2014年7月24日木曜日

バックオフィスを侮ってはいけない

前回の「個人的全日本うどんランキングベスト5」が好評で気分がいいです。以前書いた「六本木おすすめランチ ベスト5」もそうですが、やっぱり食べ物系の記事は反応が良くて、私に求められてるのはシャチョウとしての小難しい話じゃなくて単にグルメなんだなという気持ちを新たにしたイージフのフジイです。シャチョウ辞めたらグルメブログのライターでも目指そうかな。とは言え、今週もグルメネタだとブログ責任者の杉本さんに怒られそうなので、おとなしく真面目なネタにしておいてやりましょう(ドヤッ


さて、先日飲み会の席で管理業務が疎かになっていて会社の数字が全然分からないみたいな話をしていました。普段あまり意識することはないのですが、確かに社長の私が公認会計士だということもありaegifは内部統制、業務の効率性、スピード共にかなりレベルが高いです。


勘違いして欲しくないのは、会社にとって最も重要な事はバックオフィスではありません。営業部隊やコンサルティング部隊あっての会社でありaegifです。私の体感で言うと7割くらいはフロントが重要だと思っています。とは言え、裏を返せばバックオフィスも3割ぐらいの割合で重要なのです。


バックオフィスが駄目だったときの事を考えてみてください。
・数字が出てくるのが遅すぎて毎月の数字が把握できない
・そもそも管理会計の様なものは一切ない
・クライアント先への請求漏れが多くてせっかく売りあげても回収出来ていない
・入金額の相違を後から気がつく
・社会保険料が合わない
・バックオフィスに業務をお願いしても時間がかかりすぎる
などなど


こんな状況では良い会社経営なんてできるわけありませんし、フロントのメンバが売ってきた売上げも回収できません。売上げは代金を全額回収してはじめて意味があります。大きな会社でもこう言うことがしっかりと出来ていない会社というのは結構多いものですが、aegifではこう言った事はありません。例えば売掛金の例では過去9年間に1回たりとも1円たりとも回収できなかったことはありません。


日々、大きな問題になる前に何か気がついたらすぐに改善して対応しています。もちろん、Ctrl+A でおなじみのマカロンとドロップの協力のお陰であるのは間違いないですね。


バックオフィスを侮っている経営者の会社では、バックオフィスの効率化というとよく人員削減的な話になると思いますが、大体こういうケースは間違っています。かと言ってなんでもかんでもバックオフィスが手厚くやってしまえばコストが掛かりすぎてしまいます。人員はなるべく増やさずに効率化と業務の絞り込みを行いつつ、本当に足りないという風になるまえには適切に人員を追加しないといけません。バックオフィスのメンバでやるべき作業と外注先を使うべき業務との切り分けも大切です。


特に誰かが抜けてしまうともう回らない、ある程度はやむを得ませんが属人的な作業が多い、バックオフィスのメンバが残業続き、というような場合は注意が必要です。私の考えではその状況は現時点では業務は回っているかもしれませんが、本当に足りない状況だという認識です。


バックオフィスのメンバは会社を支えているフロントのメンバに感謝をして、フロントのメンバはバックオフィスのメンバのお陰で効率よく日々の業務が行えている事を感謝しないといけません。お互いの職務への敬意があれば改善の提案や改善への対応も上手く回っていきます。なんでもかんでも決めたことを杓子定規にやるバックオフィスであってはいけないし、無茶な対応を迫るフロントオフィスであってもいけません。状況に応じて臨機応変に相手の立場に立って自分たちの頭で考える姿勢が必要です。


aegifはこれから人員の拡大も踏まえてさらに難しい状況になっていく予定ですので、現状に満足せずにバックオフィスのレベルを下げずに拡大していきたいと思います。



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