2014年9月4日木曜日

Liferay CEOと会食してきました

フジイメセンは毎週更新することを目標にしているのですが、先週はお休みしてしまいました。リーマンショック前後の話が好評だったので調子に乗ってフジイメセンの更新を休んだ、というわけでは決してなく体調不良で会社を休んでいたイージフのフジイです。だったら違う日に書けよという意見もあると思いますが、ABMがないと書けるわけありません。No ABM, No フジイメセン.


さて、前回の記事の最後に「次回はリーマンショックの時にaegifに起きたことから学んだことを書いてみたい」と書いておいてなんですが、今回は先日Liferay CEOのBryan Cheungさんがaegifがプラチナパートナーになったお祝いをして頂きましたのでそちらを記事にしたいと思います。


まず大前提ですがイマドキの経営者のくせに私は英語がほぼ出来ません。英語を聞くのはもちろんのこと、話すのも単語を羅列するレベルです。文章にならない。海外旅行に行く機会は多いのですが、海外旅行だと大体身振り手振りと単語だけでなんとかなっちゃうんですよね。その結果、英語が出来るようになればいいなとは思いつつも色んな優先順位とか労力とかを考えた結果来世に回すことにしています。


そういう状況で海外の方とビジネスミーティングの上に会食。
ビジネスミーティングでは仕事の状況説明や要望などを双方伝え合います。そういう状況ですから通常の英語だけではなく、例えば経営者としての専門用語が必要であったり、交渉やプレゼンテーションを行ったり、会議での発言や理解など相手を納得させたり、通常の英会話よりも難易度の高い英語が必要になります。もう一般的な日本人の方々ならおわかりだと思いますがその日が来るまでの2週間ぐらいは本当に気が重いものでした。English コワイ。


というわけでいよいよ当日。
場所はアメリカンクラブです。オフィスからものすごく近所にある(タクシーで初乗りでした)にも関わらず今までの人生で無縁な場所です。タクシーから降りた瞬間にみんな英語で話をしています。真っ先にここは日本じゃないの!?と思い、この瞬間おうちに帰りたくなりました。すれ違う人も、ロビーにいる人も、とにかくみんな英語で話をしている。いや、アメリカンクラブっていうぐらいだから当たり前の話ですし、想定はしていたのですが、実際に直面すると思わずグッと来ます。海外だったら別になんとも思わないのですが、ここは日本(のはず)と思う気持ちが心を弱くしてるのでしょうか。


そしてビジネスミーティング開始。
実はBryanさんとお会いするのは初めてではなく、数年前に彼が訪日した際にも会食させていただきました。数年前と会ったときと印象は変わりませんでした。ビジネスミーティングが始まる前はドキドキしていましたが、最初に雑談をお互いしましたので大分緊張も取れました。日本人同士でもやはり最初は雑談をしてお互い和むというのは重要だと思うのですが、これは万国共通ですね。


その後本題に入ったところで私はここ数年のaegifでのLiferayの業績の推移や状況について説明しました。拙い英語でしかも余り文章になっておらず単語を羅列する感じになってしまいましたが、他のメンバのヘルプとBryanさんが粘り強く聞いてくれたので最後まで説明することができました。続いてLiferay社の近況や今後のプラン、日本におけるマーケティングの状況、aegifからの要望などをお互いざっくばらんに話し合いました。


そして会食へ。
ここからはaegifのCertified Developerの7名(CTOの石井もその一人です)とLiferay Japanのメンバが加わって総勢20名弱になりました。aegifはAPACで2番目、当然日本では初めてかつ唯一のプラチナパートナーですから日本でLiferayに関わっているメンバがほとんど集まったことになります。日本でLiferayを頑張ってやっている人がこれだけいるんだなと思うと、aegifがLiferayの取扱を始めた頃はLiferay Japanもなくaegifのメンバ数人だけだった事を考えると自分のことのように嬉しくなります。


これはLiferayとビジネスをしていて思うのですが、Liferay Japanも含めてLiferayは本当に一緒に仕事をしていて気持ちの良い相手です。オープンソースのオープンで自由でシェアする感覚をそのまま地で行っている感じです。Bryanさんと話をしていて同じ印象を持ちました。やはりCEOの雰囲気が会社の雰囲気につながるのですね。彼もaegifに対して同じ印象を持ってくれているようでカルチャーが一緒だと仰っていました。きっと私も普段から同じように思って会社経営をしているのが出ているのだと思います。また私と同年齢ですので、その辺りでなんとなく親近感を持てるのかもしれません。


<会食の様子。なぜ口が開いているのだろうか...左からBryan Cheungさん、Liferay Japan社長のBrian Endoさん、私、aegif加納>


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Liferayの方々も楽しんでいただけたようで一次会終了後みんなで二次会に行き、かなり遅い時間まで一緒に飲んでいました。前半はほとんど私がBryanさんと話をしていたため、他の会社のメンバーと交流してもらいました。aegifメンバをBryanさんに紹介できて本当によかったと思います。


今回私の形になってない英語(主に単語)を駆使してBryanさんと一生懸命話をしました。唯一英語に関して私が良い所といえば、ダメな英語でも恥ずかしがらずに良く話すということだと思っているのですが、その長所を最大限活かして色々とコミュニケーションが取れたと思います。旅行の時だけではなく、ビジネスの場でも自分の長所を発揮して上手く行きました。こんな私に対して一生懸命聞いたり、話したり、Liferay Japanの方が通訳したりして頂きました。ありがとうございます。


英語は流暢に話せるに越したことはありませんが、たとえビジネスの場でも「ダメな英語でも恥ずかしがらずに良く話すということ」が有効なんだと思いました。コミュニケーションというのは言葉だけではなく、その時の気持ちや想いをなんとかして伝えたいという姿勢も含まれています。一生懸命あなたに伝えたい、という姿勢は必ず相手に伝わります。言葉はあくまでもツールに過ぎませんので、どう話すかよりも何を話すか、更に言えばどういう気持で話すかが最も大切なんでしょう。


私の様に英語が得意でない方も得意ではないから話さないのではなく、得意ではないから仕方ないと開き直って色々話してみてはいかがでしょうか。以外に何とかなってしまうものです。


というわけで、これからもLiferayプラチナパートナーとして、今以上にLiferayを広げていきます。



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