2009年10月26日月曜日

IFRS無料セミナを行います!

IFRS of the dayでも告知しておりますが、11月20日14時から市ヶ谷にて、弊社主催でIFRSに関する無料セミナを行います。



テーマは「IFRS適用への準備事項」となり、武田公認会計士事務所 所長、株式会社スリー・シー・コンサルティング コンサルティング事業部 部長の武田雄治さんに解説いただきます。
また、弊社野口がIFRS対応プロジェクトの立ち上げから計画の策定までに必要な作業と留意事項を説明いたします。
実践的な内容になると思いますので、IFRSの実務上の問題についてご興味のある方は是非ご参加ください。

参加の際は、下記リンク先よりお申し込み頂ければと思います。

http://aegif.jp/event/seminar091120.html

Alfrescoに関しては、英国Alfresco社のCEOを招いての講演などを始め何回か行っておりますが、IFRSに関してはセミナを行うのは初めてです。
今回は私がお話しをするわけではないのですが、うまく行くのだろうか、参加者の皆様にご迷惑をお掛けしないだろうか、と内心ドキドキしています。アビタスの講師を行う時のドキドキとはまた違ったモノですね。



しかしやるといったからには、全力を尽くして、最高のセミナにして行きたいと思います。
Alfresco CEOを招いての講演の時も始める前は不安でしたが結果的にはうまくいきました。今回も、参加して頂ける皆様に満足していただけるように頑張りたいと思います。



2009年10月6日火曜日

旬刊経理情報に記事が掲載されました!

前回のエントリで軽く紹介しましたが、公認会計士の野口が書いた記事が中央経済社の旬刊経理情報の10月10日号に掲載されました。



テーマは、「IFRS適用前に準備するポイントはここだ!関連会社に関する内部統制はこうする」になります。



今回の記事では、内部統制対応の中でも特に手薄になっていると思われる関連会社に焦点を当てています。
今後、IFRSコンバージェンスプロジェクトによって、2010年4月1日以降開始する事業年度から原則として関連会社の会計基準を統一しなくてはならなくなります。
また、将来的にIFRSが強制適用になれば決算期のズレも許容されなくなります。
上記以外にも関連会社についてはIFRS適用により大きな影響がある項目がありますので、早いタイミングでの対応が必要になるものと思われます。





イージフはIFRSに関するコンバージェンスを支援した経験もあり、IFRSの知識や経験を豊富に持っておりますので、今後それらを生かして書籍、雑誌、IFRS Blog、などで情報発信をしていきたいと思います。



それにしても、イージフの名前が雑誌に掲載されるというのは嬉しいですね。



2009年9月30日水曜日

国際会計基準検定(IFRS Certificate)講座の講師を始めました

IFRS講義の講師の依頼が来て、早速講義を行ってきました。



具体的には株式会社アビタスが一般の方向けに実施している国際会計基準検定(IFRS Certificate)講座になります。
この講座は、IFRS(国際会計基準)の重要なポイントを効率的に学習することが出来る内容になっておりますので、IFRSを基礎からしっかり勉強したい方にはオススメです。



全部で20回の講義になりますが、私が全部担当するわけではなくその中の一部を担当させていただくことになりました。



IFRSに関する知識を中心に、IFRSへのコンバージェンスプロジェクトでの経験の話を踏まえつつ、お話しをさせていただきました。



aegifでは、今後IFRSに関して雑誌記事の執筆、書籍の出版、IFRSセミナーの開催などなど様々な活動を行っていきます。直近では、来月初に弊社の公認会計士が書いたIFRSに関する記事が雑誌に載る予定になっています。



2009年9月12日土曜日

社員旅行2009

昨年も同じ様なエントリを書きましたが、今年も恒例の(というか恒例にしようとしている)社員旅行を行います。

今年も多くの社員&家族が参加する予定です。



昨年は、サンセットブリーズ保田という私の友人が経営をしている宿泊所に行きました。今年は、軽井沢に行くことにしました。これまた私の友人の実家が軽井沢で別荘建築を行っているので、その関係の所にお邪魔することになりました。



友人からいつも軽井沢の話を聞いており、行ってみたいなと思っていたので、今から楽しみです。また、初日の夜は「無彩庵」というレストランを予約しました。
貸切とはいえ小さな子供が何人かいるのにも関わらず、予約を快諾していただいたお店には感謝しております。
他にも、パターゴルフ、テニス、バーベキューなども企画しています。また、この8月に結婚したばかりの新婚さんもいますので、みなで祝福したいものです。

はりきって行ってきます!



2009年9月7日月曜日

aegifロゴマークの商標登録

aegifのロゴマークと会社名が商標登録されました。
2007年11月に特許事務所にお願いしてから、1年半以上が経ってしまいました。
なんでこんなに時間がかかるのかしらと思いながらも無事登録されて良かったです。



aegifのロゴマークは会社を設立してすぐに、北欧のデザイナーにデザインをお願いしました。
なんと、デザイン料は100万円!



当然ですが、我々にとって100万円がたいしたことないお金だったわけではありません。当時資本金が2,000万円、売上は1円も上がっていなかったため、日々資金が減っていくという恐怖の中での決断でした。オフィスもコスト削減のため机一つしか置けないようなレンタルオフィスでしたし、会社のウェブサイトすらまだありませんでした。
まともに考えれば、まずはそんなものよりももっと直接的な活動に資金を使うと思います。



しかし、私はロゴマークというのは会社のブランドやそもそも会社のイメージを現しますし、名刺やウェブサイトや提案書などaegifが発信するありとあらゆる情報に記載されるため、非常に重要だと考えていました。



aegifという会社がポッと出てすぐに終わってしまうのであればロゴなどは必要ありませんが、少なくとも私はaegifという会社を社会に貢献出来る事業を半永久的に行う存在にしたいと思っていましたので、今後何十年もの間aegifを一目で現すロゴマークというのは、他の何よりも優先しなければならないと考えていました。



どうせ決めるなら、しかもずーっと使うのならば我々で適当に決めるのではなく、みんなが愛着を持てて、しかも一目でaegifだと分かるようなロゴマークにしたいです。そのため、かなり高額ではあるけれどもプロに頼む事にしました。
また、会社が大きくなってからロゴマークを変更するとなると、デザイン料が非常に高額になる事を知っていますし、新しいロゴマークを再度認知してもらうのに非常に苦労するだろうなというのもありました。



デザイナーに伝えたイメージは、主に以下の3点です。
・ロゴを見れば一目で会社が分かるように会社名がロゴに含まれている事
・色はコーポレートカラーであるオレンジや黄色を中心にする事
・遊び心を持たせつつコンサルティングファームらしいスマートなイメージである事



結果的にロゴマークへの投資が成功したのか失敗したのかは分かりませんが、少なくとも現時点では私を含めた会社のメンバは結構ロゴマークを気に入っています。
お客様からもロゴマークが結構良いですねなんて言われる事もあるので、最初の投資は無駄ではなかったと思っています。



2009年8月31日月曜日

政権交代を考える

昨日衆議院選挙があり、民主党が308議席獲得という圧勝で終わりました。
今回の民主党の大勝は、民主党への期待という以上に、自民党に対する失望というのが大きかったのではないかと思います。



私の考えとしては政権交代は良い事だと思っています。というのは、きちんと国民のために政治を行わなければ、他の誰かに代替されてしまうという牽制機能が政治の世界にも必要だと思うからです。
例えば、一般企業では外部業者を選定する場合には必ず合い見積もりを取ると思いますし、内部統制を構築する場合には必ず内部牽制の考え方を取り入れます。



もちろん今までも自民党内部で牽制機能はあったのだと思いますが、少なくともここ最近の流れを見ていると彼らには十分な牽制機能は働いておらず、自分の事しか考えてないような行動が多かったように思います。
ですので、その牽制機能を果たすための存在として民主党という自民党外部の存在が必要だと多くの人が判断したのではないでしょうか。



ただ、私は民主党のマニュフェストに対して、本当でこれで良いのだろうかと不安に思うところが多いです。



全体的に高齢者や子供に対して手厚い内容になっていると思いますが、我々の様に現役で働いている世代に対する政策は相対的に少ないように思います。



結局使える資源の総量は誰が政権を取ろうが変わりませんので、誰かに手厚くするという事は、一方で誰かが負担をするという事と同義です。
現時点でさえ全体として現役世代の負担が重すぎて支えきれない状況にも関わらず、これ以上負担が増えるようになってしまえば、現役世代は何か生きている意味や仕事を頑張る意味がないような状況にならないか不安です。
例えば、年金制度などは我々が実際に受け取る金額は今の高齢者世代に比べて圧倒的に少ない上に、今後減額される可能性も高いと思います。さらに、毎年厚生年金保険料率は上がっていき、最終的にはかなりの料率になります。実際に、この9月からも保険料が上がりました。



もちろん、不公正な利権や不公正な優遇などの非効率な状態を見直し、効率的な状態にするというのであれば歓迎します。
見直しの結果、大企業を始めとした正社員や公務員が優遇されすぎという事であれば、それが私にとって不利益な事であっても歓迎しようと思います。



一方で、その不利益が不公正な物であれば断固として拒否しようと思います。
まあ、断固として拒否すると言っても他の政権に投票するか、海外の公正な国に拠点を移すか、くらいしか今のところ思いつきませんが。



2009年8月25日火曜日

IFRS blog 好評です!

blog「IFRS of the day 会計士が読み解く国際会計基準」が好評です。
こちらのblogは、IFRSコンサルティングに関して豊富な経験を持つ、aegif公認会計士の野口が担当しております。
また、こちらのblog記事は「INSIGHT NOW!」へも転載しており、読者の皆様からいつも満点に近い評価を頂いております。



内容としては、国際会計基準の動向を紹介しながら、国際会計基準とは何か、考えていくというものです。
私も、知識の確認という意味で読んでおります。



1週間に1回程度更新をしていく予定ですので、ぜひ定期的にチェックしてみて下さい。



2009年7月13日月曜日

ライトダウンキャンペーン

先日7月7日に環境省主導で「ライトダウンキャンペーン〜あかりを消して、地球にやさしい生活を見つめ直そう。〜」なるものが実施されました。
要は、オフィス等の電気を2時間ぐらい消して、みんなでCO2削減に協力しよう♪というイベントです。



当然、aegifは全力で参加しました。
CO2削減という意味ではほとんど影響はないでしょうけど、気持ちだけはたくさん協力しておきました。
本当に全部ライトダウンしてしまったので、紙の資料を見ないといけない私は、ちょっとだけペンライトの様な物を使ってしまいましたが・・・。
こういうのも楽しいと思えたので、良いイベントだったなと思います。



ただ、残念な事もありました。
東京中が真っ暗になるとまでは思っていませんでしたが、見た瞬間みんながライトダウンをしている事が分かるぐらいの状態になるのではないかと思っていました。そう思っていたので、20時のちょっと前から期待に胸を膨らませて、オフィスの窓から外を見回してました。
そうすると、20時になっても全然電気が消えません。5分ぐらいしたらちょっとだけ消えたのですが、全体的にあんまりいつもと変わらないなぁ。。。という状況です。
せっかくだからみんなで2時間ぐらい協力すれば、何か変わったかもしれないのに、と思いました。



帰り際に六本木ヒルズを下から見上げたら、80%程度の階のライトが消えていました。
こういう時には、六本木ヒルズは非常に協力的なようです。
私はちょっとだけ感心して、ココロの中でグッジョブ!ってしておきました。



2009年6月22日月曜日

国際会計基準ゼミ

私は大学生のころ、国際会計基準(IAS)のゼミに入っていました。

指導教官は、大手監査法人の代表社員時代にIASC(国際会計基準委員会)の委員として活躍をされた方で、退所後大学教授として教鞭をとっておられました。
私は、当時からIASという世界共通を志向した会計基準が世界中に広まったら多くの人にとって有益に違いないと思っており、将来的にはIASが世界標準になるのではないかと思っていました。ですのでそのゼミにもかなり無理をして、参加していました。



というのも、そのゼミは商学部主催だったため、経済学部の私は単位として認定されません。しかも当時、4年生にもなってまだ38単位(フルで52単位しか取れません)も残っており、コンサルティングファームの内定は頂いていたけれど、卒業出来るかどうか分からない状況でした。ちなみに、38単位というのはそれまでの3年間で一度も取得した事のない途方もない数字です。



さらに、私は大学4年生から会計士受験の勉強を始めており毎日のように専門学校に通っていました。そのため4年生の時は「大学→専門学校→ゼミ」とか「専門学校→大学→ゼミ」とか「大学→専門学校→大学」みたいな感じで、ダブルヘッダー、トリプルヘッダーが当たり前の状況でした。



そんな中で、大学の単位にもならず直近の会計士試験にも全く役に立たない国際会計基準のゼミに参加するというのは一見無意味な行為だったと思います。



しかし、私は大学の単位を取得する事や会計士試験に合格する事は目先の目標として当然達成しなければならないけれど、それとは別に早いタイミングでIASに触れる事は将来必ず役に立つと考えていたため、国際会計基準のゼミに参加する事を決めました。



自分で言うのもなんですが、
・きちんとゼミの活動をこなす
・留年せずに卒業する
・会計士試験に合格する
という事が全て達成出来たのはキセキに近いと思います。単に、大学1年生〜3年生でサボり過ぎたツケが回ってきただけという説が有力ですが・・・。



結果として、IAS及びIFRS(国際財務報告基準)を事業の一つとする事が出来たのは偶然ではないと思います。



aegifでは企業のIFRS対応への足がかりとして「IFRS対応 簡易診断サービス」を提供しております。ご興味がある方はぜひお問い合わせ下さい。詳細なサービス内容については、前回のBlog記事「IFRS(国際財務報告基準)対応 簡易診断サービス 始めました」をご覧下さい。



2009年6月18日木曜日

「我が国における国際会計基準の取扱いについて(中間報告)」

「我が国における国際会計基準の取扱いについて(中間報告)」が、2009年6月16日に金融庁から公表されました。

こちらは、6月11日に発表された「企業会計審議会第16回企画調査部会議事次第」で検討された事をもとに、現時点での考え方等を整理して中間報告として公表されたものになります。内容としては、以前のものと大きく変わったところはないと思います。

2012年前後にIFRS(国際財務報告基準)を強制適用するかどうかの判断を行い、強制適用をする場合は3年程度の準備期間をもうけて上場企業の連結財務諸表に対して2015年〜2016年に適用を開始するという事は変わっていません。

ちなみに、アメリカは2011年にIFRSを強制適用するかどうかの判断を行い、強制適用する場合は2014年からだったと思いますので日本はアメリカの動向を見て決めるという事なのかなと思います。この辺は極めて日本らしい対応ですね。

この件に関してaegifでは「IFRS対応 簡易診断サービス」というサービスを行っています。詳しくは、前回のBlog記事「IFRS(国際財務報告基準)対応 簡易診断サービス 始めました」に詳しく書いてありますので、ご覧下さい。

2009年6月17日水曜日

IFRS(国際財務報告基準)対応 簡易診断サービス 始めました

aegifのWebSiteでも掲載しておりますが、aegifは6月から「IFRS対応 簡易診断サービス」を始めました。



aegifでは、以前より「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」(企業会計基準委員会 実務対応報告第18号)」に対応するためのコンサルティングサービスを展開しておりました。
上記18号では、在外子会社に原則日本基準を適用すべきであるとしていますが、在外子会社にIFRSかUSGAAPを適用した上で、6項目の修正を行えば良いという例外規定も用意されております。一般的には、海外の子会社に対して日本基準を適用するのは容易ではないため、米国はUSGAAP、それ以外の国はIFRSを適用する事が一般的だったと思います。



aegifでは、そのようなプロジェクトを始めIFRS関連のプロジェクトを何件かご支援させて頂いた経験がありますし、英語でサービスを提供する事も可能です。
その経験とノウハウは必ず最近のIFRS強制適用の動きに関しても皆様にお役に立てるものと考えています。



ちなみに、この「IFRS対応 簡易診断サービス」は現在無料で提供しています。というのも、診断だけでfeeを頂くのは申し訳ないというのもありますし、まだまだマイナーなコンサルティング会社であるaegifの事を少しでも皆様にしって頂きたいと思ったからです。もちろん、無料だからと言って適当なサービスを提供しているわけではありませんのでご安心を!




<IFRS対応 簡易診断サービス概要>
このサービスは、IFRSの強制適用を見据えていつからどのような準備が必要か診断することを目的とし、企業はIFRS対応への課題を早期に把握することができます。



簡易診断サービスは以下の流れで実施します。
1. 専門コンサルタント(公認会計士)によるヒアリングと簡単な選択式の質問により企業の採用する会計処理を把握します。
2. 企業が採用する会計処理とIFRSとを比較し、IFRS対応による影響、推奨スケジュールを診断します。
3. 専門コンサルタントが診断結果を報告するとともに、その他の疑問点や不明点についてもお答えします。



ご興味がある方は以下問い合わせ先までご連絡下さい。



<問い合わせ先>
電話:03-5771-1566(担当:中川)
メール:ifrs.support@aegif.jp





2009年6月8日月曜日

Alternative Blog 始めました

といっても私が始めたわけではなく(そんな暇があるならフジイメセンもっと更新しろよって言われそうですし・・・)、aegifのITアーキテクトであり、双子のパパでもある、杉本が書いています。ちなみに彼はこんな書籍を執筆してたりもします。



題名は「Cathedral Break in Action」、テーマはオープンソースを中心としたビジネスに関する話と育児に関する話です。題名の蘊蓄などは、最初の記事に書いてあります。



Alternative BlogはIT mediaという会社が運営しているのですが、色々おつきあいが会った事もあり、aegifでも始める事になりました。



このAlternative Blogは私の先輩も書いていたりして、なかなか縁が深いBlogサイトだったりもします。



働くパパにご興味がある方はぜひ見てみて下さい。ぶっちゃけオープンソースはおまけになるんじゃないかと危惧してます(笑)。



2009年5月25日月曜日

「法令遵守」が日本を滅ぼす

「「法令遵守」が日本を滅ぼす」は、郷原信郎氏の著作です。
私がこの本を知ったのは、堀江貴文氏の「六本木で働いていた元社長のアメブロ」に紹介されていたからで、堀江氏が紹介する本ってどんなものかなと思って購入してみました。



話がそれますが、堀江氏およびライブドア事件に対する私の評価は、違法あるいはグレーな行為を行っていたとは思いますが、他にも悪質な事をやっている大企業はいくらでもあるし、あそこまで大きな事件になるような事ではないのではないか、というものです。むしろ、経営者としては言っている事もきちんとしているし、何より事業の着眼点が素晴らしいので見習うべき所がたくさんあると思っています。



この本を読む前から、常日頃おかしいなぁと思っていたことがあります。すなわち、世間で形式的な事ばっかりがドンドン重視されていってなんだか無駄な事が多いような気がする、マスコミの煽り方も形式的なくだらない事ばかりでこの流れを過度に助長している、という事です。



私のこうした漠然とした思いを、この本は上手に表現してくれています。
「日本の場合、法令と社会的要請との間でしばしば乖離・ズレが生じているのに、企業が法令規則の方ばかり見て、その背後にどんな社会的要請があるのかということを考えないで対応すると、法令は遵守しているけれども社会的要請には反しているということが生じているわけです。」(p.101)
要は、日本ではしばしば社会的要請を無視して法令というものが作られているので、企業は何も考えずに法律だけを見て杓子定規に全ての事に当てはめると、本来必要な対応が出来ないということでしょうか。



私は以前、「法の支配」という記事で、法律や基準は正しい根拠に基づいて解釈しなければならず、法律や基準の文面だけを捉えて判断してはいけない、というような趣旨の内容を記載しました。
その時には、法令や基準を自分の都合の良い方に変えて判断するような悪い人にならないように自分も気をつけなければと思っただけでしたが、改めて何も考えずに社会的要請を無視した形式的な法律遵守というのは、百害あって一利なしだということを認識しました。



2009年5月11日月曜日

みんなで使おう定額給付金

皆様の中にも、既に振り込まれた方、まだこれからの方がいらっしゃると思います。
私はGW前の5月1日に振り込まれていました。
通帳を見ると、たった1行だけ「振込 テイガクキユウフキン」と記帳されています。半角カナだからかもしれませんがポツンと寂しそうです。



最初、定額給付金の話が出た時はたった12,000円もらったって何も変わらないよ!と思いました。ところが、法案が通って実際に貰えるとなるとちょっと嬉しくなってしまい、何に使おうかなとか不覚にもウキウキしてしまいました。



でもこうやって、通帳に記載された「振込 テイガクキユウフキン」を見ると、なんかちょっと前までウキウキした気持ちなんてすっかり無くなってしまい、今では単なる貯金の一部としか見えません。
これ、現金でもらったら状況は違っていたと思います。きっと今頃パーッと使いすぎていたでしょう。



そもそも、定額給付金の趣旨ってなんだっけ?と思い返してみると、当初は弱者救済の色合いが強かったのではないかと思いますが、最近では景気浮揚の色合いの方が強い様に思われます。



このままだと単なる貯金になってしまいそうなので、景気浮揚のためという趣旨を忘れないように使いたいと思います。
皆様もしばらく預金口座に置いておいたらそのまま貯金の一部へ、、、なんて事にならないように気をつけて、そして世界経済のために使って下さい。



ちなみに私の場合、aegifメンバが企画したり私が企画したりした定額給付金イベントに参加してスポーツ振興や国内経済のために使いたいと思います。要は、みんなでToToをやって、外食しましょうっていうだけですが。



きっと社会の役に立つはずです!!!(笑)



2009年4月27日月曜日

Alfresco CEO 来日記念セミナー開催

aegifのWebSiteでは既に告知していますが、英国Alfresco社CEOであるJohn Powell氏が来日し、aegif主催のセミナーで講演いたします。



「実績あるオープンソースソフトウェアの活用によりTCOの削減と高い信頼性の両立を実現」というテーマで、六本木アカデミーヒルズ49Fスカイスタジオで実施いたします。定員は100名となっておりますので、参加をご希望の方はお早めにご連絡を頂ければと思います。
当日はCTO石井も「TCOの削減」というプログラムでお話しをさせて頂きます。
セミナーの詳細情報および申込はaegifのセミナー紹介ページをご参照下さい。なお、AlfrescoのWebSiteにもセミナーの事が掲載されており、こちらからもお申込み頂けます。
残席はまだありますが、かなりの数の参加希望を頂いております。本当にありがとうございます。



実は、aegifがセミナーを主催するのは今回が初めてとなります。初めてなので右から左まで全て分からない事だらけです。だからといって、セミナーに参加して下さるお客様やJohn Powell氏に一つでも失礼があってはいけません。



そのため、全ての課題をクリアしてセミナーを円滑に実行するために全社一丸となって準備を進めています。



今回のイベントが日本へのAlfrescoの普及、ひいてはオープンソースソフトウェアの普及を実現するための一歩になればと思います。



2009年4月20日月曜日

就職ランキング トヨタ96位の不思議

先日、リクルートから「大学生の就職志望企業ランキング」(PDF)が発表になりました。いわゆる就職ランキングと言われるモノです。



中身を見てみますと、特に目を引いたのは自動車業界です。
トヨタは−90位(6位→96位)、ホンダと日産はランク外のようです。



最近良くニュースになる自動車の販売不振が就職希望者の心理状況に影響しているのでしょうか。連日伝えられるビックスリーのニュースも影響しているのかもしれません。



一方で、東京海上日動火災保険(17位→7位)や三井住友海上火災保険(38位→13位)は大きくランクを上げています。



なるほど。
でもこれってちょっと変な感じがします。



最近のニュースなどで連日報道されているように新車販売は大幅に減少していますし、日本国内の自動車保有台数も減少局面となっています。となると、今後は日本国内における自動車の保有台数は減少していく事はあるけれど増える事はなさそうです。その影響で自動車会社は大幅に順位を下げているのでしょう。これは納得です。
一方で、上記損保2社の有価証券報告書を覗いてみると、売上金額のうち半分近くは日本国内の自動車関係の保険料によって構成されている事が分かります。
自動車の数が増えなければ自動車関係の保険料も増えません。これって損害保険会社の収益にとっては大きなマイナス要素ですよね。



となるとトヨタを初めとした自動車会社がこれだけ順位を下げている以上、損保も順位を下げてもいいのではないかと思います。



余談ですが、上記2社の収益のうち自動車関係の次に大きいものは火災保険です。

日本における世帯数は既に頭打ち直前まで来ており、5年以内にピークを迎えると推定されています。となると、日本国内における住宅の数は今後5年程度は現状維持か微増し、その後は減少していくと考えられます。
住宅の数が増えなければ少なくとも住宅関連に関する火災保険料は増えません。もちろん火災保険の対象は住宅だけではないと思いますが、こちらも損害保険会社の収益にとって大きなマイナス要素ではないでしょうか。



まあ、就職ランキングはその年の特徴を捉えている部分もあると思いますので、今は自動車が人気がないというのも分からなくはありません。
だとすると、全体的に金融が人気を維持しているのが、また不思議になりますが・・・。



2009年4月13日月曜日

KURO グウェットー!!

ちょっと、北斗の拳風にテンションを上げてみました。要はGETです。



先日、ついに念願のPioneerのKURO(KRP-600A)をゲットしました。
KUROが初めて発売されてから苦節2年、KUROの画像を見る度にその画質に圧倒され続けてKURO欲しいなぁ、買おうかなぁとずーっと悩んでました。
でも2004年に買った50インチのプラズマ(PDP-505HDL)がまだ健在です。確かに画質は今時のモノと比べるとちょっと落ちるかなとも思いますが、日常的な使用には全く何の支障もありません。マニアにしか分からないレベルかと。



ところが、KURO撤退表明、、、orz
ここで買わなければプラズマ好き&Pioneer好きの自称マニアである私の沽券にかかわります。正直、今回はPioneerさんに買わされたなぁ、と思います。
でもいいんです!、前から欲しかったし!!、結果的に満足できる価格だったし!!!
ちなみに、ここでモニタのみチューナなしモデルであるマニア向け600Mに行けなかったのは私のPioneer愛が足りないからでしょうか。でも最後までどっちにしようか悩みました。



商品が届くのは5月下旬とのことです。待ち遠し過ぎて、勢い余って全く予定のなかったブルーレイプレーヤとかまで検討してます。PS3で十分だという話ですので、多分買わないと思いますが、、、でもKUROが届いた後ついポチッちゃうかもしれません。そこは自信がないです(笑。
誰か持っている人がいらっしゃれば色々教えて下さい。



思えば、私とプラズマテレビの関係はかれこれ丸5年になります。その間に、まるでプラズマテレビ(そしてPioneer)の営業マンかと間違えるぐらいPioneerの業績に貢献して来ました。というのも都内の某電気屋さんで5年間で5台(内、Pioneerは4台)ほどプラズマを買いました。といっても自分で買ったのはKUROを含めて2台だけで、あとは会社友達にプラズマとお店を紹介しただけですけど。



どんだけプラズマ買ってんだっていう感じですが、液晶陣営に負けないようにプラズマ陣営も頑張ってもらいたいという気持ちの現れです。



ちなみに、私がプラズマいいよ、KUROいいよと言い続けていたら、メンバの1人が実家で購入する事になったようです。



KUROいいよ!



2009年4月6日月曜日

東名は絶好の花見場所

高速道路1,000円につられたわけではありませんが、最近(といってもここ2週間ですが)地方都市までランチを食べに行くという週末を過ごしています。先々週は小田原でうなぎ「友栄」、先週は浜松でとんかつ「幸楽」に行きました。

味の詳しい評価は食べログとかに任せておくとして、ドライブがてら地方都市に出かけランチだけを食べて帰ってくるというイベントは結構面白いので今後定期的にやってみようと思いました。このエコ時代にガソリンをまき散らして遠出するのはどうか、、、と思う部分もありますがまあたまにであればいいかな、と。

その中で一番感動した事があります。
それは東名高速の景色のすばらしさです。道中に富士山あり、桜あり、海あり、山の緑ありで盛りだくさんです。桜は道の両側に植えてあるものが満開の所もありましたし、遠くの方に桜が咲いている所もありました。

また、富士山は最初遠くの方にかすかに見えるところから始まり、徐々に近づいて山の麓から見上げるようなところまで堪能する事が出来ます。若干雲がかかっており山頂までは見えませんでしたが、山の半分ぐらいが雪化粧されており、非常にキレイでした。やっぱ、日本人は富士山かなとか勝手に思ったりしました。

これから毎年、桜の季節には東名高速で花見をしようかと思います。

2009年3月17日火曜日

祖母との想い出

先日、私の祖母が亡くなりました。
享年95歳、大往生で寿命を全うしたのだと思います。



私は、子供の頃数年間、祖母と田舎で一緒に暮らした事があります。
幼い頃の話ですのでほとんど覚えていないのですが、いくつか記憶している事があるのでご紹介したいと思います。



・ラムネ屋
田舎の家では昔から様々な商売を行っていました。私が子供の頃には商売の一つとしてラムネ屋をしており家にラムネ工場がありました。今でも私がラムネ好きなのはこの影響だと思います。



私が田舎にいるときにラムネ屋を廃業して喫茶店を始める事になりました。ラムネ工場を壊す前に工場の中で撮った写真を今でも覚えています。私にはラムネ工場をやっていたという記憶は全くないのにも関わらず、このシーンだけが私の記憶に残っているのは、オカルト的ではありますが皆のラムネ屋に対する強い思いが影響しているのではないかと思います。



・悪い事をしたら必ず誰かに見られている
喫茶店を始めた後、祖母はお菓子の缶の様なものに日々の売上などを入れていました。その缶を喫茶店から祖母のいる母屋に運ぶのが私の日課になっていました。それを運んで毎日お小遣いをもらっていたのです。



ある時、いつもの様に祖母の元へ運んでいた私ですが、急に缶の中に興味を持ち中庭で開けてみました。そうしたら中にはたくさんのお金が入っています。中庭で祖母には丸見えだったにも関わらずその中の1万円を中庭の石の下に隠して、祖母の元に缶を運びました。



お小遣いを毎日たくさんもらっていましたし、欲しいモノもほとんど全て買ってもらっていたのでお金が欲しかったわけでありません。その時、お札が旧紙幣から新紙幣への切り替わりの時期であり、私は旧紙幣の1万円札を宝物として持っていましたので、旧紙幣の1万円と新紙幣の1万円(しかもピン札で!)をセットで欲しかったというのが動機です。



それを祖母が見つけて家中で大変な大騒ぎになりました。でも祖母は、きっと善悪の判断がついていないんだというように私を擁護してくれましたが、そんな事はありません。私はお金の価値は全く分かっていませんでしたが、私がやった行為が明確に悪い事だという事を認識していました。



この時に私は、悪い事をしたら必ず誰かに見られているという事を教えてもらいました。人に後ろ指を指されるような事はどんな時でもやってはいけないと強く思い、実践しています。



それを祖母に教えてもらわずに、大人になってから他人様に対してやっていたら・・・と思うと、本当に怖いです。今でもこのことは感謝をしています。



・立派な人になりなさい
小学校の先生に言われた話らしいのですが、私は将来、非常に立派な人になるか、大悪党になるか、どちらにふれるか分からないけれどいずれにせよ極端な人間に育っていくという内容でした。先生がなぜそんな事を言ったのか全く分かりませんが、とにかく極端な性格だったという事でしょうか。



その話を私の両親から聞いた祖母は、その言葉を私に何度も何度も繰り返し聞かせ、将来は絶対に立派な人にならないといけないと諭してくれたものです。



正直今でも自分がどうなるのかは分かりませんが、祖母を初めとした一族のためにも、どうせなら偉い人になりたいと思って生きています。



2009年3月2日月曜日

結構いいかも、ひたちなか

先日エニグモの須田さんから、「ひたちなか地区」を色々な視点で紹介して欲しいというお話を頂きました。
須田さんはどうやら茨城県出身との事で、そのご縁から「ひたちなか地区」の地域活性化をやっておられるようです。
私は、「ひたちなか地区」というのは今回お話を聞くまで全く知らなかったのですが、色々見てみると私個人としてもaegifとしても「結構いいかも!」と思いました。



私がひたちなか地区について「結構いいかも!」と思ったのは以下の3点です。
1.都心から思ったより近い
2.周辺に緑が多く、海もある
3.企業の誘致を自治体が積極的に行っている



私個人については、以前から私の友人が経営している「サンセットブリーズ保田」のように、都心から近くて週末に気軽に行けて、緑や海などが身近にある所に拠点があると良いと思っていました。
私はスポーツなどは全くしませんし、海に入って泳いだりもしませんが、目の前に緑と海がある贅沢な環境で読書をしたりゲームをしたりするのが大好きです。
都心でも青山霊園や庭園美術館や八芳園にいけばそれなりの量の緑がありますが、なかなか自分の家の目の前となるとそんなに多くは期待出来ません。
都心は人々の動きが早いですし大量の情報が溢れているので疲れてしまいます。たまにはそういうのを完全に断ち切って、自然の大きな力にふれリフレッシュ出来る場所が必要です。



aegifについては、例えばITの研究開発施設やサポート部門などのように東京にいなくても出来る仕事がそれなりにあります。そういう部門においては、都心に拠点がある事よりも労働環境が良い拠点を作れる事の方が重要です。私が個人でも「結構いいかも!」と思うような場所に会社の拠点があれば文句なしです。
ある時は都心、ある時は地方なんていう事を、その時の気分によって選択出来るような働き方や労働環境を実現出来れば最高ですね。
こういう事も、企業の誘致を自治体が積極的に行ってくれているので、単に賃料などのコストが安いというだけではなく、企業活動をする上で色々やりやすいのではないでしょうか。



いずれにせよ、今後検討するにあたりひたちなか地区がリストに入ってくるのは間違いなさそうです。今回は、須田さんからご依頼をいただいた所から始まったのですが、結果的に私にとっても良い事を教えてもらいました。





2009年2月17日火曜日

自動車お買い得?

最近よく新車が売れないというニュースを聞きます。
新車が売れないという事は中古車も売れてなさそうです。しかも中古車は新車よりも端的に市場の需給で価格が決まると思いますので、価格もかなり下がってそうです。

そういうわけで、中古車販売サイトを覗いたり実際に車屋さんに行って話を聞いてみたところ、案の定、中古車もサッパリ売れないようです。流通価格も数ヶ月前(というか過去の趨勢)から見て信じられないぐらい安くなっているとの事でした。

車を売却する事を考えている人には厳しいご時世ですが、車を新たに購入しようとされている方には朗報かもしれません。また今新車が売れないという事は、2〜3年後市場に出回る中古車が少なくなる(しかも歴史的な低水準で)という事ですから、需給で価格が決まる中古車は数年後には全体的に過去の趨勢よりも高値で取引されるのではないかと思います。

まあ、世の中の景気に対するマスコミの煽りが半端ないので、なかなか車を新しく購入しよう♪みたいな気持ちにはならないかもしれませんが。

天の邪鬼的な発想かもしれませんが、世の中のほとんどの人が世界経済は終わった、将来の見通しも真っ暗だ!と言っているときというのは案外回復の兆しが出ていたりするんじゃないかなと思っています。日本経済もまだまだ先行きは暗い感じですが、実は今は底で今ぐらいの停滞が1、2年ぐらい続いて、気付いたときにはちょっと回復していたなんて事になる可能性もあるのかなと思います。

そういえばつい最近まで、主婦や今まで投資など考えた事もないような人たちがFXや外貨預金をやっていて、世の中がFXをやれば絶対儲かるという風潮になっていたように思います。実際に儲けた人もそれなりにいたと思いますが、結局はほとんどの人が今回の外貨の大暴落によって大損をしたのではないかと推察します。特にスワップポイント狙いで外貨を買っていた人たちは悲惨な状況でしょう。

というわけで、中古車屋の回し者みたいですが、中古車ちょっとお買い得かもしれません。維持費などがあるので売却益を得て最終的に儲けを出すというのは難しいですが、安く買えるというのは間違いなさそうです。

2009年2月6日金曜日

NERF War

今、aegifのオフィスで流行っている物があります。



NERFというおもちゃの銃です。読み方はナーフなので間違ってもネルフとは読まないように。例のネルフの「フ」はドイツ語の「V」ですので。

さすがにこの動画ほどの規模はありませんが、今もBlogを書いている私の後ろで銃撃戦が繰り広げられてます。
銃弾は柔らかいので当たっても痛くないのですが、たまに流れ弾にやられたりして緊張感があります。

下は、うちの会社のDivisionManager同士の戦いです。ファミリー同士の名誉をかけて戦っているのでしょうか。ちなみに、コレを社内に持ち込んだのは別のDivisionManagerです。何か漁夫の利を狙っているのかもしれません。
Photo_4








これ対象年齢は8歳以上となっていますが、子供向けにしておくのはもったいないですね。
というか、私にはどう見ても大人用にしかみえません。
仮に子供用だとしても8歳の子供にこの銃を撃たせるのはいかがなものかと(笑
アメリカすごいッス。



注意を見ると、「絶対に人の顔や動物に向けて発射しないで下さい。」と書いていますので皆さん、NERFで遊ぶときは気をつけてください。
といっても、人に向けて撃てば顔に当たってしまいそうな感じもしますけれど・・・。



2009年1月30日金曜日

ついに来た、IFRS選択適用



かねてから話題になっていた、IFRSの強制適用が現実的になってきました。
まずは、早期適用として2010年3月期からのようです。
強制適用は2012年にどうするかを判断して、強制適用するとすれば3年程度の準備期間をおいてから適用されるようです。
という事は2015年3月期か2016年3月期になるのでしょうか。



大企業や早期適用をする会社以外は、とりあえずは2012年の判断を待てばいいのかなと思いますが、事前にIFRSに対するアンテナは張っておいた方が良さそうです。



つい最近も、2008年4月1日より開始する事業年度から、在外子会社の会計基準を統一しなさい、という基準が出てその対応に追われていた企業もあったかと思います。これは、「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」という実務対応報告で、要は在外子会社は今までその国独自の会計基準でやっていて 
良かった物を、今度からは原則日本基準(但し、国際会計基準や米国会計基準も容認)に統一しなさいというものです。
弊社でも、何社かご支援をさせていただきました。



今後、IFRSが強制適用になったら全ての上場企業が対応をしなくてはいけなくなるので、大変です。在外子会社の会計基準を統一するだけでも相当大変だったと記憶していますので、担当者の方々は覚悟をされた方が良いと思います。



aegifのWebSiteに、今後IFRSに関する情報等をまとめて、皆様の参考になるようなものをUPする予定でおります。近々、公開いたしますので楽しみにしていてください。



2009年1月23日金曜日

上を向いて歩こう

こないだカラオケに行ったときにフト思いつき、坂本九の「上を向いて歩こう」を歌ってみました。



良い曲です。また機会があれば歌ってみようと思いました。
何の気なしに選曲したのですが、よく考えてみると凄い事ですよね。
私はまさにその時、半世紀近くも前に発表された曲を歌っていたわけですから。



なんとなく誤解されそうな気がしますので、事前に断っておきますが、
・こんな不景気なご時世だから前向きに生きていこうと思いました
・いつもポジティブな気持ちを持っている事は大切だと思いました


・今の自分は辛い状況ですが、コレを聞いてもうちょっとだけ頑張ってみようと思いました
などと思った訳ではありません。



この曲が発表されたのは今から48年前の1961年です。当然私は産まれているわけもなく、うちの両親もまだ子供の頃です。
また、発表した翌年には海外では「SUKIYAKI」という名前で紹介され、大ヒットを飛ばしています。
また、本人が亡くなったのが1985年ですので、本人が死んでからも既に23年も経っています。



とにかく半世紀もの間、ずっと人々の記憶に残り歌われ続けているという状態というか、時間の長さが偉大だと思います。私が生きてきた2倍近い間、人々に愛され続けている事に敬意を表します。しかも、当時の人が思い出してという訳ではなく、私のような全くその時代や本人に関係ない世代の人も歌っているわけですから。



私は以前から、自分が死んだ後にも継続していくような何か良い物を作れればと思って生きています。私の名前が残らなくても良いので、私が手がけたものであれば何でも良いです。
そういう意味で、半世紀も前から偉大な曲として多くの人に良い影響を与え続けているこの曲は、憧れの一つです。



ただ、私には音楽や文学や絵画の才能は全くありませんので、会社を興しその会社が社会に役立つ事を事業にしながら継続して行く事で、それが成し遂げられれば幸いです。



2009年1月16日金曜日

こういう時は・・・

最近の世の中のニュースは、毎日これでもかっていうぐらい不景気な話のオンパレードです。あのトヨタが営業赤字転落だとか、ソニーが正社員も含めて16,000人のリストラだとか、機械受注が何十年ぶりだからの低水準だとか、上げたらキリがありません。
早速、新年早々の1月9日に東証1部上場のクリードが倒産しています。



どこを見渡しても経済的に明るいニュースは少なく、将来の見通しもなんか悪くなりそうという事以外全く分かりません。近いうちに景気が良くなるような雰囲気も全くありません。
景気回復は早くて2010年初め、遅かったら2011年以降かもしれないです。つまり2009年は全くダメそうって事です。
正直うちの会社としてはまだそんなに影響を感じてはいないのですが、連日こういうニュースだと心が凍えて元気がなくなってしまいます。



こういう時は、
私は「気合いだ!気合いだ!気合いだ!」と心の中で連呼して、自分に気合いを入れ直します。アニマル浜口と違うのは口に出して言うのか、心の中で強く念じるのかの差で、そんなに大きな差はない感じです。



心の中で思いっきり叫べば、凍えている心も熱くなってきます。
それに別に世の中の景気が悪くなったって死ぬわけではなく生きていくわけですから、究極的に言えば景気が良くても悪くてもどうって事ない(はず笑)、と自分に言い聞かせたりもしています。