3月からコワーキングスペース利用補助制度を始めました。
この制度は自宅作業の延長でコワーキングスペースを利用した場合に、毎回補助を出すというものです。これは、会社改善企画の一環で、メンバからボトムアップ形式で提案してもらいました。
aegifではプロジェクト等の状況にもよりますが、基本的に在宅勤務を認めています。実際に、例えば2011年の震災直後などは会社が指示したわけでもありませんが、オフィスにいるのは1、2名だけという状況が続いていたくらいです(笑)。
また通勤時間も原則フレックスですので電車が遅延した場合に遅延証明書をもらうために駅で長蛇の列に並ぶ、なんていう壮大な社会のムダとも無縁です。
ただ、自宅だとどうしても割り込みがあったりして仕事が集中できないことがあります。それをいくらけしからん!と言った所で、「にんげんだもの」とか言われてしまうと、そうだよね・・・となってしまいます。実際に今までも一部のメンバは自主的にマクドナルド、スターバックス、コワーキングスペースなどを利用していたようです。
会社としては少しでもメンバの生産性を高めたいですし、何よりaegifのメンバが「スタバでMac広げてノマド面しててうざい」と言われたり思われたりすることは会社としても大きなリスクです。また、コワーキングスペースなどでは他の会社の方との交流等もあり、技術者にとっては良い刺激になることもあるという副次的なメリットもあります。
経営者的な視点で言えば、メンバが会社に来ないことで交通費が節約になりますし、オフィスに人が来ないと広いスペースがいらないので、六本木ヒルズの高い家賃が節約できるというメリットがあります。要は、経済的にも合理的なんですね。
もちろんデメリットとしてメンバ間のコミュニケーションが疎遠になるなどの懸念事項もあります。解決方法はまだ思いついていませんし、単純な一つの施策で解決できるとも思っていませんが、会社で定期的に顔合わせをするMTG等を設定する、co-meetingなどのコラボレーションツールを活用する、BBQなどの全社イベントを増やしてみんなで集まる機会を増やす、などのアクションを行います。
せっかくだったら懸念点があるからやらないよりも、よくわからないから実験的にやってみるほうが面白いですよね!
というわけで、2013年を実験期間としてとりあえずやって見ることにしました。来年この制度を継続できるように、みんなで色々考えながら制度をブラッシュアップしていきたいとおもいます。
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