2007年8月28日火曜日

5%の何か

インターネットというものは本当に便利です。



私は知りたいことが出てきたら、まずはフリー百科事典「Wikipedia」で概要を調べます。

その後、googleでページ検索、画像検索を行い、個別のWebSiteBlogからもうちょっと生の声を調べます。

情報量という観点で言えば多くの場合インターネットからの情報で知りたいことのほとんどは入手することが出来ると思います。

それでも情報量が足りず書物が必要であれば、Amazonなどで該当しそうな書物を検索・注文し、早ければ翌日には書物が手元に届きます。



しかし、インターネットからの情報を大量に受け取っており、ある意味インターネットに依存しているように見える私ですが、実はインターネットからの情報で全てを知ることが出来ると思っているわけではありません。



インターネットを使って散々調べつくし、該当しそうな本も読んだ後に、もっと詳しく知りたいと思うことがあります。しかし、時間を掛け情報量をいくら増やしても全てを知ることは出来ないという限界に何度も阻まれているからです。
私の直感的なイメージでは、知りたかったことのうち95%ぐらいまではすぐに分かるけれども、残りの5%はいくら調べても永遠に分からないのではないか、と考えています。



では、その最後の5%が何なのか。

それは哲学や思想なのか、直感なのか、経験なのか、時間を掛けて考えることなのか、運なのか、努力なのか、乗り越えた苦しみの量なのか、神様からの啓示なのか、などとあれこれ考えました。結果的には、そういうようなものが積み重なって自分の内面的な蓄積となり、それらが七転八倒して突然出てくるものなのだと思います。

100%へ近づくためには、情報をある程度外部から得たら、追加の情報を外部から求めるのではなく、その情報を自分の中の色々な蓄積物に当てはめ、自分の内面から新たな情報を生みださければいけない、ということです。
その新たな情報を生み出すために七転八倒し、何かが出てくるか何も出てこないかも分からない状況で模索し続けなければなりません。



永遠に100%を知ることは出来ないような気がしますが、0.1%でも100%に近づきたいと思っています。100%に近づけば近づくほど、世界の景色が大きく変わるはずだからです。



今までにそういう景色が変わった瞬間を何回か味わっている私としては、次の景色はどんなものなのだろうと思い、想像を膨らましています。
その領域にいる自分を想像すると、本当に楽しくなってしまいます。





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