2008年8月7日木曜日

31歳

去年の8月13日に「20代を振り返って」という記事を書いてから早一年がたちました。ついに私もどっからどう見ても、完全に30代になってしまいました。

もちろん30歳も30代なんですが、30歳というとまだ片足は20代で、ちょっと30代になってきたのかな?ぐらいの感じでした。年齢の区分で21歳から25歳、26歳〜30歳、31歳〜35歳みたいな区分もあったりしますので、普通に20代と同じ区分に入る事もあったわけです。

ところがどっこい、31歳になるとどこからどうとっても30代。20代とセットにしょうとすると26歳〜35歳とか、25歳〜34歳とか、どうみても30代前半の人が無理矢理20代の人と接点を持とうとこじつけているような年齢区分しかありません。もうこれは、潔く20代とは決別して堂々と30代ですという覚悟を決めなければなりません。

20代という物が一生に一度も帰ってこない事を考えるとこの覚悟は相当な物です。清水の舞台から飛び降りるような強い気持ちを持って覚悟に挑まなければなりません。それぐらい凄まじい状況であったにも関わらず、31歳になるという正にその日は恐ろしくあっさり来ました。あっさりしすぎていて、その日が正にその日であるという事にはすぐに気がつきませんでした。あれっ、今日って誕生日だったっけ、31歳になったんだっけ、よくよく考えたら大変な事なんじゃないのかな、と正にその日のその瞬間に気付きました。

思えば、30歳になるときは、29歳、いや28歳の最後の方から指折り日を数えて30歳になる覚悟を決めていました。なので、30歳になる日のことは1年以上も前から覚悟を決めており、30歳になった日も全く問題なし、いやむしろやっと来たか、1年以上も待っていたよという感じでした。そこで油断しました。油断しきっていたら31歳になっていました。

きっと、31歳になる1年以上前から、つまり29歳の後半から31歳の事を今か今かと待っていたらそんな驚きなど微塵もなかったに違いありません。今となってはどうなのかは全く分かりませんが、きっとそうに違いありません。私の事を、私が言っているので間違いないでしょう。

というわけで、31歳になりました。30歳の間にあった一番大きな事件はとしては、30歳になったという事実である事に1mmも疑いの余地はありませんが、他にも、MBAゲット、iPhoneにMNP、などなど、よくよく考えたら全部どうでもいい事ばっかりですね。

そう考えると、きっと私の人生なんて全部どうでもいい事で成り立っているわけですしこれからもこの流れは変わらないでしょうから、自分の事なんてあんまり考えず、他人様のために少しでも役に立つ様に生きていくのが、なんか一番有意義な気がします。

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