2015年5月30日土曜日

フジイメセン的博多グルメランキング TOP5

こんにちは。

私は博多が大好きで、実は今年になってからプライベートで既に3回も行っています。東京生まれ東京育ちの上、東京至上主義の私ですが正直博多なら移住できるレベルです。今回はシンガポール在住の友達(日本人)が博多に行ってみたいというので先週末に彼を案内するためだけに今年4回目の博多に行ってきました。

先週末博多に行ってきたからというわけではありませんが、彼以外にも博多の美味しいお店を教えてくれ!とか博多を案内して欲しい!というリクエストがとても多いので、せっかくですので博多の美味しいお店をランキング形式でご紹介したいと思います。あくまでもフジイメセンなので私個人の好みであることをご了承ください。

なお、博多はお魚が美味しいのでお寿司がメインの一つなのですが、お寿司をランキングに入れてしまうとランキングが寿司だらけになってしまいそうなので今回は思い切ってお寿司は外してみたいと思います。希望があればそのうち博多×お寿司のランキングをやってみます。 

第5位 かわ屋

名前の通り焼き鳥の皮が美味しいお店。自分は焼き鳥の皮は好きではないので、美味しいという評判を聞きつつも半信半疑(というか美味しくないことを確認しに)で行きました。予約の電話をした所「皮が残り5本しかありませんが大丈夫ですか?」とのこと。「皮を5本も食べるのかよ普通、一本というか一欠片で充分だわ」と思いつつも一本100円だしとりあえず5本押さえてお店に行きました。

さっそく実食。
2015-03-24 22.55.13

なにこれ?皮なのに皮じゃないみたい!
何言ってるか全く意味が分からないと思いますが、皮なのにあの嫌な脂っこさがなく、カリカリして香ばしいんです。

5本じゃ足りない・・・。
最初は5本も食べれるかよと思っていたのが嘘のようにあっという間に食べきってしまいました。

今まで心から美味しいと思える鳥皮は横浜の里葉亭だけだと思っていましたが、これからは里葉亭とかわ屋の二店舗になりました。というか皮に関しては里葉亭よりも美味しい。ちなみに皮以外はそこまででもないかと思います、まずいというわけではなく普通ということです。

僕が次回行くときはピンポイントに皮だけを前菜的に食べて他のお店に行きます。そういう意味では里葉亭はレバとつくね以外は完璧に美味しいので焼き鳥全体を楽しむなら里葉亭がオススメです。とは言えかわ屋は安いのでお財布にも優しくて、おいしい皮も食べられるステキなお店です。 

第4位 たんか

肉食男子、肉食女子のみなさんお待ちかね。博多は魚が美味しいのは間違いありませんが、このお店のサガリ串とタン串は絶品です。しかも目一杯食べても一人 4,000円行くか行かないかという良心的なお値段。また定休日なしで毎日深夜3時までやっているので、飲んだあとにシメのラーメンのかわりにシメのタン串をしに行くのに最適でしょう。あるいはつまんない合コンで食事もまずくて最悪!なんていう時にさっさと切り上げてたんかで反省会&お口直しというのも正しい使い方かもしれません。

普通タンとかサガリって高いイメージだと思いますし、私もそう思っていました。一方で万が一安いお店があったとしたらほぼ100%間違いなくまずい。ところがここはシメで行くなら一人2,000円ぐらいしかかからないにもかかわらず、タンもサガリもうまいという信じられないお店です。

安すぎて逆にお店の経営が心配になりますが、いつもかなり混んでいるので杞憂でしょう。博多でシメのラーメンに行く人は素人です、太るし。玄人さんのシメはタンパク質を摂取しにたんかのタン串で決まり。自分はやったことありませんが。 

第3位 せいもん払い

博多の魚は全体的に美味しいのですが、その中でも飛び抜けて美味しいお店。お魚で有名な居酒屋的なお店にもいくつか行きました、有名なところでは稚加榮きはるなどなど。確かにどれも美味しいのですが感動はありませんでした。博多の居酒屋も美味しいけどやっぱり寿司屋には敵わないのかな?と思っていたところ、感動レベルで美味しいお店を発見しました。それがせいもん払いです。

2015-05-23 20.40.27
焦りすぎて写真取る前に一部食べてしまいました・・・。
呼子のイカ刺しです。「呼子は佐賀県なので福岡が美味しいのではなく佐賀が美味しいのだ!」という佐賀県民の友人から猛烈アピールがありましたので紹介だけしておきます。私としては美味しければ佐賀でも福岡でもどっちでもいいのですが何だか必死過ぎたので。

イカっておいしいと思ったことがほぼないんですよね。なんだかヌチャヌチャしてて食感もよくないし、かみ切れないし。しかしこのイカを食べて反省。イカってこんなに美味しかったんだ、と。とにかく歯で噛んだ時の感触が最高に気持がいいんです。部位によって固め、柔らかめ、吸盤が口の中にくっつくなどそれぞれ楽しむことができました。塩で食べても醤油でも食べても最高です。

今までイカ嫌いとか言っててごめんなさい。これからは美味しいイカは好きですと訂正してお詫びします。刺し身、煮物、焼き物、全部試しましたがどれも非常に美味しい。イカ以外は感動とまでは行かないけれども週に1回は行っても良いレベルです。そのハイレベルの魚介類の中でも本当に感動したのがこちら。

値段も二人で12,000円ぐらいでした。博多価格にすると高いですけど、東京でこのクオリティのものを食べようとしたら値段を想像するだけで恐ろしくて震えてしまうことを考えると納得のお値段です。

予約がいっぱいでも当日並ぶ用の席も確保されていますので安心です。名前を書いて軽く近所の中洲散策をして戻ってきたらちょうど良いぐらいかと思います。 

第2位 天ぷらのひらお

でた、ひらお!
博多民のソウルフードと名高い天ぷらのひらおです。まさかの720円で信じられないくらい美味しい天ぷらが食べられます。これ東京で食べたら普通に何千円とかしててもおかしくないレベルだと思います。

しかも無料でイカの塩辛(柚子入り)が食べ放題。このさっぱりしたイカの塩辛を天ぷらの合間の口直しに入れることによっていつまでもさっぱり天ぷらを食べることができます。天ぷらに柚子入りの塩辛が合うという事を発見した人は天才だと思う。

彼女がランチに天ぷらのひらおに一緒に行ってくれなかったらそれだけで別れます、絶対。外見だけを重視して本質を分かってくれない人に違いないからです。一方でそんな外見重視な女性と付き合えるのかという問題もありますが今回は紙面の都合上割愛いたします。

もし東京に天ぷらのひらおがあったら絶対週に1回はランチで行くと思います。ちなみにこの日も自分たちが12時過ぎにお店に入るときには30人ぐらい並んでいたのですが、食べ終わって出たら行列が倍くらいになっていました。東京民だけではないんですね、ひらおが大好きなのは。 

第1位 もつ幸

博多の人は東京でこんなにもつ鍋が流行っていたなんてことはきっと知らないでしょう。僕も昔は偉そうに東京のあそこのもつ鍋屋さんがおいしいとか、あそこはイマイチだとか論評していました。今はそんな時代が懐かしいです。若かったな、と。今は全く東京でもつ鍋を食べなくなりました。なぜか?

もつ幸が美味しすぎるから。
2015-01-27 19.49.48

そう、博多のもつ幸が美味しすぎて東京のもつ鍋が食べられなくなりました。博多の他のもつ鍋屋さんにも行きましたがもつ幸が自分の中では一番です。2名だと予約できないから並ばないといけないし、お店は狭いし、絵的に地味だし、やや店内が汚いカジュアルだしとマイナス面もたくさんあるのですが、それでも敢えてもつ幸を第1位としたいと思います。フジイメセン的に人を選ぶお店、という意味でも。

もつ幸のもつ鍋を食べて一番最初に思うことはもつってこんなにさっぱり食べれるんだという事です。普段はあんなに脂っぽいもつがまるで飲み物のように胃の中に吸い込まれていきます。自分が今まで食べていたのはもつ鍋ではなかった、もつ鍋「風」だったと言わざるを得ない。

もつ鍋があんまり好きじゃないかもという人もチャンスがあればチャレンジしてみてください。ここでダメならもう一生もつ鍋は食べなくてもOKです。

値段はもつ鍋の割にそこそこ高く二人で10,000円は軽く超えてきます。普通にこの値段だったらオイオイと思いますが、ここのクオリティを考えると納得の金額です。

というわけで今回はちょっと気持ちが入りすぎて大分長くなってしまいました。博多を案内して欲しい人はいつでも私に言ってください。私の気が向いて予定があえばいつでもご案内します。ただ2回に1回はもつ幸に行きますけど。

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