2014年4月9日水曜日

研修期間は徹夜しよう!

先週は新入社員入社の時期という事で色んな経営者が新入社員に向けてという様なブログを書いていました。その内容は新入社員に感銘を与えたり、炎上したりしていたようです。私はもう数年新聞を読んでいませんが、必ず朝早く来て日経新聞を読め!みたいなブログもありました。フジイメセンでは、流行に流されずに新入社員向けのテーマはスルーして、花見のネタで対抗しておきました。いつも通り敢えて空気を読まずに平常運転です。

さて、新入社員のみなさんも入社から1週間経って今まさに研修期間の真っ最中なのではないかと思います。先週ぐらいまでは名刺交換や挨拶の仕方など簡単な研修が中心だったのが、今週は色々考えて上手に報告しないといけないというような難しい研修が増えてきている頃ではないでしょうか。

何もかも始めてのことばかりで、どうしたら良いか分からないうちに時間だけが過ぎていく・・・という事が増えてくると思います。その結果、もう徹夜して対応するしかない orz... ってなってしまう人もいるのではないでしょうか。

自分もコンサルティングベーシックという研修の時に一度だけ徹夜をしました。この研修は1週間かけてグループでセブンイレブンを同業他社と比較して分析して経営改善策をプレゼンするという内容でした。よりによって業界の雄、しかもこっちは社会に出て間もない学生です。全くどうすればいいのか検討がつきませんでしたし、当時はネット情報も今ほど溢れていませんから、インターネットを調べてもそんなに多くの情報があるわけではありません。とにかく、財務諸表や会社のウェブサイトとにらめっこしながらなんとか最終的なプレゼンをまとめなければなりません。

当然、終わらないし、目処も立たないし、どうしていいか分からないから徹夜するしかないと思っていました。実際徹夜してみたところ、深夜は頭も働かないしダルイのでダラダラして時間ばっかり過ぎていきます。翌日も多少の仮眠を研修施設でとったとはいえ、朝起きた瞬間からその日(その週も!)負け戦が確定してるような状況でした。

仕事というのはその日だけではなくて次の日以降もずっと続くんですね。よっぽど強靭な精神力と底なしの体力がある人は別ですが、普通の人は仕事で徹夜は絶対にしない方がいいんです。どれぐらい効率が落ちるか、心と体に負担があるのかを知るためには、失敗しても問題が少なく、次の日以降に重要な仕事がない研修期間に試しておく事が今後数十年と続く社会人生活のために良い経験になります。

ちなみに、私は研修期間に一度だけ徹夜をして本当に非効率だと懲りたので、社会人になってから仕事で一度も徹夜はしたことはありません。

というわけで、研修期間「は」徹夜して、本番になったら何があっても徹夜をしないようにしましょう。今やろうしているそのやり方を自分はこの後30年間続けられるのか、絶えずそれを考えながら仕事を進めるようにして下さい。

明日のために敢えてしっかり寝る勇気を持ちましょう。

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