2015年10月5日月曜日

沖縄社員旅行を直前に中止した理由

こんにちは。
今日も以前ブログでご紹介したアルス南青山でABMを行っています。今日はしょうがと九条ねぎの煮麺を食べてみましたが相変わらず美味しいです。夏の限定メニューが終わってしまって現在4つしかメニューがないので、早く秋(か冬?)の限定メニューでも出ないかなと思っています。

今回は今年の社員旅行の話です。

aegifの社員旅行をよく知らない方に簡単にご紹介しますと、2008年から毎年1回社員旅行を実施しています。特徴としては任意参加、家族や友人など各aegifメンバにつき1名まで同伴OK(費用は会社負担)、現地では一緒に晩ごはんを食べる事以外すべて自由、子供がいても参加しやすい近距離と飛行機で行かないといけないような遠距離の場所に毎年交互に行くというものです。ちなみに去年は千葉県館山のオーベルジュに行きました(去年の記事はこちら)。例年参加してくれるメンバも多く概ね7割くらいのメンバが参加してくれています。

そして今年はaegif創業10年目!(9周年)という事もあり、沖縄に行くことになっていました。沖縄中部のホテルに宿泊する予定だったので今まで行ったことのない美ら海水族館でも行こうかしら、ムフフなんて思ったり。

結論から言うと台風のため中止!
中止を決定したのは自分なのですが、辛い決断でした。

出発日前日のお昼すぎくらいに旅行会社から帰りの便が欠航になって予定日に東京に帰れない可能性が高いという連絡がありました。その時点では帰れないということは確定ではなく、あくまでも可能性の問題だったのですが、色々考えた結果中止することにしました。

中止の連絡を各メンバにしたところ判断結果は妥当だという理解はしてもらいつつ、家で子供が大暴れ、なぜか大人の奥さんが激おこなどのリアクションをもらいました。台風のためやむを得ない決断だとはいえ申し訳なかったと思います。

前置きが長くなりましたが私がどう考えて中止の決断をしたのかを書こうと思います。

予定日に帰れないと次の日の仕事に差し支える

なんとも当たり前の理由ですが、まずはこれを考えました。今回は2泊3日ということでただでさえ月曜日をお休みしなければなりません。その上更に追加で休むというのは問題無いメンバもいますが、やはりクライアントにご迷惑をかけてしまいます。

実際に過去私も台風のため沖縄で足止めをくらい、3泊4日が7泊8日になった記憶が・・・。その時はしばらくお休みをとっている時だったので問題ありませんでしたが、台風のせいでフライトが飛ばないというのは現実にある話だと実感しています。

ちなみにaegifメンバの中に今年4回も沖縄にチャレンジした結果、1回も沖縄に行けなかったという台風ガイがいました。今回うちの社員旅行が中止になったのは彼のせいかも(笑)。

台風の沖縄に行っても楽しくない

仮に飛行機が帰ってこれたとして、本当にそんなに激しい台風の中無理をして沖縄に行っても楽しめるのかということも考えました。以前私が食らった時は中部と南部をつなぐ幹線道路が水没?のため通行止めになっていて移動できない上に、町の中を出歩くことすら大変でお店もお休みの所が多かったです。

仮に中部のホテルまで辿りつけたとしてもホテルから一歩も出られない、海はもちろんのこと屋外プールにも入れないという可能性が高い状況ですから東京からの移動が辛いだけでなんでこんな所来ちゃったんだろうとなる人もいるでしょう。少なくとも私は間違いなくそうなります。

災害に巻き込まれる可能性

aegifの社員旅行は家族も同伴OKなので毎回小さな子供の参加者が多いです。そんな時に全く楽しめない可能性が高い沖縄に行って、そういった子どもたちが災害に巻き込まれたら本当にそれが正しい決断だったと自信を持って言えるのかと考えました。

もちろん生きていればリスクはつきものですし、今回の旅行に限らずどんな時でも災害に巻き込まれる可能性はあります。危険が少しでもあればダメだなんて言ってしまったらそもそも生きていけません。

しかし、今回の旅行はリスクが相当高い割に、リターンが低い可能性が極めて高いのでこのリスクを取るべきではないと考えました。
 
結果上記理由により今回の社員旅行は中止することにしました。aegifの8年に及ぶ社員旅行史の中で初めてのことです。代わりと言ってはなんですが当日バスを手配して日帰りの初島ツアーを企画しました。決定をしたのが夜遅くになってしまっていましたし、メンバの心が折れていたため残念ながら参加してくれた人は少数でした。かくいう私も参加しませんでしたし。

さて、肝心の沖縄フライトですが後日確認したところ那覇往復ともに多少の遅延はあったようですがほぼ定刻通りに飛んでいました。一方で宮古便と石垣便は全便欠航でしたので、台風のルートがちょっとずれたようです。とは言え少しの差でしょうが。

現地の台風や雨の状況がどうだったかわかりませんが、帰りのフライトがきちんと飛んでいたという話を聞いた今でも社員旅行を中止にした自分の判断は間違っていなかったと思います。おそらく同じ状況が今後起きても同じ判断をすると思います。

今回の件について代替案の検討をもっと早めて中止と同時に代替案の提示ができれば良かったというのが反省です。これは次回同じような事があれば活かしたいですね。

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