からシャンパンを飲むというアクティビティです。昼間にシャンプーするという意味ではないので、あしからず。
天気が良い暖かい日に、オープンテラスのような場所で、キュッと冷えたシャンパンを空腹な胃袋に流しこみます。そうすると、お腹がキリリとするんですよね。その感覚を味わうとテンションが上がります。


しかも、平日にやるのが効果的!
みんながあんまりやらないことをやる事でテンションがあがります。本当にあがります。


他にも、ランチをとりあえずですまさない事も大切だと思います。
ランチというのは1日の仕事Lifeの中で最も重要なイベントにもかかわらず、とりあえずで済ましたり、毎日同じお店に行ったりする人はもったいない事です。


今日はどこに食べに行くかについて侃々諤々と議論を重ね、その結果毎日おいしいたのしいお店にランチに行くことで、確実にテンションが上がります。ランチのために仕事をしてると言っても過言ではないぐらいですね。


同じような理由でOC合宿はいかがでしょうか。


え?
OCが何か分からない?


OCというのは、Open Source Consulting teamの略です。OCではaegifの主力サービスの一つであるOpen Source関連のビジネスを推進しているチームになります。
OC合宿とはそのOCにおける今後の課題や目標を共有したり新たに設定したりするための合宿です。他にも開発合宿なども類型になります。


別にオフィスでやればいいものを、わざわざ旅費をかけて合宿形式にして行う事で普段と違う雰囲気で議論ができます。これは確実にテンションがあがります。正確には自分は行ってないので、あがるはずです、でしょうか。


とにかく、仕事にこういう様なテンションが上がる活動を組み込むことで、仕事を効率的・効果的に出来るようになると思いますので、皆さんもぜひ試してみてください。



2012年5月24日木曜日

430万円の時計はお買い得です

前回の記事「430万円の時計を買いました」で紹介した機械式時計の購入はトータルで考えれば、間違いなく「得をした」と思っています。

トータルでかかった金額はたったの120万!

高価な機械式時計というのはリセールバリューも高い(実際私も中古でかなりの金額を出して買いましたし)ため、そこそこの金額で売ることができます。元々私自身が中古で買って購入価格が安めだったということもあって、被害額は最小限に抑えることができました!決して負け惜しみではありません(;´Д`)

さて気をとりなおして、なぜ自分が得をしたと考えているのか?

もちろん金銭的な話だけをすれば確実に損をしていますが、金銭的な部分以外で得たものが大きいと考えているわけです。決して負け惜しみではありません(;´Д`)

金銭以外で得たものとはなにか?

・ずっと欲しい!と思っていた機械式時計を手に入れることができました。
自分が購入したのが2007年ぐらいだったかと思いますので当時28〜29歳ぐらいです。この年齢の若造が持つには十分すぎるおもちゃです。それを2011年に売るまで5年近く持っていました。この5年間は本当に楽しかったです。(途中修理で8ヶ月のブランクがあるなど、ツライ事も多かったですが・・・)

・時計についてすっごい詳しくなりました。
自分が買うという当事者意識をもって本気で調べ倒すことで、機械式時計の歴史やブランドや複雑機構などについて知ることができました。一時期は本当に時計職人になるために時計職人のための専門学校まで調べたほどです。(この知識を活かす機会があるのだろうか・・・、いやあるはず)

・機械式時計好きの人と共感できます。
私が機械式時計を持っているときに辛かったのが、誰も気づいてくれない、、ということでした。まあ機械式時計にそんなにお金を使う人の方が稀だと思いますので仕方ありませんが、少なくとも自分は気付くことができます。機械式時計の話になれば、その人が持っているブランドの事や、そのブランドの他の機械式時計の事で盛り上がる事ができます。(機械式時計ずきの人がどれぐらいいるのか・・・)

もちろん120万円という金額は安くはないです。
でも、自分は当時28〜29歳だった事を考えると、日本人男性の平均寿命から考えると残り50年以上メリットが享受できるわけです。話のネタとしても面白いですし、機械式時計が欲しい人の相談にも乗れるわけです。ましてや20代でこんなおバカな貴重な経験ができた事は何よりのメリットですね。

これを自分への投資と言わずとしてなんというのか?!
くどいようですが、決して負け惜しみではありません(;´Д`)

2012年5月17日木曜日

430万円の時計を買いました。

え、高かったでしたっけ?

なんで時計がこんなに高くなるのかと言うと、機械式時計が高いのです。機械式時計はすべてがゼンマイとバネで出来ていますので、部品の数も多いですし、複雑な機能をつけようとすると天文学的に値段が上がっています。

よく、装飾品とか宝石が付いているとかブランドで高いと勘違いされている方もいますがそれは違います。(もちろん高い宝石が付いていたら宝石代で高いというのはあります。)例えば、エルメスはサイフとかは死ぬほど高いのに時計は結構安いんですよね。ブランドだけでは安い機構を使っている以上そんなに高くはできないからです。

その中でも、有名な超複雑機構は3つあります。
これが1個でもつくと安いものでも1,000万弱、高いものだと2,000〜3,000万にもなります。

まずは、ミニッツリピーター
これはナポレオンが遠征の時に夜だと時間が分からないから音で時間を知りたいといって作らせたものらしいです。音で時間がわかるんですよ、ナポレオンすげー!

続いて、パーペチュアルカレンダー
これは4年に1度あるうるう年を自動で認識して、時計についてあるカレンダーを調整してくれるものです。4年に1回しか動かないゼンマイが含まれていると思うとロマンがありませんか。しかしそもそも、土日付けないと動かなくなるものに4年に1度しか動かない仕組みを組み込もうと考えるなんて、その発想に脱帽です!

極めつけは、トゥールビヨン
これは姿勢差(針が上に上がるときは重力で遅くなるし、針が下に下がるときは逆に早くなるという事です)を修正するために、一定周期で時計の中身を一回転させるという機構です。そもそも月に40秒もずれるという基本的な仕組み自体を見直す事なく複雑化して解決しようとするなんて、その根性には頭が下がります!

で、私が何を買ったかというと、Breguetの5707GMTアラームという時計です。

これの複雑な所は、1つの時計で2つの時間を示す事ができるという事と、アラームが付いているという事です。結構複雑レベルも高いほうなのでタイトルぐらいの値段になります。

そもそも、なんでこの時計が欲しかったかというと、単に高い時計持ってたらカッコイイんじゃね?もてんじゃね?という安易な考えです。高校生とかがタバコ吸ったらもてる!と思うのと同じレベルですね。裏を返せば今もててないのはタバコを吸ってないからだ!と思い込むのと同じとも言えます。

とは言え、そんなに高い時計をそう易々と買えるわけありません。1年ぐらい欲しいなぁと思っていたら、たまたま買った投資信託が爆アゲしてあぶく銭がw

宵越しの金は持たないとばかりに江戸っこ気質(実際には江戸っ子ではありませんが)で買うことにしました、短絡的です。もちろん、そんなに予算があるわけではないので、定価で買うわけにはいきません。

どうするか?

中古ですよ、中古。
1ヶ月間時計の調査にほぼ全てのエネルギーとリソースを割り当てた結果、富山でなんとか買える金額のブツがあることを発見しました!

富山のお店では電車代が多く掛かっているためその元は取りたいという気持ちが強く、とりあえず値切る値切る。頑張って7万円値切ることに成功しました。こんな高い時計を買うのに値切るってのもお店の人はどう思ったんでしょうか。でもまあ、お陰さまで電車代ぐらいはカバーすることができました。

購入してしばらく使ってみたところ、やはり高い時計というのは色々気になることが多いです。機械式なのでズレる、土日使わないと止まる、大きいからすぐぶつける、そのたびにへこむ、などなど。でも、それこそが高級時計を持ってる醍醐味!毎日楽しく生活していました。

一番忠誠心を試されたのは修理に出した時です。
時計が動かなくなったので銀座のブレゲに持って行くと、日本では直せないとのこと。しかも、修理期間がどれぐらい掛かるのか分からない上に、金額も分からないって・・・。どんだけ〜と思いつつ、仕方なくスイス送りにしました。

結局かかった期間は8ヶ月で金額は42万円・・・
オレってMなの?ドMなの?と何回もツッコミました、さすがに。でも、それで忠誠心を証明できるなら安いものです。まさに時計の騎士、時計のためにお金を稼いでるようなものです。

スゲー、オレ!

・・・
まあ、とっくに売っぱらったんですけどね。